いつかは行きたい世界遺産・アンコール遺跡群をひとり旅　Ｐａｒｔ.2

2010/12/28 - 2011/01/01

『いつかは絶対行きたい世界遺産』はいくつかありまして、マチュピチュ、イグアス国立公園、タージマハル、アンコールワットなのですが、今回、念願のアンコールワットへ行くことができました。

年末年始だったからか、９月の時点で格安航空券をゲットできず、なくなく予算の倍を払ってＳＴＷのツアーパッケージで３泊５日の旅をしてきました。
道中の行程は休憩なしの遺跡巡りの毎日。
乾季の日中は４０℃以上の気温でなかなか過酷なものでしたが、それ以上の観る価値のあるものばかりでした。

出発前に外国人英語講師に「遺跡なんてどれも一緒。ガラクタだらけ。お隣のベトナムの方が面白いよ〜」と批判されましたが、まったくそんなことなし！遺跡の背景にある歴史や宗教世界を知れば知るほど魅了されました。

期待していたアンコールワットより郊外のベンメリア遺跡の方が「きた〜っ！」って感じでした（笑）

水中遺跡クバルスピアンの登山はけっこう過酷です。
若い女の子で、ガイドさんに付いていけない子もいました。
軍手があると便利です。


☆★Itinerary 3rd day★☆

アンコールワットからサンライズ観賞、アンコールワット周辺遺跡群（スラスラン）、クバルスピアン、バンテアイスレイ、アンコールワット周辺遺跡群（ニャックポアン、プリアカン）、バーストリート

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円

5:30頃ホテルでピックアップしてもらいサンライズ観賞のため再びアンコール・ワットへ向かいました。

わんちゃんがいたのでカメラ目線でワンショット。

ベスト観賞スポットは人でいっぱいです。

早朝だと聖池でハスの花が咲いていました。

サンライズを見届けた後は乾季だからこそ行きたかった水中遺跡クバル・スピアンへ。
約40分かけて山登り・・・というか岩のぼりです。

翌日太ももが筋肉痛になりました（涙）

乾季のため水が少なめ。
寺院ではない、自然の中にある遺跡で、神秘的でした。

こちらは日光が当たり、分かりづらいですが、右向きのヴィシュヌ神像と聖なる牛。

水中に神々の像・リンガ（男性のシンボル）・ヨニ（女性のシンボル）を描くことで、水に聖なる力が与えられると考えられていたそうです。
昔は王族たちが治癒するために使われていた、とのこと。

この聖なる渓流はシェムリアップ川の源流で、トンレサップ湖につながっています。

この旅でずっとガイドをつとめてくれたキリンさん。
人懐こくてとても親しくなりました。

遺跡の麓でランチです。
食べている最中、物売りの子供の行き来が多かったです。

午後一は日差しの強い中郊外にあるバンテアイ・スレイに行きました。

『女の砦』と言われるだけあって、外壁から赤色のレンガや砂が使われていて女性らしさを感じます。
日差しが強いせいか、なおいっそう赤く見えた気がします。

古代クメール文字・サンスクリット文字がしっかりと残されていて、保存状態の良さが伺えます。

リンガ（男性シンボル）の台座です。

彫刻の彫りが深くどこか女性的で柔らかさがあります。

有名な『東洋のモナリザ』のテバター。

バンテアイ・スレイの外観です。

こちらはニャック・ポアン。

ここでガイドさんにカンボジアの恋愛事情を聞いていて、あまり遺跡の解説を覚えていません（笑）
カンボジアはあまり自由恋愛の末に結婚できるわけではないようです。
そして、お嫁さんはたいてい年下なんだそう。

池は病気を治すといわれる伝説の湖『アナヴァタープタ』を模していて、中心に中央祠堂が建っていました。

本日最後にプリア・カンを訪れました。
こちらにも乳海攪拌が。

裸足の地元の子供達。
街からはずれると、裸足の子供達を多く見かけました。

頭のない像。

この遺跡も支配する王が変わると、宗教戦争が起こり、信仰宗教が仏教からヒンドゥー教に変わったため、仏陀など仏教に関連する像は削られていました。

中央祠堂にあったストゥーパ（仏塔）。

夕食はBBQ SUKI Restuarantで炭火焼肉を食べました。

私が一人だからか、店員さんがずっと一緒にいて肉を焼いてくれました。
おいしかったです。

食後はパブ・ストリートにある『レッド・ピアノ』へ。

こちらは映画『トゥームレイダー』で夜な夜なアンジーが通っていたバーでもあります。

アンジーが考案したといわれるカクテル。
ジンベースのライムのカクテル。
ジントニックのような味ですっきりしています。