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2009年4月6日3時32分<br />アブルッツォ州 ラクイラ付近をマグニチュード6.3の大地震が襲う。<br /><br />死者308人。6万人以上が家を失った…<br />イタリア政府は、国家非常事態宣言を通告<br />ベルルスコーニ首相は、「被災地復興のため」としてサミット開催地を<br />敢えてラクイラに変更した。<br /><br />度重なる群発地震。大天使ミカエルの守護も追いつかないのか?<br /><br />被災地の一つパチェントロ(Pacentro)の村長は、一計を案じる。<br />大天使が無理なら、聖母マリア(Madonna)の慈悲にすがってみるか。<br /><br />果たして彼は、村民チッコーネ(Ciccone)の孫娘にコンタクトを試みる。<br />イタリアの片田舎パチェントロと縁を持つ、ある意外な人物とは…

イタリアの田舎:ドライブ旅行記 -28- ~パチェントロ編~

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2009/08/15 - 2009/08/15

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ももであ

ももであさん

2009年4月6日3時32分
アブルッツォ州 ラクイラ付近をマグニチュード6.3の大地震が襲う。

死者308人。6万人以上が家を失った…
イタリア政府は、国家非常事態宣言を通告
ベルルスコーニ首相は、「被災地復興のため」としてサミット開催地を
敢えてラクイラに変更した。

度重なる群発地震。大天使ミカエルの守護も追いつかないのか?

被災地の一つパチェントロ(Pacentro)の村長は、一計を案じる。
大天使が無理なら、聖母マリア(Madonna)の慈悲にすがってみるか。

果たして彼は、村民チッコーネ(Ciccone)の孫娘にコンタクトを試みる。
イタリアの片田舎パチェントロと縁を持つ、ある意外な人物とは…

交通手段
レンタカー
航空会社
中国国際航空

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  • 素晴らしかったプーリア州を後に、<br />北のアブルッツォ州へ向かう。<br /><br />サービスエリアのSarniで軽く食事<br />・ラザニア風トマトスープ煮込み<br />・鶏肉のホワイトソース煮込み<br />・ポテトのオリーブソースかけ<br />・野菜たっぷりピラフ

    素晴らしかったプーリア州を後に、
    北のアブルッツォ州へ向かう。

    サービスエリアのSarniで軽く食事
    ・ラザニア風トマトスープ煮込み
    ・鶏肉のホワイトソース煮込み
    ・ポテトのオリーブソースかけ
    ・野菜たっぷりピラフ

  • 途中、スルモーナ(Sulmona)に立ち寄る。<br />ここは、ガリバルディ広場<br /><br />毎週水・土に大きな市が開かれるが、<br />それ以外の昼間は、シエスタの如く閑散

    途中、スルモーナ(Sulmona)に立ち寄る。
    ここは、ガリバルディ広場

    毎週水・土に大きな市が開かれるが、
    それ以外の昼間は、シエスタの如く閑散

  • 復活祭の日曜日には「マドンナ・ケ・スカッパ・イン<br />・ピアッツァ(Madonna che scappa in piazza)」<br />“広場を走るマドンナ”祭りが開催される。<br /><br />聖母マリア(マドンナ)を愛する人々

    復活祭の日曜日には「マドンナ・ケ・スカッパ・イン
    ・ピアッツァ(Madonna che scappa in piazza)」
    “広場を走るマドンナ”祭りが開催される。

    聖母マリア(マドンナ)を愛する人々

  • ガリバルディ広場を取り囲む水道橋<br /><br />山あいのこんな村にも歴史を感じさせる<br />数々の遺産が。<br /><br />隅々まで美しい街

    ガリバルディ広場を取り囲む水道橋

    山あいのこんな村にも歴史を感じさせる
    数々の遺産が。

    隅々まで美しい街

  • 荘厳な山々に囲まれたスルモーナ<br /><br />ここは既に南イタリアではない。<br />ここまで随分といろんなところを走ったなぁ。<br /><br />後はローマを目指して中部イタリアを巡るのみ。

