◆インドネシアのきらきら星◆～インドネシア生活2011(02)Inソロ＆ジャワの片田舎～

2011/02/06 - 2011/02/18

　ジャカルタから旦那の故郷の町へ。
　故郷の町へ行く前に古都ソロ＆ちょこっとジョグジャへ行きました。

　インドネシアの田舎はやっぱり素敵です。
　電車に乗れば、田んぼが広がり、農夫が稲を刈ったり、脱穀している姿などさまざまな農村の景色を楽しむことが出来ます。
　皆お金はないけど、ここは本当に食が豊かなんだなぁ、と感じます。

　あ…ジャカルタに唯一の身分証明書であるパスポートを忘れてきちゃった…((((；ﾟДﾟ)))大丈夫かなぁ？

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

2月7日(DAY15)
　夕方の５時、「８時の電車でソロ行く？」と旦那さんに誘われる。
　時間が時間なので悩みましたが、１年間は長いと思っていると、行けずじまいになる可能性もあると思ったので、思い切って行くことを決意。
　

　出発はこちらの「ジャティヌガラ」と言う駅から。(ジャカルタです)

　エクゼグティブ希望だったけど、クーラー無しのビジネスしか取れませんでした…(涙)
　ホームには凄い人。

　ほぼ定刻どおりに電車が来ました〜

　ビジネス席が取れただけでもラッキーだったのかも。
　この人なんてドアの前で寝てるし…

　停車の度にものすごい数の物売りが。
　この緑のジャケット着てるのは皆物売りですｗ
　皆結構遅くまで働いてるんだね。
　お疲れ様です。

2月8日(DAY16)
　翌朝、ソロのソロ・バラパン駅に到着しました。
　約10時間かかりました。暑くて眠れないと思ったけど、2時間くらいは眠れたようです。

　ソロ駅には無料で使えるマンディルーム(トイレとお風呂)があります。駅で運営しているようで、とてもきれいです。
　お金はもらいませんと書いてありますが、一応1000ルピア位は置いた方が良いようです。(皆払っていました、もちろん払ってない人もいますけど)

　ソロ・バラパン駅の駅前にタクシーが待機してますが、ジョグジャみたいにしつこくないから良いですね。

　タクシーにて義弟の婚約者の家へ。

　ホテルアジアと言うなんか素敵な名前のホテルを発見。
　あまりにも廃れてるので廃業しているのかと思いよく見ると、どうやらまだ営業してるみたい。

　一時間くらい走って、そこからミニバスに乗り換え、義弟の婚約者の家へ。
　
　そこは田んぼが広がる素敵な場所でした。

　ここは農業で生計を立てている村らしく、ところどころで収穫した米の籾殻を取っています。
　

　家は木やコンクリで作られています。
　屋根が高くて涼しい。

　初めてお邪魔したこのお家で私は3時間も昼寝してしまいました(笑)。

　外に出るとひよこやら鶏やら。
　籾殻を食べながら歩いています。
　鶏たちにとって天国みたいな場所だね。

　なんだかすっかりこの小さな町が気に入ってしまいました。

　途中でであった見知らぬ子供。
　うちの旦那がだっこしても泣きませんでした(笑)

　この後別の親戚のおうちに行き、そこにお泊りさせてもらいました。

2月9日(DAY17)
　今日は車をチャーターし、ソロを観光します。
　まずはアイルトゥルジュン(滝)を見に「タワンマング」と言う所へ。
　地元の人には有名みたいですが、地球の歩き方にはちょろっと紹介されてる位です。

　入り口には猿がいっぱい！！

　このお猿、赤ちゃんを抱えている！！

　滝までは坂道を降りていきます。
　行きは良いけど、帰りは大変だわ〜…

　生命力一杯の木。

　お猿がこんなに近くまで。

　結構歩いて滝まで到着。
　水しぶきが気持ちい〜♪

　人のかばんを物色する泥棒お猿を発見！！
　このかばんの持ち主は若い男の子だったけど、びびって猿に近づけず、猿のなすがままに(笑)
　私だったらとりあえず石投げるな(笑)

