2011/03/06 - 2011/03/12
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さん太さん
ニッキュッパの上海江南7日間 「杭州→上海」までの後編
杭州は今回、期待の一つ
古くから貿易港として栄え、13世紀の頃には世界最大の都市。
ここを訪れたマルコポーロも「世界で最も美しく華やかな土地」と賞賛、又「天に天堂あり、地に蘇州杭州あり」と謳われたところです。
上海は、2005年に訪れたときには、万博に向けてあちこち工事ばかりでしたが、何処まで変わったか・・
今回のツアーで、中国旅行30回以上、中国の歴史、文学に憧れて色々勉強され、中国語もかなり話すことが出来るご夫婦と一緒でしたが、彼ら曰く、「中国は大好き、しかし深みのある歴史を持つ誇りからなのか、今まで中国人から自発的な“すみません”という言葉を聞いたことが無い。」
なるほど、まさしく同感です、しかし日本人には無い、ある種の強さを凄く感じます。(日本の政治家よ、少しは見習え)
しかし今回の東北関東大震災後の中国人の日本人評として「GDPでは日本を追い抜いたが、人間性ではまだまだ追いつかない」という論評を聞きましたが、彼ら自身がそれを言うとは信じられない気持ちです。
歴史的に見て、中国は父親、朝鮮は兄。
ヨーロッパを主に好んで旅行してましたが、上海のような近代都市は別として、蘇州、杭州など墨絵の世界、宋代の町並みなど見ると、中国はやはり実家に戻ったような、懐かしさのような感じを受けます。
おまけ(旅行とは関係ありませんが)
中国通のご夫婦に教えていただいたのですが、トイレットペーパーは中国語で「手紙」と書くのだそうです。
日本では昔(私の子供の頃)横文字が入ってくる前は「便所紙」と言ってたし、「便所紙」よりよっぽど「手紙」の方がいい言葉。
よくよく考えると、レターを「手紙」と書く日本のほうが変に思えて来ます。
いままで「手紙」に少しロマンチックな響きを感じてましたが・・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
杭州のホテル
-
4日目
朝食後,出発までのホテル周りの散策
団地内の公園での太極拳
30年ほど前に訪れたときは太極拳ばかりでしたが、最近は太極拳よりダンスとか体操のようなものをやっています。 -
団地内を通り抜け、路地を通り抜け、運河に突き当たりました。
少しの土地を利用して野菜を作っています。 -
運河のごみを取っている人
この様な運河でのごみ収集や、街中の道路での清掃人をたくさん見かけますが、考えようでは、町が汚いから彼らの仕事が成り立つ。
中国の人はそこまで考えて、路上に平気でポンポン物を捨ててるのでしょうか・・・ -
これじゃ〜 キリないですよね
-
ホテル近くの市場
もっと撮りたかったが、ここでバッテリー切れ
ホテルに戻って8:30集合の準備 -
杭州の西湖ほとりにある、西冷印社(せいれいいんしゃ)
創立は清末の1903年。
書道と彫刻が一体となった、印章学の学術団体。 -
行程表には入ってなかった所
結局ここでも色々説明を聞いた後、印鑑の売り込み。
予定に入っていなかった8軒目のお土産やサン -
しかし歴史のあるところなので、多少見ごたえあり
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古来より、多くの漢詩に歌われた中国屈指の名勝地
西湖は2011年7月に世界遺産に登録見込みだとか・・・ -
六和塔入り口
西湖南端から4−5km程の所にある -
六和塔
銭塘江の高潮を鎮め、また灯台の役目をさせるために宋代(970)に建てられた国宝指定の塔。
屋根は13層あるが実際は7層、60m -
塔を登る螺旋階段
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各階の天井にはこの様な模様
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最上階から見た銭塘江と銭塘江大橋
1937年に完成。 当初ソ連の協力を仰いでいたが、中ソ紛争となり独自で作った橋だとか。
上段が自動車道で下段が鉄道の2階建橋。 -
各階にはこのような・・・・
何と書いてあるのか、学が無く読めません。 -
西湖と杭州駅のほぼ中間にある河坊街(かぼうがい) 入り口
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880年前の中国の南宋の時代の建物を模して作ったものとか。
南宋の時代、杭州は世界最大の都市。
河坊街はその文化と経済貿易の中心地 -
こういうところで食べるのが美味しい。
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西湖に戻って西湖遊覧
でも向こうに見える金色の船は飾り物
手前はツアー用には小さすぎる -
遊覧船の中、外観は撮り忘れ
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西湖に浮かぶ島
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西湖十景のひとつ蘇提春曉
西湖を南北に走る全長約2.8Kmの堤。
のんびり歩いてみたいところです。 -
イチオシ
西湖の夕景
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西湖の夕景
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杭州2泊目の夕食
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前日、ホテル内3Fにある足裏マッサージを80分98元(約1300円)で受けたのですが、他の人から少し離れた所に、足裏60分20元、全身50元の店がある、と聞き昨晩はその店へ。
(妻と二人で全身100元)
翌朝写真を撮りました。
ガイドさんを通してのオプション足裏マッサージは3000円 -
西塘古鎮 入り口
西唐はその昔、春秋戦国時代には呉国と越国が戦った場所で、「呉根越角」と呼ばれ、昔から物産豊富なところだったそうです。 -
西塘古鎮内地図
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観光のため、街を広げようとしており、この辺は新しいところ
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ここからが昔ながらの地域
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中国の古い町には運河は付き物
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この路地は色々なガイドブックに載っている
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運河で洗濯、
生活感タップリです -
建具やサン
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この写真は、屋根の上のエアコンが今にも落ちそうなので撮りました。
上海等このあたりは全く地震が無いそうなので心配ないのかもしれませんが、震度1でも瓦ごと落ちそうです。 -
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最終地上海に入ってきました。
いずれこの辺も高層マンションが群立するのでしょう -
相変わらず、いたるところで工事中。
現在上海の人口は2千万弱、東京と大阪を合わせたほど。
何処まで膨張するのやら。 -
上海万博の為の駐車場があちこちにあるが、全て高層ビル群になるのだとか。
しかし本当に地震は来ないのだろうか・・・ -
上海の夜景
先々月の香港の夜景と比べると、靄がなかった分こちらが綺麗だったように思えるが、香港のほうが派手かも・・ -
租界時代に建てられた欧風建築が今もそのままの姿を残すこちらのほうが素敵です
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日本占領時代に色々曰くがあるゴールデンブリッジ
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上海1日目の夕食
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上海でのホテルには感動!