    荘厳な山々に囲まれたスルモーナ

    ここは既に南イタリアではない。
    ここまで随分といろんなところを走ったなぁ。

    後はローマを目指して中部イタリアを巡るのみ。

  • 太陽光線が弱点になった、ももであ<br /><br />真夏でも紫外線防止パーカー、サングラス、<br />帽子が欠かせない。とほほ<br /><br />何より木陰が避難場所

    太陽光線が弱点になった、ももであ

    真夏でも紫外線防止パーカー、サングラス、
    帽子が欠かせない。とほほ

    何より木陰が避難場所

  • さてお目当てのパチェントロ(Pacentro)<br />へ移動しよう。<br /><br />ローマの東約170キロ<br /><br />ここもイタリアで最も美しい村の一つ

    さてお目当てのパチェントロ(Pacentro)
    へ移動しよう。

    ローマの東約170キロ

    ここもイタリアで最も美しい村の一つ

  • まるでトスカーナ州サン・ジミニャーノを<br />彷彿とさせる、美しい塔と教会<br /><br />さながら“緑の中の”オアシス

    まるでトスカーナ州サン・ジミニャーノを
    彷彿とさせる、美しい塔と教会

    さながら“緑の中の”オアシス

  • &#39;97年初のイタリア旅行で、ももであは<br />サン・ジミニャーノに向かっていた。<br /><br />そして、とあるハプニングが起こり、<br />サン・ジミニャーノは幻と消えた…<br /><br />イタリア国家警察のパトカー先導付き。<br />とても懐かしい、楽しい想い出♪

    '97年初のイタリア旅行で、ももであは
    サン・ジミニャーノに向かっていた。

    そして、とあるハプニングが起こり、
    サン・ジミニャーノは幻と消えた…

    イタリア国家警察のパトカー先導付き。
    とても懐かしい、楽しい想い出♪

  • 当時に比べ、猫ヒゲセンサーの感度が落ちた…<br /><br />山登りをしなくなったせい?<br />カーナビの副作用?<br /><br />ま、そこは経験値でカバーかな。

    当時に比べ、猫ヒゲセンサーの感度が落ちた…

    山登りをしなくなったせい?
    カーナビの副作用?

    ま、そこは経験値でカバーかな。

  • 毎年9月第1日曜にロレトのマドンナ祭りが<br />開催される。<br />(The Festa of the Madonna of Loreto)<br /><br />そして、同時開催のトレールラン・レース<br />が、ユニークで大人気♪<br /><br />その名も「ジプシーの走り」(Corsa degli Zingari)

    毎年9月第1日曜にロレトのマドンナ祭りが
    開催される。
    (The Festa of the Madonna of Loreto)

    そして、同時開催のトレールラン・レース
    が、ユニークで大人気♪

    その名も「ジプシーの走り」(Corsa degli Zingari)

  • 教会の鐘の合図と共に、急な山を下り、<br />そしてまた、ゴールの教会を目指して<br />丘を駆け登る。<br /><br />これを裸足でやるから大変!<br />ゴール後の足の裏は結構痛々しい。<br /><br />あーでも是非走ってみたいな〜<br />おもしろそう♪ こっちには肉球が…

    教会の鐘の合図と共に、急な山を下り、
    そしてまた、ゴールの教会を目指して
    丘を駆け登る。

    これを裸足でやるから大変!
    ゴール後の足の裏は結構痛々しい。

    あーでも是非走ってみたいな〜
    おもしろそう♪ こっちには肉球が…

  • 2009年に入り、イタリア中部では群発地震が<br />頻発していた。<br /><br />ユーラシアプレートとアフリカプレートの<br />せめぎ合い。<br /><br />特にアブルッツォ州都のラクイラ付近で頻発

    2009年に入り、イタリア中部では群発地震が
    頻発していた。

    ユーラシアプレートとアフリカプレートの
    せめぎ合い。

    特にアブルッツォ州都のラクイラ付近で頻発

  • そして、2009年4月6日3時32分<br />アブルッツォ州ラクイラ付近をマグニチュード<br />6.3の最大震度が襲う。<br /><br />死者308人。6万人以上が家を失った…

