2007/07/13 - 2007/07/16
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mariusさん
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遼寧省への出張。仕事を終わらせ休みを取り3泊4日の西安旅行を楽しみました。
時間的な制約がありゆっくりと過ごすことはできませんでしたが、できるだけ見て回ろうと超特急で密度の濃い、おいしいもの取りの旅行となりました。
悠久の古都・長安~ビールのうまい街①の続編です。2007年7月15日-16日の二日間、市内中心ですので移動はタクシーと徒歩です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西安滞在3日目です。この日は博物館中心に土産を買ったりして過ごしました。ホテルで朝食のあと、最初は陝西歴史博物館です。小雁塔の南東にあります。南門からだとタクシーで20分くらいです。
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ちょっと見にくいですが人面魚文の器です。高校生の頃教科書か資料で見た記憶のある絵柄です。紀元前4-5000年の半坡(はんぱ)遺跡の彩文土器です。今回は行けませんでしたが半坡遺跡は西安市街から6Km 程東に位置しているのであとから華清池の帰りに寄ればよかったと後悔しています。半坡博物館もあります。魚と人面の合体した図柄は写実的なデザインで興味は尽きません。
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青銅器です。結構博物館は広く、展示物は多く似たようなものがたくさんありました。
北京の故宮博物院に次ぐ規模で所蔵113,000点、3000点が展示されているそうです。 -
兵馬俑からの出土品も何点かありました。でもレプリカもあり本物とは限りません。
先史時代から清の時代までの展示物です、ということは全時代をカバーしているということですね。 -
日本の奈良時代の文化財に共通の匂いを感じパチリ。
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シルクロードを感じます。唐三彩のらくだです。
今は数が少ないふたこぶラクダですね、唐の頃はたくさんいたのでしょうか? -
明か清の時代の花瓶だと思います。違っていたらごめんなさい。
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途中で売店があり、嘘か本当か清代の花瓶を売っていました。学芸員ぽい奴がそれらしく説明して売っているので、ますます怪しいと思い私は手を出しませんでした。本物でも偽物でも要は自分がどう納得するか、ですね。
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売店を過ぎると、またまた、展示が続きます
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うーん、このどんぶりでラーメンを食いたいなんて罰当たりでしょうか?
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青い色がなんともいえずいい色合いです
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これもいい感じの花瓶です。
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次の予定があったので博物館は2時間程度の滞在でしたが3時間はかけて見物したいものです。
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陝西歴史博物館をギャロップ程度の速度で流した後、再び南門に引き返し、いよいよ城壁探索です。明の時代、1378年に完工されました。
城門は元々東西南北にあり、三重の門になっています。その後、朱雀門、含光門等が作られ、近代においても玉祥門、中山門等次々に作られました。南門から上りました。 -
南門は正式には永寧門という名称です。
中はちょっとした展示品と土産物屋になっています。展示品は見るべきものははなく、土産物中心ですが、安くないです・・・ -
南門から鐘楼方面です
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南門から南側より宿泊ホテルの長安城堡大酒店
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南門から西方面城壁沿いです。
それほど早い時間ではないのですが、あまり観光客はいませんでした。
城壁の四つの隅にそれぞれやぐらがひとつあります。城壁の外には外堀があり、城門ごとに門の上の三層構造のアーチとなっています。やぐらと城門の間に98の敵を見張る台があり、城壁から11メートルも突き出ており、台の上に敵を見張る望楼が作られています。城壁の上に5984の凹状部分があり、眺望、射撃、援護のために使われたそうです。 -
南門内部です、美術品かと思うと土産だったりします。
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さて、折角なので一周することにしました。
観光のクチコミと内容はダブりますが、高さは12m、幅は底部が15-18m、上部は12-14mで総延長約14?です。東西方面が長辺となる長方形です。
料金は15元/90分くらいだったと思いますが別途補償金を200元取られます。実は城壁の上部は地面に対して水平ではなく傾斜しています。南門から最初の2辺はゆるやかな下りですが、レンガが敷き詰めてあり凸凹しているため感じません。しかし、残り2辺はゆるやかな上りでごつごつした路面は結構足に堪えます。シルクロードへの出発門である安定門(西門)を見たり、休憩したり、ところどころの門や見張り台にあがったりするとあっという間に90分は過ぎてしまいます。超過料金を取られますが、90分で一周するのは諦め市内の景色や城壁サイクリングをゆっくり楽しみましょう。 -
西門の安定門です。ここから西域に向かってシルクロードが始まります。
そう思うと歴史の壮大さと長安と呼ばれたこの都の歴史の重さを感じます。 -
北門近くより西安駅です。
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4つの城門以外にも城門があり中に入れたり、ちょっとした飲料を販売しています。やぐらもそうですが途中の構築物は、城壁そのものは12メートルほどの高さの上にあり相当高く、城壁のあちらこちらからの眺望は城内、城外双方なかなか退屈しません。
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北門の安達門です
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平らでまっすぐで理想のちゃりんこロード?いえいえ、レンガ道になっていてごつごつしておりレンタママチャリはサスペンション悪くすべてをお尻に伝えてくれます。さらに、西門過ぎからゆるやかな上りこう配で意外と足にきます。
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超過料金払いたくないのでなんとか制限時間で回りましたが、最後のの一辺も上り坂だったら90分では回れなかったかもしれません。
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さて、城壁を去り、お昼です。
チャリンコの適度な運動のおかげでやはりビールがうまい!
