2010/11/21 - 2010/11/23
20006位(同エリア44078件中)
まささん
2日目は紅葉の名所を巡ってみることに。東福寺、泉涌寺、銀閣寺、永観堂、南禅寺など。主要な紅葉の名所を中心に。夜は高台寺のライトアップへ。人が多くて気疲れもしますが、紅葉のすばらしさは、それをはるかに超えるものでした。
(泉涌寺)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
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京都の旅も2日目。今日はあいにくの朝から雨模様。
朝のパン朝食も軽めに済ませ、さっそく、京阪の祇園四条駅から東福寺まで来ました。 -
「臥雲橋」からの眺め。向こうが通天橋。
おおぉー。。。いいなあ〜。人ごみの喧騒も忘れられるような光景。
京都は、やはり紅葉。圧倒的です! -
臥雲橋を超えたあたりに紅葉と小さな「桜」。おじいさんが杖を使って熱心に観光客相手に説明していました。
紅葉の最盛期に桜だなんて、一挙両得! -
08:24 通天橋拝観販売所に到着。平日で雲行きも怪しいせいか、思ったよりすいてました。400円なり。きっぷは青もみじの写真。
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方丈と開山堂とを結ぶ有名な「通天橋」からの眺め。ちょっとモヤってますが、それはそれで幻想的な雰囲気を醸し出しています。
昔は桜の木もあったようですが、当時から花見はあったようで、桜の木は修行にとって邪魔だと全て切って楓を植えたとか。おかげで現代人は、これだけの紅葉を見ることができるそう。 -
「開山堂」中に祀ってある三国伝来の布袋像は伏見人形のルーツだとか。
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市松模様の枯山水庭園
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本堂と開山堂の間にある谷「洗玉澗(せんぎょくかん)」。流れる川は「三ノ橋川」。
いい写真スポットです。この上から見上げる通天橋もきれい。 -
少し雨が強くなってきました。
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「本堂」昭和9年築の重層入母屋造(いりもやづくり)。
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本堂天井の「蒼龍図(そうりゅう)」は堂本印象作。八方睨みのものではないようですが、手を叩くと反響して龍が鳴いているように聞こえる「鳴き龍」だそう。
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「三門」(国宝)室町幕府4代将軍、足利義持によって再建された。現存最古にして最大のものだそう。
重森三玲作の方丈庭園もよいですが、行きたいところがあるので、次へ。 -
09:15 ここは「泉涌寺」の「総門」。皇室とのゆかりがある「みてら」とも呼ばれるお寺です。
ひたすら上り坂なので躊躇しましたが、今さら引き返すわけにもいかず。 -
09:22 息も絶え絶えに、総門から7分ほどで、入り口の「大門」に。ああー運動不足だなあー。ここまで車で来られるようなので、タクシーをおすすめします(笑)。東福寺から徒歩だと20分ぐらいかかります。
この大門は、慶長年間に造営された御所の門を移築したもの。
伽藍拝観500円+特別拝観(庭園代)300円なり。息を切らしながら、境内へ。 -
「楊貴妃観音堂」(重要文化財)
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美しい観音様が祀られていました。<パンフレットより>
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大門からまっすぐ参道を下っていくと「仏殿」(重要文化財)。写真より実物はもっと迫力があります。
四代将軍徳川家綱により1688年再建。一重裳層(もこし)付入母屋造り本瓦葺き、唐様建築の代表作。
お堂の中には、運慶作といわれる三尊仏が祀られています。
裳層(もこし)・・・屋根の下にもう一重屋根をかける。実際より多層に見えるので優美に見えるという。薬師寺東塔が有名。 -
右下に「泉涌水屋形」。寺名の起源となった名泉が今も湧き出ているそう。
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「舎利殿」
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境内の一画で菊花展をやっていました。
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「御座所」明治天皇により1818年造営。陛下をはじめ皇族の方々の御休所として今も使われているそう。
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「御座所庭園」
まさにおけいはんポスターそのもの(笑)。というか京阪のポスターをホームページで見かけて、半信半疑で来てみました。しかし、あまりにきれいなので、しばらく見とれてしまうほど。 -
ほどんと見ごろといっていいのではないでしょうか。
さすが皇室ゆかりの庭園。品があります。 -
ここはホントにおすすめです。人も少ないですし、座ってゆっくり観賞できると思います。
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「唐門」奥に霊明殿
月輪陵(つきのわみさぎ)を見るのを忘れていました。。。残念。
さあ次に行こう。 -
10:02 泉涌寺から下ったところにある「今熊野観音寺」
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「子まもり大師」
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青もみじも雨に濡れてきれい。
