奥飛騨温泉郷福地温泉でまったり　 2日目　奥飛騨の奥へ

2011/05/15 - 2011/05/15

素晴らしい宿の後は素晴らしい景色を楽しもうと新穂高ロープウェイへ。
晴天確率は３０％。
下界が晴れていてもパノラマが拝めないことが多いとかで行き先を随分と迷いました。
しかしそんな心配をよそに北アルプスが待っていてくれました。

♪白刃研ぐ　雪のやまなみ　
　見はるかす　高嶺澄みつつ♪

思わず口ずさんじゃうこの歌。
わかるかなぁ〜。

エリア 福地温泉・新平湯温泉(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

「ひだ路」をチェックアウトして蒲田川沿いの道を快適に飛ばします。
１５分くらいで山麓の新穂高温泉駅に着きました。
すでに沢山の人が乗っています。

新穂高ロープウェイ
http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html　

新穂高ロープウェイ 乗り物

駅舎の看板。
期待でワクワクしますが、上空の薄雲がちょっと心配。

往復２８００円也の切符を購入して、まずは第一ロープウェイで鍋平高原へ。

鍋平高原 自然・景勝地

もの凄い急勾配。勾配は日本一だそうです。
ロープウェイガールが説明をしていましたが、何度だったか・・・。
私たちのクルマが見る見る小さくなっていきます。
５分程で鍋平高原駅に着きました。

鍋平高原駅からは歩いてしらかば平駅に向かいます。
山麓よりもやや涼しいくらいです。
風がとっても気持ちいい。
今度はこの２階建てゴンドラに乗り換えます。
２階建てゴンドラは国内唯一ここだけだそうです。

第２ロープウェイで山頂の西穂高口へ向かいます。
鍋平高原がよく見えます。
ここのビジターセンター「山楽館」には天然温泉の露天風呂「神宝乃湯」があるのですが、ロープウェイから丸見えです。
入る時は露出に注意が必要ですね。

間もなく西穂高口。
天候は問題ありません。

駅舎の屋上展望台に出てみました。
ついに見ることが出来た３６０度の大パノラマ。
気温は１℃。
日差したっぷりなのと防寒対策バッチリなので暖かいです。
見える山並みは笠ヶ岳付近かと思います。が、確かではありません。

これは穂高岳。
奥穂高なのか西穂高なのか北穂高なのか・・・。

上の写真の左奥のアップ、槍です。
あの有名な槍ヶ岳です。
本当にとんがっているんですね。

展望台の中央にある３６０度の案内板。

焼岳とちょっとだけ乗鞍岳。
焼岳があると言うことはあの向こう側が上高地。
今日ここに来なければ上高地に行っていたと思います。

乗鞍岳 自然・景勝地

山びこポスト。
通年集配可能な日本最高所にあるポストです。

千石園地の巨大な雪の回廊が見えました。

千石園地 自然・景勝地

雪の回廊への行く軽装の観光客のために無料で長靴を借し出していました。
私たちが出て行くと、重装備でアイゼンを付けた登山者がやってきました。
顔は日焼けで真っ黒。
とんでもない所に来ちゃったんだなと思うと同時に、こんな普段着でウロウロしてさぞかしお邪魔なんだろうなぁと思っちゃいました。

深さは人の背丈ほど。
平らではないのでかなり滑るし、場所によってはズボッと埋まります。

こうやって注意を呼びかけても行ってしまう人がいるから
遭難事故が起きるんでしょうね。

ほーらそう言っている間に誰か行っちゃう。

それはおバカならー１１９夫。

積雪はどれくらいあるのでしょうか。
木の上の方の枝が下から出ています。

1828年、日本で4番目に高い槍ヶ岳（標高3180メートル）に初登頂した播隆上人。
その偉大な功績を記す由緒がありました。

播隆上人の碑。
指さす方向は槍ヶ岳？

山頂駅でしか手に入らない限定商品のお土産を買いました。
新鮮なおいしい空気をたっぷり吸い込みましたが、お腹はいっぱいになりません。
しらかば平駅にある美味しいと評判の「アルプスのパン屋さん」に行くことに。
さっきまでいた展望台が見えます。

アルプスのパン屋さん。
お客さんはいっぱいで売れ行き好調の様です。

どこで食べようかと探していると、日当たりのよいベランダがありました。
後ろは鍋平高原で、らー１１９妻の陰になっちゃっている所に足湯があります。
ロープウェイが３０分間隔なので待ち時間に暖まれますね。

落ち着けるいい場所です。

おっと飛騨牛メンチののぼり旗発見！
ただいま品切れ中。
ちょっと待って揚げたてのメンチを買ってきました。

クロワッサン。

らー１１９妻がかじってしまったアップルパイ。

バニラクリームサンド。
どれも美味しいです。

なんとか牛乳。
と〜っても濃いーの！美味しーの！
日が陰ると急に寒く感じます。

新緑をバックに。
普通写真を撮る時はちょっと古いけど「ハイチーズ」とか言いますよね。
らー１１９妻が夫をとる時は「ホラッ!腹！」なんです。
セルフタイマーだとすっかり緊張感の無い醜態をさらけ出すらー１１９夫。

