2011/01/31 - 2011/02/03
217位(同エリア503件中)
いずさん
vol.6は、小京都・中村から路線バスで四万十川流域を走り、
JR予土線の風景を堪能しました。そして本旅最後の宿泊地の松山に向かいます。
残念なのは、カメラの充電が切れてしまい、
携帯電話のカメラで奮闘しなければならなかったこと。
写真は岩間沈下橋と四万十川。
JR四国が発売しているバースデイきっぷを使って、
3日間で特急列車を乗り倒してきました。
街の散策をしていないので、観光の名所は出てきませんが、
電車旅の良さが伝わればいいなと思います。
バースデイきっぷは、誕生日月の3日間、特急列車のグリーン
普通指定席等が乗り放題になります。
詳細についてはJR四国のホームページをご覧ください。
価格は10000円です。
路線バスは、高知西南交通と西土佐バスに乗車しました。
乗車前に必ずHPで運行情報・料金の確認をお願いいたします。
私が乗車した際は、平日のみの運行で、大人一人運賃がそれぞれ、
850円・300円かかりました。両替機はありません。
中村駅であらかじめ二路線分の両替をしておくことを
オススメします。
* 2/2 天候 *
中村 晴れ
宇和島 晴れ
松山 晴れ
*旅のスケジュール*
<徳島 高徳線 高松>
徳島発 05:43 → 高松着 06:53(うずしお2号・指定席)
<高松 予讃線・土讃線・*中村線 中村>
高松発 07:20 → 宇多津着 07:45(しまんと3号・指定席)
宇多津発07:48 → 中村着 11:32(南風1号・グリーン車)
*土佐くろしお鉄道
しまんと3号は高知止まり及び、グリーン席に座るため南風に移動。
<中村駅前 路線バス 口屋内>(高知西南交通)
中村発 13:06 → 口屋内着 13:47
<口屋内 路線バス JR江川崎>(西土佐バス)
口屋内発13:49 → JR江川崎着14:19
<江川崎 予土線 宇和島>
江川崎発14:22→ 宇和島着 15:27(普通列車)
<宇和島 予讃線・内子線 松山>
宇和島発 16:03 → 松山着 17:26(宇和海18号・グリーン車)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
駅の中にある観光案内所でも確認したところ、中村駅前13時06分発の口屋内行きは、JR江川崎までのバスと接続します。
但し、平日のみの運行で、休日は大型連休や夏休み時期のみに運行するようです。詳しくは高知西南交通と西土佐バスのHPで調べることをおススメいたします。
駅前のバス停で待っていたところ、地元のおじいさんが声をかけてくれました。
おじいさん曰く、
「このバスは、ほとんど人が乗らないから、たくさん旅行者に乗ってもらって、存続させて欲しい」との事でした。
しかも、
「写真を撮って、色々なところで宣伝して(笑)」とも。
とても気さくなおじいさんでした。 -
中村の市街地を抜け、国道に出たところ。
市街では、生活必需品を抱えたおばあさん二人が乗車してきました。
お体の割りに大きな荷物なので、お手伝いさせていただきましたが、もし、このバスが無かったら、おばあさんたちはどうやってお買い物するのでしょうか。
隣人に頼めるのなら、体の半分くらいまであるトイレットペーパー12ロールを、持って乗ってくるとは思えません。 -
中村駅を出て20分くらいで四万十川沿いの細い道に入ります。
と言っても国道441号線です。
初めて四万十川を見ましたが、流れが穏やかなせいか、空の青さが水面に照らし出されて、大変美しく感じました。 -
遊覧船乗り場で降りなかった私に、運転士さんが、
「あら、だったら沈下橋のポイントで停車してあげたのに!」と言ってくれました。
皆さん本当に親切です。 -
口屋内に到着です。
ロータリーと言うよりは、集落の中の広場と言う感じです。
中村駅前から口屋内まで大人運賃850円。
両替機が付いていないので、あらかじめくずしておいたほうが良いです。
西南交通の運転手さんは、西土佐バスの運転手さんに「沈下橋で止まってあげて」と、口添えをしてくださっていました。 -
ここから同じく西土佐バスのマイクロバスに乗換です。
乗客は、私とおじいさんだけになりました。 -
道は狭く、マイクロバスが通れるくらいの幅しかありません。
2月中旬以降は、時間制限を設けて、一方通行にするようでした。
お車でお越しの方は、確認されたほうが良いと思います。 -
ひたすら四万十川沿いを走ります。