北京ダック、青菜イタメ、エビのから揚げがつまみです。 -
午後は碑林からスタートです。
漢代から清代まで約3000余基礎の碑が保存されているそうです。
石刻造像等も入れれば11000点ほどあるということです。 -
碑林は「西安孔廟(孔子廟)」の古代建築群を活用する形で拡充された
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うーん、どこまでが碑でどこから石刻造像なのか、文字が入っていれば碑なのだろうか・・・
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これらは間違いなく石刻造像、ですね。
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感じだけでなくアラビア文字も・・・・
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何故か亀の礎石に乗った石碑が多いです。
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こんなものがたくさん展示されています。
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こんなことはしてはなりません、というか現地の人もみなやってました。みながやってるからいいとは思いませんが記念に…。お許しください。
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こうして拓本を取っています。
博物館内でやはり売っています。
私も李元鳳の百寿図を買いました。拓本のみ400元、掛軸箱入り500元なので、さすがに博物館の中だから拓本は本物ということで掛け軸を買いました。日本に帰り、ネットで拓本のみですが5000円で売られていて、「ん〜、???」でした。まあ、そんなものかもしれません。 -
碑林博物館の近くには拓本や美術品、書道道具を扱う店がたくさんあります。何故か、碑林博物館のみで販売といっていた百寿図もありました。偽物には見えず、一体どうなってるんだろ、信じる者は救われない哉!
子供に土産に筆を買いました。 -
あまりいままで土産も買っていないので、ばらまき土産の確保と夜のお店候補を探しに書院門方面へ散歩
塔です、中には入れません。 -
書院門です。ここから碑林博物館まで500メートルほどに土産店やお茶、古美術のお店が並んでいます。
屋台風の土産店も出ていて携帯のストラップやらお守りやらばらまき土産には最適な通りです。 -
書道・美術品関係の店がたくさんあります
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土産屋台です。4-50以上は出店していました。
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それぞれ屋台は一つひとつが専門店で特徴があります。ある程度値切れますが、意外と強気です。単に私が交渉下手なのかも。
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一度、掛け軸やらホテルに置きに戻ります。碑林博物館から南門まで城壁沿いに三学街があり飲食店と飲食屋台があり、夕食のビールの店を物色しました。
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毎日毎日暑く、楽しみはやはりビールです。夕方の土産物探しでぶらぶら歩き、三学街沿いの店にしました。外にテーブルを出してちょっとしたビヤガーデンの雰囲気です。どの店を選ぶか、とても悩ましく実は作っていたり、並べられている料理を見ながら、この店は食べれそうなものが多いぞ、ということで決めました。
串焼き(シシカバブ)を中心に頼みました。おいしかったです。でも、写真の中の枝豆風はははっきりいって不味かったです。 -
ビールはHARBIN(ハルビン)ビールです。意外と中国のビールはちゃんと冷えていれば旨いです。青島ビールは有名ですが、それは過去大日本麦酒が経営したり味が引き継がれているのではないか、と思います。そういえば北京では燕京ビールが殆どでしたね。あとは雪花ビールもよく見ます。この3つは中国でも大手です。しか〜し、私はハルビンビールが一番好きです。中国第4位のビール会社ですが、中国最古でロシア資本で開業したビールメーカー。何故、旨いか(と感じたか)?それは、他のビールはアルコール度数が2.5−3.5%くらいなのにハルビンビールは5.5%で日本のビールに近いのです!
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最終日です。午後のJALで日本に戻ります。
イスラム街見物と中国様式イスラム寺院の大清真寺見学です。
イスラム街は鼓楼のすぐ斜め裏手(北西)の地域です。
西安には5万人ほどの回族イスラム教徒が住んでいるそうです。 -
742年 唐の玄宗時代に建ててられました
有名な8角の尖塔 省心楼とありました。 -
6角の鳳凰亭です。この先が礼拝堂です。
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礼拝堂です。
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大清真寺は1万2千平米の広さで、その中にはイスラム学校もありました。
教室の壁や黒板には中国語とアラビア語が書かれていて不思議な感じです。 -
回族の子供たち
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寺院のあとは、つまみ食い&ショッピングです。細い道が何本かあり、所狭しと小さな店が並んでいました。
みやげ物だけでなく、生活品も多かったです。
みやげ物はかなりのものが怪しげなもの、偽物Rolex他腕腕時計です。
余談ですが、私は過去2回Rolexの偽物を買いました(400−600元)が1年無事に動いたものはありません。 -
土産はイスラムテイストなものもあります。
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たくさんの屋台のような、いわゆるファストフードの店がありました。
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ここが、二日目の夜の小龍包のレストランだったと思います・・・
でもアルコールは置いてないので、飲めません。 -
イスラム柿餅やナンに羊肉を挟んだハンバーガーみたいなものの店が多かったです。肉夾モーっていうのかな、牛肉を挟んだものもありました。
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見た目は???ですが確かスィーツ系です。
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もう何だったのか、思い出せません・・・
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鼓楼方面にイスラム街を後にします。
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鼓楼です。
欲を言えばキリがないので今回の旅行は大満足です。
もう少し、時間があればゆっくりと楽しめたこと、折角なのであと2−3日休みを取って敦煌まで行けばよかったと思いました。
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