鉄道でパリから日帰りモンサンミッシェル

2010/11/23 - 2010/11/23

パリ滞在の１日を、モンサンミッシェル観光に使ってみました。
憧れる人の多い世界遺産、せっかくなら見ておこう！と鉄道とバスの切符をネットで予約して行ってきました。

ひとりでオーディオガイドを聞きながらの修道院観光も静かで味わい深かったですが、とくに好天候のおかげでモンサンミッシェルの修道院から見える風景がすごかったです。

個人でモンサンミッシェルに向かう方のお役に立てれば幸いです。

旅行記はモンサンミッシェル出発前の前夜のパリ観光からはじまります。

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※旅行記内の写真の無断転用はご遠慮ください※

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベルギーからパリに戻ってきた足で、今まで見たことがなかった凱旋門を見に行きました。

見上げ。

入場料を払って、凱旋門の中にある階段を登っていきます。

ホステルに戻って、近くの中華料理屋からテイクアウトした夕飯をもしゃもしゃ。

朝７時の列車に乗るべく、早起きして万全でしたが、朝薄暗いうちから出掛けてソワソワしていたためうっかりメトロを逆方向に乗ってしまい、時間ギリギリに！

メトロのモンパルナス駅から、鉄道のモンパルナス駅まで５〜１０分は歩く距離があるので、このままだと間に合わないと気付き、地上に出てタクシーに飛び乗りました。

アフリカ系の運転手さんは、フランス語で「急いで！」も言えない私から、テレパシーの「急いで！」を感じ取ったか、降りるときに「グッドラック！」と言ってくれました。

係のおねえさんにプラットホーム番号を聞いてホームまでダッシュ！

時間ジャストに無事乗れました。

ああよかった　チケット代が無駄にならなくて・・・

着いた駅で、乗り換えるバスを探してさまよいます。

５人くらいに聞きましたが全員違うところを差します。

実際は、駅を出て右にある建物（写真に写っている建物の１階右側部分）がバス待合い室になっています。

その奥（建物に入らなくても右側から回って行けます）がバスターミナル。

結局３分間に合わなくて、１時間半待つことに。

このさいカフェでリッチな時間を過ごしてやります。

日本あてのハガキを書いたあと、手持ちのフランス語会話集から、基本表現を叩き込んでみるなど。

覚えたての単語と文章を使って、近くの郵便局からハガキを出しました。「切手」というのをがんばって発音してみたら「Oh〜」と分かってくれて嬉しかったです。
英語でも通じるのかもしれませんが・・・

時間に余裕をもってバスターミナルに戻りました。今度こそ！

無事に乗れました。バスは指定席とかではないので、時間がずれても券が有効でした。１〜１時間半ほどバスに揺られ、モンサンミッシェルに向かいます。

いよいよ近づいてきました。

到着。

賑やかな路地。

道の脇にあった小さな教会。

建物がぎっしりと建っているので隙間の細い路地も独特。

てくてくと高度をあげていきます。

子供がかくれんぼをするのにたまらない場所ですね。

修道院に入ったらチケットを買って、修道院見物ルートにそって歩いて回ります。

この空中庭園のような場所が、モンサンミッシェルの中で一番印象的でした。

ひっそり１人でまわっていると、風の音までクリアに感じられ、修道士の気持ちや囚人の気持ちをなんとなく想像しながら散策することができました。

静謐な通路。

食堂だった場所。

迷路のような、建物。

昔の技術で、強度をよく計算されて造られているそうです。

古いガラスです。

どこでバスに乗るのか不安だったけれど、モンサンミッシェルの敷地を出た目の前に停車していました。

乗っていたのは私とアジア人（日本人かな）の女性、２人のみ。

遠かったモンサンミッシェル。さようなら〜

こちらの小さな駅から電車です。ネットで予約したときにバスと電車乗り継ぎがセットされていたので、難なく乗り換えられます。

宿り木。駅周辺をうろうろと散歩していたら、また電車ギリギリの時間になってしまいました。

なんとか乗車。

車掌さんが日本に来たことがあるそうで、ゆっくりとした英語で色々と話しかけてくれました。
車掌さんのユニフォームの色がとても上品でした。

グレーのベースに、鮮やかな黄緑の差し色、マゼンタのマフラー。

無事にパリ、モンパルナス駅に戻ってきました。

せっかくモンパルナスに来たので、今まで見たことのなかったモンパルナスタワーに登ることにしました。
オフィスのエントランスに間違えて入ってしまいましたが、受付のおじさまたちが「タワーは外のオレンジ色のとこが入り口だよ」というようなことを教えてくださり、そこで入場券を買ってエレベーターで急上昇。

着いたフロアにあった、六本木を思い起こすようなラウンジ。ここでの軽食を夕飯としました。観光値段だったけど、広大な夜景をガラス越しに見ながらサンドイッチをむしゃむしゃ。

エッフェル塔がときどき点滅！

屋上からの眺めも楽しむことができます。吹きさらし！

パリって意外と広い。観光で歩き回っているのはほんの中心地だけなんだなぁ。

モンサンミッシェルのお土産屋さんの袋。

モンパルナス駅でテイクアウトしてきたケーキをホステルでむしゃむしゃ。

朝はやく、メトロでオペラ駅へ。毎度おなじみロワシーバスで空港へ帰ります。

なんかこの写真撮っていたら、このバス発車しちゃったのですが。

同じタイミングで来た中年男性（そのあとバス待ち、次のバス内で話してドバイ人だと知る）もドアをノックして断られていました。

次々に人が来るので時間ぴったりに出発したいのでしょう。

バスも次々来るので問題ないです。

無事に空港に到着。Visaチェックしてもらうカウンターを見逃していて、搭乗口からバックパック背負ったままダッシュで戻るはめになりましたが、親切な空港係員さんたちのおかげでなんとか定刻通りのライアンエアーに乗れました。

走りまくった小旅行でした。