卒業旅行☆スペイン周遊　女2人節約旅♪　⑥コルドバ　メスキータばっかり☆編

2010/02/28 - 2010/02/28

何とか卒論も無事に提出までたどり着き、
（12月の追い込みがきいたね。）
何とか単位も足りて
これで晴れて卒業です！！
おめでとう！私たち！！
いざ、卒業旅行へ=З

当初、トルコへ行った女3人での旅行を計画していた。
しかし、何せ学生。
どう頑張ってもお金がたまらないってことで1人脱落（涙）

・・・でもいきたぁ――――い！！！！
ってことで2人でも行くことにしました。

だって卒業旅行は絶対スペインにしような！ってずっとずっと楽しみにしてたんやもん！
でも私たちもお金に余裕があるわけじゃないので、
削れるとこは削って削っての節約旅です☆笑

タクシー？何言ってるの、若いんだから歩け歩け～！
みたいな（笑）

●旅程●
１日目　大阪→ヘルシンキ乗換え→マドリッド（マドリッド泊）
２日目　マドリッド→午前トレド観光→午後マドリッド観光（マドリッド泊）
３日目　マドリッド→午後セビーリャ（セビーリャ泊）
４日目　午前セビーリャ→午後コルドバ（コルドバ泊）
５日目　午前コルドバ→夕方グラナダ（グラナダ泊）
６日目　グラナダ観光の日
　　　　　　　　↓寝台列車
７日目　バルセロナ観光の日その①（バルセロナ泊）
８日目　バルセロナ観光の日その②（バルセロナ泊）
９日目　朝バルセロナ発
　　　　　　　　↓
１０日目　大阪着

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⑥コルドバ　メスキータばっかり☆編

スペイン周遊もはやくも5日目！折り返しです～
相変わらず朝からがっつり観光です♪
朝からメスキータに行ったんですが・・・
なんでもガイドブックによると8:30～10:00は無料って書いてあるじゃないですか！
えっ？！ほんまに？！
これ行くしかないでしょ～♪♪
っとまぁウキウキ早起きして出かけたわけですよ。

で、チケット売り場で8ユーロ払いました・・・
・・・？・・・
タダじゃなかったんです…（しょんぼり；）日曜日だから？？

でも中に入ったら…！！！
ワンダーランド！！ワンダフルワールド！！
さぁ皆で別世界へゴーゴー☆☆
（メスキータばっかりのメスキータ日記です。笑）

エリア コルドバ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

メスキータとはスペイン語でモスクのこと。
780年にアブドゥル・ラフマーン1世によって西ゴート王国の教会の跡地に建設された。
その後３回の拡張を経て現在の規模になったんだって。

門を入ると広い庭が。オレンジの庭です。
メスキータの入り口は庭を入って左手の方、サンタカタリナの門でした。

じゃ、入りまーす♪♪

おぉ〜〜〜〜！！！

なんじゃここは！！
白と赤のアーチが独特な雰囲気をかもし出しててまるで別世界のよう！！

どこまでも続くように見えるアーチも３度にわたる拡張に伴ってどんどん増えていったから。

それにしても・・・すごい。

←ラフマーン１世が建てたあたりのアーチ。
　色が古いので行ってみたら分るはず。

いつもどおり、教会は時計と反対周り♪

棕櫚の門の近くで地面に穴が開いてるとこを発見！
覗いてみたらなんとこれは…遺跡か？

あ、そっかもとは西ゴート王国の教会だったんやね。
その遺跡かなぁ？？

きれいなモザイク♪
こんなのがいっぱい下に眠ってるんだろうか。

棕櫚の門の近くの壁。

外から見たらなんともない壁も、中から見ると光が差し込んでめっちゃキレイ☆☆

まるでレースのような窓にフォーリンラブ！(´д｀＊)

ここはラフマーン２世が増築したあたり、
サン・エステバン門の辺りの礼拝堂だと思う…

ごめんなさい。
もうどこもかしこも凄くてさ、どこがどこだったかあやふや！記憶があやふやなの〜＞＜

天井もステキ☆

天窓があります。ここがアルハカム２世の天窓？

それにしても不思議。
イスラム教の建築の中にキリスト教的美術を見るなんて。おもしろい！

柱にも所々に彫像や絵画が。
イスラムは偶像崇拝禁止だからこれらもレコンキスタ後に加えられた物やろうなぁ。


アーチが二重になってるのは重量を分散させるためだって。

はい、ここが中央にある大聖堂の裏かな。

この大聖堂は１６世紀になって造られたものらしい。

で、そこから棕櫚の門方面を見るとこんな感じ♪

なんだかここだけキリスト教世界。奥はイスラム世界でこの混ざり合った感じがほんとに面白い〜＾＾

そして左（アルハカム２世の拡張の方）を見ると！

ステキなアーチが奥の突き当たりにあるミフラーブまで続いてます！！
手前のキリスト教的な装飾が次第にイスラム的なアーチに変わっていく様子が凄くきれい☆

天井も☆

ヴィジャヴィシオサ礼拝堂

の、上の方。

なんか壁があってよく見えない。。。
上のアーチとか窓みたいなところからチラ見するしかないんやけど、絶対凄い装飾がある！
だってアーチから見えるだけでも
ときめかずにいられへんもん！！

