2011/04/20 - 2011/04/20
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まりも母さん
今年初めての旅行記です。
震災後なかなか出かける事もできず、やっとでかけた桜の花見です。
茨城もさくら祭りはどこも中止となり、
ソメイヨシノの花見はタイミングを逃してしまいました。
そこで、石岡市の常陸風土記の丘へ花見に行ってみる事にしました。
八重桜の木があったよな〜。そろそろ咲いてるかも?と向かっている途中、
山桜の木が沢山ある里山の事を思い出しました。
まず、山桜の見られる場所に車を進めて、
その後 常陸風土記の丘へ向かう事にしました。
風土記の丘ではしだれ桜が盛りに咲いていました。
春の穏やかな天気の午後
のんびりした茨城の田舎の花見は、3月の悲しい出来事を暫し忘れる、スローなひとときでした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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昨年末に私の父が亡くなり その後の色々や 私の仕事が変わった事なども重なり
旅行記に書ける様なお出かけはすっかりご無沙汰となっていました。
その上、3月11日の東日本大震災で、それどころではなくなってしまいました・・・。
昨年行った宮城の友人宅も津波の被害はなかったもののやはり大変な事になってしまいましたし、
一緒にでかけた奥松島の津波被害や
やはり昨年旅行に行った 福島県いわき市の小名浜も津波でやられてしまったりと愕然とする事ばかりでした。
茨城も地震の被害の大きな場所もありましたし、
私の住んでる近くも塀や瓦には多大な被害が見られました。
石岡市もそれなりに被害もあり
そんな地震の爪あとをいたる所で目にしながら
今日は、花見にでかけたのです。
ソメイヨシノの花はもう終わってしまったので、
そろそろ咲き始めている八重桜はどうかな?と思ったのです。
車で石岡方面に向かっている時こんな菜の花畑をみつけました。 -
菜の花畑ではなく、そこは栗園のようでした。
今は枯れ木状態の栗の木の下に 菜の花がたっぷり咲いているのですね。
栗の農園の看板がすてきで、ちょっと寄ってみたくなったのですが・・・。
今は全く栗の季節ではないですね・・・。
看板の奥に栗製品を売っている建物があるようでしたが、
やはりそこには栗の季節に来たいものです。
菜の花だけ眺めて今日は、スルーで申し訳ありません。 -
かすみがうら市の雪入あたりに自然のままの山桜が群生しいてる場所があると前々から聞いていました。
毎年、見に行きたいと思いつつ、つい忘れたり、タイミングを逃したり・・・。
桜の花が散って、緑の葉になってしまうと遠くからではどれが山桜の木なのか判りません。
なので、花が咲いている時にその群生ポイントをチェックしておかないと
そこがどこなのか判らないのです。
今日は山桜の事はすっかり忘れていたので、車を走らせているうちに山の斜面にチラチラと見える薄ピンクの部分で、
「あ!山桜も咲いてるんだった!」と思い出したのです。
それから持っていたipadで観光協会などのwebサイトからビューポイントを探し出しました。
>県道土浦・笠間線から雪入方面に向かう(上佐谷小学校を通りぬけてすぐ)途中がビューポイントです。
との事でその場所へ向かいました。 -
う〜ん山桜があるが、なんか観光協会のサイトの写真のように山全体はピンク色っぽいと言うのとはちがうような・・・。
(この画像は観光協会のサイトの写真と同じ場所ではありませんが)
と、言うか、
山桜は満開の時期が数日しかないのかもしれないし、
正直 観光協会の写真も良く見ると全体的にピンクっぽいのは全部が山桜ではなく、まだ葉の出ていない木の色も混ざってそう見えてるようにも思える・・・。
そんな、急に思いついて見に行って、最高の状態が見られるなんて、無理無理ってことですかね。
まぁ、その「成沢の山桜」はまた、来年リベンジする事にして
一応、秋も紅葉を見に行く「雪入ふれあいの里公園」にもちよっと寄ってみる事にしました。 -
この山桜の木は「雪入ふれあいの里公園」入り口手前右側にある一本です。
自然のままに枝を広げた木です。
山桜は、花と一緒に赤っぽい葉が少し出始めますが、
花は今、満開と言った所です。
ソメイヨシノのような華やかさより楚々とした桜だと思いますが、風情があります。 -
小さな花がびっしり。
ここでお花見弁当を食べる事はできませんが、平日はほとんど人も居ないので、独り占めでいつまでも眺めていられます。 -
ついでにすぐ近くの「三ツ石森林公園」にも寄ってみました。
「雪入ふれあいの里公園」から「三ツ石森林公園」の間の山の斜面に結構たくさんの山桜が遠くからは見えるのですが、
山道を通る間の道からは残念ながら山桜はほとんど見えません。
「三ツ石森林公園」からは
遠くに霞ヶ浦までが見えます。
この景色の先は石岡市高浜方面だと思いますが、
先日 高浜の親戚の家を訪れた所、昔ながらの小さな町は結構地震でやられてしまっておりました。
古い蔵や瓦屋根は落ちたりずれていて、大きな墓石も倒れまくっていました・・・。
山から眺める景色は変わらず・・・のようですが、
あっちこっちで道路の陥没、橋の落下、屋根や塀の崩壊と悲しい状態なのです。 -
山桜探索を終了して、
当初の目的地「常陸風土記の丘」へ向かいました。
ここにはおととしあたりも来まして、有料の遺跡公園の部分も含めて一度旅行記にも書いておりますが、
季節の花や植物は色々楽しめるので、桜も楽しみに来て見た訳です。
本当は4月中は”さくらまつり”が開催されるはずでしたが、
今年は震災の影響で中止です。
もっとも、通常は無料の水際公園エリアもさくらまつり期間は有料になるはずだったのが、それも無しとなったので、
それはお得(?)だったかもしれません。 -
長屋門の入り口から入り、曲屋の先、道路を渡るとこの景色が見えました。
沢山のしだれ桜が池のまわりに咲いています。
向こう岸の丘の上には茅葺屋根の建物が見えます。 -
まだあまり大きな木ではありませんが、しだれ桜が沢山並んで咲いている図はなかなか見事です。
少し散り始めた所のようで、木の下にピンクのこぼれ落ちた所もあります。 -
お天気もまぁまぁで、良いお花見の散策になりました。
-
まりも母代理、本日もお供です。
ピンクの耳飾りで、桜の木の上に乗って写真に納まりました。 -
まだ、植えてからあまり経っていない木なのでしょう。
昨年見に行った三春の滝桜は樹齢千年超えですから、
それに比べたらしだれbabyって所です。
このしだれ桜もあと10年もしたらよい枝ぶりになるのでしょうね。
楽しみです。 -
こんなしだれ桜の道が続いております。
さくらまつりは中止ですが、お花見に歩いている方は結構いました。
駐車場にも車が多かったです。 -
池の周りにはしだれ桜がいっぱいです。
あじさい、スカシユリ、古代ハスなどこれからも色々な花が楽しめます。 -
少し晴れたり、薄くもりだったり・・・。
春ののんびりした午後の花見散策です。 -
山桜は、もう一息!でしたが、
風土記の丘のしだれ桜は思いがけず、きれいに咲いていてよかったです。
いまだに続く、原発事故やなかなか進まない、被災地の復旧・復興。
どうしても気分がどよ〜んとしてしまう毎日ですが、
花を見るとそんな暗い気分はしばし忘れられますね。
このしだれ桜の木々が元気に育って、りっぱな並木道になってくれるのを楽しみにしたいと思います。
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