2007/07/13 - 2007/07/16
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mariusさん
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遼寧省への出張。仕事を終わらせ休みを取り3泊4日の西安旅行を楽しみました。
時間的な制約がありゆっくりと過ごすことはできませんでしたが、できるだけ見て回ろうと超特急で密度の濃い、おいしいもの取りの旅行となりました。
大連空港から西安空港は2時間くらいのフライトです。できるだけ観光時間を確保するため早いフライトを選びました。ただ、中国の航空機に一抹の不安があり、エアバスを選びました。とはいえ、知識不足で単にボーイング、エアバスくらいしか知らないだけですが、聞いたことない古い飛行機も飛ばしているのは事実で、機体を選ぶのは重要かもしれません。
飛行機は中国の同僚に手配してもらい、ホテルは日本から南門近くのANAグランドキャッスルを予約しました。その後、ANA系列から外れたようです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
南門です。
西安が長安と呼ばれていた昔、奈良の平城京がお手本にしたように街が碁盤の目状になっており、中心部は高さ12メートル、幅12-14メートル(上部)の城壁で囲まれています。周囲は約14キロメートルあり、ところどころに門があります。
その中でここは南門で、長城観光の入り口にもなっています。
ホテルはこの門から100メートル程南にあります。 -
グレードが高く、安心して泊まれマイレージ貯まるのでANAグランドキャッスルホテルをANAのホームページから予約。でも、2008年からANA系列では無くなりました。
インターネットも使え、全室液晶テレビで快適でした。
午前中にチェックインし、この日はできるだけ市内の観光地を見て回ることにしました。 -
チェックインをして、まずは腹ごしらえ。
小雁塔に歩いて行く途中、混んだ店があったので入りました。米の麺です。
どこでもそうですが、中国人は次から次に割り込んで注文するのでなかなか注文できない。今回、中国人の友人も一緒のため彼が注文してくれた。感謝。
7月の西安は暑く、ビールも当然注文。どこでも必ずビールは注文です。
2005年ころはちゃんと「冷えた」ビールと言わないと常温ビールが出てくることが多かったが、冷えていました。 -
小雁塔の入り口です。
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15階建てで、高さ45メートルです。でも地震で崩れて13層です。
写真で頂上に人が写っていますが、実際に上れます。各階は上に上がるにつれて天井は低くなってきます。意外と頂上まで上がるのは体力が必要です。西安は暑いので汗だくです。
でもここではビールは飲めません(-.-) -
イチオシ
あの西遊記でお馴染みの玄奘法師が持ち帰ったインドの仏典等保管するために建立した大雁塔です。7層64メートルですが、建立当時は5層、その後10層になり今の7層になっています。
上まで登れます、小雁塔より大きいこともあり上りやすいです。
小雁塔の東南東にありますが、小雁塔→大雁塔はちょっと距離もあるのでタクシーがお奨めです。 -
大雁塔(大慈恩寺)の壁、建立当時からあったのか知りません。
ラクダに乗った三蔵がレリーフされているのが妙に怪しく最近だと勝手に思っています。 -
最高層階の7階からの眺めです。北方面(西安中心部)です。
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7層の天井にあったもの、中国人はみな写真を撮っていましたので自分も撮りました。説明できずすみません。
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5年ほど前に北京でも結構撮ったのですが中国の古いお寺には屋根にこういった魔除けがあります。
いろいろ微妙に違っておりこれを調べるのも面白いのではないでしょうか。
写真は大慈恩寺内の建物です。 -
さて、初日はくたびれてきたので、鐘楼見学で食事です。
鐘楼は唐の時代ではなく明の時代だそうです。
西安は歴代中国の国家の首都として最も長く1300年の歴史がありその意味では尽きることのない史跡がいっぱいあります。2泊じゃもったいないですね、これから計画している方は可能なら最低4泊は検討したいものです。 -
この鐘はお金を出すと叩くことができます。
でも誰も叩いていなかったです、そんなに高いとは思わなかったけど中国相場では割高なのかな? -
イチオシ
夜、ライトアップされた鐘楼です。
鐘楼は民の時代に時を告げるために建てられました。
