2010/01/20 - 2010/02/06
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Hurtigruten Tumlare さん
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ノルウェーの船会社・フッティルーテン探検船『フラム』で訪れる
南極へのクルーズ。
白い大陸『南極』には、驚きと感動で溢れていました。
地球上で野性動物が野生動物のままでいる事の出来る数少ない場所。
ペンギンやアザラシ、鯨の表情がとても印象的でした。
1911年12月14日南極点に人類で始めて到達したノルウェー人・アムンセンが南極へ降り立った船も『フラム号』です。
南極の過酷な自然や困難な状況に挑戦していくヒーローの話からは『生きぬく力』のヒントをもらうことが出来ました。
この旅を通して『この地球に生きる喜び』を実感しました。
そして『心の自由』も。人には無限の可能性があります。
南極の自然、動物達、太陽、船のスタッフ、乗客の皆様、
すべてに愛を込めて感謝です。
フッティルーテン・ジャパン
http://www.hurtigruten-jpblog.com/
http://www.hurtigruten.jp/?country=JP
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 船 飛行機
-
旅の準備:
シーズン中の南極は夏なので気温も0-5度前後。
そんなに厚着をしなくても大丈夫です。
準備したモノ:
登山用のアンダーウエア(シャツ/スパッツ)(保温性のあるもの)
フリース素材のジャケット
薄手のダウンジャケット(小さく折りたためるもの)
ズボン(ジーンズなど厚手のものがよい)
登山用のレインパンツ(ゴムボートでの上陸の際濡れる可能性があるため)
手袋、帽子(耳の隠れるもの)、ネックウォーマー、サングラス
上着はエキスペディション・ジャケットをもらえるので特に準備なし。
靴はレンタル長靴があるので、船内用靴(なんでもよい)があれば十分です。 -
旅の準備:
南極に行くには2種類の書類の提出が必要です。
1フッティルーテンに提出する健康診断書
近所のクリニックに行って、所定の用紙に記入してもらいました。(英語)
2環境省への届出書
所定の記入用紙に記入して環境省に郵送しました。
http://www.env.go.jp/earth/nankyoku/kankyohogo/houmon/index.html -
さあ、いよいよ南極に出発。
米国経由で28時間、やっとブエノスアイレスに到着。
さすがに地球の真裏は遠いです。
ブエノスアイレスの1月は真夏、暑いです。
太陽がさんさんと輝いています。
エクスカーションに参加して『ブエノスアイレス市内観光』へ出かけました。
ここはボカ地区にあるカミニート。
カラフルな建物が立ち並びとても楽しい雰囲気。
ブエノスアイレスは街歩きも楽しいのです。
夜ごはんはもちろんアサード(牛肉のグリル)を食べに行きました。
厚さが5cmくらいもあってお腹がいっぱい。
無言で食べ続けるしかないのでした。 -
翌朝、飛行機で3時間30分、ウシュアイアまでひとっ飛び。
ウシュアイアに到着してからは時間があるので、エクスカーション『ティエラフエゴ国立公園』観光に参加しました。
美しい山々の風景を眺めながら散策を楽しみました。
『ビーグル水道』を眺めながらダーウィンもここに来たのだと感慨深いものがありました。
今まで夢とロマンを求めた旅人達が何人通り過ぎたことでしょう。
『世界の果て』スタンプをパスポートに押してもらいました。 -
ウシュアイアの町に戻り、2時間ほどフリータイム。町を散策してみました。
中華料理屋もあるしペンギングッズもたくさん売っています。
本屋さんがあったので、そこで南極の地図やガイドブック、動物図鑑などを購入しました。
こういうタイプの本はなかなか手に入らないのです。さすがの品揃えでした。
フラム号が港に止まっています。
いよいよ夕方、フラム号へ乗り込みます! -
入り口のセキュリティーチェックを過ぎると、チェックインです。
カメラで顔写真を撮影をして、カードキーをもらいます。
カードキーには今撮影した写真や名前、生年月日が印刷されています。
さあ、キャビンへ移動しましょう。 -
これが私のキャビンN-309号室です。
机やクローゼットがついていて、日記を書くことも出来ます。
シャワーとトイレも付いています。ドライヤーも冷蔵庫もあります。
窓からは風景も見ることが出来ます。
電話で他のお部屋に連絡することも、国際電話をかけることも出来ます。
テレビもついていて現在位置(南緯、西経)が分かるように表示されています。
とても快適です。 -
乗船してからは避難訓練がありました。
万が一に備えてライフベスト着用の練習です。
(もちろん万が一は起こりませんでした!)
