2003/08/28 - 2003/09/05
132位(同エリア310件中)
よしべぃさん
2003年8月末からスイスに行った。今回の旅行は以前(1996年)に訪問した際、ハイキングが好印象として残っていたので、
①なるべく歩く機会を持つ。とくにツェルマットで何コースかを歩く。
②世界遺産の街ベルンや落ち着いたルツェルンの街を歩く。
以上に焦点を当て、今回もツアーで行くこととして、各プログラムを見比べて、条件に近いものを見つけて参加した。
前篇は、ルツェルンで古都を楽しんだ後、インターラーケンに入り、グリンデルワルトから登山電車やゴンドラでメンリッヘンに行き、そこからハイキングをした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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今回は、フリータイムの多いツアーに参加し、できるだけ山歩きをする予定なので、ハイキングし易い服装、荷物とした。
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スイスにはチューリッヒから入出国するルートとし、空港到着後、バスでルツェルンへ移動した。
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観光名所、ライオン記念碑。
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旧市街には、壁画が見事な建物など、中世の雰囲気を色濃く残す石畳の街並みが続いている。
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カペル橋。前回来た時(1996年)には、火災で焼失した後、再建されて間もない頃だったので、木材が真新しく、それ故に痛々しかったが、今回見てみると、風雨にさらされてそれなりに落ち着きがあった。
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橋の屋根の梁にかかる絵画。
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カペル橋の上流に架かるシュプロイヤー橋もカペル橋と同じ造りだ。
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散策に疲れた身体は、ビールで潤す。川沿いのカフェは川風が心地よい。
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イエズス教会
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古い街並みによく似合うと感じた、当時、私のお気に入りのクルマたち。サーブも
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スバルインプレッサはいたる所でよく見かけた。
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そしてゴルフカブリオ
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ルツェルンを後に、宿泊地インターラーケンを目指す。
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インターラーケンには陽の高いうちに到着した。
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インターラーケンは2つの湖に挟まれた町で、ベルナーオーバーランド地方の中心地。お土産やスポーツ用品店も多い。ここでのお土産は、翌日からの歩きに備えて、LEKIのトレッキングステッキを購入した。
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ホテルでは、バーラウンジでピアノの弾き語りをしていた。客がまばらだったので、私が日本人と分かるとリクエストをきいてくれた。当時お気に入りのロッドスチュワートやビートルズの曲を聞きながら、ゆったりとした夜を過ごした。
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翌朝は、バスでインターラーケンから山岳鉄道の発着駅グリンデルワルドに移動した。
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グリンデルワルド駅に来てみると、雨上がりのしっとりとした空気が漂っていた。山の天気が気になる。
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目指すはメンリッヘン。グリンデルワルドからは上部のグルンドまで登山電車で行く。
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グルンド駅からは少し歩いてメンリッヘンまで伸びるロープウェイの山麓駅に向かう。
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そして、長いロープウェイで標高2200m以上あるメンリッヘンに向かう。標高差は1200m以上あるそうだ。
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メンリッヘン駅を一歩出ると、霧雨模様の寒い天気だった。ヤッケを着ていざ出発。
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歩き始めると、幸いなことに雨は上がり、晴れ間が覗いてきた。
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ハイキングコース沿いには、きれいな花々が今を盛りに咲いている。
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この時期では、スイスアルプスの花の代名詞のように頭に浮かぶ「エーデルワイス」は残念ながら開花時期を過ぎているようだ。もっとも、自生するエーデルワイスは絶滅の危機に瀕しているようで、道端で気軽に見る、という訳にはいかないようである。
私も、かつてエーデルワイスの仲間である「レブンウスユキソウ」を礼文島に見に行ったことがあるが、自生地・開花時期が限られているからこそ、貴重性が高いのかもしれない。 -
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途中の絶景を見ながら、都度撮影タイムをとりつつ、緩やかな下りのコースを歩いていく。
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8月の下旬、この日のハイカーは少なかった。山肌には、ユングフラウヨッホに登る鉄道線が見える。
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やがて、アイガーの雪渓の下の方に、クライネシャイデック駅が見え隠れしてきた。
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約90分のハイキングを終え、クライネシャイデックに到着。
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この駅からは、ユングフラウに登る電車やグリンデルワルドに下る電車など、色々な方面へ線路が伸びている。線路の間には、山岳電車特有の「アプト式」の歯車の第3の線路が見える。
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ユングフラウヨッホ行きの電車は、急坂をぐんぐん登る。
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車窓には氷河が迫る。
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頂上駅は、トンネルの中。雪上へはここからエレベーターで登って上に行く。
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こんな「氷の館」も。
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雪原は、雪が降ったりやんだり。寒い。
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この日の気温状況を示す表示板。
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帰りは、クライネシャイデックまで下り、電車を乗り継いで戻る。
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インターラーケンの町は、落ち着いた雰囲気がある。
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次の日、バスでインターラーケンを離れ、ツェルマットへ向かった。
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ガンデルシュテッグの駅に到着した。特急電車が行き交う駅だ。
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しばらくすると、機関車が入線してきた。
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何と、クルマが屋根付の貨車に続々と乗り込んでいくではないか!!
この駅から1山をトンネルが貫通している。長さ16kmの長い長いトンネルを抜けて、山の反対側のゴッペンシュタインに行くのだ。 -
私たちの乗るバスごと貨車に乗り込む。遠目で見るよりも大分大きな運搬貨車だ。ワクワクする。
機関車は出発するとすぐにトンネルに入り、暗闇の中をゴトゴトと揺られているうちにすっかり眠ってしまい、気がつくと終着駅だ。 -
山の中腹のゴッペンシュタイン駅から平地に下り、ツェルマットの入り口、テーシュに向かう。天候は回復し、青空が広がった。
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テーシュでバスを降り、おなじみの電車でツェルマットに向かう。
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雨上がりのツェルマットの街に到着した。まだお昼前だ。
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早速、荷物を置きにホテルにチェックイン。さて、登山電車に乗ろう!としたら、朝に降った雪で、何と、電車の架線が切れて運行停止中だという。せっかく早めにツェルマットに到着したのに。
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仕方なく、駅の近くのレストランで早めの昼食を食べながら、運行再開を待つことにした。
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13時半頃、山頂駅ゴルナグラードの一つ手前のローテンボーデン駅まで開通したということで、早速電車に乗り込み、電車は登り始めた。
天候はすっかり回復し、青空にくっきりとマッターホルンが浮かび上がる。これから行く山の景色に期待が膨らむ。
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