2011/01/24 - 2011/01/29
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okuyanさん
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ついに今回のツアーの締めくくり。
最後の訪問地は地中海に面したエジプト第二の都会、アレクサンドリアでございます。
そこはかとなくギリシャの雰囲気を漂わすリゾート地であるとともに、
エジプトきっての工業都市でもあるそうです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- エティハド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
カイロの街を抜けると列車は広大な田園地帯を走ります。
私めはのんびり車窓からの風景を眺めてウトウトしていました。
ふと気づくと車窓の景色は市街地に変わっていました。 -
ところでエジプトの旅客列車には一等車から三等車まであるそうです。
私どもの乗っている一等車のシートはソファのように座り心地が良く、エアコンも効いてます。窓はガラスが二重になっており、ブラインドも装備していました。
二等車は窓ガラスはありますがブラインドなし。三等車になると窓ガラスもないらしい・・・。 -
アレクサンドリアに到着しました。
アラビア文字で書くとこうなるらしい。
うーむ、さっぱりわからん。
(−_−;
出来ればローマ字表記も入れておいて欲しいぞ。 -
アレクサンドリア駅は北の終着駅でございます。
鉄路は南のアスワンの地まで続いているんだそうです。
東西についても聞いたんですが忘れてしまいました。 -
昔はこの鐘で列車の出発を旅客たちに知らせたのかな?
鐘を触っているのは今回私どもの一団で一番若いお嬢さんです。
マドンナ的な存在でした。可愛いネ♪
(*^ー^*) -
駅舎でございます。
なんか、オシャレでしょ? -
表から見た駅舎でございます。
下のほうはお化粧直ししたみたいですが、上を見るとその歴史を感じますよね。 -
アレクサンドリアの駅前に出たときにはもうすっかり夕暮れでした。
-
私ども一団を乗せたバスは海岸道路に出てきました。
この海、私めにとって初めて目にする地中海でございます。 -
カップルらしき人々があちらこちらで暮れ行く地中海の風景を楽しんでいるようですなぁ。。。
うらやましひ・・・(ーωー) -
私どもがやってきたのは小奇麗なレストラン。
本日の夕食はシーフードでございます。 -
ワーイ!\(◎▽◎)/
こちらのレストランのドリンクメニューに「コクテール」がありました。
エジプトの街ではポピュラーなミックスジュースでございます。
私め、コレが飲んでみたかったんですよぉ!
でも、なかなか都合よくはジューススタンドが見つからなくて諦めてたんです。
ほらほら、なんだかステキでしょ?
下がマンゴー、上がストロベリー、間にあるのはたぶんグァバだと思います。
ちゅーちゅー・・・メチャウマッ♪ -
まず出てきたのはスープ。
レモンを絞って酸味を効かせるとトムヤムクンに似た味わいでした。
おいしい〜♪(^¬^) -
ちょっと食い荒らしてしまいました。
白身魚やイカのフライがメインでございました。
なんだか日本のミックスフライ定食を彷彿としましたよ。
あーん!エビフライ付けてよぉ〜!
(>へ<; -
デザートはエジプトのあま〜いお菓子。
うーむ・・・(−_−)
しぶ茶が欲しいわん! -
滞りなく食事も済んで店を後にすると、地中海は漆黒の闇に包まれておりました。
さてさて、本日のホテルへ向かいましょう。 -
入り江にステキな橋が架かってますね♪
『スタンリーブリッジ』というそうです。 -
今晩のお宿は『メルキュール アレクサンドリア ロマンス』でございます。
(^ー^)つ
ロマンスですよ、ロマンス!
