2008/03/28 - 2008/04/05
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tomozow40さん
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9歳の娘と2人、カンボジアのシェムリアップとおまけでベトナムのホーチミンに行きました。
さまざまなトラブルに見舞われながらも、楽しい8日間(+1)の旅でした。
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翌日から、いよいよこの旅行の最大の目的であるシェムリアップ観光が始まった。ガイドとクルマをスケッチトラベルという旅行会社で予約済みであった。現地で、トゥクトゥクを1日チャーターして観光しようと思っていたのたが、結構危険との情報を得て、日本から予約したのであった。
4月のカンボジアは灼熱地獄な上に、予期せぬスコールに襲われる、ある意味での観光オフシーズン。この季節に、クーラーがガンガン効きまくったクルマでの移動は快適だったが、ひとつ誤算があった。ドライバー兼ガイドを英語のみ対応可能でチョイスしてしまったために、シェムリアップに滞在する5日間のうち、主要2日間を英語漬けで過ごすハメになったことである(笑)
正直、ドライバーが欲しかっただけで、こんなにガイドとして尽力していただけるとは思っておらず、苦手な英語でコミュニケーションでとることに忙殺された2日間だった。
画像はアンコールワット正面。 -
かなり乱暴な言い方をさせて頂くと、カンボジアの歴史に造詣が深くない方であるなら、シェムリアップの寺院観光は、アンコールワットとアンコールトム、タ・プロームで十分だろう。なぜなら、たくさんの遺跡を見てもその違いがわからないし、しまいには熱さ(もはや暑さではなく熱さ)も手伝って、全部同じに見えてくるからである(笑)
画像は、アンコールワットでも有名な彫刻。 -
知識の不足さや灼熱の太陽さえも凌駕する、ものすごいパワーを秘めている遺跡が、タ・プロームだ。ここは遺跡というより、遺跡が、自然の持つ生命力と一体化した処だと考えた方がいいかもしれない。どんな歴史的云われがあるのか知らないが(笑)、自然の前ではそんなものは無力な存在でしかなく、人間の生み出した文明のはかなさと、それでもそこに刻みつけられた崇高な思いなどが一体化した場所である。
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タ・プローム
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タ・プローム
なんかものすごいことになっています。 -
タ・プローム
この風景を見ていて浮かんだのは、RPGのダンジョンである(笑)
まさにこんな感じのところを冒険しているのではなかろうか?と。 -
タ・プローム
あり得ない風景がそこかしこにゴロゴロしている。 -
タ・プローム
あまりの暑さに親子でバテ気味(笑)
もはや、笑顔さえつくる元気もない。 -
タ・プローム
ホレ、あそこにもダンジョンの入り口が(笑) -
タ・プローム近くの食堂。私はヌードルを、娘はサンドイッチを注文したところ、インスタントのヌードルに、異臭漂うサンドイッチが運ばれてきた(笑)
しかもインスタントヌードルには、「スープの素」が入っていたらしいビニール袋入り。
食事はマズかったけれど、店内にはなぜかハンモックが置かれていた。ガイド兼運転手さんから、「自由に休んでいいですよ」と言われ、嬉々として初めてのハンモック体験に、いたくご満悦の娘(笑)。 -
この方が、スケッチトラベルから派遣されてきたガイド兼運転手さん。
な、名前を忘れてしまったけれど、かなりなインテリで仕事熱心な良い方でした。言葉が不自由な私のために、キレイな筆記体で英文をすらすらと書いてくれた。
何にしろ私の英語力は最低で、意思の疎通がはかれないという苦しいコミュニケーションではあった(笑)
娘には英語を学ばせよう。 -
カンボジア4日目にしてやっと、ガイド兼運転手から解放され(笑)、いつもの自由旅行に戻った。宿泊ホテル前にいつもたむろしているトゥクトゥクの運転手を捕まえて値段交渉。少し安くしてくれたので、半日チャーターして、気球遊泳と、もう一度アンコールワットをゆっくり見たかったので、ワットへ、いざ出発! トゥクトゥクは事件に巻き込まれるケースも多いらしいが、良い運転手さんに巡り合えると最高に気持ちの良い乗りものだ。
カンボジアの風は気持ちが良く、トゥクトゥクは自動車のように閉塞感がないので、気持ちの良い風を感じながら、美しい自然と一体化できる。
自己責任が求められるものの、シェムリアップでのトゥクトゥクを利用した観光は大変お勧めできる。
画像がシェムリアップでの一般的なトゥクトゥク。 -
この日1人目のトゥクトゥク運転手さんは、クイーンズイングリッシュを操る気さくで明るい方だった。
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これがシェムリアップの気球遊覧乗り場。
価格は詳しくは忘れてしまったけれど、結構お高い。
当初強風のため、気球は出発できないということだったけれど、途中で風がおさまり、なんとか乗りこむことができた。 -
で、これが気球に乗って遺跡を撮影したもの。
気球遊覧と書いたが、実はこの気球は遊覧しない(笑) 紐で固定されているのだ〜。
つまり、価格の割に今ひとつ(笑)
資金の余裕があり、空から遺跡を見てみたいという方のみにお勧め。 -
気球から真下を撮影。赤い屋根の建物が、気球遊覧の受付。
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遺跡近くで、正体のわからないフルーツが売っていた。
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そのアップ画像。りんごのような、梨のような…。
この果物を売っていたおじさん、おもむろに娘にカットした果物を渡した。
何も考えず、口に入れるわが娘。一瞬の出来事であった(笑)
しかし、娘はその後もお腹も壊さず、元気!
