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バスでマチュピチュへ<br />列車はようやく終点のアグアス・カリエンテス駅に到着。駅の門を出て線路伝いに歩き始めると、その両側には、びっしりとバラックの出店が立ち並び、さまざまな民芸品を並べて売っている。<br /><br /><br />そこを素通りしながら通り抜けると、右手へ曲がる道路にはマチュピチュ登山のバスが行列をつくって待ち並んでいる。小型バスが10台以上並んでいる行列の様子は壮観である。これで、いま到着した列車の乗客を順次マチュピチュへ運ぶのである。ここではチャ−タ−バスはないらしく、すべてがこの専用バスである。<br /> <br /><br />われわれは先頭から3番目のバスに乗車して、いざ出発である。バスはすぐに山間に入り、舗装もされていない曲がりくねった山路を上って行く。バスの車窓からは深い谷間が眺められ、その底を川が流れているのが見える。ウルバンバ川なのだ。<br /><br /><br />山頂付近に近づいたかと思うと、マチュピチュ遺跡の一部がちらっと見え始める。みんなが期待する観光ポイントだけに、車内にはどよめきが起こる。こうしてジグザグを繰り返すこと13回、所要時間20分をかけて、バスは駅から標高差400mの山頂にあるマチュピチュ ホテル前の広場に到着する。<br /> <br /><br />ここで荷物預かり所に不要な衣服や荷物などを預け、身軽になって出発する。その前に、虫除けを手や顔などに塗布して虫刺されに備える。ここは標高は高いのに、長袖シャツ1枚でも汗ばむ暑さである。欧米人観光客には、Tシャツにショ−トパンツ姿の若い男女が目立つ。<br /> <br /><br />マチュピチュ遺跡<br />マチュピチュ遺跡の入場ゲ−トを抜けて、細い山路を奥へと歩き進む。間もなく行く手の前方に写真で見慣れた空中都市の姿が、晴れ上がった青空の中に浮かび上がる。感動の一瞬である。そこから急斜面の階段を上りあがり、遺跡を見渡す絶景のビュ−ポイントをめざす。急階段なので高齢にはこたえるとみえ、みんな息を切らして上っている。中にはお先にどうぞと道を譲る人もいる。しかし、その距離は短いので、入門から15分ほどでビュ−ポイントに到達。 <br /><br /><br />この高台から見下ろすマチュピチュ遺跡の全景は、歴史のロマンをかき立てる強烈なインパクトとなって見る者に迫ってくる。周囲の山々の緑を背景にして、狭く尖った山頂いっぱいに展開するモザイク模様の遺跡群は、見る者をしてその足をくぎづけにせずにはおかない。山上にくっきりと浮かび上がる遺跡群を静かに眺め回していると、一瞬、インカ時代へタイムスリップしたような錯覚に陥る。遺跡のそこここに、インカの人たちが今でも動き回る姿が目に浮かぶようだ。それにしても、これだけ広範囲の遺跡を雑草ひとつ生えないように維持保存るには、かなりの手間と費用がかかるのだろう。雑草を除去するだけでも大変な作業だが、見事によく整備されたものである。<br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )<br /><br />

ペルー:マチュピチュの旅

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2000/09/24 - 2000/09/24

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yasyas

yasyasさん

バスでマチュピチュへ
列車はようやく終点のアグアス・カリエンテス駅に到着。駅の門を出て線路伝いに歩き始めると、その両側には、びっしりとバラックの出店が立ち並び、さまざまな民芸品を並べて売っている。


そこを素通りしながら通り抜けると、右手へ曲がる道路にはマチュピチュ登山のバスが行列をつくって待ち並んでいる。小型バスが10台以上並んでいる行列の様子は壮観である。これで、いま到着した列車の乗客を順次マチュピチュへ運ぶのである。ここではチャ−タ−バスはないらしく、すべてがこの専用バスである。
 

