2010/06/06 - 2010/06/06
64位(同エリア72件中)
WT信さん
堂内はポルトガル一高い32mの天井を持つ身廊が、身廊の幅が22mとやや狭い事もあり、いかにも高く見える。
飾りも殆どなく、ポルトガルで最初の建築に使用されたステンドグラスの光だけが、唯一の色彩となっている。
直ぐ右脇には「創設者の礼拝堂」が有り、中央のアーチ・ヴォールトの天蓋を囲むステンドグラスの光の下に、ジョアン1世と英国のランカスターから迎えたフィリッパ妃が手を繋いで眠る姿を載せた棺が置かれている。
また壁に取り付けられた祭壇にはジョアン1世とフィリッパ妃の3男、かのエンリケ航海王子の棺が置かれていた。
堂内を出て王の回廊を突き当り、左に進むと、アーチ・ヴォールト形式の天井の、だだっ広い柱が一本もない部屋に出る。
なぜか「参事官室」と名の付くこの部屋の正面の十字架の下に、第1次世界大戦とソマリア戦の無名戦士の墓が有り、銃を片手にした二人の兵に守られている。
近づいて見ると、十字架に架けられているキリスト像は片腕の肘から先と両足の膝下が無い。
第1次世界大戦末期にフランスで偶然発見されたらしい。
さてこのだだっ広い部屋が建設された当時、柱が1本もない天井なんか落ちるに決まっていると誰も部屋に入りたがらなかった。
そこでこの部屋を建設したA・ドミンゲスは自ら3日3晩この部屋で過ごし安全を証明してみせ、部屋の一角を舌を出して得意げに見下ろす自らの顔で飾った。
1508年、部屋の東の壁面に取り付けた、キリストの苦難の場面を表したステンドグラスが美しい。
ポルトガル旅行マップ
http://www.geocities.jp/tshinyhp/portugal/portugalmap/frameportugalmap.html
バターリャ勝利の聖母マリア修道院旅行マップ
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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