2011/01/09 - 2011/01/09
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muccさん
1月の連休に、夫婦2人で静岡に行きました。
毎年この時期になると、地元である静岡の景色が恋しくなってしまい、旦那に頼み込んで出かけることに。
せっかく静岡まで行くので、温泉に入ったり海の幸を堪能したりしたかったんですが、年末年始に散財してしまったので正直きびしい!
しばらくは財布のひもを引き締めないと…。
そんなわけで、ETC割引を利用して車でのんびり出かけました。
贅沢旅行ではありませんが、天気にも恵まれ、きれいな富士山と駿河湾を堪能してきました!
お正月に行けなかった実家にも顔を出せて一安心でした。
1日目は浜名湖で遊覧船に乗船し、静岡市内に入って日本平、久能山東照宮をまわりました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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滋賀・岐阜あたりの雪が心配だったので、新名神高速道路を使って静岡へ向かいました。
出発前は渋滞に巻き込まれないかひやひやしていましたが、予想外に空いていて、あっという間に浜名湖に到着。
お昼は浜名湖SAで、と考えていましたが、さすがにまだお腹は空いていなかったので、一度高速を降りて浜名湖遊覧船に乗ることにしました。
わくわくしながらフラワーパーク港に向かいます。 -
浜名湖遊覧船は、舘山寺港、フラワーパーク港、ハマナ・コスタ港の3港から出港しています。
どこでも乗り降り可能なので、奥浜名湖の景色を楽しむほか、浜名湖の向こう側に行きたい時の交通手段としても活用できるそうです。
30分と60分のコースがあったので、今回は30分のコースにしました。 -
遊覧船が近づいてきました!
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遊覧船は2種類あるそうですが、今回乗った船は「浜名丸」でした。
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少女漫画チックな目をした、可愛らしい(?)カモメが目印!
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出港しました!
向こうに浜名湖パルパル(遊園地)が見えます。
子供の頃行ったなー!
最近はマスコットキャラクターをアンパンマンの作者・やなせたかしに考えてもらったり、日本最大級の急流すべりや絶叫マシン、大観覧車など、それなりにアトラクションも揃えたり、この不景気の中一生懸命頑張っている遊園地です。
ファミリーにおすすめ。 -
遊覧船内。
この日はかなり風が強かったうえにお客さんも少なかったので、デッキはがらがら。
かなり寒い!!! -
船の上からは、カモメの餌やり体験ができます。
(ちなみに餌はかっぱえびせん)
天候によってカモメが全く飛んでこない日もあるそうですが、11月中旬から3月中旬までの間楽しめるそうです。 -
かっぱえびせんに必死で群がるカモメがとても健気です。
一生懸命ついてきます。 -
かんざんじロープウェイ。
浜名湖パルパルと大草山の頂上を4分間で結びます。
日本初の湖上ロープウェイなんだそうですが、わざわざ湖の上を行くロープウェイなんて他にあるんですかね?
とにかく乗ったら浜名湖の大パノラマを楽しめるそうです。
大草山の山頂には浜名湖オルゴールミュージアムがあります。 -
浜名湖の上を通過するロープウェイ。
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広いところに出てきました。
浜名湖は静岡県西部に位置する湖で、南部で遠州灘とつながっています。
日本の湖の面積としては、北海道の洞爺湖に次ぐ10番目の大きさなんだそうです(65K?)。 -
浜名湖ではウナギ、ノリ、カキ、スッポンなどの養殖が盛んなんだそうですが、やっぱり一番有名なのはウナギですよねー!
生産量こそ激減してしまったものの(養殖ウナギの生産高は愛知県がトップ)、質は今でもトップレベルみたいです。 -
数羽だったカモメはクルーズの終わり頃には大群になっていました。
かっぱえびせんを求めて、カモメが頭の上を飛び回ります。
ちょっと怖い。 -
カモメアップ!
野生のカモメですが、みんな人間に慣れていて、餌を手渡しすることもできました。 -
可愛い顔をしています。
こうして30分の遊覧クルーズは終了!
お腹も空いてきたので、お昼ごはんにします。 -
浜名湖に来たからにはウナギが食べたい!
ということで、浜名湖グランドホテルさざなみ館の1階にある「和食処うなぎ家」さんで昼食にしました。 -
店内。
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普通のうな丼はどこでも食べれるだろうと思い、お店おすすめの新メニューをいただきました。
名前は忘れてしまいましたが、梅が入っています。
ちょっと変わってたけど、美味しかったです。 -
再び高速に乗り、静岡市内へ到着!
