早春の高山＆白川郷　1日目

2011/03/13 - 2011/03/14

奈良から一旦実家の愛知へ戻り、そのまま翌日早朝に高山へ。
JRのツアーでワイドビュー飛騨往復＆ホテルつきで1万円以下というお得なツアー。
子供のころ高山の近くに住んでいたので、懐かしかったです。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

8:43名古屋発のワイドビュー飛騨で高山へ。
沿線からは美しい渓谷が見えます。

小さいころに、飛騨小坂に住んでいたのですが、長らく訪ねていませんでした。
なので、懐かしい旅になりました。

高山駅から徒歩5分。
今回のホテル、高山桜庵です。
まだ新しいのでとても綺麗。

お昼時だったので、荷物を預けてホテルの近くのJAがやっている「味蔵」という飛騨牛専門店へ。
お肉が柔らかくっておいしい！
母はお肉が食べられないので、クッパを食べていました。＾＾）
この内容で1500円は安いかなー。

高山駅前。
母曰く「すっかり変わっちゃった」。
とはいえ、まだまだお店も少ないと思いますが。

まずは国分寺へ。
聖武天皇が全国にお寺を造ろう！って御触れを出したときに造られた国分寺、国分尼寺。
現存しているお寺は少ないそうです。

入り口にあった「なでさるぼぼ」。
願いが叶うらしい。

鐘楼が門になってるんですね。

重要文化財、三重塔。

こちらも重要文化財の本堂。
300円を払うと内部を拝観できます。
しかもご住職のお母様と思しきおばあさまの丁寧な説明つきです。
私たち2人しかいなかったのですが、古い鍵を開け、電気をつけて、ひとつひとつ説明してくださいました。
阿弥陀如来様、薬師如来様、聖観世音菩薩様、そして円空作の弁財天。
どの仏様も穏やかで優しくて、柔らかい雰囲気でした。
これだけの仏像がこの近さで拝観できるのは有難いことです。
特に円空さんの仏像がここで拝めるとはー（涙）。
そのほかのお宝も説明していただき、とっても充実した内容でした。

天然記念物の大イチョウ。
なんでも、天平時代に大塔を造ったとき、棟梁が誤って柱を短く切ってしまい、娘の八重菊の案で枡組で補って完成させたとき、秘密を守るために棟梁が娘を殺して埋めてしまったのだそう。
その横に植えられたのがこのイチョウ。樹齢1200年。
てか、ひどすぎる親だよね。。。

市内をぶらぶら散策。
ひな祭りの飾りをあちこちでやっていました。

高山に来たら食べておかんと！
ということで、鍛冶橋横の団子屋でお団子70円購入。
柔らかくておいしい。

鍛冶橋にあった不思議なオブジェ。
「手長像、足長像」
スサノオの尊の妻の父、アシナヅチと母、テナヅチを高山祭りの山車の飾りにしたものだとか。
でもなんで？

さんまち。
お店もずいぶん変わったみたい。

高山といえば、地酒。
私は飲みませんが、お土産に購入。
入り口の丸い杉の葉の飾りが神酒ができましたっていうお知らせになってます。

「うさぎや」
ウサギグッズばかり置いています。
ウサギのぼぼ（子供）は「うぼぼ」なんだって。＾＾）

高山陣屋。
時間がなかったので門だけ写真に撮りました。

タクシーで高山美術館へ。
以前来たときはこんなに綺麗に山並みが見えなかったなー。
すごく綺麗！
穂高連邦や乗鞍岳など全部見えましたー。
山好きの母も大喜び。

高山美術館。
ラリックやドームなどのガラス工芸がメインです。
とても静かで、落ち着いて見ることができる素敵な美術館です。

館内から。

ドームやラリックの作品で作ったアールヌーボーのお部屋。

マッキントッシュの部屋。
こちらも素敵。

帰りはさるぼぼバスで。
最初からこれに乗ろうと思っていたんだけど、案の定、1時間に1本という、観光地にあるまじき本数だったので。。。
片道200円で高山駅まで帰りました。

ホテルの部屋。
小さいけど、和風モダンに造られていて、女性好み。
和室に低いベッドで、空間をうまく使っています。
館内も全部畳敷きなので、歩く音が気にならないのがいいです。

そして窓からは山が一望！
お風呂があるフロアの休憩所からもよく見えました。
貸切風呂も無料で３つあり、お風呂も気持ちよかったです。

夕飯は外で。
でも駅前の蕎麦屋は7時くらいだったのに閉店・・。
とにかくお店がない！
鍛冶橋近くまで歩いて、ようやく1件の居酒屋さんに入れました。
母はエビフライ、私は山菜とホウバ味噌定食。
ちょっと塩辛かったー。