『燃える大地』＜ゴンドワナの大陸を旅して＞（１１４）アリスの草花。

2010/04/25 - 2010/05/10

豪州大陸の北端、ダーウインは熱帯か亜熱帯に位地していて、このアリススプリングスはアデレード〜ダーウイン間のほぼ中間にあり、アデレードからは約１５００キロも北上したから、日本で言えば、東京から沖縄まで南下した感じで、それだけ熱帯に近づいたのだ。

大陸内陸部は雨が少なく、乾燥しているが、この街の緑は大体スプリンクラーで潅水している。どこから水を引いてくるか知らないが、いずれにしても大変なインフラ投資をしているに違いない。

そうした街の緑に彩りを添えているのは、数々の熱帯性樹木や果樹で、ハイビスカスやブーゲンビリアなど、沖縄で見られるような原色の色鮮やかな花が咲き乱れている。

町を歩き、アボリジニを眺め、熱帯果樹の写真を撮る。ここは又アデレードとは違った観光都市になっている。ただ町が狭いため、直ぐに中心街を外れてしまうが・・。

この町へ来る観光客は、これから行くエアーズロック（ウルル）への中継基地としているか、Ghan号の乗客が一晩この町で過ごすかで、狭い街の中で所在なげにしているようだ。

エリア アリススプリングス(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5

アリススプリングスの街中に咲く花。ゴールデンシャワー？

よく花屋で見かける熱帯系の花。

暖かい土地だから、ブーゲンビリヤも勢いが良い。

これも又熱帯系の花。

青空に紅色が映えている。

これは又先刻の花とは違うようだ。

鬱蒼と生い茂っている。

これは又何の果樹だろう。温帯性も混じって咲いている。

実も成っている。

うつぎのような花も咲いている。