フッティルーテンはIAATO(国際南極旅行業協会)のメンバーですので、
お客様の安全の確保はもちろん、持続可能な南極観光のための自然保護に最大限の努力をしています。 -
乗船するとこの青いエキスペディションジャケットをもらいます。
日本人女性はSサイズで十分です。
フッティルーテンのロゴが入っていて、登山ジャケットのような感じ。
網目素材の裏地もついているので汗をかいても大丈夫。
これは普段、散歩のときにも使えます。 -
ウェルカムミーティングに出席しました。
船長はじめエンジンルームのスタッフ、パーサー、ドクター、エキスペディションスタッフがご挨拶。これから2週間近くお世話になる方々です。
船長は身長2m、ベテランのハンセンさんです。ジョージクルーニー似でとても格好いいです。
バイキングの子孫ノルウェー人です。 -
午前中、デッキでバードウォッチングをしました。
アホウドリなどが飛んでいます。こんな海峡にも生き物はいるのですね。
夕食後は『凍った海』という短いショートフィルムを見ました。
氷にも何種類もあります。
ネバネバ氷なるものも。パンケーキアイスなるものも。
さあ、ドレーク海峡超えです。
吠える40度、狂う50度、絶叫する60度と評される世界で最も荒れる海峡です。
私も満を持して酔い止め薬投入です。
酔い止め薬を飲むととても眠くなります。たくさん眠りました。
今回は思ったよりも揺れませんでした。 -
船内ではエキスペディション・スタッフと呼ばれる科学者たちが
毎日数回いろんな講義を聞かせてくれます。
今回は『南極の歴史』という講義を聴きました。
どうしてANTARCTICAというのか、それはARCTIC(北極)の逆だから!
夕方は『ペンギンの生態』という講義を聴きました。
ペンギンの行動、食べ物について学びました。とっても面白い!
哺乳類、鳥類、歴史学、地質学の専門家たち(オタク?)だから、一生懸命
教えてくれます。その熱意ときたら! -
ブリッジ(操舵室)訪問に行きました。
いろいろなコンピューターが並んでいます。
小さな氷のかけらまで見逃しません。
氷はいつ何時ひっくり返るか分からないから、
すごく注意が必要なんだそうです。
でも人間の五感は絶対に忘れちゃいけない。
いつコンピューターがどうなるかは分からないからね!
とウィンクしてみせてくれました。
頼もしいキャプテンの船に乗ると安心していられます。
フッティルーテンはノルウェーや極地の海を100年以上も運行しているのですから!
凍った海はお手のものです。 -
ドレーク海峡を過ぎてしまえば南極の海は穏かです。
ザトウクジラが泳いでいます。
大きな身体です。
すごい迫力! -
ハーフムーン島(南緯62°24、西経59°52)
いよいよ初めての南極上陸。ハーフムーン島に上陸です。
三日月の形をした島でアゴヒゲペンギンが群れを作っています。
すごい〜。丘を登って下るとそこにもペンギンの営巣地が。
赤ちゃんペンギンはフワフワです。
アザラシも気持ちよさそうに眠っています。 -
クバービル島(南緯63°19、西経56°45)
ジェンツーペンギンがたくさん住んでいます。
アゴヒゲペンギンと何が違うのかな?
アゴヒゲがなくて、頭に白い模様がある!
カッパエビセンにニオイがします。(えさのオキアミのニオイ) -
何をしてるのかな?
-
パラダイスハーバー!
鯨猟師たちがパラダイスハーバーと呼んだ意味が分かります。
波もなく静かで本当に美しいところなのですから。
白い山々と青い空、輝く太陽、鏡のように氷山を映した静かな海面、海鳥の声、これ以上なにが必要なのだろうか、そんな気分になります。 -
アルミランテブラウン(南緯64°52、西経60°52)
南極本土で上陸できる数少ないポイント。
南極半島は切り立っているので上陸できる場所は本当に少ないのです。(ほとんどは周辺の島に上陸します)
雪の丘があり、そこを登ると素晴らしい眺めが堪能できます。
下りは滑り台方式で滑り下りてきます。
おじいちゃんもおばあちゃんもヤッホーと笑顔で滑ってきます。
あまりに美しく、現実の世界なのか、おとぎの世界なのか分からなくなってしまいそうです。 -
イチオシ
ルメール海峡
ここは世界一美しい海峡ではないでしょうか?