    そして、2009年4月6日3時32分
    アブルッツォ州ラクイラ付近をマグニチュード
    6.3の最大震度が襲う。

    死者308人。6万人以上が家を失った…

  • ベルルスコーニ首相は、「被災地復興のため」として<br />サミット開催地をサルデーニャ州ラ・マッダレーナ<br />から、アブルッツォ州ラクイラに変更した。<br /><br />2009年7月8日、被災した財務警察幹部学校でのG8<br />日本からは、麻生さんが出席

    ベルルスコーニ首相は、「被災地復興のため」として
    サミット開催地をサルデーニャ州ラ・マッダレーナ
    から、アブルッツォ州ラクイラに変更した。

    2009年7月8日、被災した財務警察幹部学校でのG8
    日本からは、麻生さんが出席

  • 大地震から4ヶ月後に訪問することになった。<br /><br />パチェントロ自体の被害は少なかったものの、<br />所々はまだ修復の最中

    大地震から4ヶ月後に訪問することになった。

    パチェントロ自体の被害は少なかったものの、
    所々はまだ修復の最中

  • サンタ・マリア・デッラ・ミゼリコールディア教会<br />Santa Maria della Misericordia<br />(哀れみの聖母マリア教会)<br /><br />優しい感じが漂う教会

    サンタ・マリア・デッラ・ミゼリコールディア教会
    Santa Maria della Misericordia
    (哀れみの聖母マリア教会)

    優しい感じが漂う教会

  • あまりにも度重なる群発地震。<br />ルシファー封じに忙しい、大天使ミカエルの<br />守護は追いつかない。<br /><br />ならば…<br /><br />震災翌日、パチェントロ村長のフェルナンド・<br />カパルソ氏は行動を起こす。

    あまりにも度重なる群発地震。
    ルシファー封じに忙しい、大天使ミカエルの
    守護は追いつかない。

    ならば…

    震災翌日、パチェントロ村長のフェルナンド・
    カパルソ氏は行動を起こす。

  • 夢を求めてアメリカに移民してしまったが、<br />ダメもとでパチェントロ村民だったチッコーネ<br />(Ciccone)の孫娘に連絡してしてみるか…<br /><br />どうか聖母マリア(Madonna)様、われわれ<br />アブルッツォ人に慈悲を…

    夢を求めてアメリカに移民してしまったが、
    ダメもとでパチェントロ村民だったチッコーネ
    (Ciccone)の孫娘に連絡してしてみるか…

    どうか聖母マリア(Madonna)様、われわれ
    アブルッツォ人に慈悲を…

  • 果たして願いは届く。チッコーネの孫娘は動いた。<br /><br />本名:マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・<br />   チッコーネ・リッチー<br />(Madonna Louise Veronica Ciccone Ritchie)<br /><br />Like A Virginで一躍スーパースターになった歌姫<br />そう、あの“マドンナ”

    果たして願いは届く。チッコーネの孫娘は動いた。

    本名:マドンナ・ルイーズ・ヴェロニカ・
       チッコーネ・リッチー
    (Madonna Louise Veronica Ciccone Ritchie)

    Like A Virginで一躍スーパースターになった歌姫
    そう、あの“マドンナ”

  • 祖先の故郷のために50万ドルを寄付<br /><br />「自分の祖先が暮らしていた地域に手を貸せる<br />のを幸せに思う。私の心は地震で親しい人や、<br />家を失った人々とともにある」(マドンナ談)

    祖先の故郷のために50万ドルを寄付

    「自分の祖先が暮らしていた地域に手を貸せる
    のを幸せに思う。私の心は地震で親しい人や、
    家を失った人々とともにある」(マドンナ談)

  • 人の真価とは、こんな時こそ発揮されるものか?<br /><br />つい先日、道端でむき出しの2,000円を拾い、<br />交番に届けたももであ。<br /><br />このまま持ち主が現れなかったら、マドンナを<br />見習って、被災地に寄付するかな。

    人の真価とは、こんな時こそ発揮されるものか?

