2010/11/24 - 2010/11/24
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世界攻略者さん
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虎跳峡トレッキングで全くと言っていいほど注目されない山、哈巴雪山(5396m)。標高は玉龍雪山と大差ないのに、位置取りが悪いがために勝ち組になり損ねた山です。ふとしたことから、この山に向かってトレッキングすることになりました。バテバテになりながら登った先には、意外な風景が待っていた。
**情報は2010年11月後半のもの。1人民元=12.2円で計算。
==シリーズ一覧==
虎跳峡の歩き方① さわやか古道トレッキング
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10523702/
虎跳峡の歩き方② 中虎跳峡へと続く道
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10523940/
虎跳峡の歩き方③ 哈巴雪山 天空の秘密工場 <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10523830/
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虎跳峡のトレッキング地図を見ると、必ず上に哈巴雪山(北西)、下に玉龍雪山(南東)が書かれています。しかし、実際に目にするのは対岸の玉龍雪山ばかり。哈巴雪山は、Halfway G.H.の辺りからかろうじて頂上が覗ける程度です(写真)。哈巴雪山を虎跳峡の見所の一部に加えるのは、詐欺に近いものがあります。
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ある時、Halfway G.H.から村の上の方に向かって放牧用の山道が延びているのに気づきました。ひょっとして、そこをたどっていけば、哈巴雪山をより近くで見えるのでは。そう考えた私は行ける所まで歩いてみることにしました。
望遠鏡で見ると、山のすぐ下に建物のようなものが見えます(写真)。 果たしてあそこまで道があるのかどうか。見切り発車で出発します。 -
50分ほど登っていくと、村のエリアを完全に抜けて一段高い場所に出ます。さらに10分ほど進むと、作業場(写真)のようなものがあり、そこから白い液体がドロドロ斜面を流れ落ちてきます。こんなところで何をやっているのでしょうか。
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中を覗いてみると、振動で泥と何かを分離しているように見えます。採掘した鉱石の抽出作業をやっているようです。このような屋根だけの作業所(写真)がそこら中にあり、みなさん忙しそうに作業しています。
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作業所を抜けると、ジープ道に出ます。道沿いに進んでいくと、大きな化学処理施設や従業員の宿舎が見つかります。ここまで来ると哈巴雪山はより大きく見えるようになりましたが、まだまだ距離があります。
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このジープ道をさらに20分ほど進んだ先にも工場や作業場があります。どこから道が通じてるのかわかりませんが、この辺りまでは来ようと思えば車で来れるようです。
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加工工場のあるエリアと哈巴雪山側の山とはワイヤーで結ばれており、物を運べるようになっています。人も運べるのかどうかは不明です。 察するに、あの哈巴雪山の建物はこの工場所有のもので、関係者でもなければ、あそこまでいけないのだろう。
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あきらめて宿まで戻ろうとすると、一人の作業員が話しかけてきました。彼が言うには、この先、非常に劣悪だがジープ道が哈巴雪山の山頂付近までつながっていて、3時間で歩いていけるらしい。さらに、途中、森の中の近道を使えば、1時間ほど節約できるとのこと。
もう二時半を回っていて残された時間は少ない。日暮れまでに宿に戻るとなると、近道しか選択肢がない。悔しいが彼に小遣いを渡して、近道を案内してもらうことにした。明日も天気がいいとは限らないからだ。 -
最後の作業場から森の中へ続く道を進んできます。わかりやすい道とそうでない道がごっちゃになっており、自分で行ったら迷って時間をロスしたかもしれない。30分ほど近道を歩いてジープ道に合流。道は左手側から回り込むように哈巴雪山方面に続きます(鉄塔を目印にするといい)。このジープ道、ジープでも辛そうなほど急で雑な道。しかも先日降った雪が残っており足場が悪い。
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前日の疲れや空腹も手伝って足が重い。今日だけで1000メートル以上登っているので、少々息が苦しい。Halfway G.H.が2500m, 前日の最高地点が2670m。今目指している地点が約3800m。ここまで上がると、対岸の玉龍雪山(5596m - 写真)と同じ高さにいるような錯覚さえ覚える。
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登り始めてから1時間半、ゼエゼエ言いながら上まで登りきると、あっと驚く風景が目に飛び込んできた。村からは見えなかったが、哈巴雪山のすぐ下には、採掘工場や従業員宿舎など大規模な施設が広がっている。下から見えていた建物はそのほんの一部にすぎなかったのだ。
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冬なので採掘を止めているのか、この時期は操業していない様子。ただ、従業員が二人駐在しているらしい。宿舎の隣には大きな土砂の山。実際の採掘現場はどこにあるのかわからなかった。
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この現場から、さらに右手側の丘を登り山を回りこむように進んでいくと、奥にまた別の施設がある。
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その背後には、哈巴雪山の別のピークが見える。そうこうしていると、住み込みの工員が犬を連れて歩いてきた。なぜかしらないが、この工場、犬をたくさん飼っている。「やあ、ひさしぶり」。認識があるのか、私の案内人と親しそうに会話を始めた。こんな所で生活するのは、どんな感覚だろう。今日のように天気がよければいいが、そうでなければ地獄だろう。
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なかなかスリリングでダイナミックな哈巴雪山訪問。どの地図やガイドブックにも載っていない隠れ家的トレックと言えるかもしれない。ただ、決して簡単なものではなかった。Halfway G.H. -> 工場(1時間)、工場の端から端(30分)、頂上まで(1時間半)、頂上散策(30分)、と3時間半も登っている。帰りは帰りで工場エリアからHalfway G.H.の道を間違えて、暗闇の中、村まで戻った。うまく表現できないが、「うーーん」とうなりたくなるような記憶に残る一日だった。
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[リンク集]
==中国旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&level1=1&level2=2&level3=&sort=when
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when&view_mode=list
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when&view_mode=list
==雲南旅行記==
麗江逃票日記 全6+3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10527829/
梅里雪山を巡る旅 全5作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10526168/
元陽棚田トレック 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10551785/
瑞麗の向こう側 全4作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537955/
雲南 少数民族マーケットハンター 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573334/
中国国境のカジノタウン 全3作
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/
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