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「大師堂」 ここもまばゆいばかりの紅葉に覆われていました。
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「本堂」
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一旦、JRで京都駅まで戻って、新福菜館にて昼食。変わらないこの味が好きです。
12:38 急行バスで「銀閣寺」まで来ました。東大路通で工事をしているせいか、知恩院あたりを通り抜けるのにやたら時間がかかりました。
500円なり。京都は拝観料だけでもバカになりません。 -
「銀閣」 (国宝)
周りの池を「錦鏡池(きんきょうち)」といい、歩いて次々景色が変わるのを楽しむ「回遊式庭園」。池は海を模したものだそうで、昔の人は海への憧れが強かったようです。 -
「銀沙灘(ぎんしゃだん)」
幾何学模様の砂盛。江戸時代のはじめ、中国の西湖を模して、月の光を反射させる為に作られたとか。 -
「向月台(こうげつだい)」
この上に坐って東山に昇る月を待ったとかいう俗説もありますが、銀沙灘とともになんのためにあるのか分かっていないそう。 -
「東求堂」(国宝)。
「同仁斎」は書院造のはじまりとして有名ですね。
特別期間中で中に入れるようでしたが、別料金1000円は高すぎます。 -
ずっと登っていくと、銀閣寺を見下ろせます。
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かわいらしくさえ見える鳳凰は、青銅製だそう。
松本城でも見かけた「花頭窓(かとうまど)」。禅宗の建築のみならず、城郭建築にもよく使われているようです。 -
12:44 「哲学の道」
ここから地下鉄蹴上の駅まで歩いてみます。 -
思ったほど紅葉が少なく寂しい雰囲気。
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12:51 「法然院」
次から次へと人が来るので、写真を撮るのも一苦労。一瞬、人がいなくなったところでパチリ! -
「安楽寺」
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13:22 「大豊神社」
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ポツンと綺麗なところもあるので、歩いていてツマラナイことはないかと。
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13:36 「熊野若王子神社」
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13:46 「永観堂」
拝観料1000円!割引でも900円。
まあ初めて来たんで入ってみることに。。。 -
「唐門」
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雨に濡れず、お堂を行き来できるので、雨の日におすすめかも。
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「三鈷の松」と「臥龍廊(がりゅうろう)」
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龍の体内を行くような気分で「臥龍廊(がりゅうろう)」を登ると「みかえり阿弥陀様」がまつられている阿弥陀堂へ。
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「放生池」
天気がよければなあー。永観堂は人だらけで、疲れがドッと出ました。 -
14:51 「南禅寺水道橋」
琵琶湖から水を引いてこようとした先代の知恵や努力はすごいです。 -
意外と水の流れが速く、落ちたら流されそう(笑)。
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15:00 「天授庵」
南禅寺の開山塔。400円→350円?
こういう幾何学的な石畳が新鮮に感じます。 -
本堂前の庭。座れますが、目の前に細道があって、人がよく通るので落ち着かず。奥の庭に進んでみる。
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宝石箱をひっくりかえしたみたいな画。
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奥へと続く書院の南庭は、池をグルっと一周できる回遊式庭園。
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3年前に泊まったことのある八千代。料理がとてもおいしかった記憶があります。部屋も角部屋でインクラインが見られて、仲居さんも親切でいい旅館でしたよ。もちろん今回そんなところに泊まるカネはない!しかし、今回の旅行は京都らしいもの食べていないなー(笑)。
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「インクライン」 こちらは桜の時期がメインでしょうか。
ここでいったんホテルに戻ることに。 -
18:41 「高台寺」
雨にもかかわらず盛況です。きっぷは並ばずにすぐ買えました。夜でも京都観光2日乗車券の割引が使えました。600円→500円。
すごかったのが、四条河原のバス停からのバスの混みよう。みんな清水寺のライトアップに向かうようで、身動きできないほどバスは混んでました。結局、隣の清水道まで行くはめに。。。 -
傘をささなければならないこともあって、こちらもかなり混雑してます。
でも、紅葉が浮かび上がっているような幻想的な感じがしてよかったです。 -
こうして京都旅行も2日目終了。もうちょっと、拝観するところを絞ってもよかったかも。ホテルに帰ると、ぐったり。。。
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