しかし、これはでかい交差点(南門から歩いて10分くらい)の真ん中に建てられています。 -
西安名物「羊肉泡膜(ヤンローパオモー)」です。固めのナンのようなものが円盤状で2枚出てきます。それを細かく千切ります。細かければ細かいほど通な客と料理人が思い上手に作るとか…、そんな情報を事前に仕入れ半信半疑で細かくしました。
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こんな感じです。できあがったらお店の人を呼ぶと、番号札を置いて調理室に持っていきます。だから、自分の千切ったものが出てきます。きっと、たぶん…。
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イチオシ
できあがり。
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結構千切るのも時間がかかります。
当然、ビールを飲みながら…です。青島ビールの生です。しかし、純生ってちょっと昔の日本のビールみたいですね。
お店は鼓楼の北側にある店です、ほかの料理も店内に写真が貼ってあり指さして注文すれば外れはありません。 -
3件並んでいる真ん中のの同盛祥というレストランで羊肉泡膜をいただきました。奥に写っているのは鼓楼です。
同盛祥の右隣は徳發長という餃子で有名なお店です。 -
こちらは鐘楼とは姉妹と言われた鼓楼です。やはり明の時代に建てられ夕方、太鼓を叩いて時刻を知らせていたそうです。
鐘楼の近くにあります。 -
西安満喫第二日目です。
この日は兵馬俑を中心とした郊外を回ることにし、前日の夜にホテルで運転手付きの観光メニューがあったのでそれを申込みました。兵馬俑・始皇帝陵・華清池といったコースです。
ホテルの有料サービスですが、実際、観光地に到着しても必ず降りたところに車を駐車しておけないケースもあり、観光したあと、あれ、車はどこだ?ということが起きます。団体でない旅行は中国語がわかる人がいると大助かりです。 -
秦始皇兵馬俑館です。
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とても広い敷地で、今だに発掘中です。入り口からかなり歩いてもなかなか入り口に到達しません。
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おおーっ。これだこれ、テレビや雑誌でみた兵馬俑!
俑とは土で作った人形や動物です。
後ろのほうは発掘の復元が終わっていません。
一人ひとり顔が違っていたり、服装が違っているそうです。 -
兵馬の馬です。
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イチオシ
平均身長180センチくらいらしいのですが、実物大なのか誇張なのか?
実際、西安の人々は大連あたりの朝鮮系の人と比べると小さいです(でも、目はほとんど二重まぶたです。大連は一重まぶたが多い)。兵士は西安の漢民族とは限らないし、実際、俑は服装、顔かたちからいろんな民族が混じっているそうです。 -
発掘は3箇所でやっておりいずれも屋根がついています。
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程度の良いものは別途ガラスのブースに入れられて陳列されています。
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立っている兵士だけでなくいろいろあります。本当に生き生きした表情です。紀元前にお隣の国はここまで高い文明をもっていました。本当にすごいです。
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お土産屋さんです。10Cmくらいのミニチュア兵馬俑5体入りが250元で売っていました。店の人はここで買えば秦始皇兵馬俑館の文字が箱に入るここと、実際に発掘された俑と同じ土で作った、と主張していました。
私はここでは買わなかったのですが、建物を出て外の売り子に100元で言い寄られ値切って二つで150元で買い、得な気分。しかし、それも束の間でした。駐車場まで道の両脇に土産物屋が並んでいて殆ど同じものが売られ、値段も兵馬俑館から離れるにつれて安くなり、なんと最後は5元でした。もう、何も信じられない…、ここは中国。でも5元のセットは土の色もちょっと違うし造作も雑な感じでした。 -
始皇帝陵です。
兵馬俑の近くです。司馬遷の史記によれば、始皇帝陵の中には水銀の川が流れ、たくさんの埋蔵品、盗掘を防ぐための仕掛け等あるそうです。
コストと保存の問題から発掘しないそうですが、よくもこれまで盗掘されなかったものです。少し不思議です。 -
始皇帝陵の頂上は結構高いです。
