2011/02/22 - 2011/02/22
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junichiaさん
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ウィーン滞在最終日。明日はアンマンへ移動するので、寒さに耐えてウィーンを満喫しようと考えています。
たった3日の滞在で、見落としているところはたくさんあるけれど、なかなか楽しめました。一人旅のだいご味は思い立ったが吉日ってところですね。
本日の工程(写真の時間から算出なのでおよそです)
10:00 起床、朝食
10:30 路面電車を乗り継いでベートーベン遺書の家に向けて出発
11:20 ホーエ ヴェルテ駅に到着
11:30 ベートーベン遺書の家に到着
12:00 遺書の家からベートーベンの散歩道へ(約15分)
12:30 路面電車グリンツィング駅、ここから徒歩でグリンツィング墓地へ
13:00 グリンツィング墓地到着、マーラーの墓を見学
13:15 グリンツィング駅に戻りバスでハイリゲンシュタット駅へ
13:30 駅前でケバブを食べて地下鉄U4でシュベーテンプラッツへ
14:00 シュベーテンプラッツでU1に乗り換えてドナウインゼルへ
15:00 いったんホテルに帰還、ちょっとだけ昼寝
18:30 ホテル出発、まずは夜の市立公園へ
19:00 マクドナルドを経由して楽友協会へ
19:30 コンサート開始
21:30 コンサート終了
22:00 SAKURAで晩飯
23:00 歩いてホテルに帰着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝10時、起床です。少し寝過した...。
写真はALMAホテルの屋上から。遠くにシュテファン寺院が見えます。
今日も寒そうだ...すこしだけ雪がちらついています。 -
これからベートベーンゆかりの地であるハイリゲンシュタットに移動します。
10:30、ホテル最寄りのシュベーテンプラッツ駅で1番路面電車にのり、ショッテントーアへ移動。ショッテントーアから、37番の路面電車に乗り換えます。
が、37番が見つからない!!うろうろしていると、地下に通じる道が..降りてみたら、なんと37番は地下に駅がある!もう、早く言ってよ。
なんとか37番路面電車にのって、終点の Hohe Warte(ホーヘ ヴァルテ)駅へ。終点までは1時間弱かかります。今にして思えば、U3地下鉄でハリイゲンシュタットまで移動して、そこから38Aバスに乗り換えたほうが早かったかも。 -
11:20頃、終点のホーエヴェルテに到着。
降りてはみたものの、うーむどっちに行ってよいやら..
ガイドを見るとハイリゲンシュタット教会が近くにあるらしい。教会といえば尖塔。尖塔は...あった!遠くに見える尖塔が教会に違いない...。
そう信じて向かいます。 -
とちゅう遊歩道を降りるような道があり、下っている途中に教会が!確かに教会らしい。よし、これがハイリゲンシュタット教会だと仮定する。どうやらこの辺りは公園ぽいね。
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教会を過ぎると目の前に道路が。遠くからバスが近づいてくる..。見ると 38Aと書かれている!これぞまさしく、U4のハイリゲンシュタット駅からやってきたバスに違いない!一安心!
バスがやってきた方向に少し歩くと、「Beethoven Haus」の看板だ!よかった間違えていなかった。 -
看板に沿って歩いてみると、教会らしき建物。
近づいてみたけどなんて書いてあるのやら...恥 -
すぐそばのマップを見ると、どうやらこの辺りにはベートーベンにゆかりのある場所が点在しているみたいですね。この教会もその1つらしい。
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教会の遠景。
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どうやらこれがベートーベン遺書の家らしい..。なんかすごく入りずらい雰囲気..。
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はいてみると、中庭に。正面の建物に「Beethoven Haus」と書いてある。
でも、扉が閉まってるし、休みなの?
いや、休みは月曜らしいし...おかしいなぁ。
思い切って階段を上っておそるおそる扉を開けてみたら、受付におにいちゃんが暇そうにしていたよw。やってるの?って聞いたら、もちろんとのこと。
2EURO払って入場。 -
入ってみると、6畳間が3つ程度の狭い展示室でした。
でも好きな人にはたまらないんだろうなぁ。英語の解説は一切なくて、わたしにはさっぱりです(笑)。
ただ、これがデスマスクであろうことは想像つきます。
ベートーベン巨匠は、顔が小さいです。
あ、写真はストロボ焚かなければOKとのことでした。 -
これがこの家のタイトルにもなっている遺書です。直筆のコピーなのだと思いますが..。はっきりと署名が見えます。
パラパラめくったものの...読めません... -
ほかに、楽譜とか楽器とかいくつか展示してありました。
ギシギシ言う床を歩いていると、この床を巨匠が気難しい顔をして歩き回っている様子が思い浮かびます。 -
ほんの15分程度で遺書の家にさようなら。
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遺書の家から徒歩でベートーベンの散歩道といわれる川辺の道を目指します。途中、ちょっと面白い建物があったので写真を。なんだろうね、これ。
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どうやらこの道がベートーベンの散歩道だったらしい。人っ子ひとりいない、とても静かな小道です。寒いので、つい早歩きに。とても思いをはせる余裕がありません。
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確かのこの道はベートーベンの散歩道です。
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ひたすら歩く歩く。誰ともすれ違いません。
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ほどなくすると、ベートーベンの彫像が。ここが、ベートーベンルーエですね。
ここからさらに先に進み、墓地の前を通り過ぎると、左方向に Grinzinger Steig と表示看板が見えます。Steig とは小道の意味らしいです。 -
川辺には雪が残っています。そりゃーさむいよ。
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Grinzinger Steig に入ると、両脇はブドウ畑。石段を黙々とのぼります。
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登りきったところで、ふと振り向くと、おぉ田園!!(なのか?)