丈夫な子でよかった(笑) -
午後からは、また新たなトゥクトゥクの運転手をチャーターし、再びアンコールワットへ。
この2人目のドライバーは、20代の若者で、前の1人目より英語力はなかったが、なぜか日本語で書かれたシェムリアップのガイドブックを持っており、これまたなぜか、その本を私にくれた(笑)
損得勘定抜きで他人に親切にしたり、価格の交渉もガメツくなくスマートだったり、物売りも観光スポットで頻繁に見かけるが、売り方がしつこくなかったりと、商売根性が比較的キレイな人が多いのが、シェムリアップの特徴であった。非常に好印象である。
それにしても、これでやっとアンコールワットを自分たちのペースでゆっくりとみられる(笑) -
そう、そう、これ。この風景よ〜。
母のリラックスムードが伝わるのか、心なしか娘も楽しそうである(笑) -
カンボジアの歴史を全く知らない私(笑)
それでも、アンコールワットは素直にスゴいと思える。 -
アンコールワット内にある、音が反響して聞こえる有名なスポット。
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アンコールワットに住みついているらしい猿。
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こういう素晴らしいレリーフが山のように見られるのが、シェムリアップ。
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有名なプノンバケンの夕陽を見るために、なんと像に乗ってプノンバケンに到着。
しかし、評判ほど感動はなかった(笑) -
動物に乗るのが大好きな娘は、像に乗って移動に大興奮!
まぁ、普通、像には乗れないもんね。 -
プノンバケンにはたくさんの人々が夕陽を見るために集まります。
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オールドマーケット。
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オールドマーケット近くのカフェでランチ。
サービスで果物を持ってきてくれました。
果物好きな娘は、大喜びでパクついてます。 -
アンコールワットを最後に1枚。
勉強不足な私は、アンコールワットという遺跡をよく知らなかった。
初めてその存在を意識したのは、20代前半の頃。池袋・西武デパートで、「アンコールワット遺跡を守るための写真展」が開催され、友人と一緒に見る機会があった。当時のカンボジアは国土を荒廃させた内戦が終わったばかり。国中に地雷が埋まり、人口の3/1の国民が亡くなって、母国から逃げ出した難民が世界問題となっていた頃だった。「このままではすばらしい遺跡が樹海に飲み込まれてしまう」ということで、カンボジアの遺跡を守るための寄付金を世界中で募っていたのだった。
その写真展を見て、「これは一度は見てみたい」と思ったのが、アンコールワットを意識した最初だった。
やせ細った乳児を、これまたやせ細った若い母親が抱き、出ないおっぱいを咥えさせている写真が、世界中に驚きをもって伝えられていた頃だった。
しかしそれから20年近くが経ち、カンボジアは再生しつつある。
私たちがシェムリアップを訪れたその時期、中心地のオールドマーケット近くに、ファッションビルが新しく建てられていた。まだテナントが完全に入店しておらず、工事も中途半端な状態だったが、ビルは既にオープンしていて、現地の子供たちが嬉しそうに店内のエスカレーターを昇り降りしている姿が見られた。エスカレーターが珍しかったのだろう。
それが2008年のことである。たぶんあの後、商業施設が続々とオープンして、シェムリアップは急激な発展を遂げていると予想できる。
美しい自然と豊富な観光資源、穏やかで朗らか、働き者な国民性。
私はカンボジアに抱いていた内戦と貧困。それは少なくともシェムリアップでは姿を潜めていた。
チャーターしたトゥクトゥクの運転手に、「カンボジアはどうですか?」と尋ねられた私は、少ないボキャブラリーを使って、「美しい、とにかく美しい国ですね」と答えた。その運転手は、とても満足そうだった。
カンボジアは、私の大好きな国の一つとなった。
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