梅の花咲く俳都・松山と道後温泉の旅　後編　　道後温泉周辺等

2011/02/27 - 2011/02/28

久々に妻と連休で休みが合い、折角だから温泉でもと計画していた所、某国営放送で放映されていた｢坂の上の雲｣にハマっていた妻の希望で舞台となった松山に行き先が決定！
本当は四国に行くんだったら、阪神タイガースがキャンプを行っている高知県が良かったんだけど、費用の都合等々で断念・・
松山と言えば日本の三名湯に数えられている道後温泉もあることですし、早春の伊予路を満喫して参りました。

エリア 道後温泉(愛媛)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

今夜の宿泊先の道後温泉へ向かいます。
折角ですので、坊ちゃん列車で参りましょう(^。^)

松山市駅で坊っちゃん列車と旧タイプの路面電車

坊っちゃん列車の内部
日曜日とあってなかなかの乗車率
ところどころで車掌さんが沿線の見所を案内してくれます。

およそ２０分で道後温泉に到着しました

丁度１６：００になり、からくり時計が動き始めました。

今回の宿泊ホテルは楽○トラベルで予約した｢茶玻留｣です。
道後温泉本館のすぐ脇という好立地です。

１０階にある屋上露天風呂です。
屋上からは松山城も望めます♪

ホテルの大浴場も結構ですが、やはり折角来たのですから道後温泉本館にも行かなくては、フロントで神の湯の入浴券が４００円の所３５０円で販売していました。

★道後温泉本館★

★道後温泉本館★

★道後温泉本館★

★道後温泉本館★

★道後温泉本館★
３階にある『坊ちゃんの間』　夏目漱石が松山中学の英語教師として松山に来たのが明治２８年の４月、その頃の道後温泉本館は木の香も新しい建物であったことから、「道後温泉はよほど立派なる建物にて、八銭出すと３階に上がり、茶を飲み、菓子を食い、湯に入れば頭まで石鹸で洗ってくれるような始末、随分結構に御座候」と手紙で書き送っています。
『坊ちゃんの間』は当時の雰囲気を今に残しています。

★道後温泉本館★
坊ちゃんの間からの眺め
でも漱石は松山の事を結構けちょんけちょんに書いてますよね(T_T)
それでいいのか！

★道後温泉本館★
又新殿（ゆうしんでん）　明治３２年に桃山建築様式を模して建てられた、日本で唯一の皇室専用浴室です。
但し使われたのは、昭和２５年に全国巡幸の折に昭和天皇がお使いになられた１回きりだそうです。
なんてもったいない(＠_＠;)

夕食です♪

当初行こうとしていたお店がどういう事か改装中(＠_＠;)
何故だ何故なんだ？　松山は何故我々に試練を与えるのだー((+_+))

まあ別に他の店に行けばいいんですけど
取りあえず風呂上がりの１杯は最高です（＾−＾）

夕食は鯛めしにしました。
鯛の刺身を生卵の入ったタレに入れて軽く混ぜ、ご飯にぶっかけて食べます。

こちらが完成形です。
美味しいです　量がちと少ないけど・・・

★道後温泉本館★
さすがに夕食後はかなりの人で賑わっていました。

★道後温泉本館★

翌朝天気予報通り雨降りです(T_T)

昨日の情報だと、坂の上の雲ミュージアムが１３時から無料で公開するとの事。　これはチャンス！　一度は諦めていた見学が出来るようです。
でも１３時まではすることがないので、チェックアウトギリギリの１０：００までのんびりした後、石手寺まで散歩がてら出掛ける事に

★石手寺★

★石手寺★

道後温泉からは新型車両で大街道まで

リベンジで参りました｢坂の上の雲ミュージアム｣です。
昨日の張り紙だと、本日の１３時から無料で公開との事・・
よしっ！と張り切ってやって参りましたが、警備員さんに｢シンポジウム参加ですか？｣と聞かれて何のことやら・・・

聞くと１３：００から１４：３０までシンポジウムが行われていて、公開はその後との事・・　
なに〜<`ヘ´>聞いてないよ〜
というか１５：０５の飛行機に乗るのですから、１４：００過ぎには松山を出ないといけない計算。
当然１４：３０からの公開など見れる訳もなく(>_<)　折角楽しみに来たのに〜
でもダメ元で係員の人に｢名古屋からわざわざ来てもう帰りの飛行機の時間なんですよ〜｣といったら、親切にも展示の一部分だけですけど、見させていただけました　感謝感謝です。　

