2007/07/14 - 2007/07/17
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Mill Reefさん
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この旅行をしたのは今から3年も前になるのですが、大変すばらしい旅となりましたので、旅行記に加えたいと思います。
知床にはこの前年にも訪れたのですが、あいにく天候に恵まれず、とても残念な思いをしたので、2007年に再度訪れることにしました。
旅の目的は、NHKの番組で厳しい知床の大自然の中で生き抜く「カムイ」という名のヒグマの親子のドキュメントを見て感動したからです。野生のヒグマが多く住むこの知床で、ヒグマを見たい!!そう思って2年連続(通算4回目)でやってきた夏の知床。実は前年の2006年にもゴジラ岩観光のヒグマウォッチングコースに参加して、ヒグマ出没ポイントであるルシャ湾でヒグマを見ることができたのですが、天候があまりよくなくて十分に満足できるものではりませんでした。
私はどうも知床には運がないのか、前年に限らず、これまで夏の知床は過去3回いずれも天気に泣かされてきました。しかし今回の訪問では滞在した4日間ずっと快晴の天気に恵まれ続けて、最高の知床半島の旅となりました。
旅行記は2007年の体験をもとに綴っておりますが、一部写真は前年に訪れた時のものを使用しています。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
女満別空港に到着後、レンタカーを借りて一路知床を目指します。網走市街を抜けるとほどなく広がる馬が放牧されている広大な平原。小清水原生花園です。
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左手に広がる丘陵地帯と美しい海岸線。遊歩道も整備されています。
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小清水原生花園のど真ん中に位置する原生花園駅。
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車両は一両ですがこの駅で沢山の乗客が降りてきました。
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さらに国道334号線を東に向かって走るとオシンコシンの滝。世界遺産知床半島の入口です。
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滝の入口には駐車場とお土産物屋さんがあって、そこに真ん丸と太った猫が。
あとで知ったのですが、「オシンコシンの滝の猫」と言ってテレビにも出たことのある有名猫なのだそうです。名前をノラというそうです。
とってもマイペースでおとなしい猫で、観光客が大勢よってきては触るのですが微動だにしません。 -
死んでいるのではないかと大勢の人だかりが出来てもノラ君はマイペース。全く動じません。動いている姿を見ることはなかなかできないそうです。
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起きてくれないので先に滝を見に行くことにしました。
日本の滝100選にも選ばれたオシンコシンの滝の入口です。
この日は快晴で青空が澄み渡っています。 -
滝から舞い上がる水しぶきが霧雨のように舞っています。前日までの雨で水量も多く大変豪快な水の流れを見ることが出来ました。
さて駐車場にもどることにします。
ノラ君そろそろ起きている頃かと思いきや… -
まだ寝ていました。。。しかも大勢の観光客の前でお腹を出して豪快に寝ています。さっきと姿勢が変わっていることから体を動かした形跡はあります。
帰ってから知ったのですが、このノラ君、
Wikipediaにも紹介されていました。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%BB%9D%E3%81%AE%E7%8C%AB
今年の3月19日に天国へ旅立ったのですね。
愛くるしい姿で多くの観光客を癒してくれたノラ君、ありがとう。
天国で好きなだけ眠ってください。 -
オシンコシンの滝からは30分ほどで知床観光の玄関口「ウトロ」に到着。 ウトロ全体を見渡せるプユニ岬へやってきました。
知床八景…1オシンコシンの滝・2オロンコ岩・3プユニ岬・4フレペの滝(乙女の涙)・5知床五胡・6カムイワッカ湯の滝・7知床岬・8夕陽台
と書かれています。
いくつまわることができるでしょうか。 -