昨年オープンしたばかりとか、ホテル支配人も日本語ペラペラだし、部屋もとても広く、セミダブルが二つ・・・
これでもニッキュッパ、信じられません。 -
6日目朝、ホテル外観
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6日目 上海万博中国館
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ここから1時間30分待ち
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凄い行列。
現地ガイドさんが、「中国人に負けないように、頑張ってください」って笑いながら言ってますが・・・・・
我々20名、とてもかないません -
ほぼ2時間近く待ってやっと館入り口通過
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やっとは入れたと思えば、中でも行列
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エレベーターで一挙に12階まで上がり、そこから各階展示物を見ながら下りる、という段取りだが・・・
これは最上階の宋時代の華やかな町の風景をCGにして展示。
なかなか見ごたえあり。
今まで見てきた烏鎮や西塘などの当時の都振りが見えます。 -
時間がないのか、12階を見ただけで終わり。
2時間近く並んで、30分ほど見学して終わり。
ここには兵馬俑も展示しているとか、見たかったのに・・ -
しかし中国ツアーに万博ははずすべきだとおもいます。
時間対効果でいえば、全く低い。 -
入り口はギューギュー
出口はスイスイ -
出口付近でなにやら激しい剣幕の女性の声
男性の声40dB(デシベル)、女性の声90dB
女性が男性に突っかかっています。 -
その内、警備員が出てきて止めに入るが、全く関係なし。
次第に警備員と女性が取っ組み合い。
女性の声90dB 警備員30dB
別の警備員が男性を押さえようとするが、取っ組合い状態
男性の声60dB 警備員の声40dB
結局女性は叫びながら警備員を振り切り園外に、
男性は2人の警備員と取っ組合いしながら両脇を抱えられ園外に
何のことやらさっぱり分からずです。
しかし中国人は強い、特に女性は! -
上海博物館
万博場の後、どこか1ヵ所寄り、遅い昼食の後、楽しみにしていた上海博物館へ。
しかし入館制限時間4時までに5分遅れ。
ガイドさんは必死に窓口でお願いし、又携帯で上司から頼んでもらってるようだが、結局入れず。
腹が立つことこの上なし。
中国3大博物館といわれ、青銅器を中心に中国の歴史を展示しているここには大変期待していたのですが・・・・
万博中国館なんてどうでもよかったのに!!
「ニッキュッパニッキュッパ・・・ガマンガマン」 -
上海博物館の代わりということで、行った新天地
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-
新天地の後訪れた豫園(ゆえん)
少し離れたところにバスを止め、30分ほどの自由行動。
同じツアーの人で上海に詳しい人が、早足でさっさと歩いていくので、その人の後を着いていきました。
正解、ここまでたどり着けたのは、その人と我々だけ。 -
豫園 って行程表に入ってなかったので、予備知識も全くなかったのですが、なかなか見ごたえあり。
上海の人気スポットだとか。 -
「豫」は愉を示し、すなわち「楽しい園」という意味だとか。
1577年造営、1760年再建。
やはり時間的に園内は閉園となっており、その周りだけを見ただけです。
残念。 -
最後の晩餐のしゃぶしゃぶ。
この食事の後ホテルに戻りNHKを見て絶句!!
それまで娘からのメールで東京震度5、程度のことしか分からず、半信半疑状態。現地ガイドも会社に問い合わせて大した事ない、との事だったのですが・・・ -
上海空港
9:55発の中国国際航空
出発時点では成田は封鎖状態、何処に着陸できるか分からない状態で離陸。 -
何とか無事成田に着陸できそう。
いつもは「帰ってきた」という目で千葉上空から見るのですが、今回は違った目で見てました。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- きなこさん 2012/06/21 20:26:21
- ニッキュッパ
- こんばんは さん太さん
旅行記楽しく拝見しました
多分私達が行くのもこんな感じなんだろうなぁ〜って思いながら
私達もニッキュッパの上海 楽しんで来ます
ありがとうございました
きなこ
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