青島の日本占領・歴史建物

2007/03/01 - 2007/03/01

青島租界の建物はドイツが青島を租借した１８９８年から第一次世界大戦勃発の１９１４年までの間に計画的に建てられたものです。第一次世界大戦中は日本が１９１５年から１９２２年まで占領し、その後１９３８年から第二次世界大戦終戦の１９４５年まで再度占領しました。日本の統治時代も建築活動が行われました。青島の街並は赤い瓦で急傾斜の大屋根を持つ家並みと緑の街路樹が程好いコントラストを見せています。建築の様式はネオ、ドイツルネッサンス建築多いようです。ドイツは建物だけでなくビール工場も残しました。ドイツの技術と青島の良い水が青島ビールを作りました。

エリア 青島(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

迎賓館。旧名称、総督官邸。竣工年、１９０７年２階建て、１階は接客中心。２階は居間、寝室が並ぶ私的空間。外観は大きな寄棟屋根の周囲に大小の屋根を重ね合わせて、荒荒しい石組のレスティカ仕上げである。

小魚山公園にある１/１５の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

入口にある壁掛け。図柄は雲と龍、最高の柄です。

サニタリールーム。自然光を十分に取り入れたお風呂。

壁のマリアの絵。

大きなシャンデリア。重量も相当なものです。

シャンデリア、ちょと小振りだが、色の付いている部分は宝石で出来ている。金額に直すと（計算できません）

青島市公安局。旧名称、月交澳商埠警察署。竣工年、１９０５年、急傾斜の大屋根と階段状の切妻に似た派風を持ち、塔を立ち上がらせているこの塔は時計塔として、道路からは中心軸上に位置しているが、建築本体は正面右寄りに位置している。青島のネオ、ドイツルネッサンス建築を代表している。

小魚山公園にある１/１５の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

青島市人民政府。旧名称、ドイツ総督府。竣工年、１９０６年３階建て、１階はルスティカ仕上げ、２階と３階は平滑な切石による仕上げが施され、はっきりとした目地を刻んでいる。

小魚山公園にある１/２５の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

紅房子餐庁。旧名称、医薬商店。竣工年、１９０５年赤レンガで仕上げている、３階建。１階は部分的にルスティカ仕上げが施され窓はロマネスクを想起される。

青島火車站。旧名称、青島火車站。竣工年、１９０１年 建物正面側に大きな切妻風を見せ、左手に塔を立ち上げたネオ、ドイツルネッサンスです。現在青島駅を大改造中で壊されてしまいました。

小魚山公園にある１/１５の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

駅を移動させての再開発、０８年の北京オリンピックの時は青島はヨットの会場となり北京から青島まで新幹線が走る。

青島天主教堂。旧名称、聖弥愛璽大教堂。竣工年、１９３４年双塔がランドマークになっている。間口がない小さいアーチを連ねた装飾を施された外観意匠、ロマネスク様式の聖堂が下敷きになっている。

小魚山公園にある１/２０の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

青島天主教堂のマリア像。

青島天主教堂の祭壇。

料金５元。

軍事管理区。旧名称、皇家青島気象台。竣工年、１９１２年全面をルスティカ仕上げとしている。重厚な塔は、城郭風に凸凹をつけた狭間胸壁とマチコレーションを思わせる突出部をもつ。

天文台の形を残してホテルに改造。

江蘇路基督教堂。旧名称、青島福音堂。竣工年、１９１０年寄棟屋根を復層させ、塔を左手に寄せ、アシンメトリーな構成をもつ。

小魚山公園にある１/１５の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

教会の祭壇。

鐘を鳴らす為の機械、歯車の組み合わせ。

絵葉書を兼ねた入場券。

青島城市建設築団。旧名称、海浜旅館（ストランドホテル）。竣工年、１９０４年レンガ造り３階建で、中央並びに両翼を張り出した堂々とした構成を取り翼部をベランダで開放している。

外階段の行く手に古典主義のポーチをもつ。青島総督の狩猟用の別邸であった。国民党の蒋介石も泊まったといわれる。

小魚山公園にある１/１０の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

窓からの景色。

青島日報社。旧名称、中央飯店（セントラルホテル）。竣工年１９０４年急傾斜の赤い屋根に縦長の窓、中央に位置する大きな入口がある。

中国商工銀行青島分行。旧名称、山左銀行。竣工年、１９３４年４階建、平らな石壁でシンプルな作り、角の大きな入口はマクドナルドが使用中。

青島大学医学院教学楼。旧名称、日本高等女子学校。竣工年、１９１８年３階建、下回りをルスティカ仕上げ、中央に塔屋があります。

日本高等女校旧址と書いた立派な石碑。

青島市建設集団。旧名称、三井物産（株）青島支店。竣工年、１９３０年、２階建、曲線状の屋根と入口の上のベランダが特長。

中国海洋大学教学楼。旧名称、青島日本中学校。竣工年、１９２０年真中に大きな塔屋を中心にコの字型に教室があり、正門に円柱の大きな石門がある。

中学校の校舎。

中学校の校舎内の廊下、左に教室が並ぶ。

人民開放海軍倶楽部。旧名称、日本青島取引所。竣工年、１９２０年入口の上に双塔があり、後ろに八角の塔。正面の六本の大きな円柱が並び左右対称でギリシャ神殿を想わせる重厚な作りで日本人の三井幸次郎の設計によるものです。

旧名称、ゲルマンビール株青島工場。竣工年、１９０３年 ２００３年８月創業１００年を記念して、古い建物、設備を利用、青島ビールの歴史を語る博物館としてオープンした。

最新の設備もあり、出来立てのビールの試飲も出来る。創業時に使用したシーメンス社の電動モーターが動態で残っており、来社したシーメンス社長が１０万ドルで売って欲しいと言ったが宝物だからと断ったらしい。

公主楼。旧名称、公主楼。竣工年、１９０３年 八大関の中にありドイツの童話に出てくる様なお姫様の館、メルヘンチックです。

小魚山公園にある１/１０の模型。高さ１０ｃｍ程の土産物もあります。

小魚山公園展望台より青島市内を望む。赤い屋根、緑の樹木、手前が中国海洋大学校舎,信号山の南麓にあるのが迎賓館見える。

高台に残る火の見櫓。