2010/11/03 - 2010/11/03
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チュースケさん
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以前から企画していた鶴見線・南武支線をようやく乗りつくしてきました。今回は、そのときの様子についてレポートします。
鶴見線は、横浜市及び川崎市の2つの政令指定都市を走る。鶴見駅から扇町駅までの本線と、浅野駅から分岐して海芝浦駅までの海芝浦支線、武蔵白石駅から分岐して大川駅までの大川支線の9.7kmからなる路線。
鶴見線の主な利用客は、京浜工業地帯への通勤客。そのため、日中時間帯及び土休日は列車本数が少ない。日中は、終着駅の扇町駅及び海芝浦駅への運行は2時間間隔。
大川駅にいたっては、土休日は朝2往復と夕方1往復のみ。そのため10km足らずと短い路線であるにも関わらず、簡単に乗りつくすことはできないダイヤとなっている。
それゆえ事前に時刻表に目を通し、どのような行程をとれば効率よく攻略できるのか計画を練ることが肝心だ。ボトルネックとなるのは、やはり大川支線。
夜(18時台)の列車では、この時期ではもうすでに日が暮れてしまっている。よって、残された選択肢は朝しかない。早朝5時半に起床し、京浜東北線に乗って、起点である鶴見駅へと向かった。
今回の移動で使用した切符は、『鶴見線・南武支線開業80周年記念パス』。フリーエリア内の乗り降りが自由で500円。
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鶴見線ホームには、思っていたよりも多くの乗客が列車を待っていた。休日にも関わらず工場へと向かう従業員の方々、ご苦労様です。
しばらくすると、黄色とスカイブルーの帯の205系が滑り込んできた。運良く、記念ヘッドマーク付の車両だ。 -
【709B:鶴見(07:55)⇒大川(08:08)】
まずは、ボトルネックである大川支線を攻略することに。本線からの分岐点は武蔵白石駅であるが、実はその武蔵白石駅には停車しない。
15年程前までは、戦前に製造されたクモハ12形という17m車両が運行されていたが、それを20m車両運用に変更するにあたり、急カーブ上にある大川支線用のホームは撤去され、現在は通過扱いとなっているためだ。 -
大川駅に到着すると、同業者の多さに驚いた!
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皆カメラを構えて、駅舎や駅名標、車両を撮影している。
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都会にいながらローカル線の雰囲気を味わえるというのがやはり魅力的なのだろう。
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【808:大川(08:16)⇒安善(08:20)】
折り返しの列車で一つ隣の安善駅で下車する。実はこの時、クイズラリーが実施されており、浅野駅・扇町駅・武蔵白石駅・安善駅・大川駅に設置してあるクイズに答えて応募すると、入場券セットが抽選で当たるとのこと。 -
それで時間の都合上、大川支線では通過した武蔵白石へは安善から徒歩で移動してクイズに回答することにした。といっても駅間はわずか600mであり、道路も並行しているため、あっという間に到着。
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ちなみに先ほど乗車した大川支線は、武蔵白石駅の手前で分岐し・・・
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急カーブを曲がって大川駅へと向かう。
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武蔵白石駅での撮影をちゃちゃっと済ませて、今度は海芝浦支線を攻略するために分岐点である浅野駅へとこれまた徒歩で向かう。安善・浅野駅間も500mしかないので、徒歩でもそこまで苦にはならない。
武蔵白石駅で数分待っていれば、後続の列車に乗って移動することができたと気づいたのは、浅野駅手前で列車に追い越されたときであった。まぁ、いい運動だと思えばいいか。 -
浅野駅は、本線用の1・2番ホーム/海芝浦支線用の3番ホーム/海芝浦支線用の4番ホームの3つのホームがある。そのうち真ん中の3番ホームは、三角州のようになっている珍しい駅である。
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海芝浦行きの列車は浅野駅手前で分岐し、3番ホームへと入線する。
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【803B:浅野(08:49)⇒海芝浦(08:53)】
海芝浦駅に到着し、列車の中からシャッターをきる。海に一番近い駅として、「関東の駅百選」に選ばれている。目の前に見えるのは鶴見つばさ橋。 -
海(運河)沿いに設けられたホームからの眺望は実に素晴らしい。遠くには、ベイブリッジも望めます。
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この海芝浦駅は東芝の敷地内にあるため、関係者以外は改札外に出られないという特異な駅。
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その代わり隣接する海芝公園に入園することは可能であり、そこでのんびりと過ごすことはできる。
開園が午前9時からだったので、ちょうど園内を散策することができた。 -
構内にカエルが描かれた看板を発見。ナンダコレ!この下にカエルの住処でもあるのだろうか。これを見ただけではなにを示しているのかさっぱり分からない。
調べてみたところ、どうやら「冠水しやすい場所、大雨が降った際に水が溜まりやすい場所」の意味らしい。 -
【902:海芝浦(09:18)⇒国道(09:28)】
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残すは本線のみ。しかし、扇町行きの列車まで時間があったので、途中駅で下車して、しばし散策することに。
ちなみに、鶴見線は工業地帯の中を走っているので、これといって観光スポットらしきものはありません。 -
まず下車したのは、国道駅。国道15号線に接することからこの駅名がつけられたらしいが、この理屈でいったら日本全国が国道駅だらけになってしまうではないか。
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高架下の通路が昭和の面影を残している。
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【903:国道(09:42)⇒弁天橋(09:45)】
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弁天橋駅止まりの列車に乗車。弁天橋は、鶴見線営業所の最寄駅である。乗客を降ろした列車は、すぐさま車庫へと回送されていった。
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駅からほんの少し歩けば、営業所まで辿りつけるが、もちろん関係者以外立入禁止である。なので、敷地外から中の様子を撮影。
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いよいよ扇町行きの列車に乗って、本線のノスタルジックな終着駅である扇町へと向かいます。
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【1005:弁天橋(10:05)⇒扇町(10:17)】
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2時間半かけて、鶴見線乗りつくし完了です!
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今回は鶴見線と合わせて、南武支線も攻略します。
【1004:扇町(10:30)⇒浜川崎(10:34)】 -
浜川崎で鶴見線から南武支線へ乗り換えるためには、駅舎が道路をはさんで向かい合って建っているため、一度改札を出てから乗り継がなければなりません。
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こちらは南武支線のりば。
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すでにホームには、緑色と黄色の帯の205系(2両編成ワンマン列車)が停車していました。全線単線で4.1kmの路線です。
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【1013H:浜川崎(10:47)⇒尻手(10:54)】
10分足らずで、南武支線の起点駅である尻手駅に到着です。 -
しかしまだ正午前でもあったし、記念パスで京急線も乗車できるので、南武線で川崎へと行き、そこから京急大師線で川崎大師に足を伸ばすことにした。ちなみにこの日、京急大師線では2000系が始めて営業運転を行ったらしい。
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七五三の季節で多くの方が訪れていましたね。子どもがぐずったりすると親御さんはこれまた大変なんだろうな。
帰りは、今までなんだかんだで乗っていなかった総武本線の東京〜錦糸町間を経由することに。これで、総武本線(東京〜銚子の120.5キロ及び錦糸町〜御茶ノ水の4.3キロ)も全線走破したことになります。
【今回新たに乗車した区間(JR)】
鶴見線(鶴見⇒扇町):7.0km
鶴見線大川支線(武蔵白石⇒大川):1.0km
鶴見線海芝浦支線(浅野⇒海芝浦):1.7km
南武支線(浜川崎⇒尻手):4.1km
総武本線(東京⇒錦糸町):4.8km
-完-
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