    つい先日、道端でむき出しの2,000円を拾い、
    交番に届けたももであ。

    このまま持ち主が現れなかったら、マドンナを
    見習って、被災地に寄付するかな。

  • ログーディ編に登場した女性のように、<br />彼/彼女らは、ルーツをとても大切にする。<br /><br />そしてイタリアの血が流れていることを誇る。

    ログーディ編に登場した女性のように、
    彼/彼女らは、ルーツをとても大切にする。

    そしてイタリアの血が流れていることを誇る。

  • あのチッコーネのとこの孫娘がねぇ…<br /><br />普段はスキャンダラスな芸能ニュースが<br />好きなおばちゃん達にも、この時ばかりは<br />美談の花が咲く。<br /><br />…と、話してるかも知れない!?

    あのチッコーネのとこの孫娘がねぇ…

    普段はスキャンダラスな芸能ニュースが
    好きなおばちゃん達にも、この時ばかりは
    美談の花が咲く。

    …と、話してるかも知れない!?

  • パチェントロ村長カパルソ氏は思う…<br /><br />今回は大天使ミカエル(英名:マイケル)が無理でも<br />聖母マリア(伊名:マドンナ)が助けてくれた。<br /><br />ありがとうビッグ・スター達♪<br /><br />…と、思ってるかも知れない!?

    パチェントロ村長カパルソ氏は思う…

    今回は大天使ミカエル(英名:マイケル)が無理でも
    聖母マリア(伊名:マドンナ)が助けてくれた。

    ありがとうビッグ・スター達♪

    …と、思ってるかも知れない!?

  • イタリアでの宿泊は、今夜が最後<br /><br />明日には、ローマから飛び立つのが<br />信じられない。<br /><br />既に抱えきれないほどの想いでたち♪

    イタリアでの宿泊は、今夜が最後

    明日には、ローマから飛び立つのが
    信じられない。

    既に抱えきれないほどの想いでたち♪

  • 2年半にも及んだ「イタリアの田舎:ドライブ旅行記」<br />も、残すところあと3話<br /><br />ゴールを目指し、ジプシー達に紛れて、<br />裸足のやせっぽち猫が走る。

    2年半にも及んだ「イタリアの田舎:ドライブ旅行記」
    も、残すところあと3話

    ゴールを目指し、ジプシー達に紛れて、
    裸足のやせっぽち猫が走る。

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この旅行記へのコメント (18)

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  • kuritchiさん 2011/12/25 13:09:02
    メリークリスマス〜☆
    ももであさん、メリークリスマス〜☆

    ももであさんの猫ひげセンサー、まだまだ、バッチリ!!!
    このパチェントロ編も、素敵です〜☆

    え〜〜〜っ! 聖母マリア(Madonna)⇒“マドンナ”
    (@▽@;)
    50万ドル?!(ひぃ〜 ふぅ〜 みぃ〜とケタを数えてしまった…kuritchi^^;)
    >そしてイタリアの血が流れていることを誇る。
    いい話だね〜(^^

    ももであさんもマドンナを見習われる?!(^^

    日本や被災地を支援してくれたレディ・ガガ(急にフアンになった単純なkuritchi)といい、イチロウといい、アメリカのスターは太っ腹?!

    そしていよいよ、ももであさんのイタリアドライブ旅行もゴールへ…。
    でも、次の旅はきっと、(予想では…)G○○○○○ですね(^^
    次のドライブ旅行も、ももであさんの猫ひげセンサーがピクピク♪に違いない!!

    kuritchi

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/12/25 20:30:18
    RE: メリークリスマス〜☆
    kuritchiさん、メリークリスマス♪

    考えてみれば、USJの各種クリスマスイベントから、正月の
    おせち料理“建設”まで、kuritchiさんが一年で一番忙しい
    季節じゃないですか?

    ぼくと言えば、この時期ひたすら猫はコタツで丸くなるです。

    パチェントロでのマドンナの逸話は興味深いですよね。
    実はぼくも、ブログを作ろうと思って初めて気づいたのです。
    イタリアに、それもこんな片田舎にルーツがあるとは、
    びっくりです。

    人の真価は、こんな時に表れるものなのでしょうね。
    嬉しい話です。

    ぼくのイタリアドライブも12/29にいよいよゴールです。
    旅心をそそる動画を目指し、YouTubeを3編作りました。
    またお時間のある時にご覧ください♪

    来年からのG○○○○○も頑張りま〜す!

