2010/11/19 - 2010/11/21
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sportcrossさん
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萩・津和野の旅、3日目。
2日目の夜、津和野入りしました。
萩からは車で一般道を走ること1時間30分。
事前研究していたので、知ってはいましたが、
これだけ離れている萩・津和野をなぜセットで呼ばれるのでしょうか。
そんな私もセットでまわっちゃいました(汗)
ところが、萩とは違う城下町の雰囲気がそこにはありました。
*津和野町観光協会*
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/
*関連旅行記*
【Vol.1】1日目・松陰先生と英傑たちの生い立ちを学ぶ!
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10524554/
【Vol.2】2日目・城下町、萩ぶら。
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10541731/
【Vol.3】3日目・山陰の小京都 津和野
http://4travel.jp/traveler/sportcross/album/10542220/
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
18:00
萩市内より車で1時間30分。この日の宿です。
*津和野 よしのや*
http://tsuwano-yoshinoya.jp/
ここでトラブル。
朝食付の宿泊プランを利用したのですが、
この日津和野の飲食店、お休みが多かった(慌)
夕食もつけておくべきだったか。
いろいろ情報を集めて・・・ -
こちらのお店にたどり着きました。
開いててよかったー
*寿司割烹あおき*
http://r.tabelog.com/shimane/A3204/A320402/32001889/ -
まずは地酒。こちらではオリジナルの日本酒がありました。
なお、製造元は古橋酒造。 -
冷奴に芋煮、
-
マグロの山芋がけ、
-
そして寿司屋さんなのにトンカツまでありました。
いや、それがこのトンカツ、予想外に美味でした。 -
そして、巻き寿司でシメ♪
よかった、よかった。
コンビニもみあたらなかった津和野の救世主あおきさんに感謝です! -
宿までの道のりで、
わた屋さんという宿の前を流れる水路にアヒル?!
これは、わた屋さんの看板娘だそうです。
鯉のエサを食べていました。
さーて、明日もあるし、しっかり休むぞ! -
翌日。
朝食はこんな感じ。
久しぶりにちゃんとした和朝食をいただきました。
いつもは質素なので・・・ -
9:00
チェックアウト後、津和野の街を散策です♪
よしのやさん、宿泊客に自転車無料レンタルサービスをしています。
ありがたや。
自転車をかりて、Let's go! -
まずは自転車で10分足らずの森鴎外旧宅へ。
*森鴎外旧宅*
旧宅観覧券:100円(記念館との共通券は600円) -
ここは主に鴎外が幼少時代暮らした家。
森家は代々津和野藩主、亀井家の御典医をつとめていたそうです。
鴎外が生まれるまで、跡継ぎがなかなか生まれず、家の地位が下がり、
そのため、城下町のはずれに家を構えていたそうです。 -
鴎外は幼い頃から論語、孟子、オランダ語等を学び、
藩校養老館では四書五経を復読。
家族と周囲から将来を期待されていました。
そして10歳で父と上京。 -
その後、
(当時はドイツ人講師がドイツ語で講義する)官立医学校に入学するため、ドイツ語を学び、見事、第一大学区医学校に入学。
卒業後は陸軍軍医として勤務し、ドイツ留学もしています。
帰国後は医師活動の傍ら、文筆活動をするようになり、
その名が知られるようになりました。
ちなみにドイツ・ベルリンにも森鴎外の記念館があるそうです。 -
こちらは森鴎外記念館。旧宅に隣接しています。
*森鴎外記念館*
http://www.town.tsuwano.lg.jp/shisetsu/ougai.html
ちなみに館内撮影禁止でした。
この時、「鴎外の年賀状展」という特別展が行われていました。
はがきに「謹賀新年」と達筆で一言。渋いなぁー。 -
森鴎外について、小説家・翻訳家として知っていましたが、
軍医のほか評論家、劇作家、官僚等もされていたのですね。
しっかり学ぶことができました。 -
*西周旧居*
西周(にし あまね)は啓蒙運動家で独協学園の初代校長などをされた方。
津和野藩御典医の家柄で、森鴎外は親戚。家がお近くです。 -
周や鴎外も毎日眺めたであろう、津和野川を渡り・・・
-
こちらの酒蔵へ行きました。
*財間酒造*
http://fish.miracle.ne.jp/ohgai/
JR山口線に近いこのあたり。
SL運行日はこのあたりがカメラを持ったファンたちが
多く行き来する、良好なスポットがあるそうです。 -
財間酒造は"高砂"を主要銘柄とする酒蔵です。
酒蔵の見学ができるほか、 -
昔の酒瓶や徳利、
-
お猪口などのコレクションが展示されていました。
-
お猪口とはいっても、
こういろいろ見ていると楽しくなりますね。 -
さて、自転車をこぐこと10分。
一気に津和野駅前まで向かいました。
*みのや*
http://r.tabelog.com/shimane/A3204/A320402/32000160/ -
青海苔醤油・きな粉・小豆餡・の
計3種のよもぎ串だんご(350円)をいただきました。
うーん、いいひとやすみだ。 -
さて休憩後は本町通りへ。
津和野には本町通りを中心に、酒蔵が何軒かあります。
こちら"魁龍"という銘柄のお酒をつくる橋本本店や、
*橋本本店*