われわれは先頭から3番目のバスに乗車して、いざ出発である。バスはすぐに山間に入り、舗装もされていない曲がりくねった山路を上って行く。バスの車窓からは深い谷間が眺められ、その底を川が流れているのが見える。ウルバンバ川なのだ。


山頂付近に近づいたかと思うと、マチュピチュ遺跡の一部がちらっと見え始める。みんなが期待する観光ポイントだけに、車内にはどよめきが起こる。こうしてジグザグを繰り返すこと13回、所要時間20分をかけて、バスは駅から標高差400mの山頂にあるマチュピチュ ホテル前の広場に到着する。
 

ここで荷物預かり所に不要な衣服や荷物などを預け、身軽になって出発する。その前に、虫除けを手や顔などに塗布して虫刺されに備える。ここは標高は高いのに、長袖シャツ1枚でも汗ばむ暑さである。欧米人観光客には、Tシャツにショ−トパンツ姿の若い男女が目立つ。
 

マチュピチュ遺跡
マチュピチュ遺跡の入場ゲ−トを抜けて、細い山路を奥へと歩き進む。間もなく行く手の前方に写真で見慣れた空中都市の姿が、晴れ上がった青空の中に浮かび上がる。感動の一瞬である。そこから急斜面の階段を上りあがり、遺跡を見渡す絶景のビュ−ポイントをめざす。急階段なので高齢にはこたえるとみえ、みんな息を切らして上っている。中にはお先にどうぞと道を譲る人もいる。しかし、その距離は短いので、入門から15分ほどでビュ−ポイントに到達。 


この高台から見下ろすマチュピチュ遺跡の全景は、歴史のロマンをかき立てる強烈なインパクトとなって見る者に迫ってくる。周囲の山々の緑を背景にして、狭く尖った山頂いっぱいに展開するモザイク模様の遺跡群は、見る者をしてその足をくぎづけにせずにはおかない。山上にくっきりと浮かび上がる遺跡群を静かに眺め回していると、一瞬、インカ時代へタイムスリップしたような錯覚に陥る。遺跡のそこここに、インカの人たちが今でも動き回る姿が目に浮かぶようだ。それにしても、これだけ広範囲の遺跡を雑草ひとつ生えないように維持保存るには、かなりの手間と費用がかかるのだろう。雑草を除去するだけでも大変な作業だが、見事によく整備されたものである。

(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/ )

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
社員・団体旅行
交通手段
鉄道 観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
  • 写真でおなじみの空中都市「マチュピチュ遺跡」の全景

    写真でおなじみの空中都市「マチュピチュ遺跡」の全景

  • サン・ペドロ駅のホーム<br /><br />

    サン・ペドロ駅のホーム

  • (車窓からの風景)<br />穏やかな田園風景が広がる。<br /><br />

    (車窓からの風景)
    穏やかな田園風景が広がる。

  • (車窓からの風景)<br />田園の中に村が見える。<br /><br />

    (車窓からの風景)
    田園の中に村が見える。

  • (車窓からの風景)<br />肥沃な土地が広がっている。<br />

    (車窓からの風景)
    肥沃な土地が広がっている。

  • (車窓からの風景)<br />東アンデス山脈の万年雪<br /><br />

    (車窓からの風景)
    東アンデス山脈の万年雪

  • (車窓からの風景)<br />万年雪を冠雪したベロニカ山<br /><br />

    (車窓からの風景)
    万年雪を冠雪したベロニカ山

  • 路地の両側には粗末な露店が並ぶ。この先には、ちょっとした商店街がある。<br /><br />

    路地の両側には粗末な露店が並ぶ。この先には、ちょっとした商店街がある。

  • 乗客を待ちうけるバスの列<br /><br />

    乗客を待ちうけるバスの列

  • 深い峡谷が・・・<br />

    深い峡谷が・・・

  • バスの車窓から深い谷間が見える。<br />谷底を流れるのはウルバンバ川。<br /><br />

    バスの車窓から深い谷間が見える。
    谷底を流れるのはウルバンバ川。

  • 山上のマチュピチュ ホテル<br /><br />

    山上のマチュピチュ ホテル

  • 市街地への入口門<br />

    市街地への入口門

  • 「主神殿」<br />幅8mで3方を壁で囲まれている。<br />壁には17個の壁がん(壁のへこみ)<br />が並び、中央地面には祭壇と思われ <br />る長さ4.5mの大石がすえられている。<br />