    ももであ
  • katanさん 2011/11/06 12:48:08
    マドンナへのお願い
    ももであさん

    こんにちは。
    ディンケルスビュール旅行記への投票ありがとうございました。お礼が遅くなってしまってすみません。

    パチェントロ旅行記、早速読ませていただきました。こちらも本当に美しい街ですね。おばちゃん達がお話しする様子を見てると、観光客もそんなにいなくて、気の向くまま街歩きするにはぴったり。サン・ジミニャーノの件は掲示板で読みましたが、軽油とガソリンのトラブルだったのですね。日本のスタンドでも時々ありますけど、その後の様子がなんともイタリアらしいですね。

    それから、マドンナはイタリア系の人だったのですね。ももであさんの旅行記を読むまで知りませんでした。それにしても、太っ腹(お腹出てないけど)!

    イタリアも結構地震が多い場所のようですね。
    99年に初めてイタリアに行った際、お土産に買ったムラーノグラスを包んでもらった新聞紙に、地震のニュースが書かれていた記憶があります。たぶん、その前にもパドヴァの辺りで地震があって、偏愛するジョットのフレスコ画のある、スクロヴェーニ礼拝堂も酷いダメージを受けていました。その後、何とか修復されたと聞いたので、胸をなでおろしたのですが。

    パチェントロの街も早く立ち直ってくれると良いですね。

    katan

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/11/06 15:57:11
    マドンナへの無理なお願い
    katanさん

    こんにちは。
    パチェントロ編、ご覧戴きありがとうございます。
    土産物屋も何もないところですが、のんびり散策するには良いところでしたよ。

    マドンナのルーツがこんなところにあったなんて、実はぼくも先日まで知りませんでした。
    寄付金は、比較的被害の少なかったパチェントロよりも、アブルッツォ州全体で使われた
    ようです。日本を支援してくれたレディ・ガガといい、嬉しい話です。

    99年も地震でしたか。イタリアも日本同様に地震が多いですね。
    サン・ジミニャーノ事件が起こったぼくの初イタリア('97)では、帰国1ヶ月後にアッシジ
    が大地震に見舞われました。
    世界遺産の聖フランチェスコ大聖堂の、それこそジョットが描いたとされるフレスコ画
    のドームが崩落し、4人の修道士が亡くなってます。

    今となっては、ギリシャのデフォルト騒動に端を発し、イタリア財政の破綻までもが
    かなり危うくなって気ましたね…。ある意味地震よりもピンチかも。

    こればかりはマドンナにお願いして解決できる話ではないし、間違いなく対岸の火事では
    済まないから、何とか乗り越えて欲しいものです。

    ももであ

    katan

    katanさん からの返信 2011/11/06 16:44:53
    RE:訂正です〜。
    ももであさん

    返信ありがとうございます。

    > 99年も地震でしたか。イタリアも日本同様に地震が多いですね。
    > サン・ジミニャーノ事件が起こったぼくの初イタリア('97)では、帰国1ヶ月後にアッシジが大地震に見舞われました。
    > 世界遺産の聖フランチェスコ大聖堂の、それこそジョットが描いたとされるフレスコ画のドームが崩落し、4人の修道士が亡くなってます。

    地震の被害を受けたのは、スクロヴェーニ礼拝堂だと思ってましたが、聖フランチェスコ大聖堂の間違いですね。失礼しました;(ジョット先生ごめんなさい)ひょっとすると、例の新聞紙も97年の地震を伝えるものかもしれません。手元に残ってないので(汗)
    大聖堂のドームが落ちる様子だけは日本のテレビでも報じられていて、非常にショックを受けた覚えがあります。

    > 今となっては、ギリシャのデフォルト騒動に端を発し、イタリア財政の破綻までもがかなり危うくなって気ましたね…。ある意味地震よりもピンチかも。

    ココ数ヶ月の様子を見ていると、本当にEU大丈夫?って思えます。海外旅行に目が向いていると、円高になってラッキー☆と思っちゃうんですが、なんだかこの流れは手放しで喜べないですね・・・。うーん。

    > こればかりはマドンナにお願いして解決できる話ではないし、間違いなく対岸の火事では済まないから、何とか乗り越えて欲しいものです。

    まさに人事を尽くして、ですね。ギリシャ見てると、デモやるより働いた方が・・・と思ったりします。

    katan

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/11/08 12:38:22
    びっくり
    なんとまぁ、聖フランチェスコ大聖堂: ジョットさんの
    あのフレスコ画の中に、意味あり気に微笑む悪魔の絵が、
    描かれていたことが今(11/5)になって発見されましたね!

