2010/07/25 - 2010/07/26
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murenekoさん
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屋久島のウィルソン株を後にして、縄文杉を目指す。
しかし、時間は17時前であたりはうす暗くなってきた。
ピ、ピンチ!?
2010年7月5回目の屋久島、ハートの下で
・①「ヤクザルロード」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10540015/
・②「ウィルソン株のハート」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10543346/
・③「縄文杉と高塚小屋とテント」」
http://4travel.jp/traveler/mureneko/album/10547243/
- 交通手段
- JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ウィルソン株から先は、木の階段が延々と続く。疲労はピークに達しており、階段を登るたびに荷物の重さがズッシリ足に来る。
-
ニャンコは、「ムリー!」「ムリー!」と叫びながら、約60分かけて「大王杉」に到着。
「大王杉」は、樹高24.7m、樹齢 3,000年で、縄文杉が見つかる前は、最大の屋久杉といわれていたもの。
ニャンコは「もう、大王杉でいいんじゃないだろうか?いや、いいだろう!」と、うずくまって動かない。しかし、時間はもう17時を回っている。 大王杉にすがるニャンコを引っ張り上げ、残り30分、ラストスパート。 -
ニャンコをひきずって行き、5分ほどで「夫婦杉」が現れる。
樹高 妻25.5m 夫22.9m 、樹齢 妻2,000年 夫1,500年。2本の杉が並ぶ。
夫婦杉を眺めながら、「いい夫婦になろうね」と誓う。 -
ゆっくり目に足を引きずりながら歩き、40分ほどかけて遂に「縄文杉」への最後の階段に到着。
最後の水場で水を補給し、最後の力を振り絞って、階段を登る。
階段を登りきると、巨大な縄文杉が現れる。感動のクライマックスだ。
「・・ニャンコ、君と一緒にここに来て、これを見せたかったんだ・・」 -
ニャンコは言葉にならないのか、何も言葉を発しなかった。
・・・というか、縄文杉を見るどころか、仰向けにぶっ倒れて寝ていた(笑)
「あ、あれ!?」 -
既に18時を回った薄暗い縄文杉の周りには、もう誰もいなかった。縄文杉のたもとにはヤクザルがたむろしていた。
ニャンコ「こんな所にいたのかー!!」
静寂の中、僕とニャンコと縄文杉と、ときどき、ヤクザル。 -
ぼく「ゴールおめでとう!頑張ったね!」
ニャンコ「私たちはスタートよ!」 -
ぼく「さ、山小屋まであと、15分だよ。」
ニャンコ「ギャー!こ、こ、ここがゴールじゃないの〜!?」 -
15分歩いて、「高塚小屋」へ。
時間があれば「新高塚小屋」(高塚小屋からさらに70分歩く)まで行こうと無謀な計画を立てていたが、18時過ぎでは、とっくにアウトだった。
さて、寝床の問題。
「高塚小屋」は、山小屋と言っても、コンクリート打ちっぱなしの無人小屋で、食事も布団もない。定員は20人とされているけれど、10人ほど寝たら、いっぱいになりそうな小さな小屋である。 -
2年前に僕は「高塚小屋」に泊まったことがあるのだけれど、その時、とても怖い思いをしたのだ。元々、「出そう」な雰囲気の建物なのに、一緒に泊まっていた地元の工事のおっさんが「屋久島怪談」を始めてしまい、ガチで聞いてしまったことを思い出す。
そして、この年の春発売された『屋久島ブック2010』に、「高塚小屋には『出る』(らしい)」というコラムが掲載され、ガチ怪談スポット(!?)に認定されてしまった。
「屋久島ブック」をニャンコには見せないよう気を付けていたのだけど、しっかり、たまたま開いたページで目にしてしまっていた(笑)
僕は一度泊まったことがあるとはいえ、さすがに、これを知ったら怖い(笑) -
