オスロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
           オスロの桜 <br /> 4月26日、早めに朝食を食べて、7時半にコペンハーゲン中央駅へ向かった。8時半に出発する列車に乗ると午後5時前にオスロに到着する9時間半の長旅である。陸路で鉄道だけで行けるのだが直通の国際列車はない。途中、ヨーテポリという駅で乗り換えなければならない。そこが問題。そこはスウェーデンの国土なのである。乗り換え時間は20分しかない。スウェーデン語もデンマーク語もノルウェー語も分からないのに無事、乗り換えられるか心配だった。乗り換えはスムースに行ったのだが、他のアクシデントが待ち受けていた。ヨーテポリ駅で、スウェーデンのコインを持っていなくて困っていたら、キリストに似た青白きひげ面の青年が私を救ってくれたのである。私にとっては「トイレの神様」だった。(のことかお分かりかな。このことは桜シリーズが終わったら、「ヨーロッパのトイレ事情」というタイトルで改めて書く)<br /> オスロのホテルに着いたのは5時過ぎだった。北欧の4月下旬の午後5時は真昼のような日差しである。荷物を部屋に置くと、オスロの桜探訪に出かけた。<br /> 日本でインターネットから得た情報では「オスロ庁舎の裏の丘陵となっている公園に桜がある」と出ていたので、そこをめざした。確かに20本くらいの桜の木があったが、残念ながら殆どの桜は散ってしまっていた。幸いに、市庁舎を背景に一本だけ咲いている桜を写真に撮ることが出来た。<br /> オスロ市内の中心部ではあまり桜を見ることが出来なかった。しかし、日本から得ていた情報では、「宮殿の庭にも桜が咲く」とあった。「明日はそこを訪ねるぞ」と、日本から持参した日本食(カレーライス、煮豆、鰹の真空パック)をたっぷり食べて、早めに寝た。その時、「トイレの神様」を思い出していた。「アーメン」(胸に十字は切らなかったが)<br /> 翌27日は午後3時40分には次の目的地のストックホルムに発たなければならない。それまでが勝負である。 先ず出かけたのが、ノルウェー王の宮殿である。 宮殿は荘厳で巨大な建物である。門には正装した守衛兵が立っていて中には入れない。鉄棒の柵から覗いても桜の花は咲いていない。「もしかして宮廷の裏に庭があるかも」、私は10分もかけて遠回りして裏に回った。<br /> 「あった」宮殿の裏に庭があり、そこに白い桜が咲いていた。鉄棒の頑丈な柵があって側に近寄れない。 歩いていると、一箇所だけ庭の手入れをしているトラクターが出入りしている門が開いていた。私はそこに行き、作業をしている50歳位のマッチョマンに、カメラを片手に持ち上げ、桜の方を指さした。マッチョマン、あごをちょっと上に上げて、優しい目で私を見た。それは言葉は通じなくてもOKのサインだとすぐ分かった。 私は白い桜がカメラのアングルに入る所まで行き、急ぎばやにシャッターを2度押すと急いで戻って来た。園内をうろうろしていると、テロと思われて掴まるかも知れないと内心ドキドキだった。<br /> 過ぎてしまえば、 恐れ多くも、オスローの宮殿に入って桜の花を撮ったのである。この1枚は貴重な1枚なるかも知れない。<br /> インターネットで、「エスプラナーデイ通りに八重桜がある」と記載されていたが、ノルウェー語の綴りが分からないので、そこがどこか分からなかった。 オスロの街中を桜探して3時間は歩いた。ようやく余り見栄えのしない老いぼれた桜に巡りあうことが出来た。何故か、自分の姿に似ているような気がした。 <br /> 私はオスロに行ったら、もう一度訪ねたいところがあった。それはヴィーゲラン彫刻公園であった。27.8年前訪れた時、野外に200余体の彫刻が野外に建てられているのを見て感動した。「男女の愛と人間の力強さ」に心がゆすぶられた。残念ながら時間がなくて見れなかった。 <br /> 元気だったら近い将来、きっとまたオスロを訪ねるぞ。<br /><br />

欧州桜旅・ノルウェー(オスロ)の桜

4いいね!

