![チャオ! ボン・ジョルノ!<br />そんな挨拶が街中から聞こえてくる国、イタリア。<br />約10年ぶりにその言葉の響きが耳に入ってきました。<br />今回は夏の旅。<br />真夏の青空「イタリアンブルー?」の下で素晴らしい旅が堪能出来ると思って向かいましたが・・・。さて、その行方は。<br />夏休みを丸々使って旅行して来たので、タイトルの《夢》のとおり、あっという間に過ぎ去った《夢》の中で過ごした8日間だったように思います。<br />夢から覚めた翌日からまた仕事でした(笑)。<br />第10回目のこの旅行記は6日目の午後、初めて訪れた世界遺産の古代都市・ポンペイ観光をまとめたものです。 <br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/51/84/650x_10518489.jpg?updated_at=1291188967)
2010/08/16 - 2010/08/16
293位(同エリア520件中)
夢想人さん
チャオ! ボン・ジョルノ!
そんな挨拶が街中から聞こえてくる国、イタリア。
約10年ぶりにその言葉の響きが耳に入ってきました。
今回は夏の旅。
真夏の青空「イタリアンブルー?」の下で素晴らしい旅が堪能出来ると思って向かいましたが・・・。さて、その行方は。
夏休みを丸々使って旅行して来たので、タイトルの《夢》のとおり、あっという間に過ぎ去った《夢》の中で過ごした8日間だったように思います。
夢から覚めた翌日からまた仕事でした(笑)。
第10回目のこの旅行記は6日目の午後、初めて訪れた世界遺産の古代都市・ポンペイ観光をまとめたものです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ヴァチカン市国、ローマを後にし、古代都市ポンペイへ向かいます。
しばらく高速道路を走ると、何やら高速道路と交差する古い道のようなものが見えてきました。 -
これが、かの有名な“アッピア街道”だそうです。
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ナポリを通過し、一路ポンペイへ。
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海に出ました。
遠くに明日行くカプリ島が見えます。
晴れて、海が荒れないことを願うばかりです。 -
ポンペイに到着しました。
遺跡の見学前にカメオ工房の見学です。 -
カメオとは、瑪瑙、大理石、貝殻などに浮き彫りを施した装飾品です。
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間近で、カメオ職人の技術を見学することが出来ました。
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カメオ工房の前では、ご覧のようなオレンジ搾りたてジュースのスタンドが。
沢山の観光客が美味しく飲んでいたため、ついつい私も注文して飲んでしまいました。
酸っぱくなく、大変美味しかったです。 -
いよいよ古代遺跡見学へ進みます。
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すぐに遺跡が見えてきました。
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このあたりは剣闘士の宿舎だったところのようです。
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このような劇場も綺麗に保存されています。
かつては可動式のテントが張られていたとか。 -
現代と同じように、車道と歩道が分かれています。
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このような横断歩道もあったようです。
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イチオシ
2000年前の街並みです。
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文化が発展していたことがわかる証拠として、この水道管があります。
上下水道設備が整っていたようです。 -
あちこちにこのような公共の水飲み場があります。
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現在では新たに水道工事をしたと思いますが、2000年前と同じように蛇口から水が出ます。
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道路の隅にはこのように排水溝もあります。
現代と変わりません。 -
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続いて、ポンペイで有名なある館に入りました。
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そこに描かれている壁画がこれです。
何だかわかりますか。 -
絵のとおり、ここは「娼婦の館」だそうです。
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すぐ近くにはこのようなベッドが・・・。
これ以上のコメントは差し控えます・・・。 -
今度は細い路地へ進んでいきます。
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またまた発見!
水飲み場です。 -
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そしてこちらにも。
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これは車両進入禁止のポールだそうです。
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イチオシ
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イチオシ
街の中心、公共広場であった“フォーロ”に到着しました。
遠くにポンペイを壊滅状態にした、ヴェスヴィオ山が見えます。
紀元79年8月24日、ヴェスヴィオ山は大噴火し、火山灰が降り、そして火砕流が発生して、一瞬にしてポンペイは地中に埋まったそうです。 -
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こちらはフォーロに面した場所にある、裁判や政治、経済の討論の場となった“バジリカ”と呼ばれる建物跡です。
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そしてこちらは、同じくフォーロに面してある羊毛職人組合があった場所の入口です。
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入口の門には、大理石で優雅に浮き彫り装飾された柱がありますが、保護のためこのようなカバーがされています。
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門を潜った中の風景です。
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ジュピター神殿跡の横を通り、“マケルム”という場所へ。
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マケルムとは、屋内市場のことです。
食品の取引が行われていたようで、特にこの場所では主に魚が販売されていたようです。 -
そしてここには、このような見事な壁画(フレスコ画)が描かれて残されています。
2000年前のものです。 -
魚の絵も描かれています。
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実はこのフレスコ画の下に、透明のケースに入った2体のミイラがあります。
結構グロテスクなので写真を撮りませんでしたが、1体は奴隷、もう1体は貴族のミイラだそうです。
遺体を石膏で固めて作られたもので、火砕流の熱で焼かれ苦しんだままの形です。
興味のある方は是非ポンペイへ。 -
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古代遺跡の再利用ではないと思われますが、このようなレストランもあります。
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店の前には野良犬が。
このあたりは、やたら犬がいました。 -
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続いてこちらは“フォーロ浴場”です。
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またまた犬が。
床に寝ています。 -
立派な浴場です。
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また犬登場。
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フォーロ浴場の正面には、風呂上がりの一杯でしょうか。
バール(居酒屋)があったそうです。
古代人も現代人も考えることは同じようです。 -
食べるものも、ここでいろいろと調理したのでしょうね。
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続いて訪れた場所は、“悲劇詩人の家”という場所です。
その入口に描かれているのが、この白と黒のモザイクの番犬の絵です。
下のほう、字が消えてしまっていますが、「CAVE CANEM=犬に注意」と書かれています。 -
そしてこちらが、“モデストのパン屋”と呼ばれる場所で、写真は焼き釜戸です。
火山灰層に何世紀も守られ、ポンペイでも最も素晴らしい状態で保存されていたようです。
この焼き釜戸の中から炭化したパンが81個発見されたそうです。 -
こちらは挽き臼です。
穴の空いている個所に木の棒を入れて、奴隷やロバが回していたようです。 -
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道路にはこのような轍も見つけました。
当時の車輪の音が聞こえてきそうな。 -
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そして最後に、「ポンペイの赤」と呼ばれる壁画のある“秘儀荘”へ向かいます。
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秘儀荘はポンペイの街の中でも北西の外れにあります。
10分ほど歩きました。 -
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秘儀荘の建物が見えてきました。
まず手前に見える建物がワイン工場だったところのようです。 -
屋内には、復元されたブドウ圧搾機があったり、
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ワイン壺があります。
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そしていよいよ秘儀の間へ入ります。
その時、建物の窓に注目しました。 -
2000年も前に、すでにこのような木製の、現在で言うブラインド雨戸があったそうです。
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そして秘儀の間にある、「ポンペイの赤」と呼ばれるフラスコ画が見えました。
全長17mの3つの壁面からなり、左から右へとひとつの物語が展開されています。 -
イチオシ
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イチオシ
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イチオシ
この赤の実際の色は、写真以上に素晴らしい色で描かれています。
とても2000年も前に描かれたものとは思いません。
名残惜しいですが、秘儀荘を後にナポリへ移動します。
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