2010/12/29 - 2011/01/04
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mickykntさん
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若かりしハタチの頃、ヨーロッパを1ヶ月ほどかけて巡りました。
その最終地、花の都パリには、全くもって良い思い出がありません。
暗い空、冷たい人々、そして大晦日のパスポート強奪事件・・・
それでもパリは世界の観光地、やっぱり好きになりたいのです。
今度こそ受け入れてもらえますように・・・
母連れ旅行です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7時半関西空港到着、チェックイン。
年末年始ということで、流石にどのカウンターも大賑わいです。
両替をしたり、免税店を覗いていると、あっという間に搭乗時刻になりました。
ソウルまで約2時間、乗り継ぎ時間3時間、そしてパリ行きに搭乗。
離陸後すぐに昼食のサービスです。
前菜はカツオのマリネ。メインはサムパプ。このサムパプ、色々なお野菜にごはんやお肉を巻いていただくんですが、とっても美味しい。「機内食は半分残す」ポリシーですが、ついつい完食してしまいました。
12時間のフライトは快適。寝て起きて食べてを繰り返しました。 -
少し遅れて18時半過ぎにシャルル・ド・ゴール空港へ到着。
ホテルへのタクシーがイルミネーション一杯のシャンゼリゼ通りを通過します。
ヨーロッパに来たんだな〜と、ようやくテンションが上がってきました。
オペラ通り沿いのホテル、エドワール・セットへは20時過ぎに到着。立地と大型ホテルで
無いことで決めました。
決して広い部屋ではないですが、二人がスーツケースを開けても充分でした。
女二人連れに嬉しいダブルシンクのお部屋です。
小さなバルコニーからはオペラ座が見えます。 -
荷物を置いて、近くのスーパーMonoprixへ買出し。
12個入りのマドレーヌとハム、チーズ、エビアン1.5L、ヨーグルトを購入。
全部で1320円ほど。物価の高いパリですが、食料品は安いです。
機内食でお腹は一杯ですが、どこかへ入って行きました。 -
2日目(12/30)
9時ごろホテル出発。
徒歩でマドレーヌ寺院へ向かいます。お店のウィンドウのデコレーションを見ながら。
バカラはみんな立ち止まって見てはりました。
マドレーヌ寺院は少しギリシア風で、コリント式の30mの柱が並んでいます。
内部は天井が高く、壮大な感じでした。 -
次にルーブルへ。
裏口から入ったせいか、それ程並ぶことも無く中へ。
余りにも広くて点数も多いので、目星をつけていたものに行くルートのみ見学することにしました。
モナリザ・ミロのヴィーナス、サモトラケのニケ、ナポレオンの戴冠式、フェルメールの「レースを編む女」、が今回のメインです。 -
元々宮殿だったルーブル、天井もステキです。
鏡越しで撮った天井。撮りやすいように鏡を取り付けてくれている?? -
作品名等分からず・・・ですが、気になる一枚。
どなたかご存知で無いでしょうか?
(⇒「若き殉教者の娘」とのこと。ちょっとオフィーリアっぽいですよね〜) -
外へ出て、ピラミッドと記念撮影。
-
次に向かったのはオランジェリー美術館。
ここには、モネの睡蓮が何枚もあります。以前来た時には、地下の展示室でしたが、「自然光が似合う絵」ということで建物自体をリノベーション、地上階に展示されていました。
入場者も少なく、じんわりと味わうことができました。
この絵、とても大きいんですが(最大200x1700cm)、アールのある壁に貼られています。
どうやって取り付けているのか不思議です。 -
コンコルド広場を通過して、シャンゼリゼ通りを凱旋門へ。
クリスマスマーケットを冷やかしながら、ひたすらてくてくと。 -
高さ50mの凱旋門、階段は272段です。登るにはエレベーターもありますが、万年故障中です。
還暦を超えても頑張る健脚母。
ちょっと残念な天気だったので、上からの眺めはイマイチでした。
よく歩いた一日でした。 -
あくまで、洋食苦手な二人組。
今日の夕食はカンボジア料理屋でフォーと焼きそばをシェアしました。
リピートしたかったんですが、その後は縁が無く・・・
残念でした。 -
3日目(12/31)
朝イチでノートルダム寺院へ。今回初のメトロ利用です。