2011/04/18 - 2011/05/01

605位(同エリア932件中)

0

5

ゆらのと

ゆらのとさん

           オスロの桜 
 4月26日、早めに朝食を食べて、7時半にコペンハーゲン中央駅へ向かった。8時半に出発する列車に乗ると午後5時前にオスロに到着する9時間半の長旅である。陸路で鉄道だけで行けるのだが直通の国際列車はない。途中、ヨーテポリという駅で乗り換えなければならない。そこが問題。そこはスウェーデンの国土なのである。乗り換え時間は20分しかない。スウェーデン語もデンマーク語もノルウェー語も分からないのに無事、乗り換えられるか心配だった。乗り換えはスムースに行ったのだが、他のアクシデントが待ち受けていた。ヨーテポリ駅で、スウェーデンのコインを持っていなくて困っていたら、キリストに似た青白きひげ面の青年が私を救ってくれたのである。私にとっては「トイレの神様」だった。(のことかお分かりかな。このことは桜シリーズが終わったら、「ヨーロッパのトイレ事情」というタイトルで改めて書く)
 オスロのホテルに着いたのは5時過ぎだった。北欧の4月下旬の午後5時は真昼のような日差しである。荷物を部屋に置くと、オスロの桜探訪に出かけた。
 日本でインターネットから得た情報では「オスロ庁舎の裏の丘陵となっている公園に桜がある」と出ていたので、そこをめざした。確かに20本くらいの桜の木があったが、残念ながら殆どの桜は散ってしまっていた。幸いに、市庁舎を背景に一本だけ咲いている桜を写真に撮ることが出来た。
 オスロ市内の中心部ではあまり桜を見ることが出来なかった。しかし、日本から得ていた情報では、「宮殿の庭にも桜が咲く」とあった。「明日はそこを訪ねるぞ」と、日本から持参した日本食(カレーライス、煮豆、鰹の真空パック)をたっぷり食べて、早めに寝た。その時、「トイレの神様」を思い出していた。「アーメン」(胸に十字は切らなかったが)
 翌27日は午後3時40分には次の目的地のストックホルムに発たなければならない。それまでが勝負である。 先ず出かけたのが、ノルウェー王の宮殿である。 宮殿は荘厳で巨大な建物である。門には正装した守衛兵が立っていて中には入れない。鉄棒の柵から覗いても桜の花は咲いていない。「もしかして宮廷の裏に庭があるかも」、私は10分もかけて遠回りして裏に回った。
 「あった」宮殿の裏に庭があり、そこに白い桜が咲いていた。鉄棒の頑丈な柵があって側に近寄れない。 歩いていると、一箇所だけ庭の手入れをしているトラクターが出入りしている門が開いていた。私はそこに行き、作業をしている50歳位のマッチョマンに、カメラを片手に持ち上げ、桜の方を指さした。マッチョマン、あごをちょっと上に上げて、優しい目で私を見た。それは言葉は通じなくてもOKのサインだとすぐ分かった。 私は白い桜がカメラのアングルに入る所まで行き、急ぎばやにシャッターを2度押すと急いで戻って来た。園内をうろうろしていると、テロと思われて掴まるかも知れないと内心ドキドキだった。
 過ぎてしまえば、 恐れ多くも、オスローの宮殿に入って桜の花を撮ったのである。この1枚は貴重な1枚なるかも知れない。
 インターネットで、「エスプラナーデイ通りに八重桜がある」と記載されていたが、ノルウェー語の綴りが分からないので、そこがどこか分からなかった。 オスロの街中を桜探して3時間は歩いた。ようやく余り見栄えのしない老いぼれた桜に巡りあうことが出来た。何故か、自分の姿に似ているような気がした。 
 私はオスロに行ったら、もう一度訪ねたいところがあった。それはヴィーゲラン彫刻公園であった。27.8年前訪れた時、野外に200余体の彫刻が野外に建てられているのを見て感動した。「男女の愛と人間の力強さ」に心がゆすぶられた。残念ながら時間がなくて見れなかった。 
 元気だったら近い将来、きっとまたオスロを訪ねるぞ。

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
ハートフルインターナショナル
  • 市立公園から市庁舎を望む

    市立公園から市庁舎を望む

  • 宮殿の裏庭の桜(表紙の桜と同じ)

    宮殿の裏庭の桜(表紙の桜と同じ)

  • 宮殿の周囲には馬に乗った警備兵もいた。

    宮殿の周囲には馬に乗った警備兵もいた。

  • 宮殿をバックに。

    宮殿をバックに。

  • 街中でちょっとうらぶれた桜が桜が咲いていた。

    街中でちょっとうらぶれた桜が桜が咲いていた。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ノルウェーで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ノルウェー最安 478円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ノルウェーの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP