2010/09/19 - 2010/09/19
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まみさん
近現代史、特に戦史は興味があっても頭に入らない私にとって、シベリアでの戦争やソ連の赤軍のことは鬼門です。
そんな私がなぜわざわざ赤軍歴史博物館に入ったか?
ぶっちゃけていうと、ハバロフスクには博物館がそんなにたくさんなかったせいです。
極東ロシア観光は町散策をメインにしよう!と思ってはいましたが、私はもともと博物館めぐりが好きなのです。
しかも、ハバロフスクの赤軍歴史博物館は、写真代を払えば撮影OKな博物館なのです。
やはり理由としてこれが一番大きいです。
写真を撮ろうと思うと、よく分からなくても気になった展示に注目します。
なぜ注目して写真を撮ろうと思ったか、そのときの自分の気持ちがわかるような写真をめざすと同時に、あとできちんと旅ノートに書きとめておきます。
そのおかげで、ズブな素人にとってなにがなんだか良く分からない博物館でも、なかなか有意義な時間が過ごせたような幸せな錯覚ができます。
帰国後に調べるきっかけにもなります。
そしてここ数年私が東欧旅行にハマっているのは、そうやって自分にとって空白な近現代史に興味をもつきっかけができるせいもあるのです。
赤軍歴史博物館の展示説明は、残念ながらロシア語オンリーです。
背景知識もほぼ皆無な上に、解説も分からないというのは致命的です。
でも、展示資料はドキュメントだけではないので、視覚的に興味深いものや、ズブの素人なりにかすかに情報を得られるものはたくさんありました。
その中でも、兵士募集や戦争協力を促すためのものと思われるポスターはなかなか興味深かったです。
その当時らしい古めかしいポスターのデザインも面白かったです。
また、シベリア兵を描いた絵画もありました。さすがに絵画そのものの鑑賞よりは、描かれたものに注目してしまいます。
そんな素人なりのミーハー気分で展示を見たので、展示からうかがえるはずの戦時中の悲惨さなど、100万分の一も分かっていないです。
でも、私には日本人抑留兵の悲惨な歴史を微塵も感じることができなかったハバロフスク散策で、赤軍歴史博物館が唯一、そのことをかすかでも思い出させてくれたところでした。
<日程>
9月16日(木):行くだけ〜!<ウラジオストク泊>
9月17日(金):ウラジオストク<シベリア鉄道寝台車泊>
9月18日(土):ハバロフスク1日目<ハバロフスク泊>
9月19日(日):ハバロフスク2日目<ハバロフスク泊>←第4日目
9月20日(月):帰るだけ〜!
「戦車も展示している赤軍博物館
極東地域を主とした赤軍の活躍を紹介している。1918〜1922年まで続いた国内戦争の歴史や、ノモンハン事件や張鼓峰事件に関する資料が展示される。3階にある日本軍のシベリア出兵の写真や関東軍の残した墨で名前を寄せ書きした破れた日の丸を見ると、胸がつまる。また屋外には戦車や戦闘機も展示している。」
(「’07〜’08年版 地球の歩き方 シベリア」より)
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赤軍歴史博物館のちょっと洒落た入口
建物全体の写真は昨日撮りました。こちらです。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/20684787/
関連の旅行記
「2010年秋ふらっと極東ロシアへ4泊3日の旅第3日目(2)ハバロフスク:教会広場&アムール川クルージング」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10517301/ -
入口のプレート
2行目から「極東地区赤軍戦争歴史博物館」と書かれています(そのはず)。
なので、「地球の歩き方」では単に「赤軍博物館」と紹介されていましたが、私は「赤軍歴史博物館」としています。
「歴史」の文字でロマンめいたものがかきたてられたのも確かです。 -
赤軍歴史博物館の入口にあったポスター
「1945年8月2日、第二次世界大戦終戦日」と書かれています。 -
65周年記念式典の写真
入場料は150ルーブル、写真代は100ルーブルでした。
(2010年9月現在、1ルーブル=約3円で換算)
13時45分に見学を開始し、屋外の戦車や軍用トラックも含めて、15時5分まで見学しました。
これは入ってすぐのロビーです。
この階段前の写真は、どうやら65周年記念式典のときのものらしいです。
チケットを買ったあと、この階段を上がって展示室に向かいました。 -
たぶん、モンゴル兵との戦いの絵
展示室が始まる2階のロビーに飾られていました。
全体の写真を撮ろうとしたら、明かりが強すぎて、どうしても一部、白飛びしてしまいました。
絵画の下に展示されているのは、当時の武器と砲弾かな。 -
モンゴル兵との戦いの絵(部分)
ロシアは陸から進出したと思ったのですが、この絵は海辺での戦いが描かれています。
本を持っている笠をかぶった中国人は参謀でしょうか。 -
薬莢に入った機関銃の弾をネックレスのようにかけた軍服と銃と、進軍写真
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「おまえ、志願兵に登録したか?」
書かれているロシア語の意味はこんなかんじでしょうか。
語形変化の文法の記憶はもうあやふやなので、そのあたりはテキトーに訳していますのであしからず。 -
シベリアの原住民のものと思われる品々
東欧の生活用具と全く変わりありません。