夕陽が氷を抱いた山々や氷山を照らし、山々が黄金色に輝きます。
ここには神様が住んでるかもしれない。そんな気持ちになります。
ゆっくりと船は進んでいきます。
全員が息を呑んで風景に見とれています。
この場所にいること、それに感謝しました。
なぜだか涙が出てきます。
あまりに美しいものに出会うと、人間は涙が出てくるのですね。
そして海峡を通り過ぎたころ、どこからともなく拍手が巻き起こりました。
全員がこの幸せを噛みしめながら『ほかほかな暖かい気持ち』でベッドに帰っていくのでした。
その晩、幸せな気持ちで眠りにつくことが出来ました。 -
南極圏通過儀式です。
南極圏(南緯66°33、西経66°40)を超えた時、
海の神様ネプチューンがやってきました。
『みなさんにお祝いを授けましょう』
氷水をかけるのです。
喜んで氷水をかけられた人は絶叫しながらも笑顔でアックアビットを一気飲み。
北極圏には人も住んでいるけれども、南極圏まで来れた人はとても少ない。
その一員になれたことになんだか誇りに思います。 -
氷山はどこまでも青い。
ガリガリくんソーダの色です。
自然はどこまで美しいのでしょうか。 -
ホースシューアイランド(南緯67°12、西経67°12)
1950年代のイギリスの研究施設があった島。
その時代の缶詰や雑誌が今でも残されています。
南極をわが国のものにしようと各国がこぞって研究施設を建てた時代です。
今では(一応)南極大陸はどこの国にも属しません。
地球上にこういう場所がひとつあるのも素晴らしいことです。 -
ストーニントン島(南緯38°10、西経67°00)
イギリスとアメリカの研究施設がそのまま残されています。
イギリスの研究施設は靴まで揃えられていて、
アメリカの研究施設は釘が撒き散らされている。
几帳面なお国柄とダイナミックなお国柄の違いでしょうか。 -
南極にはいろんなところにアザラシがいます。
気持ちよさそうに眠っています。
アザラシのように生きていくのもいいなあと思います。
北極地域(グリーンランドなど)と違って、猟師がいないから人をみても逃げないんだよと船長が教えてくれました。
(南極でも昔は大量に捕獲されていました。) -
フィッシュアイランド(南緯66°00、西経65°20)
アデリーペンギンの赤ちゃん。
毛がふわふわ。
まさにぬいぐるみです。 -
海にエサをとりに行くときはみんなで一緒に!
敵に狙われる確率が小さくなるからとエキスペディション・チームが教えてくれました。
なるほどね。 -
ヴェルナドスキー(南緯65°49、西経63°30)
ウクライナの研究施設です。
現在でも科学者たちが研究施設として利用しています。
白い氷の大陸で椰子の木と太陽とピースサイン。
ウクライナ・ジョークに脱帽です。
ウクライナが好きになってしまいました。 -
ヴェルナドスキーにはバーもあります!
自家製ウォッカで乾杯!(本当にここ南極で作っているのですよ)
ここでは郵便も出せます。
科学者たちは歩くスキーをしたり、ジムで身体を動かしたり、
ピンナップガールのポスターを貼ったり、
それぞれのスタイルで南極での研究生活を楽しみます。 -
ヴェルナドスキーではお土産もちょっと買えます。
手作り感(素人感?)満載のバッジなど。
かわいいでしょ? -
ピーターマン島(南緯65°10、西経64°10)
ジェンツーペンギンの子供が甘えています。
雪が降ってきたら、ペンギンたちも嬉しいのでしょうか。
お腹ですべり下りる『トボガン』滑りを見せてくれます。 -
ポートトックロイ(南緯64°49、西経60°30)
イギリスの研究施設を改装したお土産ショップ兼郵便局。
ジェンツーペンギンがうろちょろしています。 -
Tシャツやキーホルダーや本などのお土産が売っています。
なかなか素敵ですね。 -
ウィルヘルミナ湾(南緯64°40、西経62°10)
クジラが船と一緒に泳いでいます。
シューっと潮を吹いています。
クジラが現れると船はゆっくりと進みます。
クジラを驚かさないように、お客様がよくみえるように。
船長はそんな心憎いサービスをしてくれるのです。カッコイイ!
本当は船長も見たいから??? -
これは????
