2011/03/13 - 2011/03/22
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luvlyafroさん
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ブータンに行くのは3度目。この国の雰囲気が好きで、1年に2度もリピートした。
今回のメインはパロ・ツェチュ。この国での最大の祭りで、最終日の仏画を鑑賞することが目的。
途中、ヒマラヤを臨み、ジョモラリにエキサイト、ポプジカで鶴と小学生にはしゃぎ、終始アルコールでテンションは上昇傾向。
世界一幸福と言われている彼の国での7泊。実に気ままに過ごすことができた。
今回もお世話になったのは、こちらの旅行会社。
http://www.travelsora.com/
毎度わがまま聞いてもらってありがとうございます。
旅程は
1日目 バンコク→パロ (ゾンダカ・ゴンパ ドゥゲ・ゾン)
2日目 パロ→ウォンデュ (パロツェチュ初日)
3日目 ウォンデュ (ガサ散歩)
4日目 ウォンデュ→ポプジカ(ガンテ・ゴンパ)
5日目 ポプジカ→パロ
6日目 パロ (トンドル開帳)
7日目 パロ (パロの寺ばっかり観光)
8日目 パロ→バンコク
9日目 バンコク→成田
①の旅行記は1日目~3日目。
パロの祭り前編+α。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
トランジットには長い時間を空港のベンチで寝て過ごし、やっと搭乗開始。
-
で、今回はドゥク・エアーのビジネスシートで。
-
搭乗してすぐにウェルカムドリンク。
グラスがかわいい。 -
まずはダッカまでのフライトでこの食事。
ビジネスはドゥク・エアーのロゴが刺繍されたナプキンがついてる。
ドゥク・エアーのロゴは素敵。グッズ販売すればいいのに。 -
続いてブータンまでに、もう一回食事
もーどんだけ食べさせる気なの!食べるけど! -
今回のブータンで変わったこと①
タバコの規制が厳しくなった。
吸わない私にはどうでもいいことだけど、空港内にも、そのお知らせが。 -
今回のブータンで変わったこと②
空港に電光掲示板が!!
…必要?
あと、イミグレーションカウンターの並び方が変わった。
前は、3つあるカウンター、それぞれに並ばなくちゃいけなかったけど、今は1列に並んで、空いてるカウンターに呼ばれる。効率的になった。 -
さて、今回はバンコクでホテルに泊まらなかったので、まずはホテルに向かってもらう。
顔洗って、歯を磨いて、すっきり。 -
ベッドのクロス。
女性の民族衣装、キラの生地。 -
さっぱりしたところでランチ。
ブータンの、野菜中心の料理は好き。
ツーリスト向けにチキン・ビーフ・ポークなどの肉や魚をいれてくれたりするけど、それはあんまり…
そしてホントにたくさんサーブしてくれる。 -
まずはソンダカ・ゴンパへ。小高い山の上にある、小さな寺。
パロ・ツェチュは5日間あるのだけれど、その前後に、この寺院で祭りがある。
パロ・ツェチュは、このソンダカ・ゴンパから始まり、ゾンダカ・ゴンパで終わる。
全ての演目が、この金襴行列から始まる。 -
演目はおそらくオーソドックスなもの。
これはブラックマスク・ダンス。
重要なダンスで、悪霊を退け、仏教で平和をもたらす意味がある。
けど…ちょっと長い… -
村の男たちのダンス。
-
子どもたちは、出店で買ってもらったおもちゃで遊びまくり。
今回のブームは、お面と空気銃。 -
楽しいねぇ!
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遊んでると、着くずれくらいしちゃうよね〜
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何買った?
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ダンスは続く。祭りは続く。
周りでお弁当食べたり、だべったりしながら。 -
さて、ゾンダカ・ゴンパを離れて、次の目的地へ。
ちょうど学校帰りの子どもたちと遭遇。
ローカルフェスティバルだから、学校は通常通り。
パロ・ツェチュの間は、学校も休みになる。 -
なんて笑顔をするんだ!
-
道すがら、山火事注意の看板が。
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ジョモラリ!
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3月末のパロは春まっさかり。
山桜がこれでもかっていうくらいに咲いてる。 -
向かったのはドゥゲ・ゾン。
チベット軍の侵略を退けるために建てられた。
1640年代。で、退けた5年後、火事で焼けた。
まずは外観をぐるりと歩く。
むう…アジアの要塞だ。
今は廃墟だけど、余計に雰囲気がある。 -
有数のヒマラヤスポットでもある。
ヒマラヤ山脈の、名もなき山が連なる。
さらに、ほとんどのヒマラヤトレックは、ここがスタート地点となる。
ここから、1週間とか、1カ月とか。 -
ドゥゲ・ゾン
廃墟ながら、今と同じような構造の建築物。
建物自体が、この周囲の時間をとめているよう。 -
チベット軍をしりぞけたという水路。
なかなかの高低差。 -
さて、翌日はパロゾンへ!
