2011Fly Trip to Singapore SIA SQ0011 TYO/NRT-KIX-SIN　B747-400 いつもと違う空の旅

2011/03/19 - 2011/03/25

2011年3月19日
成田空港へと向かっていた。大地震発生から1週間後。
まだ、余震が続く中で最後まで状況を判断し、国内空港までの移動手段が確保できていることと航路の運航をしていること含めて旅行へ行くことを決めました。
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出発前日までの話に戻ります。

2011年3月11日午後　まさかの大地震発生し、出発を控えていた状況でした。
地震発生直後は、仕事中でしたので業務が中断し、翌日も対応に行い数日は、旅行については確認作業ができる状況ではありませんでした。
もともとツアーでなく個人旅行として手配をしているので災害が発生しても一部の予約（ホテルなど）がキャンセル料が生じるため、最終判断をするための情報収集していました。

最も重要なのは、出発地成田空港までの移動手段の確保でした。
そして、空路です。今回利用するシンガポール航空は震災発生数日後から運航再開していました。
これらを鑑みて決行することにしました。
そしたら、シンガポール航空本社コールセンターより連絡があり、搭乗便の遅延及び到着遅れがあることを連絡していました。
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まさかの震災直後に海外渡航なるとは思いもしませんが、ここは粛々と行くことにしました。

成田空港にはリムジンバスで向かいました。一部通行止め区間もあって迂回ルートでしたが予定通りでした。

夕方４時過ぎに到着。震災の影響から高速道路もいつもより空いていた状況です。

今回利用する航空会社は、シンガポール航空（スターアライアンス）です。
降り立った第一ターミナル南ウイング出発ロビー
おぉーーー！やっぱり混んでいる？？？と思ったら
中華系航空会社への搭乗客だけ並んでいました。

でも、日本人より外国人が多い空港の雰囲気は少し違いました。
Iカウンタへ向かいシンガポール航空チェックインカウンターを見るとガラガラ
混んでいるかわかりませんが、チェックインを研修生ＧＡさんが慣れない手つき処理を実施を行い、到着地シドニーまでのチェックインです。
ここでも手渡された資料を見ると本日搭乗するSQ11便は乗務員交代の関係から出発地のロサンゼルスからの到着が遅延し、その後、関西国際空港に着陸して、１時間後に出発。シンガポール到着が当初予定より３時間遅れの翌日午前４時５０分到着予定となりました。

まさかはいくつもありましたが、関空に着陸すると予想外でした。
空港は、数日前から外国人がチケット取ることができずに帰国したいとしている人たちがあちらこちらにいました。
ニュースでも報道されておりましたが、寝泊りしている方もいました
チェックインを終えてから時間もありましたので展望エリアやショップを散策してマッサージを受けて疲れをとり、セキュリティー出国審査を受けて搭乗ゲートへ

本日の搭乗ゲートは　４１番でした。
出発時間が当初１９時でしたが２０時３０分となり、結果、２０時４５分となりましたので予定以上に遅延しました。

出発ゲートには多くの方が待っておりましたが、やはり外国人搭乗比率が高いようです。

最初の搭乗便　ＳＱ１１便　関空経由シンガポール行きです
それでは出発です

【Flight data】
SIA SQ0011 TYO/NRT - Via KIX - SIN B747-400

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 3.0
• 交通: 2.5

• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

リムジンバスは第２ターミナルから入ります。
利用が一番多いターミナルです。

本日は、第１ターミナル南ウィングです。

早速出発便インフォメーションを見ると予定よりも遅くなりました。
本日搭乗する　SQ11便の出発時刻を確認。
LAXから到着遅れもあって遅延となりました。

とはいっても混雑していると思って早く来ましたが、それほど混んでいませんでした。

搭乗便のシンガポール航空チェックインするIカウンターへ
空いていました。
ほぼスルーチェックイン状態です。
シンガポールからシドニーへ行くルートなので手続きが少々かかりました。
研修中のＧＡさんが一生懸命手続きを行っていました。

手続きも終わり空港内散策へ

出発ロビーの窓からＡＮＡ機並んでいました。

ＵＡ機の旧塗装は健在ですね。

構内を歩きまわっているとこのように閑散としているように見えるのですが、場所によっては寝泊りしている外国人が多くいるのを目にします。
撮影はできませんが、チケットが買えないことでいるようです。

出発口にはこんな垂れ幕が
実は、ＳＩＡでは3月末から成田就航便のＳＱ１１／１２便をＡ３８０の運航に切り替えることで全てがＡ３８０になる予定でした。
しかし、大震災の影響によりしばらくは、B747-400運航し、4月からはB777-300ER出の運航となることが決まりした。
震災の影響は航空業界にも出ていました。