いやー、名前がいいじゃないっすか。
何かステキな出来事があるかもー♪(ありませんって。) -
ロビーにこんな模型がありました。
これ、ギザの大ピラミッドと同じく、世界の七不思議のひとつに数えられた『ファロスの大灯台』ですよね。
紀元前3世紀ごろ、アレクサンドリアに都があったプトレマイオス王朝時代に建造されました。
14世紀に地震で崩れ落ちてしまったそうですが、その跡地に建てられたのが明日見物する『カイト・ベイ要塞』なんです。 -
ちなみにご存知の通り、アレクサンドリアはギリシャのアレクサンドロス大王の東征の過程でエジプトを征服し、築かれた都市ですね。
アレクサンドロスの死後、部下だったプトレマイオス1世がこの地を支配してエジプトのプトレマイオス王朝が始まります。
この王朝時代、代々凄まじい権力争いが続き、その過程で美女と名高いクレオパトラ7世は強大な勢力を誇るローマ帝国の皇帝カエサルと手を結び、カエサルの死後にはアントニウスを色仕掛けで落としてエジプトの統治を続けました。
エジプトにべったりのアントニウスの堕落振りにカエサルの遠縁にあたるオクタビアヌスはエジプトに対しローマ軍を挙げて宣戦布告し、征服しました。
この後エジプトはローマ皇帝の直轄地に編入されてプトレマイオス王朝は終焉を迎えたのでございます。 -
まー、ややこしい話はこれぐらいで置いといて・・・。
何はともあれ私めの今晩の宮殿に参りましょう。
どれどれ・・・ふむふむ。
やっぱりシングルのお部屋は狭いっちゃ狭いけど、カイロのホテルよりはマシかな?
( ̄o ̄) -
バスルームもキレイです。
ただしバスタブはありません。
このホテルはどの部屋もバスタブは置いてないんだって。
まぁ、スイートルームとかだったらジャグジーがあるかもしれませんが。 -
さて、テーブルにはコーヒー、紅茶のセット。
ん?(−?−;
なんじゃい、このティムポマークは!
実はこれ、メッカの方向を示しているんですね。
イスラム教信者の皆様、ごめんなさい。
m(ー_ー)m -
部屋からはパーシャルビューですが海を見られます。
明日が楽しみだなっ♪
(^ー^)〜♪
それでは皆様、おやすみなさーい! -
エジプト滞在最後のアッサーッ!
というわけで、皆様おはようございます。
オーシャンビューはどうかなっ♪
あら?モヤッちゃってイマイチだな〜・・・。
(´・ω・`) -
ふむ。とりあえず朝ごはんにしましょう。
当然ビュッフェでございます。
卵料理を作ってくれるコックさんが全然いなくて、
オムレツとか食べられなかった・・・しくしく。
(TへT)
でも、他の料理のお味はまあまあ良かったな。 -
食後は出発までしばらく時間があったのでお散歩することにいたしました。
-
おー♪( ̄0 ̄)
まだモヤが取れていないけど、地中海の水平線が清々しいなぁ。
あの水平線の彼方にはギリシャやイタリアがあるんだよね。
行きたいなー・・・。 -
そんなに時間があるわけじゃないから、ホテルからあまり離れられないけど、延々と海岸線が続いてるんだねぇ。
-
アレクサンドリアのビーチはそのまま外海に面しているんじゃなくて、入り江になってるんだね。
ほむほむ。(−ω−)
でもシーズンオフのせいか、かなりゴミだらけでした。
きっとシーズンが始まれば、それなりに整備するんだと思います。 -
外海に面してるところはテトラポットだらけ。
結構波が強くて、侵食がひどいのかもしれませんな。
(ーへー) -
さてと、一旦ホテルに戻るか。
-
こちらのホテルは一泊のみの利用ですので、荷造りの最終チェックをしてから紅茶をすすりながらまったりしていました。
むふぅ・・・いい香り。(⌒ー⌒)
せめて気分だけはリッチに・・・ね♪ -
さて。私ども一団も出発の時間となりました。
バスが向かうは、この湾をグルーッと回った先にある『カイト・ベイ要塞』でございます。
そうそう。ロビーにあったファロスの灯台が実際にあった場所に建てられた砦でございます。 -
おっ!(・o・)
地元の漁師さんたちの船でしょうか?