3度目のブータンで、なんと初めての訪問。 -
橋のすぐ近く、川の上に、冗談みたいな簡易の橋が。
パロ・ツェチュは人でごった返すので、この時期だけ、木を渡しただけの橋をかけるそう。
この時点では、ホントに使うのか…?と思ってた。 -
こちらもパロ・ツェチュ限定。
祭りのための、特設門。 -
坂を登りきるとパロゾン。
-
いよいよ中へ!
-
僧侶たちが祭りの準備中。
-
晴れ着の甘えんぼ。
-
会場の外側から、僧侶が祭りの開始を知らせる行列を。
-
僧侶と共に、祭りに参加する役人も。
肩から巻いてる布が、白の人は一般人。
それ以外はお役人。色によって、ポジションも様々。 -
出た!
祭りの準主役、いや、もしかしたら主役くらいの道化役アツァラ。
下ネタ満載の人気者。
前回行ったブムタンの祭りではアツァラは2〜3人だったけど、さすがパロツェチュ。初日から4人も登場。 -
アツァラは観光客にも積極的にからんでいく。
英語は話さない。わかってても。
話さなくても、楽しくコミュニケーション。 -
金襴行列。
たくさんあるダンスは、この後から始まる。 -
この長い三つあみがの帽子をかぶってる三人は、いつも同じ系統の顔立ち。
きりっとしててカッコいい。 -
閻魔の舞。
演者は2人。 -
ブータンの舞踏マスクは鼻から上にかぶる。
マスクの口にあたるところから、外が見えるそう。 -
お次は…でたー!骸骨ダンス!
-
指の先、足の先まで骸骨をかたどった衣装。
ブムタンで見たときは裸足だった。
やっぱり衣装がちょっとずつ違うのかな。 -
それにしても…やっぱり一番好きだわ―。
他のダンスは回るばっかりなんだけど、骸骨ダンスは色々な動きがある。 -
観客。
大人はドマという噛みタバコみたいな、ナッツを葉っぱにくるんだのを、ずっとクチャクチャやってる。 -
外国人の観客も民族衣装で参加する人が多い。
それにしても素敵な家族! -
ダンスの合間に村の女子たちの民謡。
アツァラは何だって混ざっちゃう。なんだって踊れちゃうし。 -
ダンスの合間、突然人が建物に押し寄せた。
ありがたいモノの公開タイムだった様子。
これを拝むことができれば、ゴットブレス(神の祝福)を受けられるとか。
そういうものはこの国にたくさんあるけど、祭りの間、期間限定のものも多い。 -
観客に頼まれて、アツァラが赤ちゃんをゴットブレスにつれていく。
-
アツァラの仕事は盛り上げ役だけじゃない。
お布施の回収も、アツァラのお仕事。 -
そして黒帽の舞。
これは前日にも見た大事なダンスだけど、長いんだよなー… -
それにしてもすごい数のダンサー!
こんなにたくさんのダンサーがいるの、初めてかも。 -
しかし、日が高くなって暑くなってきたのと、疲れてきたので、今日の所はここらで退散。
ゾンの中ではお守り、魔よけが売ってる。
左側の紐は無料。好きな額をお布施として渡せばいい。
右側にある紐は、仏像や、仏具が通してあって、1つ2ドルくらい。
紐の結び目は、小坊主たちが黙々と作ってる。
場所とか人よって、細かく編みこんだものとか、いくつかの色を組み合わせたものもあるみたい。
ブータンの人は、かなりの確率でこれを首に巻いてる。
我々も1本ずつ全種類ゲット。 -
私たちがゲットしたスンケ。
半分はお土産に。半分は自分の分に。 -
日が差した参道では、子犬がころり。
かわいすぎる…!! -
さて、パロを出発して、次の目的地はウォンデュ・ポダン。
どこまでも奥深く連なる山と、ぽつーんぽつーんとある家を眺めながら。 -
ここからドチュ・ラ。
「ラ」は峠という意味。
各県境には関所があって、観光客は必ず申請しなきゃいけない。
ガイドが申請してる間、観光客とドライバーは一休み。
そーいやお店の人、去年と同じ顔ぶれだな。
どの場所でもそうだけど、ここから先の峠越えは、クネクネ道が半端ない。 -
しかし天気に恵まれれば峠の上にはヒマラヤ山脈のビューが待ってる!!
過去に5回、ここを通ってるけど、ヒマラヤ山脈をこんなにきれいに見えたのは初めて。
雨が降ったり、晴れていても、山の方は雲がかかってたりして、こんなにもヒマラヤ山脈に近いところにいながら、ちゃんと見たことはなかった。 -
ボコボコ道注意!
