行雲流水(=^ε^=)まるっと麗江(8)麗江古城編

2010/07/10 - 2010/07/17

麗江古城は街自体がテーマパークのような場所です。

ある夏のひとときをこの場所で過ごした思い出です。


【 行 雲 流 水 】
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。

また、一定の形を持たず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。

諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられることがある。

エリア 麗江(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

毎日の街歩きの元気の元はこの牦牛酸奶（まおにゅうすぁんない）…ヤクの乳から作ったヨーグルトです。

あちこちのお店に置いてありまして、統一料金のようでひとつ５元です。

味は北京の蜂蜜酸牛奶よりちょっと薄口かなぁ〜

麗江では四方街などの広場でおこなわれる集団ダンスが有名ですが…

それとは別になにげない街角でご覧のようなダンスがときどき見られます。

こんな感じです。

基本、みんなで輪になっておどります。

お年寄りからこどもまで…　なんか、平和でいいですね。

さて、麗江古城の散歩です。

基本的に古城内部は自動車進入禁止ですべて石畳がひかれた道路が続いています。

通りに面した建物はほとんどすべてが飲食店、物販店、客栈などのお店なのですが、何れも古鎮らしく景観調整がされており統一感が保たれています。

いい感じのレストランです。

どこもここも趣のあるただずまいの街並みが続きます。

それと中国にしては道路にゴミなどがひとつも落ちていないことも感心です。

もっとも、その分８０元の環境保護費を支払わされていますが…

麗江の街を歩くとあちこちでトンパ文字が書かれているのを見かけます。

トンパ文字とは、中国のチベット東部や雲南省北部に住む少数民族の一つ納西族に伝わる、象形文字の一種である。納西語の表記に用い、異体字を除くと約1400の単字からなり、語彙は豊富である。現在、世界で唯一の「生きた象形文字」とされる。

参考：ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%91%E6%96%87%E5%AD%97

『猜字壁』と書かれています。
日本語ですと『文字当て壁』ぐらいの意味のようです。

皆さんは判りますか？

いちばん手前は「火」

そのとなりは「山に日が沈む」？

その上は「月」「太陽」「風」


参考：雲南人民出版社　活着的象形文字

厳密に言うとトンパ文字は世界で唯一…

色によって意味が違ってくる文字だそうです。

トンパ文字に興味のある方は…

遊ing!! トンパ ：　http://www.efword.com/tompa/tompa/index.html

さて、ここ七一街の『猜字壁』の反対側はご覧のようなフードコートになっていまして夜はすごい賑わいになります。

昼間ですが…　こんな感じです。

麗江は夏だというのに涼しくて…

快適です。

街中に水路が流れており…

快適です。

いちばん賑やかな四方街へやってきました。

お馬さんがたくさん待機しています。

麗江名物の納西族のダンスが始まりました。

周りに人垣ができてすごい混みようです。

飛び入り自由でこんな感じです。

見ているとステップは簡単なようです。

このあたりは不動のクリーンナップでしょうか？

民族衣装がよく似合っています。

玉河広場まで移動しました。

願い事が書かれた風鈴がたくさん吊されていました。

縦位置のアップで…

この風鈴…　私もお土産物屋さんで買ってきましたが、下の板の部分が重すぎて台風並みの強風の時でないと鳴りません。

　　　　　　　　　　　　　\(･_\)