このメトロの改札で、パスポート強奪にあった私としては、微妙にナーバスになるのです。
何を奪われるわけでもなくノートルダム寺院に到着。
丸窓のステンドグラスがとっても綺麗でした。昨日ルーブルで見たナポレオンの戴冠式は確かここで行われた・・・はずです。 -
次に、同じシテ島のサント・シャペルへ。ここは入場できるまで並びます。
30分ほど並んだ後のステンドグラスの美しさは格別です。
ウィキペディアによると、
「教会で視覚的に最も美しく、このタイプでは世界でもベストだと考えられているのが、サント・シャペルのステンドグラスである」
らしいです。 -
こんなに並んでました。
オフシーズンであることもあって、こんなに並んだのはココだけでした。 -
母の友人のお勧めに従って、左岸に渡ったところのThe Tea Caddyへ。
パリまで来てイギリス風のサロンも楽しい・・・マダムがとってもステキで優しい。
二人で、ショコラショー(ホットチョコレート)、アップルパイ、スコーンをいただきました。
まあ、お昼ごはん替わりということで。
このアップルパイ、陶器のお椀にリンゴを詰めて、上からパイを被せて焼いています。
心持ち、カロリーは安心か?? -
次にメトロで奇跡のメダイ教会へ。ネットで販売しているほど、有名なおメダイらしいです。
特にクリスチャンではないので、祝別も受けていませんが、マリア様は差別なんぞなさらないと信じます。
ボンマルシェのグルメ館を覗いてから(エシレバター100グラムが1.4€でびっくり。)、リュクサンブール公園近くのショコラティエ、Jean=Paul=Evan。(日本でも有名らしい) -
バスに乗ってモンパルナス、エッフェル塔の横を通って、右岸で下車。
なかなか良い写真スポットでした。一人で来ていた方と撮り合いっこしました。
この路線、とってもいいルートでした -
今度はメトロに乗って、オペラ座(ガルニエ宮)へ。
オペラ座は貫禄の豪華さ。金色と赤ばっかりで目がチカチカ・・・ここへ来たかったんです
気分は「オペラ座の怪人」。クリスティーン〜です。 -
夜は、新しいほうのオペラ座(バスティーユ)へバレエを見に行きました。
ガルニエとは違って、現代的な建物。観客も意外とラフな格好でほっとしました。
幕間には、シャンパンとカナッペのサービス。大晦日限定らしい。
演目は「白鳥の湖」。何度も見ている演目ですが、ヌレエフ版ということで、驚き満載でした。
① ストーリーが違う。(王子負ける、主役はオデットで無く王子の感じ)
② 家庭教師とロットバルトが二役。&沢山踊る
③ 男性の群舞が多い
と、新鮮な内容。
ちなみに、この日のメインキャストは
オデット/オディール:メラニー・コゼット
ジークフリート:ステファン・ビュリョン
家庭教師/ロットバルト:カール・パケット→むちゃくちゃ男前。王子負けても仕方ありません。
私にとっては最高の一年の終わりでした。 -
4日目(1/1)
パリ市内はお休みが多いのを見越して、モンサンミッシェル一日観光のツアーに参加。
7時ホテル出発。
モンサンミッシェルまでは、パリから約350km。途中はずっとのどかな郊外。
私は十数年、母は40年来見たいと思っていた場所です。
祝日で、修道院には入れないですが、それなりに雰囲気は満喫しました。
狭い参道の両側には、お土産物屋さんやレストランがぎっしり。これは夏の観光シーズンは大変だろうな・・・
ハナシでは、満員電車の中がそのまま動いているようになっちゃうらしいです。 -
名物のオムレツを食べてとりあえず満足。
お味の程は「名物に・・・」ということで。 -
カトリックの修道院のモンサンミッシェル、雰囲気は城砦のようなイメージでした。
ゆっくりすれば、もっと良さも分かるんだろうなぁ、と後ろ髪を引かれながら、ノルマンディーの港町オンフルールへ。 -
今回まで知りもしなかった地名ですが、よく、印象派の題材となっていたらしい港です。
バスの車中には、あまり期待感もなかったのですが、港が正面に見えた瞬間、思わず皆さんどよめいてはりました。 -
昔っぽい港の風情とライトアップが重なってとっても綺麗です。
ライトアップのある時期、といのがラッキーだったのかも。
水面にイルミネーションが映って幻想的でした。
しかし、ツアーというのは大変です。団体行動の苦手な私には向いていなみたい。
迷ったり間違ったりしても、自分で考えて歩くほうが好きです。
でも、こんな所には自力で来られへんしなぁ・・・悩ましいところです。
いっそ、海外でもレンタカーOKなくらいの運転技術を身につける?
