2010/11/13 - 2010/11/20
47位(同エリア121件中)
ひでさん
PartⅢは、リマから北上すること約150キロにある世界遺産、「カラルの宗教都市遺跡」です。
このペルー旅行もついに最終日、6日目となってしまいました。この日は早朝便でリマへと移動です。利用したフライトは、ランペルー航空LP-012便6:40クスコ発→8:05リマ着、このためホテルを出発したのは5:10でした。結局到着翌日以外、毎日早朝出発の旅行というわけでした。クスコでは搭乗手続きですったもんだがあって、危うく逃すところでしたが(英語がただでさえ厳しいのに、スペイン語はできないのか?と空港職員に言われたのには・・・)なんとか搭乗締め切り時間ギリギリに駆け込むことができました。そんな慌ただしい1日の始まりでしたが、リマ空港に着いたらそこですぐにオプショナルツアーのピックアップ、カラルへと出発したわけです。
カラルまでは車で4時間ほどの旅です(途中休憩・軽食の時間をとっているので、実質的には3時間弱です)。カラルへのプライベートツアーには、ガイドさん一人とドライバーの2人がついてくれましたが、車はドライバー個人のもの!驚きました。ツアーを探していたときに、催行している会社が今回申し込んだ会社しかなかったのですが、ある会社は「ドライバーが行きたがらないので」と言っていたのが、こういう理由からか!とわかりました。何しろ途中からは悪路(未舗装)なので、自分の車にダメージを受ける恐れがあることは嫌がるでしょうね。
ちょうどお昼くらいに遺跡に到着し、遺跡を管理している方についてもらって、主な見どころを解説してもらいながら回りました(スペイン語なので、ガイドさんに英訳してもらうという形です)。2時間ほどの遺跡巡りですが、何しろ砂漠地帯の真っただ中、日差しも強く、風も強かったので、それほど暑くはなかったものの長い時間歩いていたので、かなり疲れました。
まだまだ観光客の少ないカラル遺跡、発掘と当時の文明の解明、それらの展示もこれからどんどん進んでいくと思います。ちょっとだけ早く来ちゃったかなと思いながらも、これまでの南米古代文明史を覆す(今から約5000年前の遺跡で、世界四大文明とほぼ同時期で、南米にその時期に文明が存在したということ)ことになったこの遺跡を見ることが出来て、よかったと思います。
見学後はまたリマの空港まで3時間の旅。17時くらいに空港に到着し、ラウンジでゆっくり時間を過ごして、夜中発のフライト(ラン航空600便1:05リマ発→LAX6:50着)で帰途についたのでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
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空港を出てひたすら北へ北へと向かいます。リマ市街を出るとすぐに辺りは砂漠地帯に。途中小高い山を登ると今度は辺り一面濃いガスに覆われました。
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辺り一面が砂漠といっていい、荒涼とした大地が続きます。市街を出ると、このような砂漠地帯に多くのバラック小屋のような家がかなり多く建っており、水道もない環境下、貧しい暮らしをしている人も多いと聞きました。
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砂漠気候のため、ほとんど雨が降らない地域ですが、この日は途中このようにすっきりしない空で、風は涼しく感じました。
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2時間ほどハイウェイを走り、カラルへと向かう道へと入った途端に、この砂利道です。カラカラに乾いているので、砂煙がもうもうです。
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砂利道の上を揺られながら走っていると、所々にこのような案内が・・・いったいどこに連れて行かれるのか、ほんとにたどり着けるのか一抹の不安が・・・向かっているのは仮にも世界遺産なのに、案内はこんなもの?
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そして砂漠の中、砂利道をひたすら走り続けます。
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ようやく到着!と思ったら、どうやら違うようで・・・何かと思ったら「養鶏場」(畜産試験場のような感じがしました)。
ほんとに何て所に行こうとしてしまったのだろう、と思いました。 -
このようにゲートが設置され、許可が下りないと入れないようになっています。
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ゲートの係員とドライバーが話をした後、やっと通れると思っていたら、ガスマスクを着けた人が何やらホースを持って出てきました。何が始まるのかと思ったら、車に高圧洗浄機のようなもので液体の噴射を始めたのです。消毒液で車を洗ったということです。窓を開けなくてよかった。
そこまで厳重に「菌」の持ち込みに警戒しているとは驚きです。 -
ようやくゲートをくぐると、大きな鶏舎が何カ所かに分かれて設置されているのを見ることができました。
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そして、さらに20分くらい走ったところで、ようやく「カラル遺跡」のエリア入口にたどり着くことができました。
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入口からも遠くに遺跡を見ることができます(10倍くらいの望遠で撮った写真です)。
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そしてエリアに入った後も、ひたすら続く砂の世界。
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道も砂をかぶっているので、よくわからない状態です。
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10分くらい走って、ようやく駐車場らしき所に到着しました。
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やっとそれらしいところに到着です!
