子連れで釜山への船旅＋唐津と波戸岬のキャンプ その3 　釜山散策とニューカメリア復路

2011/04/29 - 2011/05/03

釜山二日目、この日一日がメインの散策だったにもかかわらず生憎の雨模様。今まで何度も旅行をしているが、旅先でにわか雨にあった以外で本格的な雨に遭うようになったのは娘と旅行をし始めてから。娘との海外旅行は3度目だがすべての旅行で雨に遭遇している。ひょっとして娘は雨女・・・。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 2.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

コモドホテルの朝食は高いので、コモドホテルを出たところの食堂で朝食をとる。

シジミのスープの定食と、おかゆ。癖もなく食べやすい。

シジミのスープというだけあってわんさか入っている。私は小さいころ、貝類はカキとシジミしか食べれなかったので、シジミは特に大好きなので、シジミスープはとても気に入った。

朝食後一度ホテルに戻り雨の状況を様子見たが、小降りにはなったが止む気配もないので、ベビーカーの雨除けを準備して街中に出ることに。コモドホテルから目指したのは西面のロッテ免税店。ホテルからは模範タクシーを利用。運転手は私たちがロッテ免税店に初めて行くことを知ると、百貨店の免税店売り場まで案内し、入店手続までしてくれた。とても親切で感謝！

免税店売り場の品ぞろえはさすがだなーっと感心した。フロアを歩いて商品を手に取るだけでも楽しくなる。

西面の地下街。雨が降っているので、結局西面の地下街をブラブラ散策。

昼食時、うまいもの通りで入りやすい店を探る。すると店頭に、宮根誠司おすすめの店と書かれた店があったので入ってみた。
　店員には日本語や英語は通じないが、メニュー表は写真で記されていたので注文しやすい。

ここで食べたのはデジクッパ。なんと娘のクッパをサービスにつけてくれた！！。うれしいサービス。日本でもこんなことしない。

味が濃いのかと思いきや、スープはあっさりとんこつ味。小皿に盛られたキムチや唐辛子と味噌をつけて口に入れながらクッパを食べると程よい味付けになるようになっている。

西面で食事をした後は南浦洞の国際市場周辺を散策。このころになってようやく雨も止んだ

屋台に列をなす地元の人たち

天候が悪いとテンションも下がる・・・

気分を入れ替えてチャガルチ市場へ。市場にしては大変立派な建物

市場の中では魚が売られ、交渉すれば二階の食堂で調理してくれるし、日本語でも話しかけてくれるが、今一つ盛り上がらない。中国の大連に万宝海鮮舫というレストランがあって、そこにはたくさん魚や貝が生簀に入って、自分で食材を選んで注文できるが、そこはお客に一人必ずウェイターがついて注文を聞いてくれて、且つ料理の方法も明確に生簀に書かれ、金額も明示されているので注文もしやすくとても美味しく食べることができる。万宝海鮮だけでなく、大連にはこうしたレストランがたくさんあってしかもおいしいので、チャガルチ市場で料理を食べるといってもコストパフォーマンスや料理の注文のしやすさ、食材の選別も大連の方が随分やりやすい。チャガルチ市場は残念ながらあまり魅力を感じることがなかったかな。ちなみに万宝海鮮舫のブログはこちら
http://4travel.jp/traveler/worldspan2005/album/10504007/

釜山の食事は全体的に外れがなくどれも美味しかったけど、釜山で海鮮料理を食べるなら大連で味わったほうが良いかなー。大連では石鯛はあまり見ないけど。それに大連だったら朝鮮料理を安く食べることもできるし、料理もメニューを見ても漢字でわかりやすいし（但し中国のほうが愛想なし）・・・。