そっか、この風景がベートーベンにインスピレーションを与えたのかっ!と勝手に解釈して先を急ぐことに。
10分程度歩くと、路面電車のグリンツィング駅に到着します。
ガイドを見ると、この近くにあるグリンツィング墓地にはかの有名なマーラーが眠っているとのこと。ここまできたら拝まずには帰れません。
路面電車沿いを5分ほど歩くと、「Grinzing Friedhof こちら」の看板が。Friedhof が墓地だということは寒風吹きすさぶ昨日イヤというほど知らされたので、間違いありません。
墓地までは坂道が続きます。結構疲れる..。 -
墓地にたどりついてはみたものの、広い広い。入口に「マーラーはここよ」なんて表示は見当たりません。
ウロウロすること10分。
一人の老婦人がじっと見入っているお墓があります。もしや?とおもいそっと近づくと、ビンゴ。まぎれもなくGustav Mahlerの文字が!
なんと荘厳なたたずまいなのでしょう。飾らずそれでいて威厳を感じます。 -
巨匠マーラーの裏手には、奥さんのお墓もあります。こちらは女性らしい柔らかさを感じますね。
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入口に戻って埋葬地区の一覧をみると、書いてありました。職業欄に Komponistと書かれていますね。間違いありません、あのマーラーです。
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マーラーのお墓を出てから、もう一度グリンツィング駅に戻りました。
そこから路面電車で戻ろうと思ったのですが、「あ、ドナウ川を見ていない!」ことに気付きました。
そこで、38Aのバスで終点のハイリゲンシュタット駅に向かいます。
そこからU4地下鉄でシュヴェーテンプラッツ駅へ。途中、ゴミ焼却場だという変わった建物が見えました。
シュベーテンプラッツ駅でU1地下鉄に乗り換えて、ドナウインゼル駅へ。この駅はドナウ島の真ん中にあります。写真は、駅のホームを出たところの橋から撮ったものです。とても寒かったですが、綺麗でしたねぇ。おもわず美しく青きドナウを口ずさみたかったのですが、どうしても出てくるのはモルダウでした...恥。 -
川辺に降りてみました。遠くにはシュテファン寺院が見えます。
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いったんホテルに戻り、暖を取ることに。19:30からは楽友協会の黄金ホールでコンサートです。
写真は、昨日の楽友協会ツアーの際に発行してもらったチケットです。立ち見(Stehplatzkarte)です。値段は5EURO!安い!コンサートにもよるのでしょうけど、確か一番高い席でも6000円位じゃなかったかなぁ。ジーンズしかもっていな私には無理だと思ってあきらめましたけど。日本だとN教だって平気で1万円近くしますよね。 -
18:30、そろそろ出掛けようかなと。
寒いの出路面電車にのってシュバルツェンベルクプラッツへ。
直接楽友協会にはいかず、まずは夜の市立公園でライトアップされた彫像達の写真を取ることに。まずはシューベルト。 -
こちらはシュトラウス。顔が映らなかった...。
-
せっかくだから夜のオペラ座も写しておこう。
今回はコンサートホールには入れなかったですけど、まぁしかたない。 -
で、途中マクドナルドでコーヒーを買い、それを飲みながら楽友協会に到着。夜の楽友協会もいい雰囲気ですねぇ。
さて、どこから入ろうか...私のような身分の低い人間は正面から入ってよいものだろうか...w ちょっと気がひけたので、裏手のチケット売場からこっそりと入場しました。っていうか、チケットを買った人が直接入る入口ですけどね。なので何の問題もないです。
ロビーは着飾ったマダームやスーツ姿の紳士でごったがえしています。
その間を見えないように擦り抜けつつ、立ち見席はどこなぁとスタッフのおねぇさんにおそるおそる聞いてみると、「その前に(そのきたない)上着をクロークに預けなさい」と。「そのきたない」とまでは言わなかったですが、きっと思ったはずorz。
クロークに並んでいるのは、お金持ち(かどうかしらんけど)のマダムマダムマダム...その間に挟まれて子羊の自分..マダムマダムマダム...。
クロークでは上着と引き換えにタグをくれます。そのときチップとして1EUROを渡します。ほかのマダムも1EUROだったので、私だけけちっているということは無いはず。 -
上着を預けて、再度スタッフに「立ち見どこ〜」と聞くと、この階段登ってすぐ..とのこと。
行ってみると、そうそう、ここだ!昨日ツアーで入ったところだ!