埋め尽くしてますなぁ。 -
さあさあ!(^▽^)つ
到着しましたよっ。
ズズーイッと奥へ・・・と言いたいところですが、私どものツアーでは要塞へ入場はありませんでした。
チェッ・・・中も観たかったな。 -
要塞の周りの海は釣りスポットになっているようで、皆様が釣り糸をたれておりました。
なにが釣れるの?(・o・) -
みやげ物屋台のご主人がた。
「にいちゃん、にいちゃん。いいもん揃ってるよ!」 -
私ども一団のご婦人がた、ガイドさんの「あまり良い物はありませんので、買わないほうがイイですよ。」というご忠告にも耳を貸さず、値切り交渉中でございます。
どうも皆様、良いものを買いたいわけではなく、バスの中で「何をどれだけ値切ったか。」を競い合うのが楽しいらしい。
まぁ、旅行は楽しいことが一番ですね♪
(^ー^) -
おお、これはポータブルシーシャでございますね。
これさえあれば、あなたもいつでもどこでもアラビア〜ン! -
さてさて、そろそろ出発ですよ〜。
交渉中のお嬢様方〜、バスにお戻りくださーい!
ガイドさんの声がアザーンのように高らかに響きます。 -
この後のアレキサンドリア観光はすべて車窓観光なんですって。
え〜?マジ〜?(´・_・`)
ちょっと不満が残りますが、なんかやっぱり今日は大きなデモが発生する危険性が高いそうで・・・。
まずはこちら、『無名戦士の墓碑』だそうです。
中東戦争で亡くなった無数の兵士を弔っているんです。 -
次に目に留まったのは『サード・ザグルール記念碑』。
綺麗な公園になっています。
エジプトはかつてスエズ運河の権利売却に伴い、1882年よりイギリスの保護国となりました。
サード・ザグルールはイギリス支配に対して「エジプト人のエジプト」のスローガンの下、反英闘争を展開したワフド党のリーダーとしてエジプトの主権回復に尽力した人物でございます。 -
これはモスクかなぁ・・・。立派な建物ですねぇ。
( ̄o ̄) -
で、次に見えてきたのが有名な『新アレクサンドリア図書館(ビブリオシカ・アレクサンドリナ)』でございます。
かつて、この地にプトレマイオス1世により建造された“学問の中心”『アレクサンドリア図書館』の跡地に2億ドルという巨費を投じて建てられた、最新最鋭の学術施設でございます。 -
うわぁ・・・、こりゃスゲーわ。
Σ(◎0◎;
なんでも中には何十万冊もの蔵書とともに色々な歴史的遺物の博物館もあるとか。
うーん、観てみたいっす! -
外壁にはありとあらゆる世界の国々の言語が掘り込まれているんだって。
へぇえ〜。日本語はどこかなぁ?
(・o・)
ところで、建物の周りは人工池に囲まれているんですが、これは地中海から吹き寄せる海風の塩分が建物に与える影響を抑えるためなんですって。 -
さて、以上でアレクサンドリアの観光は終了。
んー・・・正直、もうちょっと深く掘り下げたかったのう。
(−_−;
ゼータク言ったらキリがないか。
バスはズンズンとアレクサンドリアの街を離れて行きます。
この街にも再度訪れてみたいなぁ。 -
バスは帰りの飛行機の空港へと向かいます。
街を外れると一面の荒地。 -
田舎の家にはところどころレンガで造られた塔が建っています。
これ、エジプトのハト小屋なんだって。
もちろん、卵を獲ったり食肉にしたりするんだろうね。 -
ああ。ついに空港に到着しちゃったよぉ。
(TへT)
お世話になった現地ガイドさんともここでお別れ。
本当に堪能な日本語で楽しい解説をしてくださいました。
ありがとうございました。 -
しかし、この空港ビルはオシャレですねぇ。
実はこのボーグ・エル・アラブ空港はほんの最近開港したばかりなんですよ。 -
旅客エリアも綺麗ですよぉ♪
ゲートが6つしかない、小さな空港なんですが、免税店やカフェなどもちゃんとあります。
なんでも以前のアレクサンドリアの空港ビルには小さな売店しかなくてとても不便だったそうですが、この新しい空港でグッとイメージアップしそうですね。 -
私どもの機はエティハド航空EY−662便。
うんうん。オンタイムで離陸できるみたいですね♪
(⌒▽⌒)
実は後日知りましたが、もしこれがカイロ国際空港から出発することになっていたらデモの影響で多分飛行機は飛ばなかったらしい・・・。
不運にも引っ掛かってしまった旅客の皆様には申し訳ありませんが・・・
私ども、アレクサンドリア出発で助かったーっ!
