北タイ巡り　ｎｏ４　チャンコーンからプーチ−ファへ

2011/01/18 - 2011/01/18

朝食後Ｓｈｉｍａ７７サンはビザランの為にラオス側のフェイサイへ、1時間あまりで引き返してきたので今回の最終目的地プーチーファへむかう。メーサロンやドイ・トーンで苦労した急坂道がまた始まる。プーチィファーに着いた頃にはバイクがヘタって最後の坂道を上ることができなかった、前日の酷使でチェーンがかなり緩んでしまったようだ。

エリア その他の観光地(タイ)

早朝のメコン、静かに力強く流れている。

Shima77さんを送ってタイ側のイミグレまで行く、９時頃に着く、多くの観光客が並んでいた。

同じメコンでもかなり下流、Shima77さんの再入国を待って一路最終目的地のプーチーファーに向かう。

途中の峠にある休憩所ではタイ人の一団が食事の後片付けをしていた。

何の一団かと思い彼らのトラックを覗くと箱が積み重ねてある、その周りをブンブンと羽音を響かせながら蜜蜂が飛び回っている。

いかにも田舎から田舎を回っているといった感じの養蜂業者の一団だ。

年頃の可愛い娘さんも混じっている、私一人なら彼らの後について行ったかも・・・・、甘い蜜の原則は『ノーマネー　ノーハニイ』だ！。

峠の休憩所。

峠から見たメコン河。

対岸のラオスの村が見える。

メコンに沿って南へ南へと走る。

小さな村の待合小屋で休憩、そこへやって来た知能障害のある男の子、Shima77さんが食べているパンをちらちらと見ながら何やかやとボーちゃんに話しかける、同じことを繰り返し話されて困惑気味のボーちゃん。
それを見ながら大きなパンとこれまた大きな菓子パンを黙々と食べるShima77さん、私たちに菓子パンをすすめるので男の子に少しにあげたらと言ったら無慈悲に顔を横に振りそしゃくをくり返していた。
笑いを堪えきれず席をはずし涙を流した私・・・。

煙草の葉を満載した小型トラックが道路脇に縦列している、煙草の集積所があるらしい。

山に向かって走る。

道路も傾斜が多くなる。

かなり田舎へ入ってきた感じだ。

これからはまた坂道がつづく山間の道だ。

舗装道路なので走りやすいが後部座席には重たいカメラマン兼ガイドがいるのでバイクが心配だ。

小さな集落を通り過ぎる。

どこまでもつづく上り坂。

上ってきた道を振り返る、かなりの高度まで上がってきた。

上り坂はさらにつづく、バイクのチェーンの緩みが気にかかる。

とちゅうの無人民家で一休み、Shima77さんとボーちゃんが見ているのはアヒルらしい、Shima77さんの脳裏にはアヒルの丸焼きが・・・。

無人小屋からの眺め。

峠の上にいたトーモロコシの脱穀をしている村人、ちょうど一休みしているところだ。

脱穀が始まると皮が空に舞いだした。

轟音とともに舞い上がるトーモロコシの皮。

見ているだけで痒くなりそうだ、痒くならないうちに先へ進む。

プーチーファーの手前にあるパートンまで７ｋｍの表示が。

坂道はつづく・・・・。

山の尾根が近くなった。

尾根の下側に道路が延びている。

道が平坦になって一安心。

稜線と平行に走る道路、景色は素晴らしい。

景色に見入るShima77さん。

子守をしている地元の女の子、カメラを向けたら顔を隠してしまった。

積み込み作業を待っている小母さんと子供。

プーチーファのロッジ村へ到着、ここまでがバイクの限界でオーバーヒートして動かなくなってしまった、チェーンもかなり緩めだ。

バイクを村に放置して山の上につづく道路を喘ぎながら上る。

ヒマラヤ桜が２−３分咲きくらいに蕾をほころばしている。

バイクはここまでらしいが私たちには関係ない、ここから山頂が少し見えるがもう上る気力は残っていない。

この階段が山頂への歩道らしい。

こちらは四駆が上る道路らしい、車は良いがバイクはダメらしい。

駐車場から引き返す、何の躊躇もなかった。
林の中のモン族の家が見え隠れしている。

くたびれた足を引きずって坂道を下る。

バイクの放置した場所まで戻りバイクの調子を見る、これからは次の町まで下りが殆どなので何とか・・・。

坂道を下り次の町をめざす。

くねくねとカーブがつづく山道を走る。

陽がだいぶ傾いてきた。

西陽が路面やススキの穂を染め始める。

暗くなる前にやっと宿泊予定地のトーンの町に着いた。

町中にはバイクのオブジェが、後ろのボードには事故件数や死者数が・・・。
ボードの数字を増やすことなく無事にたどり着いてよかった。

この旅行記へのコメント （2）

• josanさん 2011/01/30 00:02:51

  北タイは山岳が多くて過酷な道ですね〜。

  今晩は〜ＧＩＮさん、嶋さん、ボーちゃんお疲れ様でした〜。（汗）
  
  北タイはバイクが遣られる程、過酷な道が多くて大変ですね〜、ＧＩＮさんの方はボーちゃんと二人乗りなので、余計バイクに負担が掛かるようですね。
  
  ボーちゃんは大柄なので、代わりに小柄な３８ｋｇのピムならば大丈夫でしたかね〜？、あ！これはボーちゃんにはナイショですよ〜ＧＩＮさん。（大笑）
  
  ＧＩＮさんパンのー件、相変わらず嶋さん良い味出して居ますね〜。（マジ）
  
  
  
  ウドンよりＪＯＳＡＮ。
  
  
  
  
  
  
  

  ginさん からの返信 2011/01/30 15:42:52

  RE: 北タイは山岳が多くて過酷な道ですね〜。

  今日はJOSAN。
  
  北タイの山奥は急な坂道が多くて大変です、後ろに大きな荷物がなければ何とかなるんですが・・・しかしガイド兼走行中カメラマンですから（笑）。
  ピムさんみたいにスマートならばもっと楽に走れたと思います（マジ）。
  
  今回の旅のパンの一件では嶋さんの人間的な奥（欲）の深さが分かりました（笑）。
  
  Gin。