ってムリやろうな・・・ -
5日目(1/2)
この日はメトロとRERを乗り継いでベルサイユ宮殿へ。
一時間弱で到着です。
早めに行ったつもりでしたが、入場口は既に大行列。 -
それでもこの日は第一日曜日で入場無料なので、セキュリテイィチェックに並ぶだけ。意外とすんなりと入場できました。
やはり圧倒される豪華さ、絢爛さ、派手さ、広さ。
宮殿自体が大きな美術品です。
有名な鏡の間。記憶ではもっと広かったんですが・・・こんなに幅狭かったっけ?? -
王妃の部屋。(マリー・アントワネットが使っていたころのデザインに戻されているそうです)
-
広大な庭園。マリー・アントワネットが作らせた村里(に似せたもの)、プチ・トリアノンへは、徒歩一時間だそうです。
当時は、庶民には信じられない贅沢が行われていたベルサイユですが、革命後200年以上が経った現在は、観光立国フランスの大きな収入源となっています。ちょっと皮肉な感じです。 -
午後は、市内のマレ地区へ。
途中で、気になるパサージュ(アーケードの付いた商店街みたいなものです)を覗いてみました。日曜日なのでお店はほぼお休みです。
ギャレリーヴィヴィアン(GalerieVivienne)何とか、カフェが一軒だけオープンしていました。赤いツリーが可愛い。 -
ランチは牡蠣をいただきました。
サラダとムール貝、そして牡蠣を。(勿論定番、白ワインも飲んじゃいました)
このお店、非常に平均年齢が高いです。ゆったりとランチを楽しんでいらっしゃいました。しかし、みんなよく食べる・・・
写真は食べる前に撮るべきでしたね。 -
メトロでマレ地区へ。このエリアは、ユダヤ人街が近い関係で、日曜日なのにお店が開いています。
お買い物もしたかったのですが、どうもエンジンがかからず、東端のボージュ広場までお散歩。(ここにあるホテル、パピヨン・ド・ラ・レーヌは、浅田次郎の「王妃の館」のモデルになったところらしい)
ヴィクトル・ユーゴーはこの辺りに住んでいたこともあるそうですが、風景はその頃とあまり変わらないと思うと不思議です。 -
6日目(1/3)
いよいよ最終日。
12時のチェックアウトまでにスーツケースに詰めたいお土産を購入のため、ギャラリーラファイエットへ。
ディスプレィが綺麗。毎年クリスマスシーズン恒例のプランタンのパペットもまだ残っていました。 -
エシレバター、マドレーヌ、紅茶等を買い込み、一旦ホテルへ。
名残惜しいですが、ここでチェックアウト。
母が目星を付けていた画材屋さんを探しに出発。途中、可愛らしいチョコレート屋があったので、吸い込まれて見ました。
マダムはとっても優しげで感じがよかったのですが、日本人の若い女の子二人組みがカメラ片手に入ってきたときから雲行きが怪しく・・・意地悪オーラ全開です。明らかに母へとは対応が違います。若者に冷たい大人の町パリは健在でした。
前回に比べてみんな優しくしてくれるなぁ、と思っていたのは母の熟女オーラのおかげだったのかも。
画材屋も無事発見。母は嬉しげに色鉛筆をご購入。
次は私のお買い物、レペットへ。外履きのバレエシューズが有名なブランドですが、レッスン用のシューズを購入。パリオペラ座バレエ学校の生徒さんは、ここのレッスン着を着用とのウワサです。気分だけでも・・・そういう気分です。 -
ランチはラファイエットで中華を。豆腐と野菜の煮物と炒飯。炒飯はベタベタでイマイチでしたが、煮物を乗っける中華丼風のアレンジが大成功。
出発の時間まで、ほぼ見るだけショッピングとお茶。飲み物は最後までショコラショー・・・・ -
17時半ホテル出発。
帰りの飛行機はただただ順調に。10時間半でソウルへ。待ち時間は約4時間。
長時間のフライトですが、これが最後の搭乗券です。 -
お買い物、ほとんどしてへんつもりでしたが、意外や意外・・・結構買ってました。
まだまだ行き残した場所もあります。
モンマルトルやノートルダムの屋上・・・
街をもっとブラブラもしたかったなぁ・・・
次回へのお楽しみ、ということで。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ヴェラnonnaさん 2011/12/18 21:06:08
- 懐かしくて・・・・楽しいラファイエットですね
- はじめまして。
mixiからやって来ました。
私も 2010年の12月30日から 2011年1月5日まで フランスにおりました。
パリには元旦から3泊でしたので このラファイエットの ウィンドウディスプレイ 眺めていました。 懐かしくて思わずメッセージ いたします。
楽しい 飾り付けでしたね。 パリらしい雰囲気たっぷりの 仕掛けでした。
また 覗きに伺います。
宜しく お願いいたします。
ヴェラnonna
- mickykntさん からの返信 2011/12/19 10:20:29
- ありがとうございます♪
- > ヴェラnonnaさま
ご訪問&コメント有難うございます。
滞在時期、思いっきり被っていますね〜
と思えば、夏も秋も訪仏されていらっしゃるとは。。。
きっと、どの季節も美しいんでしょうね。
拝見させていただいて、また行きたくなりました。
ラファイエットに限らず、どこもかしこも綺麗なディスプレイでしたね。
インテリアの勉強にもなる?数日間でした。
ヴェラnonnnaさんの旅行記も、またゆっくり見せていただきます。
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