まだお客さんはまばらです。立ち見席にも人は少ない。そっか、やっぱりコンサートによるんだろうなぁ。私が確保したのが、左端に近い最前列。まぁ、人も少ないので取り合いになることは無いでしょう。周囲を見てみると、ちらほらと柵にハンカチがくくりつけてありました。「ここ取ってあるよ」ってことなのでしょう。
そういえば今日の演者はだれだっけ?全く予備知識無しにきてしまいました。たしか、冒頭でフィガロやって、次にオーボエ協奏曲うんたらだったかな。締めがワーグナーだったかと。 -
そとそろ人で埋まってきました。
みてください、この白髪率!
なんというか、本当に「音楽が楽しみなの〜」というマダムばかりです。杖率も高かったですよ。みなさんおしゃれしています。 -
で立ち見はというと、私を筆頭に、超カジュアル。ちょっと安心しました。
コンサート中、立ち見席の人たちは床に座ったり、後ろの壁によりかかったりと、結構自由でした。なんかかっちり座るよりもリラックスして聴けたんじゃないかなぁ。2時間立ち見はきついと事前にきいていましたが、42歳中年の私でも問題なかったです。あまり混んでいなかったことと、柵によりかかれたのがよかったのかもしれないですけどね。
さて演奏ですが...オケはまぁじょうず(笑)なのですが、立ち見だからですかねぇ、あまりズシーンとはきませんでした。
ただ、オーボエ協奏曲でオーボエを演奏したおっちゃん!これがうまいうまい!そして、踊る踊る(笑)。
ステージを動き回って吹いていました。
演奏が終わると割れんばかりの拍手で、「ブラボー」も飛び出す始末。だって、ワーグナーでは出なかったんですよ、ブラボー。
あまりにも感動したのでホテルに戻って調べてみました。確か風邪薬みたいな、女性っぽい名前だったんだよなぁ...なんだけ、そうだ、ルルーだ..なんてブツブツ言いながらGOOGLE先生にきいてみると、なんと超有名人じゃないですか。フランソワ・ルルー。
オーボエコンチェルトなんてものには全く興味が無かったのですが、あそこまで魅せてくれるならば話は別です。今後も応援したいです。 -
さて、ルルーに魅せられた演奏会も終わり、ウィーン最期の夜も更けてまいりました。
楽友協会、さようなら。 -
路面電車で路面電車1番でショッテンリンクまで行き、昨日訪れた日本料理屋で締めることにします。
写真は路面電車内から写した市庁舎です。手前のスケートリンクとともにライトアップされていて綺麗です。 -
ショッテンリンク駅前の日本料理屋、SAKURAに到着。
まずは、青島ビールと焼き餃子を注文。
焼き餃子は....うーん...失敗しちゃったかも...。なんか、皮の厚いショウロンポウを無理やり餃子の形にして焼いちゃった...みたいな...ww
でもって、酢醤油ではなく、ガーリックソース的なものをつけて食べます...。1つ1つが結構重たくて、これだけで腹がいっぱい...
いやこれで終えたらウィーンに負けたことになる。今日のメインは味噌ラーメンだ! -
バーン!
出ました味噌ラーメン...orz。
えーと、ムール貝に卵焼き(爆笑)。奥にはカニカマが...。
まぁ、トッピングはどうでもいいじゃん。要はスープと麺ですよ。
スープを一口..
うーん、おいしいんだけど、なんか違うな。なんか安っぽいというか..。
これ、化学調味料の味だよなぁ..。それもかなり食べなれた味...。
そのとき、耳の奥で聞きなれた音楽が鳴り響きました。
「あーらよ、出前一丁〜」
これ、インスタントラーメンじゃねぇかっ!ふざけんなっ!
試しに麺を..はいはい、インスタントラーメンの麺です。しかもかなり伸びてます..。
ウィーン奥深し。完全に負けました。
でも、でもね。そこは中華。エビとイカがごっそりと入っていて超お得!
超腹一杯なのですが、この侘しい満足感はなんでしょう。
orz傷心のまま帰路に就いたのでした....。 -
この見慣れた路地とも今日でお別れです。
明日はアンマンに移動します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- moonさん 2012/01/08 19:06:51
- 初めまして^^
- こんばんわ。
4月に同じく一人ウィーンに行くので、参考にさせていただきます。
旅行記とても楽しめましたし、面白かったです♪
- junichiaさん からの返信 2012/01/11 18:04:39
- RE: 初めまして^^
- ありがとうございます!
ご覧いただきまして恐縮です。
楽しんできてください!
> こんばんわ。
> 4月に同じく一人ウィーンに行くので、参考にさせていただきます。
> 旅行記とても楽しめましたし、面白かったです♪
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