海鮮ものを買うならチャガルチ市場からロッテ百貨店光復店の間に位置し、南浦駅裏手ある乾魚物都売市場がおすすめ！韓国のりやつくだ煮が安く売られている。

ロッテ百貨店光復店へ足を延ばす。ここの地下一階のスーパーやカフェはおすすめ。お土産を買うなら総菜コーナーの漬物やお菓子コーナーで選ぶのが良い！

百貨店の豪華な噴水。こんなのは日本にないわ。

百貨店の一階に並ぶブランドショップも見どころ満載。今回は時間がなく、一階と地下一階しか回ることができなかったが、ひょっとするとこの百貨店に一日かけてブラブラしても十分楽しめるところなのかもしれない。私は一階のプリマクラッセの店で日本で売られていない傘を購入！

釜山港のターミナル。17時前だったからか乗船する人たちもまばら

ターミナル二階のカフェ。ここでは日本語も通じるし、日本語のメニューもある。

下関に向かう船もニューカメリアと同じくらいの時刻に出航するので、乗船する人たちが絶え間なくこのカフェにやってくる。
ケーキも美味しく、関釜フェリーや博多までの路線を利用するならこのカフェで時間つぶしをするのもおすすめ

テラスに出ると、停泊する関釜フェリーが見える。

出航当日の天候は雨のち曇り、風も相当強いため、船が揺れることが予想された。一応酔い止め薬は持参していたが、釜山港ターミナル一階に「強い酔止め薬あります」と日本語で紙に書かれた売店があったので、どんなものなのか気になって購入してみた。売店のオッチャンは日本語がしゃべれないようで、服用時のタイミングが日本語で書かれた紙を私に見せた。
　この薬が本当に効くのかどうか不安だったかが我々は服用してみたのだが、出航と同時に船は上下に大きく揺れながら航行していたにもかかわらず、特に酔うこともなく博多まで戻ることができた。長い間船に乗っていると、船酔いしなくても上陸後も船に乗っているような揺れの感覚が残っているものだが、「強い酔止め」の効能か、博多到着後は全くそのような揺れも感じることがなかった。本当によく効く「強い酔止め薬」だった。
　
　

復路は夜行船なので、個室も少し良いランクにした。
　乗船は2甲板（2階）から入り、階段（ＥＶもあるが大変混み合う）を使って3甲板（3階）に行き、カギをもらい、更に5甲板（5階）までのぼってフロアーの一番奥まで行くと、そこに特別室や特等室が並ぶエリアがある。

復路はツインルームの特等室を利用

ベッドは壁の両サイドに設置のツインベッド

鏡のところにはドライヤーやお茶、冷蔵庫も用意されている。また娘もいることから、マットレスと布団も用意されて至れり尽くせり！子連れでニューカメリアを復路で利用するなら特等室は本当におすすめ

特等室に用意されたちゃぶ台とお茶。船室に入るとゆっくりお茶を飲みながら壁掛けのテレビを見ていると、偶々韓国のチャンネルでフィギュアスケート世界選手権のライブの放送を発見！船内から安藤美姫の演技が見れるなんて思いもしなかった！

特等室にはこのほかにもトイレや洗面台も用意されているので、もし船酔いしてもすぐにトイレに駆け込めるので安心！？

狭いがシャワーブースも完備。ところがこのシャワーは曲者で、温度が安定しないので、目茶目茶熱くなったり冷たくなったりする。夜は大浴場に入り、朝目覚めにシャワーを浴びるようにすればよいかも。ちなみにシャンプーやリンス、石鹸、歯ブラシや髭剃り、タオルも用意されている。ホテルよりもアメニティがそろっている。

晩御飯も船内のレストランで。ありきたりの食事が食べたくてミートスパゲティのセット。夜は昼間の営業時間と比べガラガラ。みんなターミナルのレストランで食べているのか、持ち込んで食べているのかな？

5甲板のロビーには誰も座っていない。2等の乗客もみな横になってるのかな。

我々は釜山港で買った巻きずしと、ロッテ百貨店で購入したヨーグルトを食べる。

ロッテ百貨店の総菜コーナーのシュークリーム屋さんで購入したシュークリーム。結構でかくて、しかもおいしい！