2011/04/16 - 2011/04/16
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midnightramblerさん
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数度のフライングを重ね・・
満を持して満開の桜を京都にて・・・
満喫するはずであった週末・・・・
こんな時に限って急用が出来て京都を離れなければならなかった。
今春は無駄にしたなともう諦めた。
そんな翌週の休日。
やはり早朝に目覚めてしまいとにかくJRに乗り京都に向かった。
ただ漠然と北に行こうと思った。
大原か鞍馬と貴船。
高雄から清滝もいいな。
最初に来たバスに乗る事にした。
早朝と云う事で京都駅前のバスタ〜ミナルはそんなに混雑していない。
駅北口で最初に来るバスを待ち構えていた。
するとやって来たのは大原行きのJRバスであった。
停留所に小走りで向かうと座れる程度の乗客数だ。
何ヵ所かのバス停で乗客を拾うとはぼ満員となり一時間程度で大原に到着。
降りた乗客が三千院方面へ歩き始める中、独り停車場に留まり一服。
そして皆とは反対の寂光院へまず向かう。
のんびりと眼の前に広がる菜の花畑を眺めながらぶらぶら歩く。
なだらかな小路を行くとまだ梅や桜が残っていて結構楽しめる。
色々な店を覗いては冷やかし寂光院に到着。
しかし何か騒々しく門にはブル〜シ〜トまで架かっている。
念のため裏から院内を覗いて観たがやはり桜は見当たらない。
興醒めしてもと来た道を戻り三千院を目指した。
こちらも桜は散ってはいるものの残っており日当たりの善い段々畑にてボ〜ッとさせて貰った。
すると地主らしき老人が階段を登ってやって来た。
老:どうじゃここの桜は?
私:ああ〜善いですね。
老:だろ〜。ワシが15年掛けたんじゃ。
私:ほぅ〜。15年でここまで?
老:ああ〜。15年じゃ〜。
老人は満面の笑みをたたえてゆっくり去って行った。
三千院に通じる参道に戻った。
道中に飾り付けの気になる店があり立ち寄る。
女店主の繊細な説明を受け扇子を衝動買い。
蕎麦屋に入り特別メニュ〜でもないが三千院蕎麦とご飯を注文。
この店は私のお気に入りなのである。
毎回ご主人が全く嫌みのない京都弁で接客してくれる。
このセットメニュ〜外の注文も私に合わせて即席で対応してくれた。
そしてそのとろ味のある蕎麦が絶品なのである。
桜が終わってもいいもんだなと想いの他充足感に包まれながらこの後三千院境内を散策した。
いつもは独りで寡黙に歩き回るタイプである。
だけど何故か今回は人と接してほのぼのとした。
そんな気分で桜の散った三千院を後にした。
いやはや独り修学旅行には辛いものがある。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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