2011/05/24 - 2011/05/24
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akikoさん
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ザルツブルクからプラハに移動する途中
チェコで最も美しい街のひとつに挙げられている
ボヘミアの古都チェスキー・クルムロフに立ち寄った
ヴルタヴァ川に囲まれるようにチェスキー・クルムロフ城
と濃いオレンジ色の屋根の家々が広がっている
中世の面影をのこす町を散策し、楽しいひとときを過ごす
ことができました
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
まずは、城の敷地内をつなぐ石橋、
プラーシュチョヴィー橋のアーチを
くぐって街のなかに入っていきます。 -
アーチにさしかかると、フルートを吹いて
いる人がいて、その向こうに町が見えています。
(フルートの曲はスメタナの「モルダウ」で
思わず聞き入ってしまいました・・・) -
緩かな坂道を下るとヴルタヴァ川に橋が
かかり、橋のむこうに街が見えて
きました。 -
振り返ると、さっき通った石橋が聳え
立つように見えています。
「こんなに大きかった?」と思うほど
存在感がありました。
よーく見ると、3段目の通路に人がいる
のがわかります。 -
地図を見ると、ヴルタヴァ川は町の中心部で
大きく湾曲し馬の蹄のような形をしていて
その川に包まれるように旧市街が広がっている
ことがわかります。 -
左手にチェスキークルムロフ城が見えます。
この城は13世紀南ボヘミアで勢力があった
ヴィートコヴィツ家の分家、領主クルムロフ
によって築城されたそうです。
「チェコの」という意味の「チェスキー」が
つき町の名前になったということです。
その後城主が変わるたびに改築が行われ
様々な様式が組み合わさった現在の姿に
なったそうです。 -
橋の手前からホルニー通りを見たところ。
通りには、お土産物屋さん、民芸品店
操り人形店、レストランなどたくさんの
お店が建ち並んでいます。 -
主要な通りに狭い路地が入り組んでいて
迷子になりそうですが、
町のどこからでも城の高い塔が見えます。
どの方面にあるかで
およその自分の位置がわかります。 -
このレストランには車輪や年代物が
無造作に飾られています。
そして・・・ -
回る水車の羽根に料理の写真がつけられて
メニューになっています。
おもしろいアイデアですね! -
家々の壁には、いろいろ装飾があったり
絵が描かれていたり、エンブレムがあったり
見ているだけで楽しくなります。 -
この建物には絵が描かれています。
-
中央の建物のも装飾画が描かれています。
とても個性的な建物です。 -
これはグレーを基調にした
建物です。 -
この建物の壁面には凹凸があるように見え
ますが、実はありません。
いわゆる「だまし絵」です。 -
右の建物にも同じような模様があります
<スグラフィット>という技法だそうで、
レンガの壁の上に、黒や赤の漆喰を塗り
その上に白い漆喰を塗り、白い部分を掻き
落とすと、下から黒や赤の部分が現れて、
模様や絵が出来上がるという仕組みなんだ
そうです。 -
この建物も同様です。
-
ここは(軽食)レストランのようです。
メニューらしきものが
2つの人形の黒板に書かれています。
(かわいい!) -
ここはおもちゃ屋さんのようです。
操り人形がとびらにかかっていたり
見るからに楽しそうな雰囲気がします。 -
「スヴォルノスティ広場」にやってきました。
この広場は旧市街最大の広場で、
四角い形の広場に立つ細長い塔
は中世に猛威をふるったペストの
終焉を記念した塔だそうです。 -
広場に面して軒を連ねる多くの家は
パステルカラー調の色合いで、
かわいい街並みを演出しています。
良く見ると、中華レストランであったり
銀行なのです(あれっ!?) -
広場の北側に市庁舎があります。
えっ、どれが?と思うほど目立たない
建物。
向かって左のほうに4つの紋章が描か
れています。 -
広場を離れ、比較的大きな通りを
歩いてみます・・・
正面の建物はレストランです。 -
水色の建物は銀行です。
(銀行はよく見かけますが、普通の可愛い
建物の中に入っています。)
横にお城の塔が顔をのぞかせています。 -
広場から右に行っても左に行っても
100mほどで川にぶつかります。
ここはラゼブニツキイ橋の上です。 -
右側には5つの星が頭についているので