屋久島の山では、山小屋以外の場所でのテント設営は「原則禁止」されており、「山小屋がいっぱいの場合だけ」、山小屋周りのテントサイトでテントを張ってもいいことになっている。
「高塚小屋」には15人くらい先客がおり、詰めたら2〜3人分位スペースがありそうだけれど、既に、山小屋周りには10張以上のテントが設営されている。これは、「山小屋がいっぱいの場合」に当たるだろう、と判断して、空いていたスペースにテントを設営。 -
そういえば、この旅に出る前に、ネットに掲載されていたアラサーのお姉さんの屋久島旅行記を見つけて読んだ。白谷から縄文杉・宮之浦岳に登って一泊二泊で帰る予定で縦走の計画を立てるというもので、面白おかしい旅行記を爆笑しながら読んでいたのだけど、その旅行記でのおねえさんが「高塚小屋」の中を見て発した言葉が「ないっ!」だったのを思い出した(笑)
※山小屋としては普通に雨風しのいで泊まれますし、僕も前に泊まった時は「出なかった」ので。念のため※ -
テント寝袋は重いので、最後まで持ってくるのを迷っていたのだけれど、もし山小屋に泊まるつもりでやってきて、テントのグループが一組でも山小屋泊まりだったら、寝どころがないところだったかもしれない。週末など観光客が多いと予想される時は気を付けないといけないなぁ。
山小屋到着は18時15分。日はすでに落ちており、すぐに周りは真っ暗になった。持って来たクッカーで、即席の五目ごはんや山菜おこわ、カレーうどんを作って食べる。山の真っただ中で食べるカレーうどんは本当に美味しかった。 -
今日はニャンコの誕生日。
昨日、「ペイタ」で買ってきた「モッチョム・ケーキ」を1個づつ食べて、誕生日を祝う。2人で「モッチョムー!」と叫びながら食べたけれど、「モッチョム岳」の名前の由来は、絶対ニャンコには教えられないな・・。
真っ暗な闇の中、2人で愛の言葉を語り合う気力もなく、すぐに死んだように眠った・・・。 -
翌朝。
5時過ぎに目が覚める。朝は、クッカーでパスタを作って食べる。山の中でパスタを食べられるなんて幸せ。6時30分過ぎに出発。周りの登山者はもうほとんど出発していた。 -
10分ほど歩いて、朝日を浴びる縄文杉にしばしのお別れの挨拶。
朝の縄文杉では、泊りの人が別れを惜しんでいた。 -
ぼく「また、来年来るからね!」
ニャンコ「ゲ!!」 -
昨日の筋肉痛が残る中、黙々と歩いて行く。
ウィルソン株のハートとも、しばしのお別れ。
トロッコ道で、資材を運ぶトロッコ列車にもすれ違った。 -
帰りの時は、登ってくる人たちとすれ違い。
縄文杉は、入山制限も検討されているそうですね。 -
トロッコ道から辻谷別れへ。そして、いよいよ、地獄の「辻峠」登り。2年前の宮之浦岳縦走で、全身筋肉痛の中、最後の最後に現れた「辻峠」の登りは、最大の試練であった。
今回は、食料が減ったとはいえ、テントを背負っての登りである。ニャンコもバテバテの中、辻峠を無事に登りきれるか心配であった。 -
しかし、そんな心配をよそに、50分ほどで登り切り、なんと、行きの下り(60分)より早く登り切ってしまった。荷物が重いと、下りより登りの方が進みやすいのかも・・。
白谷小屋で休むヤクシカを見ながら、カロリーメイトで昼食。 -
白谷雲水峡の原生林コースから帰る予定であったが、今朝の出発が遅かったのもあり、飛行機の時間がピンチだったので、行きと同じ楠川歩道で帰る。
-
13時過ぎに白谷雲水峡の入り口に帰りつく。電話の届く道路まで歩いて、登山届を出した屋久島警察に下山報告。これにて、往復15時間ほどの白谷雲水峡・縄文杉コースが終了。
誕生日にこんな目に逢ったニャンコには、良くも悪くも、一生忘れない思い出になっただろうな・・。 -
車で屋久島空港へ戻る。
空港の食堂で、「トビウオ丼」を食べて、屋久島に最後の別れを告げようと思ったら、ゲートが鳴る。
屋久島が帰るな、と言っているの?と思ったけれど、おもいっきり、ガスカートリッジをバッグの中に入れっぱなしでブザーが鳴ったのだった。・・没収され、無事、機内へ。
ぼく「また、来ようね」
ニャンコ「今度はソフトにお願いします・・」
飛行機の窓から屋久島を見送る。もう5回目なので慣れたものだ。
でも、また来よう。ニャンコと2人で。
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