　ここは外国人には3倍の料金取ります。
　私はインドネシア人団体の中にいたのでインドネシア料金で入りましたが…てかここ外国人来るのかな？特に面白くなかったけど、ロンプラには載ってるのかな？

　それにしても英語訳で外国人が「abroad」で地元の人が「Domestic」ってなんか変じゃないですか？？(英語のネイティブが見て変じゃないのかな？)

　続いての目的地は「チャンディ・スクー」。
　ここは私が来て見たいと(強く)リクエストしたのです。

　高い山の上にあるので、景色がとにかくきれい。

　東南アジアの遺跡とは一味違う雰囲気です。
　マヤ遺跡のような？
　アジア唯一のピラミッドがある遺跡だそうです。

　亀さん。

　日本人はいませんでしたが、インドネシア人や白人の観光客が数組来ていました。
　

　一番手前の像に注目…
　一物をがっしりつかんでいます(羞)…

彫刻が結構きれいに残っています。

　ピラミッドの上から撮影。
　しかし、危ないから降りて〜！と言われ…

　慌てて降りる人ｗ←私です。

　そのあと広いレストランでビーフンゴレンを食べ、

　クラトン(王宮)へ。

　王宮周辺はお祭りをやってました。

　残念ながらもう閉館しているので、外から写真撮ります。

　ドアが可愛い。

　アルファベットの上に書いてあるのはジャワ文字。
　タイ語に似てるような、ミャンマー語に似ているような、カンボジア語に似ているような？？
　かつては小学校でも習ったのだそうですが、ジャワ文字は今はほとんど使われていません。

　クラトンの後はソロのソロ・ジェブレス駅から電車に乗ってジョグジャへ。

　ソロ・ジェブレス駅は小さい駅ですが、シャンデリアがあったりしてかなり素敵な雰囲気。
　1884年に建てられたのだそうです。

　鉄道のトイレに書いてありました。
　上から「クンチン(小さい方)」は1,000ルピア。
　「マンディ(水浴び)」と「BAB(Buang Air Busar：大きい水を捨てる、つまり大きい方をするって事です)」は2,000ルピアと書いてあります。
　でも小さい方をしたのか大きい方をしたのかどうやって見分けるんだろう？？

　21時ごろジョグジャカルタに到着。
　マリオボロ通りの近くのホテルにチェックインします。
　「S.CHOTT HOTEL」と言うホテル。
　ツインORダブルで250,000ルピアでした。

　お湯も出るし、トイレもそれなりにきれいなので合格としましょう。
　ここは新しいからきれいなだけで、古くなったらただの汚いホテルになりそう…
　今だって、クモの巣張ってるところあるし。

　夜のマリオボロ通りを散策。
　タクシーの運転手は10時くらいまでは賑わってるよ、と言っていましたが、すでにレストランとかはしまってるし、露天は店じまい中。

　お腹がすいたので、24時間のマックに入りました。
　マックがボロブドゥール仕様ですね。

　サンバルもちゃんとあります。
　最近やっとサンバルの魅力が分かってきました(笑)
　ポテトはサンバルが欠かせません♪

　マックチキンを注文。
　なんでインドネシアのマックってハンバーガー微妙なんだろう(涙)
　フライドチキンにすれば良かった…

　この後ホテルに戻って就寝。

２月９日(DAY18)
　朝食付きでした。
　朝食と言っても飲み物とトーストの超軽い朝食ですけどね〜
　部屋まで持ってきてくれるので部屋で食べます。

　外を見ると良い天気♪

　アンドン(馬車)に乗ってマリオボロを観光。

　でもなんとなくこのアンドンには乗りたくないな、って直感的に思ったのですよね。

　そしたら予感命中。
　降りる直前馬の糞が私の手に飛んできた(涙)。

　マリオボロ通り。
　ジョグジャって客引きがしつこいのが嫌だけど、雰囲気は好き。

　トランスジョグジャ乗り場。
　特別なレーンがあるわけじゃないから、渋滞のときでもすいすいってわけにはいかなそうな。
　でも乗り場が分かりやすいのは旅行者にとって良いですね。

