2011/03/18 - 2011/03/21
86位(同エリア577件中)
DONさん
日ごろはクハ!モハ!って興奮する事も無いんですが、旅先では別。路面電車の類を見れば用がなくとも乗っちゃいます。
台湾の名だたる観光名所よりも遥かにギュギュっとハートを鷲づかみにしたのは、軒先をかすめて走るローカル線の図!平渓線。どこ?何がある所?詳しい事は着いてから考えるとして、さぁ出発!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
台北駅では長蛇の列に並ぶのが面倒で地元の人に倣う事に
隅っこの自動券売機のタッチパネルを適当に押したら切符を買えました
まずは平渓線に接続する瑞芳駅まで -
いわゆる特急に相当する自強号よりはオンボロ度の高い莒光号
全席指定ながら台湾の皆さまは適当に着席→職員用の座席を横取りされた車掌さんは笑顔で客を追い払います -
台鐵便當すなわち駅弁の販売開始〜売れ行き好調
-
横から覗き見ると全般に茶色いお弁当
しかしホカホカ湯気が!概して冷房が利き過ぎているこの国の公共交通機関の中では魅力的 -
瑞芳駅まであっという間の1時間弱
ホーム上で平渓線の乗車券を購入します(大半の人は手前の階段に殺到…恐らく九分を目指す皆さん) -
乗り降り自由な一日周遊券を入手し準備万端!と思いきや時刻表を見ればお目当ての平渓線(同じホームにやって来る)は1時間近く待たねば
電車が入る度に独特な旋律に乗せてよく通る歌声で弁当♪弁当♪と売り込むおばちゃんたち
時には扉をこじ開け拡声器を使ってアグレッシブに -
そしてついに登場「平渓線」
しかし普通に近代的なホームに入ってくるといま一つ感動の薄いただのステンレス風な車両です
このローカル線の魅力は周囲の風景に溶けてこそ -
すし詰めの車内には入念にお化粧する女子の姿も
ん 何か間違った?風情ある鄙びたローカル線と思いきや -
車窓は徐々に緑色に満ちディーゼル車は十分駅に到着
ドバァっと降りた団体客チームが次々に出陣していきます -
沿道を埋め尽くす団体さんたちと時差を作るべく腹ごしらえタイム(と称してまた昼間っからビールを飲む作戦)
汁なしの乾麺やこの界隈でよく採れるらしい筍など -
ちなみに夜市などの露店でもよく見掛けるコレはどうやら箸袋をこんな風に収めるグッズらしい(周囲の人の真似してみたけど正解?)
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むしゃむしゃ食べてると線路の上に陣取った人々が巨大な風船状の物を手に
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びっしり文字が書かれたソレは手を離すと炎の力でぐんぐん空へ!
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続々と放たれるソレの中には途中で盛大に爆竹を鳴らすものも
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願い事で埋め尽くした紙のランタンを天高く飛ばす「天燈節」で知られる十分
真似っこして自分も飛ばさねば! -
何の敷居もない線路のすぐ脇に数軒のランタン屋さんが並んでます
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そこで背後に歓声が…平渓線のディーゼル車がやってきました!
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手を伸ばせば触れられる至近距離を走り抜ける車両〜愉快愉快
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願い事にあわせて金運やら恋愛成就やら色が決まっているようでしたがここは「健康」の赤色で
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備え付けの筆で書き入れます
4面あるから願い事も4つまで -
今回の旅行記…ここまで触れずにいましたが日本では東北地方を中心に津波や地震が襲ったばかりでした
後ろ髪ひかれる思いで旅立って
宿でも被災地の報道に見入って
日本のために募金を集める姿に頭を垂れて
この旅でしっかり充電できたらその力を被災地のために生かす事を誓いつつ「東北復興」力いっぱいデカデカと -
宙たかく飛んでけ!願い事が叶いますように
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駅前の老街を離れテクテクのどかなハイキングコース
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二つ目のつり橋で平渓線の線路と合流です
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看板なんてお構いなしで誰も彼もが線路上に陣取り記念撮影
所によっては「線路に入ったら罰金とるぞぅ」的な警告もありましたが取られた人は絶対にいないと思う -
機嫌よくベタにStandByMeを歌いながら枕木の上を飛び跳ねてたら警笛が
危ない危ない
と言っても線路を人が占拠するのはよくある光景らしく列車も極めてのんびり通過して -
線路沿いに数分歩くと十分大瀑布の入り口です
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平渓線の一日周遊券があれば入場料が割引という説もありましたが今は優待がなくなった模様
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台湾最大の十分滝
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近付くと飛沫の彼方に大きな虹が
下に降りて滝壺を遠目に見上げる事もできます -
滝を満喫した後は近くでバスに乗り込む団体客や来た道を引き返す人が大半でしたが極々少数派ながら更に線路を進む勇敢な方々も
もちろんトンネルには通行禁止の文字
けど一時間に数本の単線だし…とやはりStandByMe気分でGO! -
トンネルを抜けたら前にも後ろにも誰もおらず
でもまぁ「鳴」って標識もあるし列車が近付いてきたらホワーンとかプップーとか言うだろうと前向きに -
結局ピーともパオーンとも鳴らさずガタゴト迫り来る車両
-
まさに目と鼻の先をかすめてく
-
平渓線の黄色い車体は溢れる緑と人々の歓声の中を行くとき一番カッコイイ
故宮博物院の白菜なみに「ここにしかない風景」大満足で大華駅から乗り込み次は九分へ…
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