    雲を使って、かくし絵にした遊び心

    katanさんが「ジョット先生ごめんなさい」って言った
    とたんの、世紀の大発見!

    ジョット流の返事としか思えません。
    katanさん、ただ者じゃないかも。


    katan

    katanさん からの返信 2011/11/08 23:52:32
    RE:おちゃめな先生
    ももであさん

    私もアレにはびっくりしました。でも、お茶目な先生らしいな〜と思いました。

    いつだったか、ご近所さんに「あんたが描くヨセフは、いっつもヘンな顔してるけど、どうしてだい?」って聞かれたときに、こう答えたんですよ。
    「そりゃあ、考えてみなって。『あの子は俺に似てないけれど、本当はいったい誰の子なんだろう』って思えば、ああなっちまうよ。お前さんだってそうだろ」

    そういわれると微妙なんですよね・・・ヨセフの表情って。

    katan
  • yunさん 2011/11/03 20:58:25
    ワンピース
    ももであさん

    ディープなイタリアドライブもいよいよ最終盤ですね。

    スルモーナの空に輝く昼間の「きら星」達。
    想い出がいっぱいですね。

    まるでリアルタイムの様に引き込まれる旅行記の数々に
    自分もイタリアへ行った事があると錯覚しそうです(笑)

    ブルーワンピースのおばあちゃんと冥府への赤い手摺が…
    とっても印象に残っているyunです。

    イタリアのコーヒーを味わう日を目指そうと思います。

    マドンナの心意気で!

    yun

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/11/03 22:05:55
    ノッチョーラ
    yunさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます。

    今日は、東福寺の紅葉具合を偵察に行ってました。
    この暖かさで全然まだまだでしたが、思いがけず秘仏公開があったり、
    護摩焚き法要があったりとで、楽しんで来ました。

    イタリアも残り3編。実はこうして宣言することで、さぼりまくりの
    イタリアブログを年内に完了したいと思っています。そうしないと、
    自分の旅が永遠に終わらないような気がして。いくら何でも9日間の旅
    に2年半は長すぎて…。

    ナポリにずばり「教授のカフェ」と呼ばれる、おそらく世界最高峰の
    カフェがあります。ヘーゼルナッツクリームとエスプレッソをブレンド
    した「ノッチョーラ・コーヒー」は絶品!
    この一杯のために、ナポリに行く価値があるはずですよ。

    ももであ

    yun

    yunさん からの返信 2011/11/03 22:55:35
    ノッチョーラへの地図
    > ナポリにずばり「教授のカフェ」と呼ばれる、おそらく世界最高峰の
    > カフェがあります。ヘーゼルナッツクリームとエスプレッソをブレンド
    > した「ノッチョーラ・コーヒー」は絶品!
    > この一杯のために、ナポリに行く価値があるはずですよ。

    ももであさん どうもありがとう♪

    早速、ストリートビューでお散歩してマイマップにマーキングしてきました。
    『カフェ・デル・プロフェッソーレ』いつ実現できるのか?
    まだまだ雲の中ですが、夢を積み木して準備します。

    きっと!絶対!実現させるために。

    yun

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/11/05 11:33:56
    yunさんの宝の地図見てみたい♪
    是非、行ってみて下さいね。

    ノッチョーラ以外にも、実に素晴らしい教授の作品が数多くあります。
    単に美味しいだけでなく、見た目にも美しい♪

    ただあまりの人気店振りに商標侵害が絶えません。
    なので店名が「教授のカフェ」から「教授の真のバール」に変わって
    います。「Il Vero Bar del Professore」が本物です。

    4トラ見てても、騙されている人がいましたので、念のため。
  • hot chocolateさん 2011/10/30 23:16:11
    美しい街、美しい話♪
    ももであさま、こんばんは〜

    美しい街・・・と思っていたら、ここでも地震。

    チッコーネの孫娘って誰?
    ? ? ?と思いながら読み進んでいくと、
    あの「マドンナ」なのね。
    祖先の故郷にポンと50万ドル! 