日本平へ向かいます。
途中見つけたタミヤの本社。プラモデルやミニ四駆で有名なあのタミヤです。
旦那も子供の頃お世話になったそうです。 -
日本平動物園。
静岡市民に愛される動物園です。 -
日本平に到着!
日本平は日本観光地100選で1位に選ばれたこともある景勝地。
国の名勝地、県立自然公園にも指定されている、標高307メートルの丘陵地です。
日本平という地名は日本武尊の伝説ににちなんでつけられましたが、富士山に駿河湾、伊豆半島、清水の街を一望できる日本平はおおげさではなく「あー日本!」って感じです。 -
日本平駐車場からの富士山。
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日本平駐車場からの富士山。
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日本平山頂にある「月日星」でちょっと休憩。
このお店は1階はお土産屋さん、2階はレストランになっていて、富士山を眺めながら食事ができました。
さっきウナギを食べたので、私はお抹茶で。 -
旦那はまだお腹が空いていたらしく、桜えびのかき揚げとそばのセットを注文。
こんな時間に食べたら夕食食べられなくなるのになー。
(案の定夕食はあまり食べませんでした)
でも、旦那があんまり美味しそうに食べているので、羨ましくなってちょっと味見を。
かき揚げがかなり絶品でした!!!
桜えびの味が口の中にふわ〜っと広がって、すごく美味しかったです! -
静岡土産。
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続いて日本平の展望台へ。
富士山と清水港が一望です! -
やっぱり富士山は海とセットが一番だなぁ!(静岡県民)
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今日はちょっと富士山が霞んでいますが、それでもきれいな景色です。
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空も海も富士山もみんな青い!
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三保が見えます。
明日は三保まで行きます。 -
「赤い靴」のモデルとなった女の子は名前をきみちゃんといい、清水の出身だったそうです。
きみちゃんとお母さんのかよを故郷の清水で再会させようと建立されたのが、この像なんだそうです。
泣かせますねー。 -
日本平からの景色も堪能したので、ロープウェイで久能山東照宮へ。
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日本平ロープウェイは、日本平の山頂と久能山東照宮を5分間で結んでいます。
全長1065mあり、地上からの高さは90mにも及ぶとか!
ゴンドラからは屏風谷や地獄谷、そして駿河湾を眼下に見下ろせます。
この日はちょっと遅めの初詣に行く参拝客で、結構な行列ができていました。 -
日本平ロープウェイには「あおい号」と「たちばな号」の2種類があります。
あおい号は黒色で、お殿様用の駕篭のデザイン。たちばな号は黄色でお姫様用の駕篭のデザインなんだそうです。
私たちは行きも帰りもあおい号になってしまいました。残念!
この日はものすごく満員で、景色なんて全然見えませんでしたが、一緒に乗ったガイドさんがもみくちゃにされながらも頑張って案内してくれたので、それなりに楽しい空の旅でした。
※日本平ロープウェイ
大人 往復 1,000円 片道 550円
小人(4才〜12才) 往復 500円 片道 280円
ケージ利用で犬も乗れるそうです。 -
久能山東照宮に到着!
久能山東照宮は、武田信玄が築いた久能城の跡に建ちます。
武田氏の滅亡とともに徳川家康の領地となり、久能城もその支配下に入ったそうです。
「久能城は駿府城の本丸と思う」という家康の言葉が残っているように、久能山はとても重要な場所であると考えられていたようで、家康の死後、遺言によって東照宮が造営されたそうです。 -
久能山東照宮境内からの眺め。
久能山はその昔、日本平と共に海底の隆起によってできたもので、長い年月の間に浸食されて堅い部分のみが残り、今のような孤立した山になったそうです。
まぶしい! -
観光客用に駕篭がおいてありました。
絶好の撮影スポット。 -
久能山東照宮の楼門。
後水尾天皇によって書かれた「東照大権現」の額が掲げてあるので、勅額御門とも呼ばれるそうです。 -
極彩色の楼門。
きれいだなー!! -
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家康梅。
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鼓楼。
もともと鐘楼でしたが、明治時代に行われた神仏分離の際、鐘楼は仏教施設であるということから中身を太鼓に替え、鼓楼になったそうです。
太鼓は旧幕臣の小島勝直氏が江戸城にあったものを奉納したと伝えられているそうです。 -
雛のつるし飾りが飾られていました。
雛のつるし飾りは、江戸時代から伝わる静岡の伊豆稲取地方の風習です。
縁起物である桃(長寿)、猿っ子(魔除け)、三角(薬袋香袋)など、50種の細工を170cmの長さで吊るすそうです。
静岡は普通の雛人形でも有名な産地なんですよ! -
奉納されたお酒がいっぱい。
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唐門の扉の透彫。
