中欧の旅　（６）　ドナウの真珠　ブタペスト

2008/04/22 - 2008/05/01

　４月２８日朝プラチスラバを発ち、ドナウベントを経由して、夕方ドナウの真珠と称えられるブタペストに到着しました。
　ブタペストはハンガリーの首都、ハンガリーは１０００年の建国以来、種々の苦難を乗り越えて、今日の美しい街を築き上げました。
　ブタペストの街は、ドナウ河によって東西に別れ、東は国会議事堂等がある首都中枢部、西の丘陵にはブタ城があり、王宮や聖堂が立ち並び、栄光の時代を今に伝えています。
　明日からの観光に備え、ホテルの温泉でひと泳ぎ、身体をほぐして休みます。

写真は鎖橋と王宮

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

４月２９日 (火）　晴
　今日と明日の二日間ブタペストの観光です。
先ずペスト側から王宮を眺めます。　手前の河は、ドナウ河です。
　美しい眺めです。　しかし何か変です、ランドマークであるマーチャーシュ教会の塔に足場が組まれ、優美な塔が無骨な塔に変身しています。

　聖イシュトヴァーン大聖堂　
ブタペスト最大の建物です、１９０６年に完成しました。
イシュトヴァーンの聖なる右手が保存されています。　

　正面の入口です。
学校の生徒でしょうか、階段に座って先生の説明を聞いています。

内部に入りガイドの説明を聞いているところです。

　内部の写真ですが、感度を低いまま写したので、ぶれてしまいました。
１枚のみアップします。

　聖堂のドームです。
高さ９６メートル、直径２２メートルあります。
又このドームに登ることも出来ます。

　午後は鎖橋を渡り、王宮の丘に来ました。
しばしドナウを挟んで、ペスト側の風景に見惚れます。
　手前の二つの塔は、聖アンナ教会、向こうの橋はマルギット橋です。

　今度は国会議事堂です。
どちらも漁夫の砦から写しました。

　漁夫の砦です。
銅像はイシュトヴァーンの騎馬像。
さすが一番の名所、人で溢れています。

　外観はこんな感じ。
１階はカフェ、屋上のテラスは有料の展望台になっています。

今度は国会議事堂を入れて写しました。

　ここはエリザベートの夏の宮殿ゲデレー宮です。
名前に惹かれて来ましたが、まだ忘れられたままの存在です。
手入れも完全ではありません。
庭で写真を写し、ロビーでお茶して退散です。

　英雄広場に建つ、建国１０００年記念碑です。
柱頭の像は大天使ガブリエル。　
高さは３５メートルです。

　記念碑の足元には、ブラジル、トルコ等の旗が付いた花輪が置かれています。
碑の下の騎馬像は７人のマジャル族の首長、周りを囲む像はハンガリーを代表する１４人の英雄だそうです。

足元を写したので、大天使ガブリエルもアップします。

　夜はダナウ河のディナークルーズに参加です。
ディナーは当然船室内で取りますが、その間船は上流へ向い、食事の済むのに合わせて、メインの鎖橋を通過するように調節してくれます。
　ライトアップは、シックで落着いた古都の夜を演出してくれます。
これは王宮と鎖橋です。

王宮です。

鎖橋を通過して、逆方向から見た橋と王宮。

　国会議事堂
真中の黒くシルエットになった部分は、船尾に付いている旗です。
夜なので気付きませんでした。

４月３０日　(水）　晴
　今日は国会議事堂の見学からスタート。
まるで宮殿のような建物です。
１９０２年に完成しました。

国会の中庭にある銅像です。

　国会の中に入りました。
壮麗の一語です。

　議場です。
日本の国会とは、全然違います。

　ハンガリーの王冠です。
　初代の王イシュトバーンから最後の王カール４世迄の９５０年間、代々受継がれてきた王冠です。
　第二次大戦後一時アメリカに渡っていましたが、１９７８年に返還され、さまよえる王冠と呼ばれました。

こんな感じで、国会の正面ロビーにガラスケースに入れて展示しています。

　議事堂を出て来ました。
も一度振り返ります。

　中央市場に来ました。
ハンガリー最大の市場です。
１階が青果と精肉、２階が雑貨類でした。
　まだ午前の為か、人出はそれほどではありません。
地階が鮮魚売り場になってる事、今回旅行記作成の段階で始めて知りました。
見てません、残念です。

　青果店です。
上からパブリカを吊るしてます。
　
　これで今回の旅行は終了です。
まだ見たかった処は多々ありますが、予定通り夕刻の飛行機で日本に戻ります。

番外
　ブタペストに来る途中で立ち寄ったドナウベント。（ドナウの曲がり角）
ドナウ河が直角に曲がっている処、付近にはセンテンドレ、エステルゴム等美しい自然や歴史的遺産が点在しています。