　宿泊したホテルが有る通り。
　ここはホテルストリートみたいで、250,000〜350,000ルピア位までのホテルが何軒か建ってました。

　通りの名前がジャワ文字で書いてあって良いですね♪

　旦那の故郷ブミアユまで列車で向かう予定でしたが、値段が高かったので、

　バスで行くことに。バスだと一人45,000ルピアでした。

　ジョグジャからブミアユまではバスで5時間位。
　途中の休憩所で食べたソトアヤム(チキンスープ)はご飯や春雨も入ってて美味しかった♪

　ジャワ島の真ん中にある中部ジャワ州（Jawa tengah）の地図です。

　広い広いインドネシア。
　その中心的存在のジャワ島。
　旦那の故郷はジャワ島の中部です。

　ちょっと見づらいのですが、赤で線を引っ張ったところが私が滞在している「Bumiayu（ブミアユ）」です。
　ジャワ語で「美しい土地」を意味する田舎の小さな町です。
　かつて日本人の女性が一人だけ暮らしていたようですが、今は（たぶん）私だけ。
　今まで留学や旅行と言えば、多くの日本人探検隊(？)が先に歩いて十分踏み慣らした道をらくらく歩いてきたような感じですが、今回は前に一人しか通っていないジャングルの中の道を歩いてゆく心境です。

　夕方ブミアユ到着〜
　お義姉さんがDadar gulung(手前の緑のクレープみたいなお菓子、ココナツが巻いてあります)とオンデオンデ(胡麻団子)を用意してくれました♪
　うま〜

　インドネシアの台所。
　薪を燃やして鍋を温めるなんて、火加減を調整するのが難しそう。

　サンバルの材料。

2月10日(DAY19)
　旦那さんの故郷に来て二日目、旦那さんの弟が何か買ってきてくれました。

　なにやら箱が。お菓子かな？

　でも中を覗いてみると・・・　

　ひよこ！！. ﾟ.+:｡(*≧∇≦*)ﾟ.+:｡ﾁｭｷ♪

　しかも8匹も買ってきてくれました。
　黒いの3匹、茶色いの1匹、黄色が4匹♪
　可愛すぎる・・・

　ひよこって以外と敏感なんですね。
　静かになったので、昼寝してるかな？と箱を覗いてみると、皆で身を寄せ合ってすやすや眠っていたのですが、お手伝いさんが「寝てる？」と声を出すと、おきてしまいました。

　あまりに小さいので、大きなねずみが食べに来ることもあるらしい。。。
　5ヶ月もすれば大人になるそうですが、それまでは気をつけなくてはなりません。
　皆元気に大人になってほしいですからｖ

　この人も可愛すぎて私のハートは射止められました。。。。

2月11日(DAY20)
　ひよこを買ってきた次の日、今度はひよこの家を作りました。
　そこら辺にある竹やら木やらで旦那の友達が手作りしてくれました。
　買ってきたのは釘ぐらいです。

　この竹で出来てるえさ入れがかなり便利♪
　丸い形のえさ入れだと、大渋滞ですから…(汗)

　「はぁ〜快適〜」って思ってるかどうかは分かりませんが、

　すっかりリラックスムード。

　エス・チェンドル。
　ココナツスープの中にいろんなフルーツやらゼリーやらが入ってて美味しい。

2月12日(DAY21)
　お義姉さんが「ブルゲル食べたい？」って聞くので、ブルゲルって何だろう…と思ったら…

　バーガー(BURGER)のことでした！！(汗)
　サンバル入っててうまー！！

　午後はひよこの観察。
　この水を飲むしぐさが可愛すぎ！！（*≧ｍ≦*）

　今日は夕日がきれいでした。

　夜は地元の温泉に連れて行ってもらいました。
　街灯のない真っ暗な道をバイク3人乗りでひた走り、20分ほどで到着。

　一人3,000ルピア(約30円)だけど…
　家のお風呂の方がきれいｗ
　でもお肌がつるつるになりました。

2月13日(DAY22)
　今日はプルウォクルトという街にある「モロモール」というショッピングセンターに向かいます。この辺りでは一番大きなショッピングセンターらしいので…
　車で移動中に渋滞に引っかかりました。原因は地元の学校がパレードしてたからのようです。
　