クジラを見る『ニンゲン』です。
クジラが現れるとみんな一生懸命身を乗り出して眺めています。
エキスペディション・スタッフも真剣です。
あれはミンククジラだ!親子だ!というふうに。
なんといってもクジラ好きが高じて船に乗っていますからね。 -
ここからは船の様子をご紹介します。
DECK4にあるロビーエリア。
この奥でインターネットもできます。
ワイヤレス・インタネットができるノート・パソコンを持参したのでこのあたりでメイルをしていました。
(レセプションで購入して(6時間とか72時間とか)、セキュリティーコードをもらうことも出来ます。
日本からこんなに離れた場所からでもメールが出来るなんてすごいです
ね。 -
食事ははブッフェスタイルです。
毎日何種類ものお料理がサーブされます。
どれもおいしいです。(食べすぎで太ることになるのでした)
メニュー
サラダ(レタス、トマト、きゅうり)、オリーブ、卵、コーン、ポテトサラダ、トマトサラダ
パン(ロールパン、フランスパン、ライ麦パン)
えび、ハム、サーモンの冷製プレート
ポテトとリークのスープ
ビーフストロガノフ、ボロネーズパスタ、中華風野菜炒め
プリン、ケーキ、アイスクリーム、ゼリー -
フラム号にはダンサーは乗っていません。
美しい自然を見る事が目的であれば、それで十分ではないかというコンセプトだからです。
普段はレストランで働いているスタッフや掃除スタッフ、エキスペディションチームたちは、皆様に楽しんでいただくために、自分たちで出来ることを考え出します。
これはキッチンスタッフによるフルーツカービングショー。
軽快な音楽とともにフルーツを動物の形に作ってくれます。
パチパチ。
真ん中のは氷でペンギンを削ったオブジェ。
手作り感満載です。 -
これは女装ショー。
スタッフもお客さんも大笑いです。
一番楽しんでいるのはスタッフ本人たちです。 -
フラム号のレストランスタッフたち。
いつも笑顔で出迎えてくれます。
本当に優しい人たちです。 -
ウシュアイアに到着。
さようなら!
また絶対に戻ってきます!
すっかり私は極地病にかかってしまいましたから。
(極地病:極地に一度取り付かれると、またすぐにでも極地に行きたくしまってしまう病のこと。ポーラーバグ(極地虫)にかまれた!ともいいます。フッティルーテンのスタッフはみんな極地病にかかっています。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- jiuさん 2011/06/25 10:16:59
- フッティルーテンで南極
- hurtigrutenさん、はじめまして。
私はいつかフッティルーテンを利用したノルウェー旅をしたいと思っています。
南極は距離が遠くて乗船時間も長く、おまけに寒い所は苦手なのであまり行きたいとは
思っていませんでしたが、フッティルーテンで行けるのならいいかも〜と思いました。
しかも、旅行記を拝見すると想像していたより寒くなさそうですし。
南極の氷や動物たちの写真、本当に綺麗orかわいいものばかりで魅かれますね〜。
jiu
- Hurtigruten Tumlare さん からの返信 2011/06/28 10:27:08
- フッティルーテンで南極へ是非お出かけくださいね。
- jiu様
こんにちは!
ご連絡ありがとうございました!
フッティルーテンのノルウェー沿岸の旅、是非ご乗船くださいね!
先週、ノルウェーの国営テレビでインターネット中継をしておりました。
今でも見ることが出来るので是非、バーチャル体験してみてください!
http://www.nrk.no/hurtigruten/
南極は、2週間はかかりますし、費用も高いです。
そこには一生の思い出に残るような体験が待っていると思います。
ペンギンやアザラシがかわいいのはもちろん、
それだけではない自然の厳しさ、美しさ、
厳しい自然に打ち勝とうした探険家たちの歴史、
それを知るだけで、人生が豊かになるような体験が出来ると思います。
是非、将来お出かけくださいませ。
ちなみに私のカメラ技術は本当にだめだめなので、もっともっと素晴らしい写真がとれる事は確実です。
you tubeでちょっと見ることができますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=DB1F1kmbtzw
いつか旅することを楽しみに、暑い夏を乗りきって下さいね!
フッティルーテン・ジャパン 宮澤
> hurtigrutenさん、はじめまして。
>
> 私はいつかフッティルーテンを利用したノルウェー旅をしたいと思っています。
> 南極は距離が遠くて乗船時間も長く、おまけに寒い所は苦手なのであまり行きたいとは
> 思っていませんでしたが、フッティルーテンで行けるのならいいかも〜と思いました。
> しかも、旅行記を拝見すると想像していたより寒くなさそうですし。
>
> 南極の氷や動物たちの写真、本当に綺麗orかわいいものばかりで魅かれますね〜。
>
>
> jiu
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