ここも国道441号線です。 -
畑も見られます。
葉物野菜が植えてありました。 -
沈下橋だけではありません。
近代的な橋も、素敵でした。 -
「ここは、みんな写真をとる有名な場所なんだよ〜」
そう言って、運転手さんが停車してくれたポイントでパチリ。
こちらが、岩間沈下橋です。
すると、おじいさんは、私にもう一枚写真をとることを勧めました。
「是非、写真とって!。でも、ちゃんと集落も入れてね。ほとんどの人が、橋の写真しか取らないけど、ちゃんと、ここは人が生活しているところなんだよ。」
確かに、集落在りきの橋ですよね。 -
定刻どおりに、江川崎の駅に到着です。
こちらのバスにも両替機はなかったので、途中の路面店で運転手さんが両替をしてくださいました。
本当にありがとうございます。
口屋内からJR江川崎駅前まで大人運賃300円です。 -
予土線・江川崎のホームです。
風情があります。
バスとの乗り継ぎは約2分ですが、十分間に合いました。
もし間に合わなくても3時間後に汽車は来ますし、集落もあるので大丈夫です。
真冬以外なら何とかなりそうです。 -
やっぱり、電車旅は鈍行に限ると思いました。
特に江川崎からは、カーブが多く高速が出せないので、とってもゆっくり走るのです。
車窓からの風景がよく楽しめる路線です。 -
もちろんワンマンカー。
のどかな風景をゆっくり汽車が走って行きます。 -
予土線の場合、窪川から江川崎までが、四万十川を良く見ることが出来るのですが、江川崎からは四万十川の支流広見川と併走します。
-
ふと、西南交通の運転手さんが言っていたことを思い出しました。
中村は高知より100年以上前に出来た街で、言葉も幡多弁で土佐弁とは違うこと。
坂本龍馬も板垣退助も日本のためには活躍したけど、高知のために最もよく働いているのは、やなせたかし氏だと感謝していること。
もうすぐ愛媛県に入ります。 -
宇和島に到着です。
こちらも頭端式ホームの駅です。 -
キハ32系気動車ですよね。
-
妙にかわいい車両です。
なんでカメラの充電器を持って来なかったんだろうな・・・・。 -
駅に子供たちの切なる願いが貼られています。
予土線は沿線に四万十川の勇壮な流れや、駅に直結の温泉などがあり、風景・遊び共に満足できるローカル線だと思います。
大宮から大船までの京浜東北線乗りつぶしより、面白いこと間違いないですよ。 -
宇和島は、晴れていて風も無く、ポカポカ陽気でした。
-
お土産なども取り扱っているのが、BIGな理由だと思います。
あ、新幹線のホームにあるキオスクもお土産扱っていますね。
うーん。 -
駅前の闘牛の像をパチリ。
椰子の木が南国情緒を醸し出しています。
「2月=極寒・大雪」として育った私には、ここは天国のような景色です。 -
鷺? 何でしょう。
鳥としかわかりませんが、駅前を優雅に歩いていらっしゃいました。 -
あまりにも雰囲気がよいので、駅直結のホテルでケーキセットをいただきました。
700円だったか800円。
甘いものが体にしみていきます。 -
宇和海のヘッドマークは、だるま朝日・夕日がモチーフですか?
宇和海18号は、アンパンマン列車でした。
内子線経由で松山に向かいますが、みかんの段々畑と大洲城がある景色の良い路線です。 -
1時間20分くらいで松山に到着です。
今日の宿泊は松山大街道そばのビジネスホテル。
近くの笠組本店という居酒屋で食事をしました。
http://kasagumi.net/honten/
木の色も新しい、和風のお店ですが、女性一人でも抵抗無く入ることが出来ます。
私は、初めて見たのですが、つきだしはチャンバラ貝で、釜のような手があります。
生臭さは無く、本当に美味しかったです。 -
店長さんのご配慮で、本日オススメの地の物のお刺身を、一人分の盛り合わせにして作ってくださいました。1500円くらい。
お魚は全て厚切り。身が締まっていてとっても美味しかった〜。。
松山の地酒を冷であわせていただきました。
いや〜。また行きたいです。 -
ちょっと奮発して、ANAホテルのラウンジで飲みました。
出張のサラリーマンが多いのですが、ふらっと入るには都合のいいバーです。景色も良く、ゆっくりお酒がいただけます。
長かった、バースデイきっぷの旅もここで終了です。
お付き合いいただいて、ありがとうございますm(_ _)m
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