写真ぶれちゃって残念…；

ここのアーチはちょっと変わってるねぇ〜

しかもキリストの十字架まである。
こんな教会他にあるのかな？！

さらに奥へ=З

ここは確かアルハカム２世によって増築されたあたり。９６１年だって。すっごい古い！！中世やん。

でもこのチョコみたいな天井とステンドグラスはきっとキリスト教徒によって造り変えられた部分だろうね。

一個の教会の中に何個も別の教会が入ってるみたいな造りです。

さぁさらにさらに進みますよ〜♪

ここのアーチは赤いレンガと白い石の組み合わせ。

それにしても朝は人も少なくてゆっくり見れるし、雰囲気も抜群で良い良い。＾＾

この辺の天井もすてきやねん！

うゎっは〜〜〜〜・・・
細かいなぁ〜〜〜
すごいすごい！！

来ました！ミフラーブ☆

ミフラーブとはキリスト教の祭壇のようなもので、メッカの方向に造られます。
イスラム教徒はこのミフラーブに向かって祈りを捧げるわけですね。

さすが、装飾が一番細かくてきれいです☆

・・・・！！！

息を呑むってこういうとき。
感嘆、感激、感動☆☆☆

３感（三冠）とっちゃいました！

素晴らしいミフラーブ。
ここも他のイスラム教モスクと違うところが…

拡張にあたって充分に用地を確保できなかったため、本来ならばモスクはミフラーブに向かって左右対称んなのに、そのバランスが崩れてるんです。

でも、ま、いっか☆
きれいだし〜

だって見てください！
この装飾！！

ミフラーブの隣はサンタ・テレサ礼拝堂と宝物殿。

そこにはこんな素晴らしい聖体顕示台が！
これは今も街路を行列して回ります。

作者はエンリケ・デ・アルフェ

キラキラキラキラ〜＊。･.*'。

さてさて、最後は中央の大聖堂部分へ♪

時の聖職者たちはローマ皇帝カール５世を説き伏せ、このカテドラルを造った。しかし、完成後にこれを見た王は「お前たちはどこにも無いものを壊して、どこにでもあるものを造った」と嘆いたそうだ。

でもこんなキリスト教文化とイスラム教文化が見事に混ざり合った教会は他には無いんじゃないだろうか。
このメスキータこそコルドバの文化をよくあらわしているように感じた。

こちらが祭壇。
天井にステンドグラス、見所いっぱい☆

もうカテドラルの空間は完全にここがイスラム寺院の一部だということを忘れさせます。

中央の祭壇画はアロンソ･マティアスの企画による製作なんだってさ。

このカテドラルはゴシック、ルネサンス、そしてバロック様式にカリフ統治時代の構造を見事に取り入れるラテン十字配置図になってるんだって。
パンフレットに書いてた。

彫刻もすごいょ〜♪

う、牛が…






＜も〜〜　重〜い！！

ステンドグラスも☆
マリア様かな〜

おぉ、よく見ると天井にも文字が書かれてるんだ。
どういう意味なんやろ。

こちら聖歌隊席

聖歌隊席の天井はシスティーナ礼拝堂からインスピレーションを受けた丸天井。
てことはルネッサンス様式なのかな？？

椅子の彫刻に目が奪われちゃう！
みなさーん！！
注〜目〜〜！！

あらあらあらまぁ！！

ずっらーりと並んだ聖歌隊席。
すばらしい彫刻が☆

もぅちょっとアップで…

はい！

ね、ステキですね〜＾＾

これは彫刻家ドゥケ・コルネホの作らしいよ。

ひとつひとつの椅子の模様が違う！
これは何の物語が刻まれてるんやろ？？

キリストのステンドグラス☆


９:３０をまわってツアー客が増えてきました。
日本人団体客も・・・

そろそろ外に出ることにしましょ。

さ、オレンジの庭に帰ってきました。
←庭とメスキータ

この庭には当時のイスラム教徒が祈りを捧げる前に身体を清めた池があったらしい。
今はもう無いけど…

いや〜
朝からいいもんいっぱい見てまだ１０:００なってないからね。
カラオーラの塔にも行けそう♪

メスキータ、すごかったな〜＾＾
なんでこれで世界遺産じゃないの？！

って思ってたけど、しっかり世界遺産に登録されてました！

ですよね〜
そりゃそうですよね〜

←門から見えるメスキータとオレンジの庭

門の装飾も面白いでしょ。
アーチのあたりはイスラム的だけどその上の絵がキリスト教的。

さてさて、次はローマ橋渡ってカラオーラの塔へゴーゴー=З

～「卒業旅行☆スペイン周遊　女２人節約旅♪　⑦コルドバ＆グラナダ編」につづく～