「　品川宿　①（御殿山～品川神社）　」自転車さんぽ

2011/03/27 - 2011/03/27

かつての東海道第一の宿場町として栄えた「品川宿」の周辺を、自転車で巡ってきました。

　＜さんぽコース＞

　①　御殿山～東海寺～品川神社

　②　北品川宿～南品川宿～鈴ヶ森刑場跡
　　　　　　（旧東海道）

エリア 品川(東京)

第一京浜（国道15号）の新八ツ山橋を渡る。
この橋の下はＪＲ山手線、新幹線、横須賀線が通る。

八ツ山通りに入ると「三菱開東閣」が。
　　---旧岩崎家の高輪別邸で、現在は三菱グループの倶楽部になっており、
　　　一般公開はされていない。

元SONYビルの跡地を再開発して「ガーデンシティ品川御殿山」のショップ＆レストランができている。
　　---開業はこれからのようです。
　　　

この辺にはSONYの「御殿山テクノロジーセンタ」がある。
---コブシの白色が目にとまりました。

坂の途中にある「御殿山の丘公園」

高台で日当りの良いところで、
一足先にサクラが咲いています。

いよいよサクラの季節になって来たようです---。

八ツ山通りの反対側にある「御成門通り」の碑
　---この一角には「原美術館」、「吉川英治の旧邸」があります。
　　
　　
　

目黒川沿いの山手通りにでて、ＪＲ京浜東北線の近くにあった
「近代硝子工業発祥の地」の碑

線路沿いに進むと「東海寺開山澤庵禅師墓道」の碑
　　自転車での先客がいらっしゃいました--

沢庵の墓
　珍しい墓の形--巨大なタクアン石！
　沢庵は遺言で墓をつくることを禁じたため、没後108年後にこの石が
　造られたという。
　
　墓の後ろには新幹線、墓の前は京浜東北線が通る。

「東海寺大山墓地」の碑

沢庵は江戸時代に活躍した禅僧
--家光によって創建された東海寺の開山に迎えられる。
　

賀茂真淵の墓
---江戸時代の国学者、歌人

京浜東北線のガードをくぐって山手通り沿って行くと「子供の森公園」がある。
廃校になった東海小学校の跡地にできた公園で、恐竜が立ち並ぶ！

ここにも

恐竜と戯れる！

山手通り沿いにある「東海寺」の入口に着きました。
---大震災の影響がでています。

「世尊殿」
　　--本格的な禅宗建築で昭和5年の建築という。

この梵鐘は、将軍綱吉の母・桂昌院が家光の冥福を祈って
寄進したものという。

東海寺の境内

原爆犠牲者　慰霊碑

昭和42年、東京在住の被爆者たちによってたてられた。

東海寺の隣にある建物の「公開空地」。
--「この広場の通路は建築基準法に基づく総合設計制度により設けられた
　　公開空地で、歩行者が日常自由に通行または利用できる」とある。

　　　---知りませんでした。
　　

　「江渡八景　品川秋月」のパネルが展示されてます。
　1832年（天保3年）頃　広重作。

山手通りを下って第一京浜（国道15号）を左折すると「品川神社」に
でてきました。
北品川宿の鎮守で鎌倉時代初期の創建とわれる。

急な石段が50段近くある。

大鳥居の左右の柱には、のぼり竜、くだり竜がまきついている。

石段をあがると「富士塚」の下に
　交通旅行安全守護　「ぶじかえる」のカエルの親子の碑

富士塚は地震の影響で立入禁止です。

品川神社　二の鳥居
　

本殿の右手にある「阿那稲荷社」（あないなりしゃ）への鳥居

この奥に一粒万倍の泉があり、銭洗いすれば万倍になると
いわれている。ただしそのお金は地元の商店街で使わねば
いけないと---！なるほど。

品川神社からの海岸方面の眺望。
正面は京急電鉄の高架線路、手前の下は国道15号、
国道の向こう側は「旧東海道」が並行して通る。
今はビル、ビルが連なる。

かつてはここから品川の海が見え、秋月が海に映ったのでしょうか--。


　「品川宿　②（北品川～鈴ヶ森刑場跡）」につづく。