モンゴルの仏教に触れたくて―大韓航空とMIATモンゴル航空で行くモンゴルの旅―　　後編

2010/08/29 - 2010/09/03

「モンゴルの仏教に触れたくて　前編」の続きです。

色々な意味で貴重なものとなりました。旅行記をまとめてみましたので良かったらご覧下さい。

[旅程]
・一日目(8/29)
自宅→JR線・京成線→東京成田空港→大韓航空KE02便→ソウルインチョン
・二日目(8/30)
ソウルインチョン→ミアットモンゴル航空OM306便→ウランバートル
車でアルハンガイ県ツァガンスムにあるそらの家ツーリストキャンプへ
・三日目(8/31)
トッフン僧院見学
・四日目(9/1)
オゴタイハーンの夏の宮殿跡、ツァガンスム仏教寺院跡を乗馬にて見学→カラコルム仏教寺院見学(エルデニ・ゾーを中心に)→バヤンゴビ・ツーリストキャンプ
・五日目(9/2)
ウランバートル市内観光(ガンダン寺、ザイザン・ドルゴイを中心に)
・六日目(9/3)
ウランバートル→ミアットモンゴル航空OM301便→ソウルインチョン→空港鉄道→ソウル金浦空港、大韓航空KE2709便→東京羽田空港→モノレール、ＪＲ線→自宅！



※駄文ではありますが、御意見・御感想などがありましたら是非、宜しくお願い致します。

エリア カラコルム(モンゴル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: 大韓航空 ミアットモンゴル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

前編からの続きです。

四日目、１時間程度、ガイドさんと一緒に乗馬をすることにしました。初心者にも対応できる馬を選択してくれました。
私の乗った馬の性格はとってものんびり屋さんでした。

※私の乗った馬は画面見て右です。

何も無い草原をのんびり馬で歩きました。

乗馬中に、ガイドさんの案内がありました。

ここはオゴタイハーンの夏の宮殿跡だそうです。

そらの家を出発し、昼食を挟んで、カラコルムにあるエルデニ･ゾーに行きました。西門から入ります。

寺院を取り囲む壁と仏塔(ストゥーパ)です。

境内です。縦横各400mでとても広かったです。

エルデニ･ゾーって広いです。

内部です。案内係がいたのでモンゴル語での説明をガイドさんに日本語に訳してもらいながら説明を聞きます。
撮った写真の一部を紹介します。

ガイドさんの説明で、このような仏具や絵画は社会主義時代は宗教の自由は認められていなかったため、所有は認められていませんでした。家の床下に隠し持って、隠れて信仰していたそうです。
宗教弾圧の時代でもこのような遺産を残して下さったモンゴル人に驚きです。

モンゴル人だけでなく、欧米人もチラホラ来ていました。
ただ、この日は日本人は私一人だけでした。

私も参拝させて頂きました。

このようにきちんとした形で残されたのはいくつあるのでしょうか。

修行僧が学ぶ場です。今でも修行僧がここで学ばれています。

カラコルムからウランバートルへ向けて出発です。
しっかし、何もない道をひたすら走り続けます。

バヤンゴビ・ツーリストキャンプに着きました。ここで一泊していきます。
ここは砂漠でした。ガイドさんから「カメラを絶対に落とさないように気をつけて下さい」と言われました。砂がすごい細かいのです。

今日の夕食です。前菜のサラダに、、、

スパゲティが出ました。
私らだけでなく、欧米人ともう１グループが泊まっていました。

夕日を眺めながら、コーヒーを飲みました。
プチ贅沢です。

五日目、ウランバートルへ向けて出発！

ウランバートルが見えます。市内は排気ガスや工場から出る煙突の煙が問題になっているようで、新鮮な空気の所から見ると汚れていることがくっきり分かりました。

お昼は市内のＢＢＱにて。お肉、野菜などを焼いてもらいたいものをセレクトしてスタッフに焼いてもらうシステムです。
ドリンクバーもありました。

スタッフに焼いてもらっています。

このようになります。

ウランバートル市内にある市場に行き、お土産を買うことにしました。

中は広かったです。

天然の塩とキャビアを買いました。

ザイサン・ドルコイの丘に行きました。

ガンダン寺に行きました。社会主義時代でも、ここだけは宗教活動が認められていました。民主化以降、モンゴル各地に仏教を広めていきました。
モンゴルで有名な仏教大学として、実際にチベットからの僧侶を呼び、再興に努めていることをガイドさんの説明だけでなく、僧侶や先生の説明で伺えました。

修行僧がここでお勤めをしたり、勉強をするところだそうです。

これは、寒い時に衣の上からかける上掛けです。上掛けをかけながら勉強するなんてなぁ、、、。モンゴルって冬は寒いのにその上掛けだけで耐えられるのかなぁ？

入ろうと思ったのですが、閉館とのことで入れず(汗)。

ガンダン寺正門です。

スフバートル広場に行っておかないと思い、ホテルに行く途中に寄りました。後ろのチンギスハーンとともに。

ウランバートルではフラワーホテルに宿泊しました。
ゲルとは違ってここもまた快適でした。

バスルームも快適です。

フラワーホテル外見です。
日本からのツアー客によく利用されるホテルです。
スタッフも日本語が通じますし、大浴場やサウナもあるので疲れた身体にはとっても良かったです。

ホテル近くにあったスカイショッピングセンターに行きました。

スーパーマーケットがあったのでのぞいて見ることに。入る所と出る所にゲートがあって、センサーに引っかかると警備員が来るようです。日本には無いものでした。

とてもきれいです。

日本食レストランがありましたので、おススメのものをチョイスしました。
とんこつラーメンと揚げ豆腐でした。
とってもおなかいっぱいになりました。

最終日、5:00に空港へ。ガイドさんとドライバーさんと別れて、チェックイン。OM301便に乗ります。時間があったのでビジネスクラスラウンジに。

そんなに広くはなかったです。そういえばソウル行きのフライトに乗る人しかいなかった・・・。ほんの数人。乗り遅れなんて無いです。ラウンジスタッフが起してくれたので本当に助かりました(汗)。ソフトドリンクとケーキぐらいしかなかったのですが、色々と丁寧な対応をしてくれました。

帰りの便はビーフを選択しました。チキンを頼んでいた人が辛そうに見えたので止めました(笑)。
ウランバートルからソウルまでは3時間半のフライトでした。朝早かったので、ずっと寝ていました。

ソウルインチョン空港から金浦空港へ。
空港鉄道に乗っての乗継です。
明日から仕事という時に何かダルイなぁと思ったので、金浦空港にあった薬屋に行き、薬剤師と相談して購入しました。
味は苦かったです。

帰りの便は

帰りもビビンバを頼みました。

ソウルの街を見て、いろんなことを思いながら旅の反省をします。
色んな人と話せたこと、そしてモンゴルの仏教について色々と肌で感じてきたこと。モンゴル人にとって仏教を大切にしてきたこと、そして誇りに持っていること。
短かった旅で、トラブルも色々あったけれど、カラコルムに行ってきて良かったと思えました。

長い旅行記になりましたが、皆様ご覧下さいましてありがとうございました。