プユニ岬から眺められるウトロの街の全景です。
写真右手に見えている小高い丘がオロンコ岩。 -
ウトロの街にやってきました。
オロンコ岩の近くにそびえたつこの岩。
何かに似ていませんか? -
その名もゴジラ岩と呼ばれています。
確かに似ています。。。 -
今回の旅の目的は野生のヒグマを見たい!!ということでやってきた知床半島。
前年に知床を訪問する前に、ネットで調べに調べまくってどうやらウトロにある知床岬観光の遊覧船業者の中でも、このゴジラ岩観光がやっている「ヒグマウォッチングツアー」というのが目撃率が非常に高く、目撃率がなんと驚異の100%を誇っていると知り、迷わずゴジラ岩観光を選びました。
しかし欲張りな私は、せっかく来たのだから知床岬まで行ってみたいと思い、スタッフの方に相談してみると、知床岬観光コースでもヒグマ出没地帯のルシャ湾に行くというので、ヒグマウォッチングツアーではなくて岬観光ツアーでヒグマを見に行くことにしました。 -
ゴジラ岩観光の事務所。ここに集合します。予約の先着順に船に乗ります。よい場所を確保したい方は早めの予約をお勧めします。
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事務所の中にはラブラドール犬がお客さんをお出迎えしていました。とてもおとなしいその名もみさきちゃん。
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午前9時に事務所に集合して港へ歩いて向かいます。この日は50人くらいの乗客がいたでしょうか。かなり混雑していました。
港でライフジャケットと防寒用のコートを一人一枚渡されてカムイワッカ号に乗り込みます。
(2007年に乗った時は船の写真を撮影していなかったので、この写真は前年に撮影したものを使用しています) -
社名のロゴも茶目っ気があります。
ここで一つお勧めしておきたいことは、知床遊覧船に乗船するときは進行方向に向かって右側に席を確保するとよいです。有名なスポットでは停船して左右両側の乗客が見ることができるように船の向きを変えてくれるのですが、走っている時は右側は綺麗な海岸線ですが、左側は海しか見ることができません。
復路は左側が海岸線になりますが、来た道を全速力で走って引き返すだけになりますし、往路で一度見た景色ですから、復路でこの素晴らしい景色を見てもあまり新鮮さがありません。また船の揺れが心地よく感じてほとんどの人は復路では寝てしまっていました。 -
午前9時半、ウトロ港を出発して波しぶきをあげて夏のオホーツク海へ。
一路知床岬を目指します。 -
まず最初に到着するのが、
フレペの滝(別名:乙女の涙)
大きな遊覧船だとここまでなのですが、ゴジラ岩観光の遊覧船は小さい船なので、湾の中まで入っていけます。 -
湾の奥まで入ってきました。
知床八景の一つ、フレペの滝(乙女の涙) -
船は再び加速します。
切り立った荒々しい岩山が海から高くそびえたつさまは神々しくさえあります。 -
知床八景の一つ、カムイワッカ湯の滝
ここぞという有名なスポットでは船を止めたり、おもいっきり接近してくれます。
船内のマイクで以前は羅臼で漁師をしていたというおじさんが操船しながらガイドをしてくれます。北海道なまりが妙に温かく、また旅情をそそられました。 -
このガイドのおじさん、北方領土近辺にたびたび猟に出かけてはロシアの警備艇に追いかけられて必死で逃げ帰ってきた経験もあるのだそうです。
語り口調がとても面白く、沢山の乗客を楽しませてくれていました。
沖合にはクジラの群れが泳いでいました。 -
知床半島は一般の人は立ち入りが禁止されていますが、地元の漁師さんなどに限り立ち入りが認められています。漁師さんたちが漁の一定期間を過ごすための番屋が見えます。
-
船はいよいよヒグマ出没率100%を誇るというルシャ湾へ。
さてヒグマは見られるのでしょうか。
(写真は前年のものを使用) -
いました!
体が小さいので小熊でしょうか?
親とはぐれてしまったのかそれとも親離れしたのか、1頭で行動しています。
大人の雄熊は小熊を見つけると殺してしまうことがあるそうです。母熊から離れた小熊は大変危険なのだそうです。無事に成長してほしいものです。 -
ここにもいました。小熊を連れた親子です。何かを食べているようです。
-
もう少しアップで。
ガイドのおじさん曰く、打ち上げられたクジラを食べているようだと言っていました。 -
別の方には一頭で行動している別のクマが。
警戒しているのかこちらを見ています。 -
やはり警戒されたようで、山の上の方に登って行って姿を消してしまいました。
-
このあと先ほどの親子に危機が!