(ーoーA" -
というわけで、私どもの機は無事離陸いたしました。
眼下に広がる赤き台地よ、また会う日までさようなら!
(;д;)/~~ -
早速機内食がサーブされました。
ラム肉のミートボールみたいなの。お料理の名前は忘れてしまったわん!
うーむ。ちょっとコイツはクセがあったなー。 -
映画を観たり惰眠をむさぼっているうちにそろそろアブダビに近づいてまいりました。
-
雲海のかなたに広がる夕景はいつ見ても幻想的だわん♪
(*´ω`*) -
アブダビ国際空港へ最終着陸態勢に入りました。
うおっ!Σ(◎Д◎;
街の明かりのモザイク模様がメチャクチャおもしろーいっ♪ -
さて。アブダビ国際空港に到着して、私めがまっしぐらにやってきたのは・・・。
だってぇ〜、好きなんだも〜ん!
(=´0`=) -
でも、ちょっぴりおなかのことも考えて、小さめのワッパーJrにしておきました。
はぐはぐ・・・ウメーッ!
(≧〜≦)v -
そうだそうだ、ゆみナーラさんにおみやげ買わなくっちゃ!
というわけで大きなチュッパチャップスをお買い上げ〜♪
(^0^)/
・・・あれ?でも私め、送り先知らないやん。
つーことで、ウチの姪っ子たちにあげました。(爆) -
さあ、あっちこっちウロウロしてたら最後のフライトが近づいてきましたよ。
-
ありゃ?
離陸してすぐに機内食が来ちゃった。
うーむ、さっきバーキンをたらふく食べちゃったから、もう入らないよぉ・・・。
などと言いながらも完食っ!! -
さらに北京に到着する少し前にカップヌードルもいただいてしまったわん。
(*^ω^*;
チキン味でちょっとしょっぱかったけど・・・やっぱり日本の味だよねー! -
例によって北京では機内にカンヅメ。
ウー・・・(−?−)
ようやく飛び立った機はこんなわけのわからん航路で日本を目指しました。
なんでやねん? -
ちなみにこれがエジプトの入国ビザシール。
いまさらでございますが、入国する際にパスポートコントロールの手前の銀行ブースで購入します。
米ドルで15ドルですのでエジプトへ行くときはお忘れなく。
カイロの街でもかなりの店で米ドルが通用しましたので現金をある程度米ドルで持ち込む方が便利でした。 -
さあ、最後の機内食がサーブされました。
私めはやっぱり和食をチョイスいたしました。
「鳥のてりやき丼」・・・あー、ウマイのぅ。
しくしく・・・(T〜T)
こうして、私めの初エジプト旅行は無事にフィナーレを迎えたのでございました。 -
アッ!そうだっ!
Σ(◎▽◎)
最後にこのつたない旅行記を最後までご覧いただいた殿方にサービスカットをプレゼント♪
こちらのステキなお嬢様は帰りの機でサービスしてくださったCAさんでございます。
どうです?エティハドに乗ってみたくなりました?
(⌒▽⌒)つ
★★★ おしまい ★★★
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