★萬翠荘★

萬翠荘は、大正11年（1922年）旧松山藩主の子孫にあたる久松 定謨（ひさまつ さだこと）伯爵が、別邸として建設したものです。
陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった定謨伯爵好みの、純フランス風の建物は、当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族方がご来県の際は、必ず立ち寄られたところであります。また、裕仁親王（後の昭和天皇）の松山訪問に合わせ、完成を急がせたとも伝えられております。
萬翠荘は戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、昭和60年（1985年）に愛媛県指定有形文化財となっています。

昨年７月の大雨で全壊した愚陀佛庵です。

“跡”というのがそこはかとない寂しさを感じさせます。

嗚呼この裏山が崩れたんですね〜(*_*)
建物があった形跡が全く見受けられません。

前日のニュースで、再建を元々あった場所にしたいようなのですが、用地買収にかなり金額がかかるので寄付を集めたいような事を取り上げておりました。

かわいいマドンナさんと随分ガタイの良い坊ちゃんと

堂々とした愛媛県庁です。

映画『世界の中心で愛を叫ぶ』でヒロイン（長澤まさみ）が入院した病院という設定でロケしてました。

本当に旅行している時は時間が経つのが早いもので、もう帰りの時間です。

帰りも同じく５６人乗りのプロペラ機です。
比較的埋まっていました。

南紀白浜上空です。
写真下の方に、南紀白浜空港も望めました。

今回のお土産です。
タルトは１切れずつのを味見した結果、柚子が苦手な妻の意見で｢六時屋｣に決定(^_-)-☆　それとじゃこ天です。

今回もあっという間の２日間でした。いつもの感想ですがこの国に生まれて良かったな〜と実感します。

＝おしまい＝

この旅行記へのコメント （2）

• ざっちさん 2011/12/08 21:27:58

  道後温泉、さすが３大温泉地。

  はじめまして、kotetsupatapataさん。
  私の旅行記の訪問と投票をいただきありがとうございました。
  
  道後温泉の本館は風情があっていいですねえ。
  
  １０年くらい前に本館の前まで行き、同行者の祖母が「きっと芋を洗うように混んでいるから入りたくない」と言って、結局入れずに帰宅した思い出がありますので、是非リベンジしたい場所です。
  
  坊っちゃん列車なんてしゃれたのもありますね。道後温泉、さすが有名だけあって再訪したいですね。
  学生の時に少しだけかじった夏目漱石を久しぶりに読みたくなりました。
  でもちょうど今なら「坂の上の雲」でしょうね。
  これも長編ものなので、よほど読みこなすのに時間がかかりそうですが。
  「江」も終わりこれから奥様もテレビで見るのが楽しみでしょうね。
  
  ではこれからもよろしくお願いいたします。
  
  ざっちより。
  
  

  kotetsupatapataさん からの返信 2011/12/12 09:43:41

  RE: 道後温泉、さすが３大温泉地。

  ざっち様
  コメントいただきましてありがとうございました（*^_^*）
  又返事が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
  
  道後温泉はうちの奥様が「坂の上の雲」を見ていたので「行きた〜い」
  と言って行ったのですが、今度は「旅順の２０３高地行ってみたい！」
  などとアホな事を抜かしております。
  
  本当にどれだけ国営放送に踊らされていることだか(；一_一)
  
  かくいう私も、先日『プリンセストヨトミ』の映画に出てきた、空堀商店街に行っちゃったりして・・　似たもの夫婦ですわ〜
  
  Kotetsupatapata拝
  
  
  > はじめまして、kotetsupatapataさん。
  > 私の旅行記の訪問と投票をいただきありがとうございました。
  >
  > 道後温泉の本館は風情があっていいですねえ。
  >
  > １０年くらい前に本館の前まで行き、同行者の祖母が「きっと芋を洗うように混んでいるから入りたくない」と言って、結局入れずに帰宅した思い出がありますので、是非リベンジしたい場所です。
  >
  > 坊っちゃん列車なんてしゃれたのもありますね。道後温泉、さすが有名だけあって再訪したいですね。
  > 学生の時に少しだけかじった夏目漱石を久しぶりに読みたくなりました。
  > でもちょうど今なら「坂の上の雲」でしょうね。
  > これも長編ものなので、よほど読みこなすのに時間がかかりそうですが。
  > 「江」も終わりこれから奥様もテレビで見るのが楽しみでしょうね。
  >
  > ではこれからもよろしくお願いいたします。
  >
  > ざっちより。
  >
  >