    2年半前にイタリアで起こった地震、あまり記憶になかったけれど、
    そういうお話があったんですね。
    それにしてもパチェントロの村長さんの決断、行動早いですね。
    ちょっと日本も見習ってほしい・・・

    '97年初のイタリア旅行で、サン・ジミニャーノに向かっていた
    ももであ猫さんに何が起こったの?
    イタリア国家警察のパトカー先導付きで・・・?
    とても懐かしい、楽しい想い出って?  知りたいわ〜!(笑)

    hot choco





    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/10/31 21:29:31
    Viva, Italia!
    hot chocolateさん♪

    マドンナがらみの逸話を知った時は、ぼくもとても驚きましたが、
    同時にとても嬉しくなる、温かい話ですね。

    初イタリア旅行のハプニングは、話せば長いのですが、以前当時
    のことを文書にしていたものがあったので、コピペします。

    『ヨーロッパ屈指の美しい世界遺産 シエナ(Siena)の街を抜けると、
    次は同じシエナ県の世界遺産 サン・ジミニャーノ(San Gimignano)を
    目指しました。途中、閑散とした道端のちっぽけなセルフスタンドで
    給油することに。給油機は2種類 “Gasolio”と“Benzina”があります。
    さてどっちを選ぶか?レンタカーはガソリン車だったので、取り合えず
    Gasolio pumpの前に停車することに。様子を伺ってると、無人のはずが、
    10歳くらいの子供が近づいて来て親切に給油してくれました。ふと、
    いつもと違うその臭いに気づいた時はもう手遅れ。Mamma mia!
     そうイタリア語で“Gasolio = 軽油”、Benzina こそがガソリンだった
    のです 何とか近くの有人スタンドを探して助けてもらおうと移動を試
    みたものの、わずか5mで白煙を上げダウン。しばし途方に暮れることに
    なりました。トホホしかし捨てる神あれば拾う神あり。次に給油に来た
    聡明なイケメンは、事情を理解するとすぐにACI(イタリア自動車連盟)
    に連絡してくれました。不思議なことにこの騒ぎに気づいたのか、
    パトカーまでやって来てスタンドは一気に賑やかに…
     さて、1時間ほど待たされてようやくACI登場。と言っても単なる最寄り
    の修理工場のオヤジさんです。車はトラックの荷台に載せられてその修理
    工場に向かうことに。小汚い修理工場に到着するとオヤジさんは、面倒
    くさそうに何か作業をしています。悪いけれど機敏さは感じられません。
    田舎のオヤジさんだから英語も通じないし、修理状況は不明で時間だけが
    経つのみ。サン・ジミニャーノへは行きたいし、今夜の宿は決めてないし
    でどうなることやら。只々オヤジさんからの吉報を待つのみ。。
     やがて4時間が過ぎ、悶々がイライラに変わり始めた頃、たまたまこの
    修理工場に近所のお兄ちゃんがやって来ました。辛うじて英語が通じたので
    通訳してもらうと、どうやら、“軽油は抜けたが、ガソリンが無いから
    動かない” とのこと。ならはよ言わんかい!
     不思議なことにこの騒ぎに気づいたのか、最初のガソリンスタンドで
    出会ったパトカーが再登場。工場は一気に賑やかに。この警官2人も英語は
    通じませんでしたが、“簡単な作業なのにあんたらまだ居たの?”みたいな
    雰囲気ムンムン。オヤジさんと少し話したかと思うとすぐにどこかへ行って
    しまったのです。薄情ものぉ〜。
     と、思う間もなく10分程で戻って来ると、何となんとガソリンを1リッター
    ほど買って来てくれてたのです。Madonna!
     果てさて、延々5時間の足止めをくらい、車はようやく動き出しました。
    感激、感激です さらにガソリンが1リッターしか入ってないとの事で、
    先の警官が国家警察のパトカーで、何と親切にもガソリンスタンドまで
    先導してくれたのでした。Tante Grazie♪』

    って、ことでした。

    さらに実は、とある講演会で、この逸話をあの“ジローラモさん”に
    話す機会があったのです。それをきっかけに、一万円分の食事券を
    ゲット!