あまり、観光客が来ている感じではないですが・・・車の台数が2ケタはありませんでした。 -
手前の建物は、「トイレ」です。海の家のような作りでしたが(古い?)、風通しが良く、適度に日差しを防いでくれて、水洗でもあり清潔なので、なかなかよかったです。水道がこんなところにも整備がされているのに驚きました。
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中へと入っていきます。
これはインフォメーションセンターです。 -
ようやくここまで来たか〜と実感がわいてきました。かなり大きな遺跡であることがわかります。
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インフォメーションセンター内の展示です。これだけ?という感じで、ショーケースに入った発掘品の展示は3つだけでした。
砂漠の乾燥地帯のおかげで、腐るなどして朽ち果ててしまうものもきれいに発掘されています。 -
装飾品の類もいくつか発掘されているのですね。
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海からのものと思われるものも出土していて、海岸地帯との交流があったこともわかります。
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遺跡の見学は、ここを管理する方がツアー客のグループそれぞれと一緒に説明をしながらまわる形式になっています。なので、ここまで一緒に来てくれたガイドとこの遺跡のガイドと2人と見ることになります。ここのガイドはスペイン語のみなので、それをツアーガイドに英訳してもらいながら見ていくことになりました(ちょっと時間がかかるのが難ですが、丁寧に説明をしてくれてよかったです)。
遺跡が点在するエリアに入って最初に見たのが、これです。「Templo del Anfiteatro」という円形の神殿の遺構の一部分になっているもので、祭事が執り行われていたようです。 -
まさに今発掘作業中となっており、中まで見ることができませんでした。まだ地中に埋もれている部分が多く、全容が明らかになっていないようでした。
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「Templo del Anfiteatro」という先ほど一部分を見た遺構(この写真の左下全体図の上の方にある9番の部分)のメイン部分までやってきました。円形の神殿となっており、宗教儀式が執り行われていました。ここから、コンドルやペリカンの骨で作られた32本のフルートのような楽器が発見されたそうです。
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周囲を歩いてみましたが、かなりの大きさであることがわかりました。
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入口部分の基壇にあたります。これだけでも相当の大きさですが、左右の縁にそれぞれ窪みが作られています。何かをささげたり、置いたりするのに使われたのでしょうか。
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中央の円形広場にあたります。ここで、楽器を使っての祭事が行われていたようです。
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そばの小高い丘に登って、上からの光景です。遠くにピラミッドも見えます。
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イチオシ
円形広場をやや上から見た写真です。5000年も前のものがよくこれだけきれいに残っているなと感心しました。
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広場からさらに奥の神殿の中心部分をのぞみます。
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神殿を後にし、遺跡の中心へと歩いていきます。遺跡のほぼ中心地点にある、トレイルの交差点までやってきました。「指」が指している地点です。ここで道を折れ、写真の上の方へと向かっていきます。
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先ほどのマップに当てはめてみると、「Edificio Piramidal La Cantera」、石切り場ということみたいです。
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イチオシ
まさに発掘作業中。ということでしょう。乾ききった空気と強い日差しの中で作業をするのは体力的につらいのではないかと思います。お疲れ様です。
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歩いていき先に見えるのが、「Edificio Piramidal Central」、中央ピラミッドということでしょうか。かなりの大きさです。
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中央ピラミッド付近から東の方向眺めるとこんな景色です。遠くに2つのピラミッドが見えます。
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こちらが、「Edificio Piramidal Central」中央ピラミッドです。
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「聖都カラル」の居住地区についての解説です。この都市には3000人もの人が住んでいたといいます。
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「Edificio Piramidal Mayor」、大ピラミッドまで来ました。この都市遺跡の中で、最大の建造物になります。
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これが大ピラミッドです。かなりの大きさでびっくり!南米にもこのようなピラミッドがあるとは。
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イチオシ
大ピラミッドの正面まで来ました。目前にあるのは円形広場です。この遺跡の特徴ですね。
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大ピラミッドから東の方向をのぞむと、3つのピラミッドが並んで見えました。さすがに、エジプト・ギザの3大ピラミッドほど、というわけにはいかないですが。
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南の方角にはな〜んにもありません。ピラミッドなど大きな構造物以外は砂漠のようですが、ピラミッドの周りには居住区がひろがっていたようなのです。
