『燃える大地』＜ゴンドワナの大陸を旅して＞（１１７）アリスの町歩き。

2010/04/25 - 2010/05/10

今日の昼過ぎアリススプリングに着いてから、先ずはリュックをゲストハウスに置き、早速街へ出たが、珍しい鳥とか、アボリジニの数の多さに目を奪われ、街へ出た目的、明日のウルル、エアーズロックへ行くツアー探しの目的を忘れてしまった。

街の中心地には幾つかツアー会社があり、それぞれ看板を出しているが、そのどこもべらボーに値段が高い。日帰りツアーで２００ドル、約２万強、ウルルに１泊するコースだと５００ドル、２泊だと７００ドル以上もかかってしまう。これでは、成田ーシドニー間の往復航空券と同じ位の金額になってしまう。世界の観光地、ここまでやってくる人は、これ位の金額を支払うことは異にも介せないのだろう。

Gray Lineのツアーなどもあったが、結局街中のEMU　Toursで明日の１日コースの予約をし、１９９ドルを支払う。明日５時５０分、ホテルでのピックアップである。

漸くウルル行きのツアーを確保できた。今回旅行の最大の目的はウルル、エアーズロックを見ることであったが、予約できたことで、もうその目的は半分達成されたようなものだ。後は夕方までの残りの時間、又ゆっくりと街歩きをした。

エリア アリススプリングス(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5

兵庫県の明石市が日本のほぼ真ん中らしく、東経１３５度の子午線が通っているが、その直ぐ近くの町、西脇町が「日本のヘソ」として有名である。このアリススプリングスも丁度そんなような感じの町で、「豪州のヘソ」みたいな町だ。

この町から東京までは６５７８キロ、シカゴまではその倍の１５，７４０キロ。面白いことに隣の国の首都、ウエリントンまでは４２７６キロもあり、東京と大きく変わらない。台北位の距離か。ジャカルタが３４８３キロだから、豪州の半分はアジアの半分と言っても良い位の位置関係。

明日のウルル行きツアーを探すが、どこも高額だ。

この町にもGray Lineがあるが、バス代だけで片道１４６ドル、日帰りツアーで１９９ドル。２万円以上もする。

取り敢えず明日のウルル行きを予約し、漸く安心できた。近くのライブラリー、文化センターなどへ立ち寄る。

街の中心モールでは、アボリジニの芸術品が土産物で売られている。

知的財産だから本当は写真を撮ってはダメらしいが、知らないで撮影した。

モールの木陰で休んだり、だべりながら絵画を広げているアボリジニの女性達。

遠くの木陰でも寛いでいるアボリジニ。

この建物を良く見るとSalvation　Army.救世軍。豪州はどこの町にもこ救世軍の組織が大きく、立派な建物に収まっている。キリスト精神が深く生活の中に密着しているのか・・。