これも麗江で有名な大水車です。

反対の道路側から…

壁に書かれているのは日本で悪名高き反日教育の推進者、江澤民の書になる「世界文化遺産　麗江古城」です。

左側にふたり仮装した人がいました。

皆さん、記念撮影に余念がありません。

おっと、危ない！

踏んでしまったらウンのツキです。　~\(≧▽≦)/~

街中を歩いていて李(すもも)売りのおばあちゃんと会いました。

大きくて美味しそうだったので少しお話してから買ってみました。

１斤(500g)で１４個ありまして５元でした。

ながめの良い獅子山の中腹のベンチでいただきました。

おばあちゃんは「甜李」と言っていましたが、本当に甘くて美味しいスモモでした。


普段、食べられない果物を食べられるのも旅行の良いところだと思いました。　♪〜(=^ε^=)　　吹口哨

更に町歩きをしていると別の路地でまるで日本の朝市のような場所を発見。

ホントに狭い通りです。

今が旬らしくまたスモモを見つけました。

私たちが買った物より少し小振りですが、紅いスモモもあるのですね。

そろそろお腹が空いていた女房が良いにおいに釣られてしまいました。

「嘴巴香(ずいばーしゃん)」と言うしゃれた店構えのレストランです。
ちなみに日本語での意味は「くちのかおり？」

レストランの中庭で香ばしいにおいをたてて焼かれていたのはご覧のブタ君でした。

客寄せのためわざと玄関から見える場所で焼いているようです。　　ο(‘v‘)ο

かなり大きなブタ君です。
食べてみたかったのですが、焼き上がるのは夕方だそうです。

さて、ここ嘴巴香で食べたものをご紹介します。

上から…

納西炒飯

炒松茸菌

西紅柿鶏蛋湯

回鍋肉

これにビール２本で締めて１４１元でした。

我が家の食べ物の嗜好が判りますね。

嫌と言うほどマツタケを堪能しました。　('-'*)ｴﾍ

今度は忠義市場を見てまわります。

中国の市場は訳のわからない物がたくさんあるので大好きなんです。

骨董のお店の奥からドシンドシンと物音がするので行ってみたら機械式の臼で唐辛子を挽いていました。

牦牛干巴(まおにゅうがんば)…　一袋１０元です。

なんだと思いますか？

ヤクの乾し肉です。　３０本ぐらい入っています。

味はちょっと薄味のちょっと硬いビーフジャーキーです。

ビールのおつまみになかなかいけます。

お薦めです。　　　　　　　　　　　　UP↑v(^o⌒)-☆

麗江で見かけたら是非食べてみてください。

市場で見かけたこの女の子のおやつはなんと鶏の足でした。

ちなみにこの鶏の足はすぐそばの大鍋にいっぱい入っています。

いろいろと歩き回って目についたのはこの背負いカゴ…

市場の中でも２５元からたくさん売っていましたので女房に買い物用にひとつ買って帰ればと勧めてみましたが返事がありませんでした。　　　。(*o☆)\バキッ！

もちろん、トランクには入りませんからリュックのように背中に背負って飛行機に乗ったらたいそう目立つと思うのですが…

麗江は真夏の午後だと言うのに全く暑くありません。

手元の温度計は２１℃を指しています。

なんだかんだで夕方になりまして…

ご飯にしようと手頃なお店に入りました。

すると、麗江名物の篠つくような夕立が襲ってきました。

もの凄い雨の降り方でした。

さて、このお店「東北人家」で食べたものは…

西紅柿鶏蛋湯

蚝油生菜

糖醋排骨

咖喱牛肉飯

啤酒 ( *´∀`* )旨い( *´∀`* )

牦牛酸奶

締めて８０元とリーズナブルでした。　

食事が終わる頃には夕立もすっかりあがりまして…

いざ、麗江、夜の部へ出発です。　\(◎o◎)／！


正面のお店が東北人家です。

七一街を歩いてきまして署古井と言う三眼井のある場所です。

左側の柳の木の下にある井戸がそうです。

「三眼井」と呼ばれる湧き水は上流から下流へ、三つの眼のように区切られています。一番上流の水は飲料水に、真ん中の水は野菜などを洗うために、そして一番下流の水は洗濯などに使われます。