大きなオス熊が親子が食べている獲物をみつけて遠くから猛スピードで走ってきたのです。
それに気付いた母熊はあわてて小熊を連れて崖のような急峻な岩山に登り、岩陰(矢印の付近)に小熊を隠しました。そして小熊の前に仁王立ちしてオス熊の様子をじっとうかがっていました。オス熊との距離は200mほどだったと思います。
オス熊は食糧にありついて一心不乱にかぶりついています。母熊からは、相手が向かってきたなら一回り以上大きなそのオス熊と一戦を交える覚悟をしている姿が見て取れました。
やがてオス熊は親子を気にかける様子もなく去って行きました。
(写真は前年のものを使用) -
まるでドキュメント番組を見ているかのような、北の大地で繰り広げられている野生のヒグマの日常の光景の一部始終を船から眺めることができて、強い母熊の姿に乗客からは感嘆の声が上がっていました。
親が子を虐待し、子供が親を殺す人間社会のすさんだ時代の中、小熊を守る母熊の決死の姿に、真の親子愛を垣間見たような気がしてとても感動的でした。
私の頭の中ではこのとき、NHKで放送されていた「生き物地球紀行」のテーマ曲が流れていました。
このお父さんもとっても満足そうです。 -
感動的な光景を見ることができたルシャ湾をあとにして、船はいよいよ岬を目指します。
-
見えてきました。
知床岬の先端です。特別な許可がない限り、一般の人は立ち入ることができない未踏の地です。 -
岬の先端は年中とおして吹く強風のため、木が茂らないのだそうです。広い平地になっています。
平地は見た目以上に広く、飛行場が作れるくらいの広さだそうです。 -
この旅行中、NPO団体の企画したイベントで、この岬に上陸した方(もちろん合法的に)と出会い、後日その時の写真を沢山送ってくださいました。
その貴重な写真がこれです。
確かに大変広そうです。
知床ラウシというNPO法人が主催する
知床岬クリーン作戦と称した企画だそうで、
国土交通省の許可を得て、
岬に漂着したごみを拾って岬の自然を守るという活動だそうです。
私も一度参加してみたいと思いました。
知床ラウシHP↓
http://rausi.sblo.jp/
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この旅行記へのコメント (10)
-
- gutさん 2011/08/10 23:18:30
- はじめまして
- 訪問と投票どうも有難うございます。
私も数年前の秋、オシンコシンの滝に行きましたが、ちょうど夕方でしたので、夕日が滝に注ぎ、非常にきれかった印象がありましたが、
Mill Reefさんの夏の昼間の滝は、透き通る青空に白い滝、本当にきれいです。夏にもう一度知床を訪れたいと思いました。
- Mill Reefさん からの返信 2011/08/12 00:36:02
- RE: はじめまして
- gutさん、はじめまして。
こちらこそ書き込みありがとうございました。
このときの知床旅行は私の中では
出来すぎなくらい思い出深い旅となりました。
知床は日本でも有数の雄大な自然が残る素晴らしいところだと思います。
自分の生まれ育った国にこのような素晴らしいところがあることを発見できたときの喜びはひとしおですね。
私も何度でも訪れてみたいところです。
是非夏の知床に行ってみてくださいね。
こちらこそよろしくお願いします。
-
- ちゃまさん 2011/05/16 10:40:44
- はじめまして!
- Mill Reefさま、はじめまして!
いつもごらんいただきありがとうございます。
以前神戸に行った際、今度はぜひ有馬温泉にも行きたいと思っていましたので
ハーヴェストの旅行記がとても参考になりました。
そして、Mill Reefさまも知床に行かれていたのですね!
私もすっかり知床にはまりました。
冬しか、それも一泊しか行っていないのですが、ホントに良い所ですよね。
旅行記で拝見し、ぜひぜひ夏の知床に行きたくなりました!
今後ともよろしくお願いします。
ちゃま
- Mill Reefさん からの返信 2011/05/17 00:15:27
- RE: はじめまして!