聖ヤン・ネポムツキーの像でしょうか
立っています。
中央に見える塔は「旧聖ヨシュト教会」の
塔です。 -
橋の左手にはキリストが十字架にかけられ
ている像があります。 -
ここは「マリオネット博物館」です。
入口上部のニッチには聖像が飾られています。 -
この奥はレストランのようです。
-
あやつり人形のお店の突き出し看板
でしょうか。人形が踊っているよう
に見えます。 -
小さなホテルやペンションが
1軒1軒それぞれ外観に個性を
出し建ち並んでいます。
全く違う外観だけれど
集まっていい味を出している。 -
窓辺に花が少しあるだけで
全体が魅力ある建物に見えます。 -
通りの先には、また旧聖ヨシュト教会
の塔が顔をのぞかせています。 -
このカフェの入口上部にある2体の
人形はひもを引けば前を向いたり後ろを
向いたりするするようです。
2度目に見た時は違う方を向いていました。 -
メインストリートから横の路地に入ると
広場に続いていました。
そこには居酒屋があり
人々が食事を楽しんでいました。 -
アーチ型の城門のように見えるのは
城館からラトラーン通りの上を渡る回廊
なのだそうです。 -
アーチ部分を見上げると
アーチが額縁になり、後ろの景色が
絵のように見えます。 -
とんがり帽子のような屋根の塔が見えて
きました。
「ブディヨヴィツェ門」という名の門
らしく、かつて、10あった市門のうち
残っているのはこれだけだそうです。 -
反対側にまわると・・・
全然印象が違う門になっています。 -
お昼になりました。
この奥のレストランでランチをとります。 -
洞窟内のレストランです。
間接照明で、少しロマンチックな
雰囲気・・・ -
しかし・・ランチはその雰囲気に合わない
一見グロテスクなさかな(ます)のグリル
でした(>_<)
多分、昔ながらの調理法なのでしょうね
味は見た目ほどではなく、塩味が絶妙の
ます料理でした。 -
さぁ、気を取り直して散策を続けます。
黄色の建物の手前を左に曲がると・・・ -
見晴らし台があって、こんなに
綺麗な景色を見下ろすことができます。 -
パノラミックな景色はどこを見ても
絵ハガキになりそうな景色です。 -
-
この見晴らし台の近くに
聖ヴィート教会があります。 -
聖ヴィート教会は
この町を支配していたロジェンベルク家
とシュバルツェンベルク家のゆかりの
教会だそうです。 -
教会内部を見学し、次は観光のハイライト
チェスキークルムロフ城に向かいます。 -
この町に入ってから
ずっと気になっていた城の塔(フラデークの
塔)
この塔は13世紀に建設され、外壁の装飾は
16世紀に施されたそうですが
いろんな様式がミックスされているようで
不思議な魅力がある塔です。 -
塔に上がってみたかったが、今は予約が
必要だということでのぼれませんでした(-.-) -
残念ながら、城内部も見学せず
(ハイライトだったはずなのに)
今回は、お城の中を通り抜けるだけの
観光となりました・・・ -
お城の中庭から塔方面を見たところです。
-
ここの壁にもだまし絵のスグラフィット
という技法で描かれている。
よりリアルに見せるために四角は上にいく
ほど少しずつ小さく描かれているそうです。 -
ここの壁面も精密に描かれています。
-
城壁の小窓から見える景色。
小さな枠にはまってきれいに見えます♪
中央に見えるのは聖ヴィート教会の尖塔
ですね。 -
お城から見える景色です。
後方に広がる丘陵の緑と赤い屋根の
コントラストが美しく調和していて
ん〜イチオシの景観かも・・・ -
右に町を包むように湾曲して流れる
ヴルタヴァ川が見えます。
静かで時々鳥のさえずりも聞こえて
きます。
とってもおだやかな気持ちになれる
ひとときでした。 -
数時間の滞在でしたが、まるで中世の時代
にタイムスリップしたような気分がしました。
チェスキークルムロフはとてもかわいく
素敵な町でした・・・
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ドロミティさん 2019/08/25 11:08:59
- 可愛い~✨
- akikoさん、おはようございます^^
今日はチェスキークルムロフに再訪しました。
実は来月初めにプラハとチェスキークルムロフに行って来ます^^
どのお写真もおとぎ話の世界のように可愛らしいところばかりでますます楽しみになりました。
「城壁の小窓から見える景色」のコメントのお写真、本当に素敵です!この小窓から私も自分の目で眺めたいなぁ~!