　約1時間後「モロモール」に到着。

　フードコート(と言ってもお店が５軒もない)で腹ごしらえします。
　「いち弁当」という怪しい名前のお店を発見したのでここにすることに…

　来ました。
　Aセットとバソ。
　なんか揚げ物に頼りすぎのような。。。
　バソは恐ろしく美味しくなかったです(涙)。インドネシア人がこれはバソじゃないって言うくらいでした。

　お口直しにミルクシェイク。
　イチゴの色が悪いけど、まぁまぁ美味しかったです。

　ピンクのナタデココ。

　ハムスターが売ってました。
　インドネシアでも飼う人いるのかなぁ〜？
　てかハムスターってこんなに餅みたいにびよ〜んととろけて眠るんだっけ？(笑)

　「モロモール」はここら辺では一番大きなモールだと聞いていたのでちょっと期待しすぎたようです…
　2階建てだし、茨城のカ●ミと同じくらいかも(涙)

　バレンタインデーが近いので、やたらとピンク色のグッズが売ってます。

　この日とっても悲しいことがありました。
　８匹いたひよこのうち１匹が猫に食べられてしまったのです(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)

　８匹いたひよこのうち３匹は「バンコ(インドネシア語)」と言う種類で、闘鶏になるような体の大きい強い鶏になります。
　今回食べられてしまった１匹は、この「バンコ」でした。
　想像でしかないですが、もしかしたら他の子を守るために闘おうとしたのかも知れません。元気で勇敢な子でした。
　別の「バンコ」１匹も外に飛び出してしまっていたし…

　猫がひよこを食べたことに最初に気が付いたのは旦那でした。
　外にいると、猫が何かをくわえて横切ったのだそうです。
　そこでよく見るとひよこだったので慌てて追いかけ、すると猫はひよこを放して逃げていったのだそうです。
　ひよこを返してもらえたけど、首と頭を噛まれて、放された直後はまだ生きていたけれど、その後すぐに冷たくなってしまいました。
　猫は小屋のふたをあけて侵入したようでした。

　そのとき私は部屋でネットをしていたので、ひよこのすぐ近くにいてあげればよかったと、後悔しました。

　その日の夜、残った「バンコ」２匹の内１匹が小屋から首を出して眠っていました。これも想像ですが、もしかしたら敵が来ないように見張っていたのかも知れません。

　ごめんね…
　(写真はひよこのお墓です(´;ω;`))

2月14日(DAY23)
　ドリアン。
　どうしても好きになれないドリアン。
　食べられる日本人を尊敬します(笑)

2月15日(DAY24)
　インドネシアの漢方薬「ジャムー」。
　元気になるよと言われ飲んでみたのですが、
　辛かった(涙)恐ろしくまずかったです。
　右の小さな袋は左の苦いジャムーを飲み終わった後に飲むお口直し的なジャムーですが、小袋も苦くてまずくて甘くて、全部飲めませんでした。

2月16日(DAY25)
　お庭のバナナの木。
　バナナの花ってインドネシアで初めて見ました。
　インドネシアの人はこれを食べたりもします。

　インドネシアの田舎の風景ってなんとも美しいのですよね。
　日本とは規模が違うからかなぁ？

2月17日(DAY26)
　姪っ子の良い表情が撮れた！
　って思ったのに、後ろに誰かの足が…(涙)

2月18日(DAY27)
　今日からまたジャカルタへ戻ります。
　しばしひよこたちとお別れ(´;ω;`)

　9時37分出発となっていましたが、ほぼ時間通りに電車が来ました。
　車内であまりにお腹が空いたので、車内販売のナシゴレンを買いました。
　卵も乗ってて、アチャール(野菜の酢漬け)、クルプックもついてて、水までついてくるんですが、これで16,000ルピアってなんか高いですよね…

　2時間後、またなんだかお腹が空いたので売り子が売っていたポップミー(カップ麺)とお弁当。
　本当はポップミーだけの予定でしたが、お弁当も美味しそうなので買ってしまいました。
　のり弁みたいに具の下にご飯が敷いてあります。ミーゴレンや、チキン、野菜、豆腐など色んな具が入っていてかなり満足度高し！！これで7,000ルピアでした。また買おう！！