この一帯は七一街から数メートル低い場所にあってちょっと良い雰囲気です。

正面は「东巴纸坊(とんばじーふぁん)」と言う麗江で有名なチェーン店でトンパ文字をアレンジしたしゃれた紙製品などを売っています。

店員さんたちは納西族の民族衣装を着た若い女性でとてもフレンドリーでした。

また、ここでは本を買うとトンパ文字で名前を書いてくれたりするサービスあります。

その左側はちょっとこじゃれたレストラン？

また、ちょっと歩きまして麗江に着いた最初の晩に私たちが食べたレストラン…「世外桃源」です。

野生菌土鶏火鍋　６８元がおいしかった。　(ﾟ⊇ﾟ)

今日は通り過ぎて夜景の写真を写すだけ…

ライトアップされた官門口です。

ここは迷子になりやすい麗江古城のなかで良い目印になります。

よく見ると門のアーチの向こうにまた「东巴纸坊」があります。

「りーじゃんばーば」をご存じですか？

語感が日本人にはおもしろいと思いますが中国語の漢字で書くと"丽江粑粑"となります。

このお店の中央で売られている食べ物なのですが…

はい、これが「りーじゃんばーば」です。

ひとつ６元でした。　意外とお高い…　 (´･ω･)σ

よっつに切ってもらって食べました。　

お味は…

自分で確認してください。

"丽江粑粑"到底是什么东西。在传统的纳西人口中，"粑粑"就是各种馒头包子面饼的统称。至于现在丽江满大街卖的"丽江粑粑"则是 "油炸面饼"。

更に夜の古鎮を散策します。

大石橋のあたりへやって来ました。

水路もライトアップされていて綺麗です。

これまた麗江名物の「河灯(ふぉーどん)」が時折流れてきましていい感じです。

日本だと灯籠流しでしょうか？

ひとつ１０元で買って女房が水路へ流していました。。。

どんな願い事をしたのかな。。。

ちょっと、離れた橋の下の暗いところでなにか人影が動いたので気になりました。

橋の基礎の狭い場所にふたりの子どもがのっていまして…

灯籠が流れて来ると次から次へとつかまえてロウソクの部分だけをたくさん集めて遊んでいました。

ちぇ、こいつら、悪い遊びをしやがって…

　　　　　　　　　　　　　　　　(ノ≧w≦)ノ

さて、古城内にあるホテルに戻りまして何枚か、覚え立てのトンパ文字を駆使しまして？　暑中見舞いを書きました。

ハガキが届いたら、きっと、羨ましがるだろうな〜


なんだかんだで麗江古城の夜は今日も更けていきます。


では、また。　　　再　　見　　(^_^)/~

この旅行記へのコメント （2）

• nomo1215さん 2010/12/12 09:58:02

  素敵な『麗江古城』の街並み・・。

  ajiajiroさん
  
  　　おはようございます・・。
  　　『麗江古城』・・の街並みはまるで映画のセットの
  　　中にいる様な錯覚を覚えそうな所ですね。
  
  　　また、色によって意味が違ってくる文字というのも
  　　覚えるのに大変そうだけれど・・ちょっと面白そう・・。
  
  　　旅行記を拝見しやはり中国・・人が多いですね。
  
  　　そしてこの旅行記の中では夕立の上がった夜の部
  　　七一街・・にとても興味がわきました。
  　　ライトアップされた水路やそこで遊ぶ子供達・・・。
  
  　　自宅に居ながらにして、バーチャルな旅行を
  　　堪能させて頂きました。
  
  　　有難うございました。
  
  nomo1215
  
  

  ajiajiroさん からの返信 2010/12/12 23:22:55

  RE: 素敵な『麗江古城』の街並み・・。

  nomo1215さん、こんにちは！
  
  いつもご贔屓にして頂きましてありがとうございます。
  
  麗江の旅もやっと(8)まで到達しまして、あとひとつおみやげ編で終了の予定です。
  
  
  今度の年末年始は上海で過ごす予定です。
  
  まあ、のんびりゆっくりしてこようと思っています。
  
  
  では、また。　　　再　　見　　(^_^)/~