でも、山脈のマークにも見える。 -
霊柩車。
「あれは、グッドラックって意味なんだよ」とガイドから教わる。
前後には親戚縁者の車も連なっていて、ここから近くの火葬場に向かうんだそう。
グッドラック(旅人の幸運を祈る言葉)っていうところが、輪廻を信じる仏教っぽい。この先は死後の世界を旅して、また現世に戻ってくるっていう。 -
ドチュ・ラのカフェ。
峠を越えるときは、必ずと言っていいほど、このカフェで休憩させてもらう。
トイレもあるし…
3000メートル超えると、トイレ行きたい率がすごく上がるし、寒いから温かい飲み物をもらえるのもうれしい。
ここは美術品もたくさん取り扱ってる。
敷地内に工房があって、そこで作ったものを売ってる。けど、観客向けだから、ちょっと高い。
カフェの中には前王、4代目王様の、昔の写真も。
ホント…昔っからのイケメンですよ、この人は。 -
ウォンデュ・ポダンの宿。
キチュ・リゾート。
この系列はパロにも一つある。ネパール人オーナーがやってる。
ウォンデュはリゾート感を出すこと重視らしく、コテージ泊。 -
ビールv
ブータンのビールは3種類。これはそのうち、一番メジャーなビール。そして、大瓶しかない。
お土産屋さんには300mlくらいの、小さいのが売ってることもある。
DRUK11000は、クリアで、飲み口は軽い。
でも、標高も手伝って、酔いが回るのは早いから注意。 -
中はシンプル。
清潔にしてある。 -
なぜかバレーコート。
バレーコートの向こうが、ガイド・ドライバーの宿泊所。
ここで写真撮りまくってたら、中から見てる人がいて、ちょっと恥ずかしい思いをする。 -
さて、翌日はガサ地区へ。
プナカに泊れたら良かったのだけれど、祭りシーズンでホテルが取れなかった。
ウォンデュからだとかなり早朝に出発しなくちゃいけなかったため、今回はガサゾンはおあずけ…
ガサ地区に、ピクニック的な。 -
ランチはお弁当。
遠くに山を眺めながら。 -
こんな感じのご飯。でも、トウガラシ系の辛い奴は、ガイド&ドライバー用にしか入ってなくて、分けてもらう。
-
食べきれない分はワンさんに。
ブータンでは、みんなで残さず食べる。 -
3月の山には、真っ赤なシャクナゲがたくさん咲いてた。
-
こっちもたくさん。
これ、かわいいなあ〜 -
イチゴも満開。
-
ガサ地区で借りた、民家のトイレ。
下が川になってる。
今は日本でも中々お目にかかれない、真正のボットンだよ!
隅のビール瓶は謎だけど。 -
これを背負って山を登ってきた女性がいる。
一休みの隙に写真撮らせてもらう。
どうみたって、かごの許容範囲を超えてるよ。 -
はあ…いい景色だ。
電線がなかったら、もっと。
そう思うのは、観光客の勝手だけど。 -
ガサ地区からの帰り。プナカゾンを通って帰る。
プナカゾンは何度見ても美しい。 -
そもそも、プナカ自体が美しい。
ゆったりと、のんびりと、無駄もまた生かされている。 -
洗濯物のお手伝い。
-
さて、ガサゾンに行かなかったので、代わりにウォンデュ・ポダンのゾンへ。
ウォンデュの関所は、良い撮影スポット。 -
ウォンデュのゾンはかなり古い。
じわじわとリフォームが始まってるそうだけど。
「何でそう簡単に建てなおしちゃうかな?」って思ってたけど、うん、こりゃ早めに建て直した方がいいかも。 -
電線の隙間に、ハト住んじゃってるし。
-
内部。
ウォンデュは町もこじんまりしてるけど、ゾンもこじんまり。
良い感じに古びてるなあ。 -
よく見たら、奥の窓には大好物が!
-
ああ、なんて規則的な美しさなんだ…
-
遠くから見ると、歪んで見える…
本当に歪んでるんだと思う。積み重ねた年の数で。 -
ゾンを出たら、学校帰りの子どもたちが。
活発! -
まだ学校行ってない子どもたちも家路につく時間。
-
自分より小さい子の面倒は、大きい子が見る。
-
ウォンデュは標高が低く、温かいところ。
花も色鮮やか。 -
ブーゲンビリアも咲く。
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ブータンはバード・ウォッチングに良いらしい。
鳥の名前は全然わかんないけれど。 -
ホテルにいた謎の鳥…
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キチュ・リゾートのスタッフ。
大変元気に、ニコニコとサーブしてくれたんだけど、レンズを向けたら「OK」と言いながらも固まっちゃった。 -
ウォンデュの町。こじんまりした、温かい町。
-
ウォンデュの町。
でも老朽化はここも同じで、今は町ごと引っ越しが始まってる。
すぐ近くの川のそばで、新しくできた建物に、少しずつ引っ越ししてる。町のはずれは、商店も閉まっていて、ここもいずれゴーストタウンのようになってしまうのかなと思うと、ちょっと寂しい。 -
ウォンデュのガソリンスタンド。
色々むき出し! -
ヤク。
次に向かうのはポプジカ。
ポプジカは標高の高い、寒い所。
ヤクに出会うと、「ああ寒い所に来たな」って実感する。
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