    「主神殿」
    幅8mで3方を壁で囲まれている。
    壁には17個の壁がん(壁のへこみ)
    が並び、中央地面には祭壇と思われ
    る長さ4.5mの大石がすえられている。

  • マチュピチュの全景

    マチュピチュの全景

  • 左手に広場が見える。正面の山はワイナピチュ。三角屋根は住居跡。

    左手に広場が見える。正面の山はワイナピチュ。三角屋根は住居跡。

  • 「3つの窓の神殿」<br />3つの窓が開いているが、これは3つの世界を表しているといわれている。<br />「下の世界」「現在の世界」「上(神)の世界」の3つである。<br /><br />

    「3つの窓の神殿」
    3つの窓が開いているが、これは3つの世界を表しているといわれている。
    「下の世界」「現在の世界」「上(神)の世界」の3つである。

  • マチュピチュの最高点に立つ日時計<br />の石。高さ1.8m、突き出た角柱は<br />36cm。角柱の各角はそれぞれ東西<br />南北を指している。<br />ここからの眺めは絶景。<br /><br />

    マチュピチュの最高点に立つ日時計
    の石。高さ1.8m、突き出た角柱は
    36cm。角柱の各角はそれぞれ東西
    南北を指している。
    ここからの眺めは絶景。

  • 「石臼」 <br />直径60cmほどの丸い石。<br />

    「石臼」
    直径60cmほどの丸い石。

  • 「コンドルの神殿」<br />石にコンドルが彫られている。手前が頭部分。<br />この奥の暗い洞穴部分は牢獄に使われていたらしい。<br /><br />

    「コンドルの神殿」
    石にコンドルが彫られている。手前が頭部分。
    この奥の暗い洞穴部分は牢獄に使われていたらしい。

  • 「水汲み場」<br />遠く山の彼方から石の溝を伝って流れてきている。<br />

    「水汲み場」
    遠く山の彼方から石の溝を伝って流れてきている。

  • 見事な段々畑が広がる。正面の高い山が遺跡の名になったマチュピチュ山(標高3050m)

    見事な段々畑が広がる。正面の高い山が遺跡の名になったマチュピチュ山(標高3050m)

  • 「陸墓」<br />ミイラの安置所だったとされている。<br /><br />

    「陸墓」
    ミイラの安置所だったとされている。

  • こんな険しい斜面にも階段が丹念に造られている。手すりもなしに、よく歩けるものだ。<br />

    こんな険しい斜面にも階段が丹念に造られている。手すりもなしに、よく歩けるものだ。

  • 斜面という斜面には、段々畑が整然と並ぶ。

    斜面という斜面には、段々畑が整然と並ぶ。

  • マチュピチュで唯一の広場。かなり広い。右手の三角屋根は住居跡。

    マチュピチュで唯一の広場。かなり広い。右手の三角屋根は住居跡。

  • 広場の反対側には、見事な段々畑が広がっている。

    広場の反対側には、見事な段々畑が広がっている。

  • グッバイボーイ<br />色鮮やかな民族衣装が映える。<br /><br />

    グッバイボーイ
    色鮮やかな民族衣装が映える。

  • アグアス・カリエンテス駅<br />白亜のしゃれた建物で、内部も美しい。<br /><br />

    アグアス・カリエンテス駅
    白亜のしゃれた建物で、内部も美しい。

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