下界へ戻ります。
支柱の所を通過する時はお腹がキューッとなりますね。
らー１１９夫は小声で「tamaがあがる」と言っていました。

行く前はちょっぴりお高いかなと思っていた２８００円。
天候に恵まれていると安い安い！

行きにチェックしておいた蒲田川沿いの公園。
遊歩道、ジョギングコースが整備されています。

河原には共同露天風呂「荒神の湯」があります。入場料は志（200円程度）を道端の箱の中へ。 周りには、脱衣場と露天風呂と書き込まれた大きな岩があるだけです。 雄大な山々に抱かれながら蒲田川を眺めることができ、大自然をひしひしと感じることができます。
男湯は遊歩道から見えてしまいます。
ブラブラ要注意！

冷たい雪解け水がとってもきれい。
まさに清流。

低い堤防には芝桜がい〜っぱい。

満開からちょびっと散りだした桜。
夜はライトアップされているみたい。

旅の最後は平湯大滝。
駐車場から滝までは上り坂を行かねばなりません。
疲労ＭＡＸのらー１１９は１回１００円シャトルバスに乗ることに。
ところが乗る人が私たちの他にいなかったので、なんと動いてくれません。
運転手は運転席に座っているんですよ。それも看板立ててドア開けて。
乗り込むと「人が少ないから動かないよ。」だって。待ち時間を尋ねると「さー、わからない。」ビックリビックリですよ。いわゆる乗車拒否じゃないですか。ご近所の福地温泉を見習えっ！て言いたくなりました。
採算重視でお客無視。これでいいんですか？

平湯大滝 自然・景勝地

仕方なく歩きます。
説明看板がでてきてもうすぐです。
足が痛いです。

見えてきました。

前々日の大雨で水量たっぷり。
幅６ｍ落差６４ｍですがもっと大きく見えました。

轟音と共にマイナスイオンを浴びまくり、髪の毛がくるりんとなるらー１１９妻。

２０ｍ四方の池を囲むように配置されている足湯。
「地震のため足湯中止」の張り紙がありました。
ご覧の通りお湯がありません。
こんなに離れていても大震災の影響があるのですね。

まるまる二日間たっぷりの今回の夫婦旅。
のんびりとした食べ歩き、最高のお宿に最高のロケーション。
どれも思い出いっぱいのとてもいい旅になりました。

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2011/06/25 08:35:45

  バニラでも、かじったアップルパイでも

  らー１１９さん
  
  若いのに、ジローナで、花見て、癒されるより、動いて、車直して、癒されてください。
  それで、バニラか、訳わからん、かじってしまったアップルパイでもええから、車で配達してください。　　まだ車がないなら、着払いででもええから。でも、山の上のポストに投函するのだけは、やめといてください。何年かかるか　わからんように思います。
  
  二階建てのロープーウェィ、初めてみました。どっちが怖い？上、下？
  
  　大将

  らー１１９さん からの返信 2011/06/26 06:57:33

  RE: バニラでも、かじったアップルパイでも

  娘が作った焼きたてのアップルパイ。
  バニラアイスをのっけてと・・・、
  うっ、ウマイ！
  かじり出したら途中で止まらなくて・・・。
  あれれ、お皿の上にはパラパラ落ちた粉みたいなカスしかありましぇん。
  
  おっと、申し訳ございません、大将さんの分まで食べてしまいました。
  すぐ作らせますんでもう少々お待ちを！
  
  二階建てのロープーウェィ、乗ってしまうと上だったっけ？下だったっけ？というくらいどっちも一緒。怖さも一緒。ロープが切れないことを祈るばかり。
  
  バルセロナで大将さんと一杯呑みたいらー１１９でした。

  わんぱく大将さん からの返信 2011/06/26 09:05:09

  RE: RE: バニラでも、かじったアップルパイでも

  > 娘が作った焼きたてのアップルパイ。
  > バニラアイスをのっけてと・・・、
  > うっ、ウマイ！
  > かじり出したら途中で止まらなくて・・・。
  > あれれ、お皿の上にはパラパラ落ちた粉みたいなカスしかありましぇん。
  >
  > おっと、申し訳ございません、大将さんの分まで食べてしまいました。
  > すぐ作らせますんでもう少々お待ちを！
  >
  > 二階建てのロープーウェィ、乗ってしまうと上だったっけ？下だったっけ？というくらいどっちも一緒。怖さも一緒。ロープが切れないことを祈るばかり。
  >
  > バルセロナで大将さんと一杯呑みたいらー１１９でした。
  
  
  らー１１９さん
  
  一杯と言わず、ニ杯、三杯と　い〜っぱい　！　　大将