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大ピラミッドを斜めから。
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イチオシ
しっかりした造りであることがよくわかります。5千年もの間、崩壊せずに残っているのだから当然ですが、やっぱりすごいなと思います。
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イチオシ
大ピラミッドの脇から少し北東の方向へ進むと、緑のひろがる大地が。スーぺ川が流れていて、その流域は緑豊かなのです。ちょっとホッとしました。
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緑の大地を越えたさらに遠くにも遺跡らしきものが。土に覆われてしまっているようですが、まさに発掘作業中のようですね。
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大ピラミッドとは通路を挟んで向かいにある建物の跡です。
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特別な建物E2−E3?ピラミッドの向かいにあって何か特別な意味を持つ建物だったのでしょう。
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大ピラミッドから遠くに見えた3つのピラミッドの方へと歩いてきました。向かって一番手前にあったのが、このピラミッドです。
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これは、「小ピラミッド」でした。
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イチオシ
さらに歩いていくと、こんな道標?日時計?のようなものの置いてある、広場にぶつかりました。「Huanca広場」というところらしいです。ガイドがこの石の意味を説明してくれたのですが、よくわかりませんでした。
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ここからちょうど真南の方角にピラミッドが位置しています。
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このピラミッドは、「Edificio Piramidal La Galeria」というのだそうです。
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そして、西の方角には「Edificio Piramidal La Huanca」というピラミッドが見えます。
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振り返って、さっき見てきた小ピラミッドです。
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「Edificio Piramidal La Huanca」というピラミッドの前まで来ました。しかし、こんなに立派に残っている階段を前にして、昇れないのが悔しい・・・上に立って周りの光景を見てみたいです!
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ガレリアというこのピラミッドも近くで見たかったです。
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これまで見てきたピラミッドに囲まれた敷地が、「中央広場」と言われているところで、その一角、Huanca(ウアンカ)ピラミッドのとなりに、最も大きな居住区の跡があります。それが、「Conjunto Residencial 12」です。社会的地位の高い人々が住んでいたようです。
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「Conjunto Residencial 12」です。
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何もない大地がひろがっていますが、実はまだ発見されていないだけで、砂に埋もれた遺跡がまだ地中に眠っているかもしれないですね。
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5千年前にペルーに文明が存在していたことを示した遺跡であることを紹介しています。
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どうもこの遺跡は総面積で66ヘクタールもあるようなのですが、当然全部を見て回ることなどできず・・・1/3もおそらく見れずに終わってしまいましたが、暑さと乾きにもはや限界でした。
2時間ほど見学して、出発地点まで戻ってきました。ここには少しだけみやげ物や飲み物を売る店、食事が出来る場所があります。 -
イチオシ
この渦巻き、やけにこの遺跡で目にするなあ、何のシンボルだろうか?と思っていたのですが、これも遺跡から発見された石板に描かれていた絵をモチーフにしたもののようなのです。
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帰りは行きとは違うルートを通ります。しばらく走ると、緑の光景を目にすることができ、人の営みもそこにはありました。家畜の放牧を目にすることもできました。
行きとは違う光景を眺めながら、快調に飛ばしていきます。 -
走っていたら突然牛の群れに遭遇!道を寸断するように水たまりができており、そこで水浴び・水飲みをしています。彼らに完全に行く先をふさがれてしまいました。
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牛の群れに、完全に車の周りを囲まれてしまいました。車の存在など我関せずで、みんないたってマイペースです。
あまりに動かないので、飼い主が気を使って最後は追い立ててくれ(ムチが痛そうでした)、脱出することが出来ました。 -
牛たちと別れてから走ること20分、カラルの入口まで出てきました。こちらのルートは砂利道がほとんどなく、走りやすくて快適でした。往路もこっちを通ればよかったのに・・・
ここを出てすぐにハイウェイに入り、空港へと向かいます。空港までは約2時間の旅となります。 -
パン・アメリカン・ハイウェイをリマ空港へ向けてひたすら南下していきます。しばらく走るとまたこのような砂漠地帯の光景になります。
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延々とこんな風景を見ながら、空港には17時くらいに到着しました。結局、このカラルツアーは朝(空港)から夕方(空港)までの約8時間の旅となりました。
帰りのフライトはラン航空LA600便、リマ深夜1:05発なので、空港でラウンジでゆったりと過ごし、帰路に着いたのでした。
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