念願のモロッコ：砂漠へ・・・

2011/01/21 - 2011/01/23

念願のモロッコ、いよいよアトラス山脈を越え、サハラ砂漠を目指します。
モロッコの1番の楽しみは、迷路のようなメディナをさまようこと。しかし、ツアーでそんな自由で、危険な時間があるわけも無く、次なる目的サハラ砂漠に変更。経験者から1月のモロッコの砂漠はとてつもなく寒いとアドバイスを受け、厚着をしてきました。これなら早朝の０℃以下に冷え込む砂漠にも充分対応できます。
２泊したフェズのホテルを８：３０に出発。アトラス山脈を越え、サハラ砂漠の入り口エルフードに向います。
アトラス山脈越えは七曲り。めったに車酔いしないoneonekukikoですが、念のため酔い止めの薬を一服。

エリア ワルザザート(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

先ず向ったのは「イフレン」
高地にあり夏でも涼しいヨーロッパの香りを残す静かな街です

この時期あちこちでコウノトリの巣が見られます。
２月になるとヨーロッパへわたっていくそうです

この後アトラス山脈越え
荒涼とした風景が続きます
車窓から

車窓から

アトラスの頂きに残る雪
まず、中継地まで２時間のドライブ

カスバ風のホテルで「ます」の昼食

ふただび山道を走ること４時間

こんな七曲りの山道を、大型バスは走ります

日本では見られない荒涼とした風景に目をキョロキョロ
お陰ですっかり車酔いしてしまいました

エルフードのカスバ風ホテルに到着

夕食時の民俗音楽に乗りのいいお仲間
楽しまなくちゃね

まだ日も明けない４：３０
７台の４輪駆動車に分乗して、メルズーカ大砂丘観光へ出発
ヘッドライトを頼りに道なき道を車は進みます

車を降りたら、日の出ポイントまでは駱駝、もしくは歩きです。
当初歩くつもりでおりましたが、暗い砂地を１時間歩くのは難しいとのアドバイスで、急遽「駱駝」に変更。
３００DH+駱駝引きさんに２０DHのチップ

月の光が影を作ることに感激
東京の夜がいかに不夜城なのか
改めて実感しました。
モロッコの夜明けの砂漠。
差し込む光は、満月の月の光のみ。
月が作る影を踏みながら進む駱駝の隊列
想像してみてください
oneonekukikoのカメラ技術では上手く表現できず真っ暗になるだけでしたので「没」としました
あしからず

月の砂漠・・・・

丁度雲がかかってしまいましたが、お陰でピンク色に染まっていく雲の変化を楽しみました。

日の出の前後で、こんなに砂の色が違います。
お日様を浴びてどんどん砂の色が変わって行きます

宿泊したホテルには日本人だけで３つのツアー
彼らは同じ中継地から日の出ポイントを目指すので、それだけでも１００人近くの大移動です。

砂漠の日の出を満喫した後は、ベルベル人のテントでミントティをいただきました

色とりどりの布で織られた敷物に目を奪われました

ホテルへ戻り大忙しの朝食後１０：００出発
奇岩のそびえるトドラ渓谷へ向います

３時間のドライブでトドラ渓谷到着

タジンの昼食をとり、今夜の宿泊地ラルザザードうを目指します。３時間のドライブ

途中、バラの町で「ばら水」４回目のお土産お買い上げ

まだ早いと思っていたアーモンドの花にお目にかかることが出来ました。

今夜もカスバ風のホテルです。
アルコールは持込みなら持ち込み料５ＤＨでオーケー
今日も移動の１日でした
車窓の風景を楽しみました。
遠くに雪を被ったアトラス山脈を控え、七曲りの道、ところどころに現れる崩れかけたカスバ。
楽しいドライブでした

ホテルで投函した可愛らしいポスト

１/２３
「アイト・ベン・ハッドゥ」を経由してマラケシュへ移動です。
先ずは遠景を「アイト・ベン・ハッドゥ」写真ストップで

日干し煉瓦を重ねて、その上を泥壁で塗って出来上がり。
チュニジアのトズールの日干し煉瓦の家はレンガの積み重ねの模様が楽しいものでしたが、ここでは泥を塗ってレンガを保護しています。

