地中海縦横旅３　アルヘシラスとタリファの港

2011/04/30 - 2011/05/02

平成２３年のゴールデンウィークです。

祝日の並びが良く、一週間以上の連休にできそうだ！、ということで、
久しぶりにヨーロッパに行くか、それともやっぱりアフリカにしようか
迷った結果、ヨーロッパに行ってから船でアフリカに上陸することで、
無理やり両方を満たすことにしました。


モロッコのタンジェへと向かう船に乗るため、港町アルヘシラスにやってきました。

港にはたくさんの旅行代理店と船会社のカウンターがあります。ここまでくれば、もうタンジェはすぐそこです。


▲行程▼
東京→（ドバイ）→マドリード→グラナダ→アルヘシラス→ジブラルタル→タンジェ→セビリア→マルタ→（ドバイ）→東京

エリア アルヘシラス(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

グラナダを１７時２５分に出た普通列車は、４時間後の２１時半ごろアルヘシラスに到着しました。

駅の中も外も、すでに静まり返っています。

今日の宿は、なんと駅を出てすぐ正面！
しかも隣にはバスターミナルというこの上ない環境◎

部屋の窓から見たバスターミナル。２３時ごろです。


この日最後の出発便であるマラガ行きのバスが２２時１５分に出て行って、営業終了。

駅から港へと向かう道です。

奥のほうへずっと歩いていくと港です。

港に面した通りには、セウタとタンジェに向かうフェリーのチケットを売る店がずらりと並んでいます。

バスターミナル近くにあったケバブ屋。

おいしいケバブでした。

朝。


午前中は、近くにある英領ジブラルタルに出かけてきます！


→ジブラルタル編
http://4travel.jp/traveler/gwagwa/album/10571901/

ジブラルタルから戻ってきて、いよいよアフリカに向かうことにします。


アルヘシラスの港に着くと、えらく近代的なターミナルビルが。
さすがヨーロッパです。

アルヘシラス港のターミナルビルの中。


どちらかというと海港というより空港のような感じでした。

それぞれの船会社のカウンターには、セウタとタンジェに向かう次の船の時刻が表示されています。

タンジェへ行く船はたくさん出ていて、出発案内のモニターを見ながら、適当な船のチケットを買います。

が、チケット屋のカウンターに行ってみると、もっと南の港町タリファから出る船に乗れば、タンジェの街の真ん中に着くとのこと。

アルヘシラスからのフェリーは、全てタンジェから大きく東に離れた港に着くそうです。


ということでタリファ⇔タンジェの往復チケットを購入。
タリファまでは船会社が出している送迎バスで向かいます。

モロッコの入国カードと出国カード。

タリファまでの道は海沿いにあるのかと思いきや、山道でした。


海はたまに遠くに見えるだけ。
ですが、山をひとつ越えていくのでとってもいい景色。

タリファの街に入りました。

アルヘシラスよりさらに南国風です。

タリファの港に着きました。

アルヘシラスよりずっと小規模で、こぢんまりです。

この船に乗ってタンジェに行きます◎

ビル内には尋ね人の貼り紙が。

船内。

椅子がちょっとくたびれてますが、十分すぎるほど快適な船です。


数年前にタンザニアからザンジバルに行くときに乗ったフェリーはいつでも沈めそうな感じでしたが、同じアフリカでも大違いです。

スペイン時間の１５時に出港。


スペインとモロッコには１時間の時差があるので、到着予定時刻は、モロッコ時間の１５時です。


ちょっとだけアフリカの土を踏んで、翌日にはまたスペインに戻ってきます。
一晩だけさようならヨーロッパ〜。



（つづく）