天津そして北京（後編）

2010/04/29 - 2010/05/06

天津から北京への日帰り旅行に出かけます。北京から戻ってきた後、雲一つない快晴の中を自転車で走り回ります（後編）。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今日は奥さんと2人で北京に日帰り旅行に行きます。

天津駅。
リニューアル後、空港ターミナルのように大きな建物になりました。

電車出発15分位前まではホームに降りられないため、大きな待合スペースで待ちます。お土産屋や本屋もありブラブラします。

それにしても天井が高く広いです。
照明はあまり利いてませんが、個人的には若干暗い位が落ち着きます。

時間になったのでホームに降ります。
中国版新幹線。

北京〜天津　昼間は15分〜20分おきに電車がありますが、いつも満席です。みんなも観光にいくのかな？軽装の人は出勤かな。

天津駅から北京南駅までは30分です。

予定を決めてなかったので、まず行ったことがない三里屯に行くことに。晴れて気持ちがいいです。北京南駅から地下鉄＆徒歩で50分です。

三里屯はバーが有名です。そう。街が活動し始めるのは夜でした。

午前中は人も閑散として、お店もまだ開いていません。。

ひとまず休憩。
スタバでフルーツの盛り合わせを買ってと。中国で食べるフルーツはやたら美味しく感じます。

お店も開いていないし、仕方なく北京中心街に戻り昼食をとることに。おっユニクロ。

お昼ごはんは・・・

そう北京に来たら必ず行かなければいけません。
北京ダックの老舗 全聚徳 本店（王府井）です。

1864年創業 全聚徳。

お昼時なので店内は混雑しています。
北京ダック一匹。野菜炒め。キュウイジュースを注文。

まずは野菜と山芋？の炒め。、ダックはまだかな。

きました！
目の前で皮の部分を取り分けてくれます。

一匹なのですごい量！これを2人で食べれるのかー？

ちなみに本店だけは半匹も注文可能です。半匹でもよかったか・・・

キュウイジュースもきました。濃いですがやはりぬるくて残念。
最後にダックのスープを飲んでご馳走様です。

散策再開ひとまずショッピングモールを回ることに。

おっ打ち上げ花火で燃えてしまった。テレビ塔だ。
すごい外観、内部がどうなっているのか気になります。

道は渋滞しています。

北京中心部から少し離れた世貿天階に。
以前、夜に来てアジア最大とも言われる天井のスクリーンに感動しましたが、今日はあいにくのお昼なので何も映像がありません。

ショッピングモール内に入ります、が人がまばらです。

前回2008年に来ましたがその頃よりもだいぶお店が潰れて少し寂しい感じになっていました。大きなショッピングモールがシャッターストリートになるほど悲しいものはありません。がんばって活気を取り戻して欲しいです。

またまた中心部に戻って北海公園に来ました。

北海公園は中国で現存する最古の王宮庭園です、中国清王朝の第3代皇帝 順治帝が創建した白塔が見えます。

白塔目指して階段を登ります。

たくさんの「福」が木にぶら下がっています。
なにやら字もかいてあり、日本でいう絵馬みたいなものなのでしょうか？

白塔に到着です。

奥さんいわく、小学校の教科書に北海公園と白塔が出ているらしく中国全土の子供達が北海公園を知っています。

山頂から眺める北海。

湖のほうに下ります下ります。

みんな休憩。

北海と白塔。
いい感じで霞んでいます。

北海公園を出て、前海、后海方面で休憩することに。

前海、后海に行くと、人力車のおっちゃん達がここぞとばかりに声をかけてきます。1輪約2500円(一人あたり)ぐらいで前海、后海を周ってくれます。

基本的に乗りたくないですが、しつこく声をかけてきます。
仕方なく奥さんが金額交渉を始めました。
しばらくすると、話がまとまったらしく人力車に乗ることに。
俺「いくら？」
奥さん「2人で300円」

一周コースではないですが、相当たたかせてもらいました。

揺られること10分。

人力車のおっちゃんに教えてもらったベトナム料理のお店に行くことに。銀錠橋の近くです。
おっちゃんいわく王菲（フェイ・ウォン）が来るらしい。

店内は人も少なく、暗めの落ち着いた雰囲気です。

窓の外は前海。

少しすると雨が降ってきました。

まずは生春巻き。
一口食べた瞬間、皮の柔らかさと、香草の香り、野菜の新鮮さに驚きます。人力車のおっちゃんに感謝！

一口で後の料理がものすごい楽しみになりました。

かぼちゃスープと野菜のカレー煮。

かぼちゃの中をくりぬいて、スープをいれてあります。濃厚でクリーミー。もちろんかぼちゃの器は使い回ししていないようです。

最後にフォーとチキンライスです。

チキンライスは初めて食べました。意外とさっぱりしているんですね。フォーはおなじみの味です。

暗くなってきてきました、雨に濡れた街並みと前海がなんともいえない雰囲気をかもし出しています。旅情気分にひたり飽きることなくすっと景色を眺められます。人力車のおっちゃんに感謝！

また来ると誓って外に出る頃には雨もやんでいました。


20時過ぎの電車チケットを取ってあるのでそろそろ北京南駅に向かいます。

帰りの車内。満席。

家に帰ると両親と小白が待っています。
やはり家が落ち着きます。

漢方の時間。

左が漢方。ココアのような色をしています。味は想像通り苦くて土のような味がします・・・。我慢して一気飲みです。

右が白クラゲ、蓮の実、ナツメが入った美容スープ。お母さんの手作りです。さっぱりして美味しいです。漢方の後、口を正常化させるために飲みました。

翌日、両親に自転車を借りて一人で天津散策に出かけます。
「道知っているよ」という感じでキョロキョロせずローカル色を出しながら自転車をこぎます。

今日はスカッとした快晴です。工事が多い天津ではめずらしい。
昨日の雨で大気中の埃が落ちたのかな？
右側のつらなるマンションが天津の観光スポット、古文化街です。

先日撮影したイタリア街に再びやってきました。朝早かったため、人がいません。

静かなイタリア街。
この一角だけ時の流れも緩やかです。

まだ7時半。

イタリアンのお店。

レストランをバックに。

家に戻る途中。
海河のほとりでしばし休憩。気持ちがいいです。

泳いでいるおじちゃん達、今日は見当たりません。

家に帰ると昼食にケンタッキーの宅配を注文していました。

赤い箱はピリ辛のチキンサンド
青い箱は普通のチキンサンド
黄い箱は蛋搭（マカオで有名エッグタルト）

エッグタルト。
ファーストフードでこの味なら本場はもっとすごいのかな？

小白との戯れタイム。

小白はかぶりものが大嫌い。いやな事をすると動かなくなります。

いやな事をすると動かなくなります２。

餌をおねだり。人間の食べ物（とくにお肉）が大好き。

遊んだ後は休憩。

とんで・・・

帰国の日。
高速バスで走っていると突然、一軒家の街並みが。
新農村というらしい。同じ形の一軒家がものすごい量建てられています。

北京空港ではバーガーキング。

そして帰国。
今回もゆっくり出来ました。両親、奥さんいつもありがとう。