階段をたくさん上って行きます

錠前のかかった扉
あちこちで見かけます

この旅行記へのコメント （6）

• obaqさん 2011/02/07 18:44:26

  さばく〜〜！

  ついに砂漠の上に降り立ったのですねぇ
  私はこの景色を見るとウズウズしてきてしまうのですよ。
  懐かしいというか・・・
  今まで体調の悪い時に砂漠へ着くと綺麗に治ってしまう事も何度か有るんです。
  乾燥して無菌状態になっているのが良いのかも知れないですね。
  
  砂漠で滞在した感想は如何でしたか？
  未踏の砂丘に初めての足跡を記したでしょうか。
  ラクダの隊列の影が何とも言えないですね。
  
  砂漠でのサンライズは太陽が少し上がってからの方が、色づいて影も長く綺麗なんですよね〜
  
  あぁ〜、又行きたくなってしまった（笑
  
  
  obaq

  oneonekukikoさん からの返信 2011/02/09 21:02:40

  RE: さばく〜〜！

  obaqさんのお薬の砂漠に
  とうとう行ってきました。
  
  サンライズ
  雲に隠れて恥ずかしそうでしたが
  お陰でピンク色に変わる朝焼けを見ることが出来ました。
  
  あちこちから日の出ポイント目指して
  たくさんの人が集まってきましたが
  不思議と邪魔にならないんですね。
  これが街中だったら
  うっとうしく思うのでしょうが
  それぞれがいろいろな思いを抱いて太陽と向き合っています。
  たくさんの人がいながら
  なぜか自分ひとりのような錯覚。
  砂漠のの魔法にかかったみたいでした。
  
  obaqさんの砂漠に出会わなかったら
  裁くの魅力に気がつかないで
  通り過ぎていました。
  ありがとう。
  
  oneonekukiko

• デコさん 2011/02/05 20:55:24

  月の砂漠☪ฺﾟ･*:.｡. .｡.:*･✦ฺﾟ･*:.｡. .｡.:*･☪ฺﾟ･*:.｡.

  oneonekukikoさん、こんばんは！
  
  いらっしゃったのですね〜砂漠！
  砂漠に映った駱駝の影に、しばし見惚れてしまいました。
  そして、思い出すのが、3年前に他界した父。
  私が小さい頃、「つきの〜さばくを〜は〜る〜ば〜ると〜・・・」
  と歌い、ピアノで伴奏してくれとよくおねだりされたものです。
  当時は、それがいやでいやでたまらなかったのに、今となっては懐かしいひとコマです。
  実際に見たことがない砂漠を子どもながらに思い描いていた砂漠の風景。
  このお写真でたっぷりと味わわせていただけました(~~)
  行った事がないのに、懐かしい気持ちでいっぱいにしていただいて、
  いま、温かい気持ちで満たされています。
  ありがとうございました♪
  
  デコ

  oneonekukikoさん からの返信 2011/02/06 09:57:43

  RE: 月の砂漠☪ฺﾟ･*:.｡. .｡.:*･✦ฺﾟ･*:.｡. .｡.:*･☪ฺﾟ･*:.｡.

  お父様との小さな小さな思い出
  可愛らしいデコさんに伴奏してもらって
  幸せそうなお姿が目に浮かびます。
  そんな懐かしい思い出を紐解いていただけて
  「月の砂漠」喜んでます。
  
  いつか、私たちの残した
  何気ない足跡が
  子供たちの思い出になっていくのでしょうね。
  
  oneonekukiko

• escomさん 2011/02/05 11:34:42

  原色が似合

  oneonekukikoさん こんちは！
  
  灼熱の砂漠には　原色が似合いますネ！！
  
  ごちゃごちゃのアジア、何も無い「砂漠」はゴージャス　！！　escom
  

  oneonekukikoさん からの返信 2011/02/05 20:25:44

  RE: 原色が似合

  escomさん
  書き込みありがとうございます。
  
  何も無い砂漠は、ゴージャス
  まさにその通りですね。
  
  砂漠の日の出初めて経験しました
  そして、お日様の威力と
  お月様の光感じてきました。
  
  土色のモロッコに原色
  はっと目を引きます。