- ちゃま様
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
こちらこそご訪問&書き込みありがとうございました。
本当に夏の知床は大変素晴らしいですよ。
私はNHKスペシャルで放映された知床のヒグマ親子のドキュメント番組↓
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090103030130002/
を見てとても感動して出かけたのがきっかけでした。
DVDまで買ってしまいました。
遊覧船は小さな船に乗るのがお勧めです。
またウトロにある「熊の胆(くまのい)」という小料理屋さんの海鮮丼と海鮮ラーメンは最高に美味しくて超おすすめだったのですが、
今ネットで検索してみてもヒットしないので
すでに営業をやめてしまったのかもしれません。
ちゃま様の網走&流氷の旅行記、拝見しました。
実は私は冬に流氷を見に網走に行ったことがあるのですが、
仕事で緊急の呼び出しがかかり、急遽関西へとんぼ返り。
流氷を目前にしながら見ることが出来なかった悔しい思い出があります。
なのでちゃま様の旅行記を見てリベンジを果たしたいと思うようになりました(^^)
有馬六彩はとても素晴らしい施設です。
私は会員ではありませんが、すでに3回ほど行かせて頂きました。
施設もさることながら温泉の湯がとても素晴らしいです。
是非是非夏の知床にも有馬温泉にもお出かけください。
こちらこそ旅行記を楽しみにしています。
ではまた訪問させて頂きます。
- ちゃまさん からの返信 2011/05/18 09:46:53
- RE: はじめまして!
- Mill Reefさま、こんにちは!
TVは罪ですよね〜私もTV番組を見て中国に旅立ったことがあります(笑)
ところでウトロの海鮮ラーメンですが、
私は残念ながら行かなかったのですが(ホテルの食事でおなか一杯の為)、
帰ってきてからまたまたまTV番組で見ました。
ウトロ漁港の方か道の駅の方か定かではありませんが、
”くまのい”という名前だったみたいです。
今度知床に行ったら(たぶん行くと思います)
ぜひぜひ海鮮ラーメンいただきます!
それでは、また!
ちゃま
- Mill Reefさん からの返信 2011/05/18 16:00:13
- くまのい
- ちゃま様、お返事ありがとうございます。
くまのいですが、ちゃまさんがお泊りになられたグランドホテル北こぶしの道路を挟んだ向かいにあります。道路に面しているわけではありませんが、路地をほんの少し10mほど入ったところです。
今もあるのかわかりませんが、次回行かれた時に営業していればいいですね。
- ちゃまさん からの返信 2011/05/18 17:57:13
- RE: はじめまして!
- Mill Reefさま
たびたび失礼いたします。
TVで放送していたのは”荒磯料理くまのや”でした(間違えました)
Mill Reefさまが行かれた熊の胆さんが移転したようです。
いい旅夢気分のHP貼っておきますね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/iitabi/backnumber/20110309/index.html
それでは、また!
ちゃま
- Mill Reefさん からの返信 2011/05/18 23:16:47
- くまのや
- ちゃま様
貴重な情報ありがとうございました!
私、勘違いしておりました。
そうです!
「熊の胆(くまのい)」ではなくて荒磯料理の「くまのや」です。
どうりで検索してもなかったはずです。
以前は北こぶしの前の路地裏に、
なんとか15人くらいが座れる程度の広さでひっそりと営業していたのですが、
今は移転して立派な店構えになったのですね。
規模を拡大したことでさらにパワーアップしていることを期待しています。
この度は貴重な情報を教えてくださり本当にありがとうございました。
-
- むんさん 2010/11/21 20:53:13
- 親子熊とオス熊
- Mill Reefさん、こんにちは。
はじめまして。
知床クルーズ〜クジラの群れへの遭遇や、ルシャ湾のヒグマの姿!
さすが世界遺産知床。素晴らしいですね!
そして、親子熊とオス熊との闘い!
まさにドキュメント番組のような出来事への遭遇。
これは貴重な体験でしたね。
親子愛の素晴らしさを実感。旅行記拝見してとても感動しました。
- Mill Reefさん からの返信 2010/11/22 16:15:36
- RE: 親子熊とオス熊
- むん様
こんにちは、こちらこそはじめまして。
ルシャ湾沖で船が停泊していたのは正味15分くらいだったと思いますが、
たまたま訪れたそのわずかな時間に、
あの感動的な光景を見られたのはとても幸運だったと思います。
この親子熊のエピソードはこのブログの中で最もお伝えしたかったことの一つですから、
むん様から評価していただけたことをとても嬉しく思います。
ありがとうございます。
知床は北海道の中では決してメジャーな所ではありませんが、
その無骨さというか荒々しさが富良野やニセコなどとはひと味もふた味も違った魅力を作り出していると思います。
北海道の手付かずの大自然を実感できる大変好きな場所です。
(ちなみに私は富良野やニセコも大変好きな場所です)
機会がありましたら是非訪れてみてください。
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