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/gmap/index.php?lid=35 -
"初陣"を主要銘柄としている、古橋酒造があります。
古橋酒造は、寿司割烹あおきオリジナル酒を扱う酒蔵。
*古橋酒造*
http://www.tsuwano.ne.jp/uijin/ -
本町通り沿い、古橋酒造のお隣に
おしゃれなイタリアンの店がありました。
*artigiano*
http://r.tabelog.com/shimane/A3204/A320402/32002820/ -
店内は10人入ったら満席になるくらいの規模。
こじんまりとやっていました。
ランチコースを注文♪ -
パスタは二種類のうちから選ぶのですが、私はこちらをオーダー。
麺はパッパルデッレ(幅の太い麺)を使用。
インテリアはもちろん、料理までおしゃれだとは。
味も上品でおいしくいただきました♪ -
さて、満腹満足になったところで、散策再開。
*津和野カトリック教会*
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/gmap/index.php?lid=236
昭和6年、ドイツ人ヴェケレーによって建てられました。 -
教会内部です。
畳敷きという珍しいスタイル。もちろん、靴を脱いであがります。 -
ちなみに隣接地に乙女峠展示室があります。
展示室では、キリシタンを弾圧した幕末の政策について
紹介されていました。
この話題は後ほど。 -
さて、続いては・・・
-
*津和野町立民俗資料館(旧藩校養老館)*
入館料:250円
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/gmap/index.php?lid=256
資料館部分は、当時の剣術道場をそのまま利用。
武家および農家の生活道具、民俗資料などが多数展示してありました。 -
資料館前の掘割りには鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
-
津和野川にかかる橋のそばに、不思議なモニュメントを発見!
ん?なんだか珍祭のにおいがします。。。 -
しかし・・・奉納神事なんですね。
そして、この格好は鷺を表現しているそうです。
*津和野祗園祭 鷺舞*
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/pico/index.php/content0060.html
一度観てみたい★ -
鷺舞が見られない代わりにこの日はマラソン大会、
-
そしてお祭りが行われていました。
マラソンランナーと神輿が往き勢いよく走り抜けます。 -
午前中に立ち寄った財間酒造の若旦那、
神輿を担ぐと言われていましたが、発見できず。 -
さて、太鼓谷稲成神社のふもとに食堂がありまして、
こちらのお店のおいなりさんが有名で、気になっていました。
*美松食堂*
http://r.tabelog.com/shimane/A3204/A320402/32000215/
一度昼頃に足を運んだのですが、かなりの混雑。
持ち帰り用を予約していました。 -
持ち帰りは6個720円也。
驚くくらい濃い色のおいなりさん。
しかし味も濃いわけではありません。おいしくいただきました。
ちなみに、昼食後でおなかが満たされていたので、
帰宅してからいただきました♪ -
自転車を宿に返却。「ありがとうございました!」
そして、車で今度はJR津和野駅の山側へ。
ここに、乙女峠マリア聖堂があります。 -
イチオシ
*乙女峠マリア聖堂*
http://www.tsuwano.ne.jp/kanko/modules/gmap/index.php?lid=238&cid=45
ちょうど紅葉の時期で、聖堂ともに美しい風景でした。
津和野カトリック教会の乙女峠資料室でも一部展示されていましたが、
この乙女峠には悲惨な歴史がありました。 -
イチオシ
元々、この地(乙女峠)に建っていたのは光淋寺というお寺。
1868年、長崎の浦上で生活する戦国時代からのキリシタンの子孫153名を、
キリスト教から改宗させる為にこの地へ連行し、
日夜、残酷な拷問をかけ改宗を迫ったそうです。 -
拷問は叩いたり蹴ったりはもちろんのこと、
火であぶっても改宗しようとしない者は、
この「氷責めの池」に浸けられます。
無論、津和野の冬は厳寒の状態。
次々と犠牲者がでたそうです。 -
ここは殉教者の安太郎が、
一辺が約90cmという狭い三尺牢に収容されていた1869年2月のある日、
三尺牢の前に 聖母マリア様が出現されたとされる場所。
この乙女峠は、マリア出現の聖地として全世界に広まり、
カトリック教徒の巡礼地となっているそうです。 -
聖堂内部に入ってみました。
この悲惨な歴史がステンドグラスに描かれているほか、
殉教者のパネルや資料等も展示されていました。 -
ちなみにこの地はお寺があって、拷問を受けた場所。
この乙女峠マリア聖堂は、殉教者慰霊の為に
津和野カトリック教会の岡崎祐次郎神父によって
昭和26年(1951年)に建てられたそうです。
綺麗な建物ですが、歴史に心が痛みました。 -
しんみりしたところで、津和野より南下し、高速道路を目指します。
途中、気になるカフェを発見。
のどが渇いたし、行くことにしました。
*花と喫茶さくや*
http://r.tabelog.com/yamaguchi/A3505/A350501/35002329/
店の方も気さくに話しかけてくれる、アットホームなお店でした。 -
紅茶と店の方おすすめの
ブルーベリージャムのかかったケーキをいただきました。
見た目相応の甘さだったのですが、ストレートティの苦味との相性良好。
おいしかった♪
17:00
楽しい旅もこれでおしまい。
鹿野ICより中国道に乗り、再び4時間の道程を走り、帰宅しました。
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