空港散策は展望デッキへ
場所的にはＡ滑走路を正面してみることができます。

時間的には夕暮れでしたので
デルタ機のバックに夕陽が映し出されます

ここ数年で航空業界も変わりこの時間も米国の主要大手が並んでいます。
南ウィングサテライトにはユナイデット機の新旧カラーが数機並んでいます

展望デッキを見終わり散策を終えて
まだ時間があったのでボディケアを受けておりました。
終わった頃に余震が発生しひやっとしましたが空港ビルの構造上、揺れが大きかったですね。

その後は、小腹が空いたのでお茶漬けを出すお店でしばし日本の味を堪能です

新宿にもお店があるのでたまに仕事帰りに食べに立ち寄ります。
素朴なお茶づけは小腹を満たしてくれます。

そして出発するためにセキュリティ・出国審査を受けて出発エリアへ
時間を見つつ搭乗ゲートエリアへ

こんな時間にスイス航空のチャータ便です。　Ａ３４０でした
なかなか見ることない光景です。

搭乗ゲートがあるサテライト向かいます

41番ゲートに着きました
早速、搭乗する飛行機が駐機していました
今回は、Boeing747-400です。
JALでお別れをしましたがこれから他社機で乗る機会が増えそうです

正面より第一ターミナルは正面から見れるので一枚。
迫力がありますね

そろそろ搭乗かなぁ

別の角度から一枚

隣には駐機中のＡＮＡ機

ゲート付近にはたくさんの搭乗客が待っていました

搭乗が開始されると颯爽と並び始めました

搭乗後にはアメニティグッズが配布されました。

機内は静かでしたね
やはり夜行便だからかもしれませんね

食後にアイスクリームが配られました

その後、５時間
仮眠をとりながら現地時間４時５０分にシンガポールチャンギ空港に着きました。

トランジットホールへ

ラウンジエリアに乗継便のインフォメーションボードが出ています
ほとんどの乗客が乗継のようです。

この旅行記へのコメント （2）

• バートンさん 2011/04/03 00:48:34

  いつもの成田じゃない〜

  CLIPさん、こんにちは。
  お久しぶりです。
  
  地震でCLIPさんやご家族にお怪我はありませんでしたか？
  地震と津波の被害は千葉県でもあり、
  フライトにも大きく影響が出ていたんですね。
  あれほど街中で聞こえてた中国語も殆ど聞く機会も無く
  見かかける外国人はビジネスマン。
  あれだけの揺れと原発のことを考えたら仕方がないですけど。。。
  
  私も2年前ですが、出発前にインフルエンザの流行が起き
  旅行に出るべきか考え直さなければならないことがありました。
  会社では渡航自粛地区に指定されていた国だったのですが
  やはり高額なキャンセル料のことを考えると
  簡単には答えが出せずにいました。
  直前になって落ち着いてくれたので
  会社に許可をもらい行くことはできましたが。
  
  最近のイスラム圏の事件や震災やらで海外旅行も
  何が起きるか分からず、気軽にとはいきませんね。
  
  ばーとん

  CLIPさん からの返信 2011/04/04 01:44:08

  RE: いつもの成田じゃない〜

  バートンさん　こんばわです
  
  こちらこそお久しぶりです。。。
  
  > 地震でCLIPさんやご家族にお怪我はありませんでしたか？
  > 地震と津波の被害は千葉県でもあり、
  > フライトにも大きく影響が出ていたんですね。
  ご心配いただき恐縮です。
  幸いに被害はありませんが、私自身が帰宅困難者になってしまい
  会社にて泊まっていました。
  
  成田空港周辺は幸いに被害がほとんどなかったようです。
  空港ビルには一部破損個所はありましたね。
  フライトの変更が出発した頃から行われており、余震と原発関連により成田での乗務員の安全確保ができないことから航空会社によって関空・中部・ソウル・台北・香港という場所を経由するケースが出ていますね
  私の場合もSIAの乗務員を関空で交代して今いたが、帰国便の羽田では復路の乗務員を１クルー全て乗せて交代させる状況なので意外ときついようですね
  
  > あれほど街中で聞こえてた中国語も殆ど聞く機会も無く
  > 見かかける外国人はビジネスマン。
  > あれだけの揺れと原発のことを考えたら仕方がないですけど。。。
  こればっかりは風評ですよね
  
  私も当初から会社の休暇を入れていましたので交通手段確保を確認して出発する状況でしたが、前日にはＳＩＡ本社から遅延連絡がありましたが、それまではコールセンターも連絡できず状況を確認したのが出発３日前でしたので大変でしたね。
  
  しかし、大変なことはこれまでもたくさんありましたが、自国の大災害でこのようなつらい状況を長期にわたり強いられるのは辛いです。
  だからといって日本人が旅行しても周りは普通なのでかえってびっくりしました。
  海外からみる日本の災害報道を見て改めて被害の大きさや報道のされ方を実感しました。
  しばらくは自粛ムードとなりますが、元の光景に戻ることをだけですね。
  
  ＣＬＩＰ