「牡丹に唐獅子」 -
唐門の扉の透彫。
「花鳥」 -
社殿(本殿・石ノ間・拝殿)。
徳川家康を祀る神社。
家康の没後、二代将軍秀忠の命により、大工棟梁の中井正清によって1年7ヶ月という短期間で建てられたそうです。
社殿は本殿・拝殿を石の間で接続した「権現造」の様式で、当時最高の建築技術・芸術が結集されています。 -
神社建築における権現造の様式は、久能山東照宮の造営によって確立され、日光東照宮を始めとする全国各地の東照宮の原型となったそうです。
棟梁の中井正清は久能山東照宮以外のも、名古屋城(国指定特別史跡)、仁和寺(重要文化財)、二条城(国宝、世界文化遺産)などを手がけた人物。
その中でも久能山東照宮は中井正清の晩年の傑作であり、高く評価されているそうです。 -
権現造、総漆塗、極彩色の社殿は、桃山時代の技法も取り入れられた江戸初期の代表的建物です。
豪華絢爛! -
ついこの間の2010年12月に「本殿、石の間、拝殿」が国宝に指定されたそうです。
おめでとうございます!! -
久能山東照宮の社殿は50年に一度、社殿を始めとした建造物の漆塗り替えを行うそうです。
2006年に社殿の塗り替えが完了したばかりなので、極彩色が鮮やかですごく綺麗でした! -
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境内には葵の紋がいっぱい。
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廟所参道。
廟門から神廟までの間をつなぐ参道。
左右にある石灯籠は、家康に仕えた武将たちが奉納したそうです。 -
神廟。
徳川家康の遺骸が埋葬された場所に立つ廟。
晩年を駿河国の駿府城で過ごした家康は、元和2年(1616年)4月17日に75年で亡くなり、ここに葬られたそうです。
初めは小さな祠が建てられていただけでしたが、三代将軍徳川家光によって現在の石塔が建てられました。
石塔は高さ5.5m、まわりが8mもある大きなもので、家康の遺命に従って、西向きに建てられています。
家康のお墓は日光に移ったとされていますが、移ったのは魂だけで、今でも家康の遺体はここにあると言われることも多いようですね。
実際どうなんだろう??
掘ってみないと分かりませんね。 -
家康の愛馬のお墓。
隅にひっそりありました。 -
葵の紋。
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神廟のそばには、金の生る木があります。
木の幹の割れ目にお金(小銭)を差し込むと、いい事が起こると言われているみたいです。
私たちが行った時には、神主さんが一生懸命回収していました。 -
家康手植えのみかんの木。
このみかんの木は駿府城より分木されたもの。 -
奉納されたプラモデル。
静岡にはタミヤだけではなく、バンダイの工場もあるそうですね。 -
家康の手形。
人の手がのっているので、分かりにくくてごめんなさい!
意外と小さかったです。 -
日が暮れてきました。
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久能山東照宮博物館。
家康愛用の太刀をはじめ、歴代将軍着用の武具・古文書・服飾品など、約2000点の文化財を収蔵しているそうです。
私たちが行った時には閉館時間になっていたので入れませんでした。 -
表参道の石段。
久能山東照宮に行くには、日本平からのロープウェイかこの石段を登るかの2択しかありません。
この石段は段数1159段、1159の数字に文字が当てられ「いちいちご苦労さん」と呼ばれています。
子供の頃以来長いこと登っていないので、その辛さは何とも言えませんが、地元ではしんどいことで有名な石段。
よく近所の学校の野球部員たちがトレーニングに使っています。 -
つづら折りに続く石段。
しんどいかもしれないけど、海に面しているので眺めは最高です!
のんびり登るのも悪くないかなー、と思うのですが、旦那に断固反対されてしまったので、今回は諦めました。 -
久能山の下にはいちごのハウスがずらっと並んでいます。
明日はいちごを食べるぞー!!! -
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黄昏時の駿河湾。
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ロープウェイで日本平の駐車場まで戻ります。
帰りも結構混んでいました。 -
窓からの眺め。
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窓からの眺め。
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日本平山頂に到着!!
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日本平山頂からの夕日。
きれいだなー!! -
夕暮れの富士山。
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暗くなったので、日本平を出て実家に向かいました。
連休でも仕事のあった父が帰宅したので、家族みんなで近所の福一丸さんで夕食にしました。
船元直営で鮮度良い魚が自慢のお店です。 -
まぐろー!!
やっぱり静岡はまぐろだなー!! -
ホテル到着!
お疲れ様でした!!
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