洗濯板もアイロンも糸つむぎも。
織物のパターンはどこかルーマニアやウクライナを思い出させますが、ちょっと違うかな。 -
昔の大砲かな
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セルゲイ・ゲオルギェヴィッチ・ラゾーが収監された牢獄
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セルゲイ・ゲオルギェヴィッチ・ラゾーについて
ロシア語オンリーなので読めません……。
写真から功績がなんとなく分かる程度。 -
戦争を風刺するイラスト?───かと思ったら
下に書かれている文字は、「ハバロフスク─海岸線の鍵だ! なんとかの侵入を許すな!」の意味でしょうか。
全部は分かりませんでした。
ただ、もっと風刺的な内容かと思ったのに、結構まじめな文句が書かれているようです。
だってこのイラストの中心の司令官、とても漫画チックでひとりで空回りしている司令官かと思ってしまったんですもの。 -
漫画のある広報?
「勤勉な兵士は恐ろしい敵に対して奉仕した」??
新聞配達したり、つくろいものをしたり、馬を洗ったり、タバコを吸ったり、地図や資料を片手に話し合ったり?? -
「エロイカより愛をこめて」でこぐまのミーシャたちが着ていたような軍服
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赤軍の絵
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おえらいさんの視察かな
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ポスター
背景の赤く描かれた人物が気になります。
奥は中世の兵士、真ん中はドン・キホーテみたいなおじいさん、手前はパン屋のおじさん!? -
労働奉仕の奨励か説明のイラスト?
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丸い円盤のある機関銃
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台車がついた機関銃
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3階へ上る階段の踊り場のステンドグラス・その1
第二次世界大戦終戦の年号とともに。 -
3階へ上る階段の踊り場のステンドグラス・その2
どこか消防士に見える赤軍兵士のデザイン@ -
階段の踊場には25周年記念式典の写真
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えりまきトカゲみたいな機関銃と、手榴弾?
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廃墟でものを書く兵士の絵
故郷の家族宛てに手紙を書いているのかもしれません。
兵士にふり注ぐ光が、そんな温かくやわらかな雰囲気をかもし出しています。 -
ポスター
なんと書かれてあるか分からなくても、ポスターのイラストは雄弁です。
恐怖におびえる母子。
赤軍さん、たすけてー!
かな? -
「来たれ、国の母よ!」───立っているものは人の親でも使え?
たぶん、女性をターゲットにした募兵のポスターだろうと思います。 -
「見なさい、母のこの糸つむぎの道具は村1番なのよ!」
「うん、ママのが1番だよ!」
という内容ではもちろんありません。 -
「わが愛はあなたに捧げます」───騎士の礼をとる兵士
恋愛奨励キャンペーン、ではありません。 -
「今日のオレの口紅は新色なんだ。敵さん、気付いてくれるかな?」
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「起きろー! メシだぞーっ!」
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女性兵士も活躍
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ごくごく───「おれ、酔うとすぐ顔に出るんだよな」
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「おれは戦車と同じスピードで走れるんだぞ!」
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「もう弾がなくなっちまった」
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さしずめ「ヨーロッパを自由に!」あたりかな
縛られたこの女はがヨーロッパの擬人像なのでしょう。
それにしてはアジア系の顔つきをしているようですが、そこはこだわらないことにしましょう。
この女性の鎖を解き放つのは、ソ連かアメリカかイギリスか。 -
「おれの靴はくさいぜ@」
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「おれって、いい男だろう?」
後編につづく。
「2010年秋ふらっと極東ロシアへ4泊3日の旅第4日目(3)ハバロフスク:赤軍歴史博物館(後編)と屋外の戦車展示」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10519608
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