しかし、ここにはビールは売っていません。でも、飲料水は売っていました。 -
頂上からの景色です。
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始皇帝陵から市内に戻る途中、華清池に寄りました。とはいえ、市の中心から30Kmくらいあります。兵馬俑・始皇帝陵・華清池はほぼ同じエリアにあり観光地としてはセットです。
兵馬俑や始皇帝陵の周りよりも華清池の周りの方が食事をするところが多いです。ということで写真はありませんが遅めのビールメインの食事を取りました。
華清池は温泉で歴代の皇帝たちの保養地です。特に、8世紀に玄宗皇帝が楊貴妃のために宮殿式の湯殿を建て華清宮としました。 -
多分、昔は豪華だったのでしょう。
楊貴妃の入った湯船もありました。 -
湯船です。
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本当は水に浮かぶ楊貴妃像なのでしょうが工事中のためちょっと残念です。
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ここは有料でお風呂に入ることができます。
でも、あまり清潔な感じはしません。いくつか入浴の施設がありました。 -
鼓楼です。華清池を観光した後、市内にもどり清真街(イスラム街)をちょっと探索しました。鼓楼のすぐ近くにあります。
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イスラム街の入り口です
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イスラム街です。道沿いに屋台や立ち食いできるいろんな食べ物屋があり、おいしそうな匂いであふれています。土産物屋もあります。
イスラム街に中国建築様式のイスラム寺院清真大寺 -
この日はガイドブックで事前に調べてあった小龍包の有名な店に行きました。すみません、店の名前は忘れてしまいました。
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おいしそうでしょう!
でも、普通においしかっただけでした。
しかも問題は、この店はイスラム系なのでアルコールが置いてありません。仕方なくジュースで食事を開始しましたが、やはり物足りません。我慢できず1時間も滞在せずビールを飲みに行くことにしました。 -
もう外は真っ暗。ちょっとしたパブ風の店も見当たらないため、こんな感じのお店に入りハイネケンヲ注文しました。郊外を結構歩き回ったのでホテルに戻る途中、足マッサージによりました。
さて、次の日は再び市内観光です。悠久の古都・長安~ビールのうまい街②に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao0880さん 2010/12/21 12:44:29
- 羊肉泡膜
- mariusさん、こんにちは。
羊肉泡膜、私も大好きです。
ただし、通ではありませんので、細かく細かくちぎるのはちょっと面倒です。
北京の周水街地下の食堂でも食べましたが、こちらでは包丁でひし形に切って出されました。
そんなのもありかなと思ってしまいました。
西安、たった2泊のあわただしい出張で訪れました。
食事会もあって、自由な時間がほとんどなくて、深夜に回民街を散策、早朝に小雁塔(開門前だったので、警備員さんに頼んで入れてもらいました。)
開門前の小雁塔は、住民がたくさん入っていて、市民の憩いの場だったです。
私も暑い夏の日に訪れましたので、ビールがおいしかったです。仕事場は、金属を溶かしていましたので、40℃を軽く超えていました。
外気温も36℃以上でしたけれど。
ではまた。
- mariusさん からの返信 2010/12/24 14:26:29
- RE: 羊肉泡膜
- nao0880さん、
コメントありがとうございました。
正直私は可もなく不可もなくというのがモーの感想です。というより私もそんなに食べてないので旨い不味いを語れません。
確かに細かくちぎるのは面倒ですがビール片手に友人たちと話しながらゆっくりちぎる分にはちょうど良い時間つぶしです。
2泊だと弾丸旅行ですね、私も西安の前年に北京に行き、2泊で万里の長城、明の十三陵、紫禁城、頤和園を回ったときは弾丸旅行でした。夏の北京も暑いですよね、万里の長城では気温40度近くで、かつ見た目以上に急な長城を歩きくたくた、汗だくだくでした。そのあとビールの旨かったことは言うまでもありません。
旅行記後編を年内にアップします。そちらにもビールの話題出てきます。
いろいろ銘柄ありますが私はハルビンビールが一番のお気に入りです。
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