    ってな、長いお話でした。
    他愛もない話に、お付き合い戴きましてありがとうございました。

    ももであ

    hot chocolate

    hot chocolateさん からの返信 2011/10/31 22:41:25
    RE: Viva, Italia!
    ももであさま

    わざわざコピペして下さり、ありがとうございました。

    >給油機は2種類 “Gasolio”と“Benzina”があります。
    > いつもと違うその臭いに気づいた時はもう手遅れ。Mamma mia!
    >  そうイタリア語で“Gasolio = 軽油”、Benzina こそがガソリンだった
    > のです。

    どう考えても、ガソリンは“Gasolio”の方だと思いますよね。(驚)
    事情のよく分からない外国で、何かあると本当に困りますよね。
    英語ならまだしも、イタリア語やフランス語で書かれてあったり、話されたりすると困ります。(笑)
    今でこそ懐かしい思い出話になりますが、その時は真っ青ですね。

    でもイタリアの警察も親切ですね〜 地獄に仏、イタリアにポリス♪

    おまけのお話もまた、面白そうですね〜
    1万円分のお食事券ゲット、おめでと〜♪

    hot choco
  • kaz-ykさん 2011/10/30 22:31:05
    ご来駕感謝します
    ももであさん 今晩は

    小生のブログにお越し願い、且つご投票迄頂き有難う御座いました。

    足跡をと辿り、バチェントロに、お邪魔しました。

    綺麗な街ですね、この美しさは、一級品、

    写真と丁寧なご説明頂き、感謝します。

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/10/31 20:35:27
    RE: ご来駕感謝します
    kaz-ykさん、こんばんは。

    こちらこそ、ご訪問&ご投票と書き込みをありがとうございます。

    なだらかな丘に並ぶ塔や教会、家々が本当に美しい村でした。

    マドンナとパチェントロの意外な繋がりは、ぼくも知りません
    でしたが、嬉しい話ですね。

    イタリア旅行記も残り3話となりましたが、どうぞまた引き続き
    お付き合い下さい。

    ももであ
  • ガブリエラさん 2011/10/30 15:12:07
    いたましいですね・・・。
    ももであさん☆

    こんにちは!

    パチェントロ、また素敵な町だな〜って拝見してたら、ここでも大地震があったんですね・・・。
    クライストチャーチ大地震で友人を失った私としては、他人事とは思えず、マドンナをすごーーーーーーーく、尊敬することになりました(^_^)v
    今まで、日本ではレディー・ガガ様のことしか知りませんでしたが、マドンナも、酒飲みすぎで家を追い出されたどうしようもない実の兄より、ちゃんとお金を寄付する所をわかってるんですね!

    ももであさんが予告されてた、「マドンナ」は、あのマドンナだったんですね(^O^)

    それはさておき、ももであさんの旅行記、そこに住んでるかのような目線のお写真、本当に大好きですよ(^◇^)
    あ、「猫目線」ですよね♪

    ガブリエラ

    ももであ

    ももであさん からの返信 2011/10/30 20:17:07
    RE: いたましいですね・・・。
    ガブリエラさん

    実はぼくもパチェントロを旅してる際は、マドンナの逸話を知らなかったのです。
    村民1200名ほどのイタリアの小さな田舎。ここにマドンナのルーツがあるとは
    思いもしませんでした。

    もしかしたらマドンナは、パチェントロへ行ったこともないかも知れないけれど、
    祖先の遠く離れた故郷を助けようとしてくれるのだから、嬉しい話です。

    そうでしたか。地震で友人を失うとは、とてもショッキングで辛いことですね。
    一度だけクライストチャーチに行ったことがありますが、あの美しい町が大きな
    被害を受けたのが、ぼくも信じられませんでした。

    ニュージーランド旅行では、クイーンズタウンにも行きました。
    ここで有名な蒸気船TSSアーンスロー号は、来年がちょうど100周年。何とあの
    タイタニック号と同級生の極めて貴重な船なのです。
    タイタニック号が、現存していれば…。

    静かに眠るものの分まで、残されたものが頑張らないといけませんね。

    ももであ

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