ノルウェー　（３）　ベルゲンとバタンゲルフィヨルド

2005/05/22 - 2005/06/01

　昨日夜、ヴォスからバスでベルゲンに入りました。
ベルゲン鉄道が約３時間遅れた為、バタンゲルフィヨルドの観光がキャンセルされたので、今日の午後のフリータイム時にバスを仕立てるとの事です。
既に予定の有る人もいるので、自由参加です。　しかし結局は全員参加となりました。

　５月２７日　（金）　雨後晴
　午前はグリーグの家の有るロフトフース村とベルゲン市内の観光です。
　ベルゲンは人口２４万人のノルウェー第２の都市。
街の歴史は１０７０年に開村、１２世紀から１３世紀はノルウェーの首都、そして１４世紀にはハンザ同盟に加盟し、１７世紀のハンザ同盟解消迄の４００年間その隆盛を誇りました、同盟解消後も国際市場に進出し、ノルウェー最大の港湾都市となって居ます。
どんな街か楽しみです。

表紙の写真は、バタンゲルフィヨルド。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

　先ず訪れたのは、グリーグ博物館です。
フィヨルドを見下ろす景色のよい処に建っています。
住んでいた家、仕事小屋（作曲をする時使用した小屋）、コンサートホール等がありました。

この家にグリーグは２２年間住んでいたそうです。

グリーグの銅像　グリーグは身長が１５３CMだそうで、それに合わせて造られています。

　グリーグのお墓
岩を掘って造られています。

グリーグを偲びつつ家を後にします。

　ベルゲンの街中に戻って来ました。
港の入口にこんな銅像が有りました。

　ブリッゲン地区です。
歴史を伝える木造の建物、世界遺産です。
左の突き当たりに見えるのが、ローゼンクランツの塔とホーコン王の館。
　ハンザ博物館に入りました、当時の生活の様子がよく判かります。
泥棒対策が二重三重に取られ、又生活部分が狭く、まるで押入れの中での生活です。　　昔の人は大変でした。

　現在はレストランやショップになっています。
傾いた家も有りますが、世界遺産なので直せないのかも知れません。

　有名な魚市場です。

この売り子さんは、日本人でしょうか。

　この売り子さんは多分現地の人です。
売っているのは、エビ、カニ類が多いようです。

　市場では、果物、野菜も売って居ます。

フロイエン山へのケーブル乗り場

ケーブルの途中

　展望台
地図を見ている様です、絶景です。

　午後からは、昨日キャンセルになったバタンゲルフィヨルドの観光です。
このフィヨルドは、全長１７０KMでノルウェーで２番目に長いフィヨルドです。
しかし昨日見た二つのフィヨルドと違い、なだらかな山々の間に伸びたフィヨルドで、岸辺のなだらかな丘陵地帯には、リンゴやブドウの果樹が植えられ、牧歌的な風景です。

開けた明るいフィヨルド、暗くて厳しいフィヨルド２つ見た事になります。

所どころ生活の匂いが感じられます。

　夕食の時間迄には帰らねばならず、この滝を最後に引き返します。
買い物時間を含み３０分の休憩です。

　近くまで行きましたが、凄い水量です。
これでノルウェーのフィヨルド見物は、全て終了です。
　明朝の飛行機でストックホルムに向います。