絵葉書のようなお写真ばかりで期待に胸が膨らんで来ました~。
ただどちらかというと雨女なのでね、、お天気が心配です(;^ω^)
ブリュッルセル編お待ちしていまーすヽ(^o^)丿
ドロミティ
- akikoさん からの返信 2019/08/25 21:58:15
- RE: 可愛い?✨
- ドロミティさん、こんばんは〜〜
9月はじめにチェコに行かれるんですって?
いいですね!!プラハとチェスキークルムロフ2都市のみ訪問予定なのかしら。
中欧を訪ねる旅は8年前で、この時はツアーに参加していたんです。今見直すと、文面が変ですね(⌒-⌒; )
プラハもチェスキークルムロフも両方共とても気に入りました。特にチェスキークルムロフは、小さくてとっても可愛らしい村なので、きっとドロミティさんも気に入ると思います。 どこも絵になる景色でした♪
> 「城壁の小窓から見える景色」のコメントのお写真、本当に素敵です!この小窓から私も自分の目で眺めたいなぁ〜!
気に入ってもらえてうれしいです。ここはフォトスポットで、案内してもらえるはずなので、きっと小窓から景色を覗けるはずです(*^^*)
> 絵葉書のようなお写真ばかりで期待に胸が膨らんで来ました〜。
期待通りの街だと思うので、楽しみにしておいてね(^_-)-☆ あとはドロミティさんが気にされてるお天気だけですね。良いお天気になるよう、お祈りしておきますね☆彡
素敵な旅になりますように。。。帰ってきたら、旅行記見せてね!楽しみにしています。
akiko
-
- ココアさん 2011/07/17 18:16:23
- なんて美しい街なんでしょう
- akikoさん、こんにちは。今日は「チェスキー・クルムロフ」のご旅行記を堪能させて頂きました。
これもまた、美し過ぎるご旅行記ですね。akikoさんは、普通の欧州ではあり得ない程の素晴らしい所に集中して行かれて、うらやましい限りです。
ここといい、オーストリアの田舎の美しい街といい、わたしの住んでいるドイツとは100%異なる光景です。
チェコも、プラハ以外へも行かないと駄目ですね。はたしていつ実現出来ることやらですが。。。
オーストリアへは、毎冬、子供の学校のお友達家族大勢でスキーに行きます。その知っている限りのオーストリアの田舎のスキー街の風景と、akikoさんの行かれた街は、全く違う表情です。ですからオーストリアも初夏とかに行かないといけませんね。
ココア
- akikoさん からの返信 2011/07/18 00:21:12
- RE: なんて美しい街なんでしょう
- ココアさん
ご覧いただきありがとうございます。
チェスキー・クルムロフは、ボヘミアの森とヴルタヴァ川に抱かれた美しい街で、中世・ルネッサンス期の雰囲気が残る素敵なところでした。
この町は、一時期忘れ去られた時があったらしく「眠れる森の美女」という異名があり、近代化から取り残されたおかげで中世の景観が保存されたらしいです。
特に聖ヴィート教会近くの見晴らし台から見た市街の景色は絵ハガキのように美しかったです〜♪
ココアさんも少し足を伸ばして訪ねてみてくださいね。(その際は是非予約してクルムロフ城の見学と塔に登ってください。私は逃してしまったので、とっても残念でした。)
akiko
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